岡山国際サーキットガイド Part.4 撮影スポット編①
1コーナー ~ 2コーナー ~ モスS

岡山国際サーキット

(最終更新:2020.02.01)

 綿密な計算をした上で、どこでどういう写真を撮りたいのかをイメージしておかないと、移動している時間も無駄ですからね。一様、ここ何年か足を運んで、大体分かってきたようなつもりではいますし、このHPでもちょこちょこ紹介はしておりますが、ちょっと自分の中での整理も含めて、撮影スポットを整理しておきたいと思います。

デビュー編 チケット&パス編 アクセス&駐車場編 撮影スポット編① 撮影スポット編② 撮影スポット編③

 1.1コーナー

1-A.撮影穴から狙う 450mm

 1コーナー正面には、カメラマン用の撮影穴があるので、そこで狙う事が可能です。但し、ビッグなメインレースほど、ここにプロカメラマンが来る可能性があるので、そうなると撮影できません。

 しかも、近年は、緑のネットがさらにしてあったり、フェンスの所に白い布みたいなものがあるなど、わざと撮影できないようにしていることもあります

 撮影穴があるといっても、その穴から2mくらい離れたところに柵がしてあるので、実際の撮影可動範囲としては狭いので、なかなか1コーナー侵入のところまで撮影するのは難しいかと…。

撮影難易度

★★☆☆☆(単純な撮影自体はそんなに難しくは無い)

混雑度 

★★★★★(公式カメラマンが来たらアウト)

焦点距離

【4輪】450mm前後(APS-C:300mm前後)

メリット

・レーススタート時の白熱した様子が撮影できる

デメリット

・オフィシャルカメラマンが来ると撮影ポイントが減る
・正面すぎて1コーナーの飛び込みを狙うのは難しい
・狙うのは本当にスタートのタイミングだけ?

 やはり、このポジションのいいところは、スタート直後の白熱したところを撮影できるという点。逆に言えば、それ以上でもそれ以下でもない。マシン単独で狙って画になるところではないでしょうね。

1-B.スタンドで狙う 600mm

 撮影穴の位置以外ではフェンスが邪魔で撮影が難しい。そのため、1コーナー撮影でベタなのが1コーナースタンド。

 1コーナースタンドといっても、1コーナーの出口付近なので、1コーナーを撮影するのであれば、できるだけ1コーナー寄りがベストポジション。

 あまり下の方に行くとフェンスが見切れるので、中段よりも上のあたりがポイント。私はだいたい下から3~4段目ぐらいで撮影することが多いです。

 正直、コーナー進入時を大きく撮そうと思ったら、やっぱり600mmクラスのレンズあってもいいかもしれません。ただ、ちょっとコーナー出口付近になれば、300~400mmあたりでも十分いけると思います。しかも、個人的な感想としては、1コーナーは結構車速が速いので、ちょっと余裕のある画角で撮影をしておいてから、あとでトリミングをした方が、撮影自体はしやすいと思います。

 慣れてくると、1コーナーのコーナリング中も狙えたりします。

 ちなみに、この1コーナースタンドから換算900mmで狙っても、2輪はなかなか厳しそう。

撮影難易度

★★☆☆☆(単純な撮影自体はそんなに難しくは無い)

混雑度 

★★★☆☆(ベスポジはあるが、撮れる場所的には結構あちこちある)

焦点距離

【4輪】600~700mm前後(APS-C:400~450mm前後)
【2輪】1,200mm前後(APS-C:800mm前後)

メリット

・撮影ポイントはスタンド全体なので混雑はしにくい
・場所取りをするにしても駐車場に近いので容易
・雨が降ったら、スタンド後方で立った状態でも撮影可能
・ホームストレートを見ていれば、次にどのマシンが来るのか分かりやすい

デメリット

・できればAPS-Cで400mm前後の望遠が欲しい
・午後は逆光になりやすい
・SGT本戦等では一脚の使用を怒られるときがある(←意味不明なのだが…)

 このポジションで気をつけたいのは、光です。このポジションからだと、だいたい昼過ぎから真逆光になります。なので、朝一か夕方の方が撮影には適しているとは思います。

 ちなみに、1コーナーの進入から脱出を狙うので無ければ、1コーナースタンドのどこからでも撮影可能だと思います。

 この中でよく分からないのが、1コーナーのスタンドで撮影をしていると、警備員に一脚の使用を怒られるときがあること。もちろん、他のお客さんが居て、立って撮影…ってのは問題だと思うけど、座って一脚を使用していてもたまに怒られるときがあります(お客さんの多いSUPER GTの時ぐらい)。別に入場時に配られる紙にも注意事項としてその旨は記載されていないし、警備員が一脚と三脚を混同しているのでは?と思いますが、私も2回ぐらい言われたことがあります。未だに意味不明です。

