大阪オートメッセ 2020(2020.02.15)

 今年の私にとっても開幕戦は、今年も大阪オートメッセ。今年でもう4年連続4回目の参加になります。

 正直な話、新型コロナウイルスの広がりが不安視されている中で、SNS上でも「参加を控えようかなぁ」という意見を多数目にしていたので、私も「どうしよう…」と悩んでいましたが、それでも意を決して行くことにしました。

撮影記編 コンパニオン編

思っていたほどの自粛の雰囲気は無い?

 ということで、SNS上の雰囲気を見ると、「今年は案外空いているのかも?」と思いながら、とりあえず例年並みのスケジュールで向かってたインテックス大阪。まあ、さすがに4年目ということで、もう慣れますわな。

 鳥取市内を4時前に出発し、駐車場に到着をしたのが6:30頃。7時に到着出来ればいいと思っていたので、ちょっと早かったですね。

2017年

2018年

2019年

2020年

鳥取IC出発

20:30

4:28

4:16

4:00

駐車場到着

6:02

6:53

6:40

6:23

 こうしてみると、2017年が大雪で前日出発(西宮名塩SAで仮眠)というイレギュラーだったことはあるけど、だいたい所要時間は同じ感じだな。

 駐車場の混雑としては、「まあまあこんなものでしょう」といった雰囲気。ただ、案外7時頃から一気に駐車場が埋まり始め、アスファルトの部分が埋まったのが7:15頃

 気付けば、8時頃には砂利の方も埋まりました。こうやって記事を書きながら調べ直してみると、地味に過去4年間の中では最速の埋まり方。あれ?、自粛の雰囲気はないの?。

 駐車場を離れたのが前年同様8:20頃。この頃には周囲の駐車場も埋まり始めてましたね。

 5分程度で会場到着。この日は全体的に靄ってたんですよね。

 そこまで焦って並ぶ必要も無いのですが、まあそれでも一様並びます。

 っていうか、映っちゃってるやないかい!。そりゃまあ、隅にいたら映りますわな。

 9時になりゲートオープン。ゲート入って正面に昨年のGT500とGT300の優勝マシンが飾られ、岡山国際サーキットクイーンのお出迎えってのは、もはや定番ですね。

5号館

 何故か、毎年一発目はここ5号館から。

 ここは、例年TOYOTAがベースに、ハイエースとかも並ぶイメージです。それにしても、これ、11時頃の様子ですが、特別何かイベントをしている訳でも無いのに、この人の多さ…。いやいや、ヤバいでしょ。

 今年のTOYOTAといえば、やっぱりヤリスでしょうね。ヴィッツから世界標準のヤリスに一本化するのにあわせて、このGRヤリスが相当えげつない性能らしいですからね。

 そうそう、ルマンのLMP1のマシンもありましたね。そういえば、歴代のルマントロフィーなんかも置いてありました。

 あと1ヶ月もすれば目にするようになるであろうGT500のスープラ。あえて、55mm F1.8で撮りましたがこういう撮り方もカッコイイですね。ただ、こういう狙い方するなら35mmがいいな。人が多いと、55mmは離れないと収まらないです。

 なので、実はこの写真、17:30頃というお客さんが減った時間帯ですから。

 TOYOTAの向かいのTRDにあったRAV4。結構、RAV4多かったですね。カッコいいんだけど、ちょっと大きいんだよな…。

 大阪トヨペットとのところには、GT300のRC F。オートメッセ初日にはRQも含めた体制発表も改めてあったようですね。

 例年そうですが、ここはコンパニオンさんとしてはあまり多くないんですよね…。ただ、モデリスタはハズレがないんだよね~。

4号館

 お隣の4号館はVIPカーゾーン。いわゆる、「ザ・カスタムカー」といった感じの車が並ぶエリアですね。

 昨年はいた三菱さんが今年はいないです。コンパニオンさんもあまり多くないので、ここも毎年あまり滞在時間が少ないんですよね。

 しかも、集中するときは集中しすぎて撮れないという…。

 ただ、昨年は2号館だった日産自動車大学校はこちらに移動になって、さすがにここはMobilのお二人が揃うということで、時間調整までして狙いました。

2号館

 そして、その2号館。

 例年、この2号館もどうしても疎かになりがちなんですよね、不思議と…。

 2号館にはアルパインさんが出展していて、そこにあったのが、このCX-5・CX-8用のフローティングビッグX。存在は知っていましたが、何気に始めて実機を見ました(田舎にはまず無いもんなぁ…)。今考えれば、実際に操作してみればよかったなぁ…と思いますが、いや、このサイズ感いいなぁ…。

