岡山国際サーキットガイド Part.4 撮影スポット編①
1コーナー ~ 2コーナー ~ モスS

岡山国際サーキット

(最終更新:2018.12.31)

 綿密な計算をした上で、どこでどういう写真を撮りたいのかをイメージしておかないと、移動している時間も無駄ですからね。一様、ここ何年か足を運んで、大体分かってきたようなつもりではいますし、このHPでもちょこちょこ紹介はしておりますが、ちょっと自分の中での整理も含めて、撮影スポットを整理しておきたいと思います。

デビュー編 チケット&パス編 アクセス&駐車場編 撮影スポット編① 撮影スポット編② 撮影スポット編③

 1.1コーナー

1-A.撮影穴から狙う

 1コーナー正面には、カメラマン用の撮影穴があるので、そこで狙う事が可能です。但し、ビッグなメインレースほど、ここにプロカメラマンが来る可能性があるので、そうなると撮影できません。

 しかも、近年は、緑のネットがさらにしてあったり、フェンスの所に白い布みたいなものがあるなど、わざと撮影できないようにしていることもあります

 撮影穴があるといっても、その穴から2mくらい離れたところに柵がしてあるので、実際の撮影可動範囲としては狭いので、なかなか1コーナー侵入のところまで撮影するのは難しいかと…。

撮影難易度  ★★☆☆☆(単純な撮影自体はそんなに難しくは無い)
混雑度   ★★★★★(公式カメラマンが来たらアウト)
焦点距離 【4輪】450mm前後(APS-C:300mm前後)
メリット ・レーススタート時の白熱した様子が撮影できる
デメリット ・オフィシャルカメラマンが来ると撮影ポイントが減る
・正面すぎて1コーナーの飛び込みを狙うのは難しい
・狙うのは本当にスタートのタイミングだけ?

 やはり、このポジションのいいところは、スタート直後の白熱したところを撮影できるという点。逆に言えば、それ以上でもそれ以下でもない。マシン単独で狙って画になるところではないでしょうね。

1-B.スタンドで狙う

 撮影穴の位置以外ではフェンスが邪魔で撮影が難しい。そのため、1コーナー撮影でベタなのが1コーナースタンド。

 1コーナースタンドといっても、1コーナーの出口付近なので、1コーナーを撮影するのであれば、できるだけ1コーナー寄りがベストポジション。

 あまり下の方に行くとフェンスが見切れるので、中段よりも上のあたりがポイント。私はだいたい下から3~4段目ぐらいで撮影することが多いです。

 正直、コーナー進入時を大きく撮そうと思ったら、やっぱり600mmクラスのレンズあってもいいかもしれません。ただ、ちょっとコーナー出口付近になれば、300~400mmあたりでも十分いけると思います。しかも、個人的な感想としては、1コーナーは結構車速が速いので、ちょっと余裕のある画角で撮影をしておいてから、あとでトリミングをした方が、撮影自体はしやすいと思います。

 慣れてくると、1コーナーのコーナリング中も狙えたりします。

撮影難易度  ★★☆☆☆(単純な撮影自体はそんなに難しくは無い)
混雑度   ★★★☆☆(ベスポジはあるが、撮れる場所的には結構あちこちある)
焦点距離 【4輪】600~700mm前後(APS-C:400~450mm前後)
【2輪】1,200mm前後(APS-C:800mm前後)
メリット ・撮影ポイントはスタンド全体なので混雑はしにくい
・場所取りをするにしても駐車場に近いので容易
・雨が降ったら、スタンド後方で立った状態でも撮影可能
・ホームストレートを見ていれば、次にどのマシンが来るのか分かりやすい
デメリット ・できればAPS-Cで400mm前後の望遠が欲しい
・午後は逆光になりやすい
・SGT本戦等では一脚の使用を怒られるときがある(←意味不明なのだが…)

 このポジションで気をつけたいのは、光です。このポジションからだと、だいたい昼過ぎから真逆光になります。なので、朝一か夕方の方が撮影には適しているとは思います。

 ちなみに、1コーナーの進入から脱出を狙うので無ければ、1コーナースタンドのどこからでも撮影可能だと思います。

 この中でよく分からないのが、1コーナーのスタンドで撮影をしていると、警備員に一脚の使用を怒られるときがあること。もちろん、他のお客さんが居て、足って撮影…ってのは問題だと思うけど、座って一脚を使用していてもたまに怒られるときがあります(お客さんの多いSUPER GTの時ぐらい)。別に入場時に配られる紙にも注意事項としてその旨は記載されていないし、警備員が一脚と三脚を混同しているのでは?と思いますが、私も2回ぐらい言われたことがあります。未だに意味不明です。

降雨時はスタンド席上段から狙うことも

 そもそもサーキットで雨が降ってしまうと、座っての撮影は濡れてしまうので結構厄介。特に1コーナースタンドは基本座りなので問題なのですが…。

 実はよくされているのが、1コーナースタンド上段、つまり駐車場の一番サーキット側の縁のところで立った状態で撮影するというスタイルです。そうすると、意外と雨が降ってもそこそこ撮影が出来ます。