降雨時はスタンド席上段から狙うことも

 そもそもサーキットで雨が降ってしまうと、座っての撮影は濡れてしまうので結構厄介。特に1コーナースタンドは基本座りなので問題なのですが…。

 実はよくされているのが、1コーナースタンド上段、つまり駐車場の一番サーキット側の縁のところで立った状態で撮影するというスタイルです。そうすると、意外と雨が降ってもそこそこ撮影が出来ます。

 2016年のSFやスーパーバイクはここで狙いました。激しく降るようなら車に避難する事も出来るので、PA-7との組み合わせはオススメです。

1コーナーからホームストレートを狙う 400mm

 岡山国際サーキットらしい3色のグランドスタンドや、DUNLOPブリッジを入れてみると案外いいと思います。あとは、シャッター速度を何処まで落とせるかが勝負でしょうね。

1-C.撮影穴から狙う 700mm

1コーナースタンド下の撮影窓

 1コーナースタンドの下のあたりに、実は撮影窓があります。

 座って撮影している人もいますが、改めてよく見ると、立った状態でも撮影は可能です。個人的には少し高めな椅子があるとちょうどいい気がします。

 ただ、さすがにここは600mmクラスの超望遠レンズがあるといいですし、一脚がないとなかなか大変だと思います。私もこれまでほとんど撮影してきてこなかったポジションですが、200-600mmを手にしたことで、格段に撮りやすくなりました。

 2輪をここから狙うと、こちらももうちょっと望遠が欲しい感じになります。

撮影難易度

★★★★☆(スイートスポットが狭いので結構大変)

混雑度 

★★★★☆(メチャクチャ混むわけでは無いが、簡単にポジション取りをできる訳でも無い)

焦点距離

【4輪】700mm前後(APS-C:500mm前後)
【2輪】1,200mm前後(APS-C:800mm前後)

メリット

・岡山国際では撮影が難しい左から右向きのマシン撮影が可能

デメリット

・撮影窓の高さが微妙で撮影が大変
・APS-Cで600mmのレンズが必要
・ホームストレートが見えないので、どのマシンが来るか分からない
・午後は逆光になりやすい

 ちなみに、試したことはないのですが、午前中の早い時間帯であれば、フェンスに柱の陰が入り、フェンス越しに狙える可能性はあるかもしれません。

YOKOHAMA看板近くの撮影窓から狙う

 ちょうど、2コーナー手前のYOKOHAMA看板の近くにも撮影窓があります。PA-7の駐車場から階段を降りてすぐの所です。

 ここも、2016年のファン感のときに開拓したところですね。

 RAW現像時に大分うまく誤魔化したつもりだけど、フェンスの写り込みが気になる…。

 実は、600mmで確認したのが上の構図。つまり、APS-C 600mmで狙ったとしても、否応でもフェンスが写り込むのは避けられないということですな。なので、トリミング必須になっちゃいます。

2.2コーナー(ウイリアムズコーナー)

2-A.2コーナースタンドから1コーナー立ち上がりを狙う 600mm

 2コーナースタンドの一番1コーナーよりのところから1コーナーの立ち上がりを狙います。

 もうちょっと縁石を入れ込んだ方が絵になるかもしれません。そうなると、2コーナースタンドの一番隅よりも、PA-7駐車場から降りる階段の近くやPA-7の隅っこの方がいい感じになるかも。

撮影難易度  ★★★☆☆
混雑度   ★★★☆☆
焦点距離 【4輪】35mm換算600~675mm前後(APS-C:400~450mm前後)
メリット ・ホームストレートから見えるので、どのマシンが来るのか分かりやすい
デメリット ・背景が短調になり、何だか味気ない

2-B.1コーナー寄りのスタンドで撮影する 450mm

 ここは結構オススメポイント。同じウイリアムズコーナーのスタンドでも、クリッピングよりも1コーナー側の方が、1コーナーから見渡すことができるので、撮影しやすいと思います。ただ、強いて言えば、こちらは流し撮りをするのに、あんまり背景がパッとしません。アウト側の縁石が赤白ならまだいいんですけどね…。単なる観戦でも、ちょうど大型ビジョンがあるので、観戦にも適しています。

 あまり2コーナーに入ってしまうところよりも、YOKOHAMA看板過ぎたあたりから狙った方が絵的にはいいような気がします。

撮影難易度  ★★★☆☆
混雑度   ★★★☆☆
焦点距離 【4輪】35mm換算150~450mm前後(APS-C:100~300mm前後)
メリット ・ホームストレートから見えるので、どのマシンが来るのか分かりやすい
・背景を青白のタイヤバリアで流せるのは岡山ではここぐらい?
・あまり望遠を必要としない
デメリット ・意外と車速が速いので簡単そうに見えて、実はなかなか難しい

 こちらも、1コーナーと同様に午後は逆光になりやすいので、午前中の方が撮影には適していると言えると思います。朝一は、正面から光を受けるような感じになります。

2-C.モスS寄りのスタンドで撮影する 450mm

 個人的には、一番、岡山国際サーキットの中で撮影が難しいんじゃないかな?

 というのも、2コーナーのスタンドは、モスエス側に行けば行くほど、侵入してくるマシンが見えなくなってしまうのです。まだ、このあたりは良い方ですが…。

 一番モスエス側まで来ると、ホントで急にマシンが飛び出してくる感じになるので、耳を研ぎ澄ませておかないと結構大変です。

 しかも、微妙にフェンスとスピーカーが邪魔になるので、パッと見た感じよりも実際に撮ってみると結構難しいです。

 さらに、ここは全体的に北側から南向きに撮るような形になるので、極めて逆光になりやすいです(イメージはリボルバー側から日が昇ってくる感じ)。特に午前中は結構厳しいです。

 あとはウイリアムズコーナーから脱出していくアウト側の縁石付近を撮影するのは意外と簡単です。

撮影難易度  ★★★★★(とにかくマシンが見えない)
混雑度   ★☆☆☆☆(撮りにくい分、人気が無くいつでもお好きにどうぞ)
焦点距離 【4輪】35mm換算150~450mm前後(APS-C:100~300mm前後)
メリット ・う~ん、あんまりない!?
デメリット ・完全に1コーナー方向がブラインドで、突然マシンが出てくる感じで撮影が大変
・下に降りるとフェンスが邪魔、上に上がると迫力がない。意外と難しい。

2-D.2コーナーからリボルバーを狙う 900mm

 ここはなかなか大変なんですけどね。2コーナー側から対岸(!?)のリボルバーコーナーを狙います。

 厳密に言うと、2コーナーの中でも微妙に場所どりによって狙える雰囲気が変わってきます。ただ、気をつけたいのは、ちょうど2コーナーとリボルバーの間にレッカー車や救急車がスタンバイしていることが多く、あまりスタンドの下段から狙おうとすると邪魔になったりします。

 ここで狙うなら、フルサイズで900mm・APS-Cで600mmは必須だと思います。岡山国際サーキットって、左から右に流せるポイントってありそうであまりないので、そういう意味でも貴重かもしれません。

 ただ、周りにいる人と、明らかにレンズが向いている方向が違うので、ちょっと恥ずかしさはありますけどね…。

撮影難易度  ★★★☆☆(レンズさえあれば意外と撮れる)
混雑度   ★★☆☆☆(2コーナーならだいたい撮れる)
焦点距離 【4輪】35mm換算900mm前後(APS-C:600mm前後)
メリット ・この構図は唯一無二
・意外と2コーナーからなら、狙えるポイントは広い
デメリット ・APS-Cでも600mmの望遠は必須
・周囲の人と、向いている方向が異なるので、強い精神が必要
・オフィシャルの作業車が邪魔だったりするので、そのあたりは運もある

2-E.スタンドの上からバックストレートを狙う 400mm

 2コーナースタンドの上、というかほぼ駐車場(!?)のあたりから、バックストレートを狙う事が出来ます。以前は林なんかがあって、撮影しづらかったのですが、最近は綺麗になって撮影しやすくなりました。