 2016年のSFやスーパーバイクはここで狙いました。激しく降るようなら車に避難する事も出来るので、PA-7との組み合わせはオススメです。

1コーナーからホームストレートを狙う

 岡山国際サーキットらしい3色のグランドスタンドや、DUNLOPブリッジを入れてみると案外いいと思います。あとは、シャッター速度を何処まで落とせるかが勝負でしょうね。

1-C.撮影穴から狙う

1コーナースタンド下の撮影窓

 1コーナースタンドの下のあたりに、実は撮影窓があります。

 座って撮影している人もいますが、改めてよく見ると、立った状態でも撮影は可能です。

 ただ、さすがにここは600mmクラスの超望遠レンズがあるといいですし、一脚がないとなかなか大変だと思います。私もこれまでほとんど撮影してきてこなかったポジションですが、結構いい感じで撮れます。

撮影難易度  ★★★★☆(スイートスポットが狭いので結構大変)
混雑度   ★★★★☆(メチャクチャ混むわけでは無いが、簡単にポジション取りをできる訳でも無い)
焦点距離 【4輪】900mm前後(APS-C:600mm前後)
【2輪】1,200mm前後(APS-C:800mm前後)
メリット ・岡山国際では撮影が難しい左から右向きのマシン撮影が可能
デメリット ・撮影窓の高さが微妙で撮影が大変
・APS-Cで600mmのレンズが必要
・ホームストレートが見えないので、どのマシンが来るか分からない
・午後は逆光になりやすい

YOKOHAMA看板近くの撮影窓から狙う

 ちょうど、2コーナー手前のYOKOHAMA看板の近くにも撮影窓があります。PA-7の駐車場から階段を降りてすぐの所です。

 ここも、2016年のファン感のときに開拓したところですね。

 RAW現像時に大分うまく誤魔化したつもりだけど、フェンスの写り込みが気になる…。

 実は、600mmで確認したのが上の構図。つまり、APS-C 600mmで狙ったとしても、否応でもフェンスが写り込むのは避けられないということですな。なので、トリミング必須になっちゃいます。

2.2コーナー(ウイリアムズコーナー)

2-A.2コーナースタンドから1コーナー立ち上がりを狙う

 2コーナースタンドの一番1コーナーよりのところから1コーナーの立ち上がりを狙います。

 もうちょっと縁石を入れ込んだ方が絵になるかもしれません。そうなると、2コーナースタンドの一番隅よりも、PA-7駐車場から降りる階段の近くやPA-7の隅っこの方がいい感じになるかも。

撮影難易度  ★★★☆☆
混雑度   ★★★☆☆
焦点距離 【4輪】35mm換算600~675mm前後(APS-C:400~450mm前後)
メリット ・ホームストレートから見えるので、どのマシンが来るのか分かりやすい
デメリット ・背景が短調になり、何だか味気ない

2-B.1コーナー寄りのスタンドで撮影する

 ここは結構オススメポイント。同じウイリアムズコーナーのスタンドでも、クリッピングよりも1コーナー側の方が、1コーナーから見渡すことができるので、撮影しやすいと思います。ただ、強いて言えば、こちらは流し撮りをするのに、あんまり背景がパッとしません。アウト側の縁石が赤白ならまだいいんですけどね…。単なる観戦でも、ちょうど大型ビジョンがあるので、観戦にも適しています。

 あまり2コーナーに入ってしまうところよりも、YOKOHAMA看板過ぎたあたりから狙った方が絵的にはいいような気がします。

撮影難易度  ★★★☆☆
混雑度   ★★★☆☆
焦点距離 【4輪】35mm換算150~450mm前後(APS-C:100~300mm前後)
メリット ・ホームストレートから見えるので、どのマシンが来るのか分かりやすい
・背景を青白のタイヤバリアで流せるのは岡山ではここぐらい?
・あまり望遠を必要としない
デメリット ・意外と車速が速いので簡単そうに見えて、実はなかなか難しい

 こちらも、1コーナーと同様に午後は逆光になりやすいので、午前中の方が撮影には適していると言えると思います。朝一は、正面から光を受けるような感じになります。

2-C.モスS寄りのスタンドで撮影する

 個人的には、一番、岡山国際サーキットの中で撮影が難しいんじゃないかな?

これでもまだ良い方で、もっとモスエス側に行くと1コーナー寄りが見えなくなります。

下に行きすぎると、フェンスとスピーカーが邪魔になることも…。

 というのも、写真を見てもらえば分かるとおり、音は聞こえていても、どの車が来るのかが分かりません。まだ、上の写真はかろうじてYOKOHAMAの看板が見える位置ですが、これが見えなくなると、本当に急にマシンが飛び出てくるところを撮影する感じになります。

 なので、見た目以上に大変です。そして、ここは、先程までと少し違って、午前中の方が逆光になります。なので実はそのあたりもちょっと難しいです。

 あとはウイリアムズコーナーから脱出していくアウト側の縁石付近を撮影するのは意外と簡単です。

撮影難易度  ★★★★★(とにかくマシンが見えない)
混雑度   ★☆☆☆☆(撮りにくい分、人気が無くいつでもお好きにどうぞ)
焦点距離 【4輪】35mm換算150~450mm前後(APS-C:100~300mm前後)
メリット ・う~ん、あんまりない!?
デメリット ・完全に1コーナー方向がブラインドで、突然マシンが出てくる感じで撮影が大変
・下に降りるとフェンスが邪魔、上に上がると迫力がない。意外と難しい。

2-D.2コーナーからリボルバーを狙う

 ここはなかなか大変なんですけどね。2コーナー側から対岸(!?)のリボルバーコーナーを狙います。




 ここで狙うなら、APS-Cで600mmは必須だと思います。しかも、作業車の位置によって、撮れるか撮れないかも影響してきます。岡山国際サーキットって、左から右に流せるポイントってありそうであまりないので、そういう意味でも貴重かもしれません。

 ただ、周りにいる人と、明らかにレンズが向いている方向が違うので、ちょっと恥ずかしさはありますけどね…。

撮影難易度  ★★★☆☆(レンズさえあれば意外と撮れる)
混雑度   ★★☆☆☆(2コーナーならだいたい撮れる)
焦点距離 【4輪】35mm換算900mm前後(APS-C:600mm前後)
メリット ・この構図は唯一無二
・意外と2コーナーからなら、狙えるポイントは広い
デメリット ・APS-Cでも600mmの望遠は必須
・周囲の人と、向いている方向が異なるので、強い精神が必要
・オフィシャルの作業車が邪魔だったりするので、そのあたりは運もある

2-E.スタンドの上からバックストレートを狙う

 2コーナースタンドの上、というかほぼ駐車場(!?)のあたりから、バックストレートを狙う事が出来ます。

 以前は林なんかがあって、撮影しづらかったのですが、最近は綺麗になって撮影しやすくなりました。そもそも、岡山国際って鈴鹿なんかよりも手持ち撮影している人が多いように思うのですが、ここを狙う人は、大概、一脚を使って狙っていますね。

撮影難易度  ★★★★☆(慣れが必要だけど、慣れると案外撮れるかも)
混雑度   ★★☆☆☆(2コーナーならだいたい撮れる)
焦点距離 【4輪】35mm換算450~600mm前後(APS-C:300~400mm前後)
メリット ・岡山国際の中では唯一といってもいい構図
デメリット ・背景のフェンスや駐車場があまりよくない
・そこそこの望遠を使っての超スローシャッターが必要なので、結構難しい
・緑が濃い季節の方が画になる(SGTのある春は厳しい)
・手前にコンクリート壁があるので、車高の低いフォーミュラーカーは不向き(隠れてしまう)

03.モスS

3-A.モスSを上から狙う

 ここは、特別にスタンドがある訳ではありません。コースからの距離もあるので、ここで撮影しよう…というのはあんまり進めないですかね。

 う~ん、撮れなくはないんですけどね。なんか、ここで撮影しているということが、ちょっと寂しいです。意外と2コーナー側も見えそうで見えないですしね…。でも、人によっては、モスSの駐車場のあたりから撮影する方もいるようです。

3-B.モスSをPA-8から狙う

 普段はグリーンネットがかかっているようですが、ここだとモスSを走るマシンが縦方向に並びやすく、特に路面がウェットコンディションだと、背後に水煙も上がっていい感じにカッコイイです。

 もうちょっと手前の撮影窓にグリーンネットがかけてあるところで撮影したのがこちら。やっぱり、グリーンネット越しなので、全体的に緑な印象ですよね。

 これが、LightroomでRAW現像するときに、グリーンのかぶりを補正したら、意外と悪くないかも。ってことは、単にグリーンなだけならどうにかなりそう。

 もう少し奥だとフェンス越しにはなりますが、モスSに入ってくるところを正面から狙う事もできます。

 本来は、もうちょっと手前の撮るのが上等なのでしょうが、車速が遅くマシンも小さいのでこういう構図になりました。でも、意外と悪くないかもね。どうしてもフェンスが写り込むなぁ…。

 理想をいえば、PA-8の背後に山の斜面があるので、そこで撮ればフェンスは気にならなくなるとは思うのですが…たぶん怒られそうな気がします。

 もちろん、今回紹介した撮影ポイントがすべてではありませんが、大まかに撮影ポイントを紹介しました。少しでも、撮影の足しにしていただけると幸いです。

デビュー編 チケット&パス編 アクセス&駐車場編 撮影スポット編① 撮影スポット編② 撮影スポット編③
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