 そもそも、岡山国際って鈴鹿なんかよりも手持ち撮影している人が多いように思うのですが、さすがにここを狙う人は、大概、一脚を使って狙っていますね。

撮影難易度  ★★★★☆(慣れが必要だけど、慣れると案外撮れるかも)
混雑度   ★★☆☆☆(2コーナーならだいたい撮れる)
焦点距離 【4輪】35mm換算450~600mm前後(APS-C:300~400mm前後)
メリット ・岡山国際の中では唯一といってもいい構図
デメリット ・背景のフェンスや駐車場があまりよくない
・そこそこの望遠を使っての超スローシャッターが必要なので、結構難しい
・緑が濃い季節の方が画になる(SGTのある春は厳しい)
・手前にコンクリート壁があるので、車高の低いフォーミュラーカーは不向き(隠れてしまう)

2-F.PA-6から2コーナー立ち上がりを狙う

 まだ作例が撮れていないですが、駐車場から2コーナーの立ち上がりを狙うというのも可能です。以前は、このあたり雑林が生えていて、とても撮影出来るような感じでは無かったのですが、最近はキレイに伐採されたので十分狙えます。

 イメージとしては、ホッブス立ち上がりみたいなイメージですが、こっちの方が結構上からになってしまいます。

03.モスS

3-A.モスSを上から狙う

 ここは、特別にスタンドがある訳ではありません。コースからの距離もあるので、ここで撮影しよう…というのはあんまり進めないですかね。

 写真が2014年当時のものなので、ちょっと古いですが、最近では雑林がキレイに伐採されているので、もう少し見晴らしはよくなっています。

 う~ん、撮れなくはないんですけどね。なんか、ここで撮影しているということが、ちょっと寂しいです。意外と2コーナー側も見えそうで見えないですしね…。でも、人によっては、モスSの駐車場のあたりから撮影する方もいるようです。

3-B.モスSをPA-8から狙う

 普段はグリーンネットがかかっているようですが、ここだとモスSを走るマシンが縦方向に並びやすく、特に路面がウェットコンディションだと、背後に水煙も上がっていい感じにカッコイイです。

 もうちょっと手前の撮影窓にグリーンネットがかけてあるところで撮影したのがこちら。やっぱり、グリーンネット越しなので、全体的に緑な印象ですよね。

 これが、LightroomでRAW現像するときに、グリーンのかぶりを補正したら、意外と悪くないかも。ってことは、単にグリーンなだけならどうにかなりそう。

 もう少し奥だとフェンス越しにはなりますが、モスSに入ってくるところを正面から狙う事もできます。

 本来は、もうちょっと手前の撮るのが上等なのでしょうが、車速が遅くマシンも小さいのでこういう構図になりました。でも、意外と悪くないかもね。どうしてもフェンスが写り込むなぁ…。

2020年の改修後は…

 2019年から2020年にかけてのオフシーズンに2輪専用シケインと合わせて、改修が行われたのがモスS。以前から2輪で死亡事故が発生していた上に、昨年はSGTでも多重クラッシュがあり、対応せざるを得なかったのでしょう。

 こう見るとよく分ると思います。以前のフェンスから数m後方に下がり、新しくなっている部分がこの度後方に下がったフェンスです。

 相当、イン側に追いやられているのが分かると思います。

 で、これがマイクナイト側に最も行ける角っこの場所から2コーナー方向を見た感じ。今まで行けた場所よりも相当手前側になってしまっているので、角度的にもなかなか厳しい。さらに、よりによって、この部分だけ、フェンスの脚のピッチがやたらと狭い…

 一様は、元々あった場所に撮影窓は残されていますが、変な縦スリットはあるし、そもそも一般の人が入れる場所が下がっているので、この窓を使うというのは、もはや現実的では無いです。

 簡単に図面に落とすとこんな感じです。撮影窓の位置はほとんど変わらないけど狭くなっている上に、一般の人が入れる距離が圧倒的に狭くなった(アトウッド側に行けなくなった)ので、撮影窓からモスSに侵入してくるマシンを狙うというのは厳しいと言わざるを得ないです。

 正直、ガッツリとここで撮影したことが無いし、さらにいえば、ここでガッツリ撮影をしている人に出会ったこともないので、普通はどういう狙い方をするが多いのか分かりませんが、フェンス越しに狙うというのが現実的なのでしょう

 個人的には、後ろ側の斜面を少し登って…という方が可能性を感じますが、それって、マイクナイトみたいにスタッフさんに怒られるパターンなんですかね?

 もちろん、今回紹介した撮影ポイントがすべてではありませんが、大まかに撮影ポイントを紹介しました。少しでも、撮影の足しにしていただけると幸いです。

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