 2号館といえば、Revierさんがコンパニオン系だと有名ですが、ここは大変すぎてもはや撮る気がしない…。

 そうそう、これ、最後の最後に見つけたのですが、「こんな所にカルソニックGT-Rあるんだ…」と思ってましたが、よく見たら普通のGT-Rよね。

3号館

 さあ、毎度アレコレお世話になることの多い3号館

 個人的にはダイハツブース、気軽に撮れて好きなんだけど、今年は全員マスク着用で無理でしたね。まあ、コレばっかりは仕方が無い…。

 今のダイハツの注目No.1はコイツですよね。「結構小さいよ」とは聞いていたけど、確かに結構コンパクト。私としては、コレとRAV4の中間でいいんだけどな…。

 そういえば、MAZDAさんもマスク着用でしたね。ただ、帰る頃になって気付きましたが、ここの”スタンドプレゼンテーション”ってお姉様方は登場されていたのかな?。チラッと見たときはこの時だけマスク外されていたようでしたが…。気付くのが遅かった…。

 そして、3号館と言えば、やっぱりスズキブースさん

 スズキさんは、車紹介のときにステージショーとしてコンパニオンさんが登場するというのが定番。しかも、スケジュールが張り出してくれているのがありがたい!。

 しかも、ここのブースは動いてくれるから、撮影ポジションが多いのもありがたいところ。

 今年は、中央の高いところでDJ saopanicさんが音楽流しながらやってましたね。ここだけではく、ほかでもこのDJスタイル多かった印象

 そういえば、6号館手前にはこんなものも…。

 今までもあったのかな?。単純に私が今まで、気付かなかっただけかもしれませんが…

6A館

 さて、コンパニオンさんがとにかく多い、6号館のAゾーン

 ここはエリアの中心を陣取るCLUB RH9のコンパニオンさんがいきなりお出迎え。動画撮影禁止です!

 2回ほど全員登壇しての自己紹介タイムみたいなのがありましたが、11人もおられたんですね(2回目の時に数えたら、12名おられました)。正直、撮りきれている自信が無かったですが、とりあえず皆さん、撮らせていただいたみたいです。

 NGKのところには、インディーカーが展示されていました。何気にインディーカーは始めてかも

 一様、この6Aのメインは日産さん。MOTUL GT-Rがお出迎え。

 その隣には、SUPER GTブースがあり、こちらにはNSX GTのARTA号が。ここのステージでは岡山国際のサーキットクイーンのステージもやってましたね(歌声だけ聞こえてきました)。

 なぜ、Moduloがホンダのある3号館ではなく、ここだったのかはよく分りませんが、このヴェゼル、カッコいいなぁ…っていうか、いいブルーだな~。ただ、確かこのモデル高いんだよね…。

 そうそう、ハセ・プロのブースだったかな?、置いてあったのがルマンのヤツをモチーフにした、各都道府県のサーキットステッカー。ネットニュースか何かで見ていたので存在は知っていましたが、これ、よく見て下さい。横9列×5段なので45。あれ?、都道府県て47ですよね…。と、思ったら…

 はいそうです、鳥取が無いです!(>_<)

 厳密に言うと、もう1つ千葉も無いみたいで、真ん中付近で売り切れているのはたぶん三重ではないかなぁ…と。

6B館

 そして、6号館Bゾーン。

 ここはやはり、毎年、入って正面を陣取るVLENEさん。このマッドなGT-Rがカッコいいなぁ…

 ただ、ここはとにかく人の多さが大変なんですよね…。ただ、今回は横に長かったこともあってか、例年よりも撮影はしやすかったですね。

 むしろ、M'z SPEEDさんの方が大変だった。とにかく、一箇所に3人固まると、とにかく収拾が付かない…。そして前を陣取る動画職の方々がまぁ動かないってなんのって…。

 TOYO TIRESさんはサクッと撮れましたね。やはり、随時出てもらっていた方が撮る側はホント楽なんですよね。

 D1川畑号スープラ。カッコイイね。

 WALDさんは毎年大変なんだけど、ここも今年は比較的楽だったかな。そして、毎年ここの匂いにヤラれるんです…。

最後にゲート前で

 もう、だいぶんお客さんが減り、また辺りが薄暗くなる中、独占するかのようにGTマシンを取り放題。

 なので、こんな感じで、55mm F1.8でちょっと傾けて撮っちゃいました。いや、なかなかいいでしょ!。車って広角側で寄っちゃうと、どうしてもフロントが大きく見えちゃって、あんまり格好良くないんですよね。

 今回は、だいたい5時半ぐらいで終えました。

総評

それでも多かった来場者数

 冒頭にも述べたとおり、今回は新型コロナウイルスが騒いでいる渦中での開催。しかも、ちょうどこのOAMが始まる1週間あたりから国内感染の広がりが不安視されている中だったので、さぞかし閑散とするのかなぁと思いきや、結構なお客さんでした。

 もしかしたら、シンプルに日曜日が天気が悪いから、土曜日に集中したという可能性もあります。正直、大丈夫なのか?と自分自身、心配してしまいましたから…。

2017年

2018年

2019年

2020年

1日目

43,716人

62,772人

76,916人

40,753人

2日目

91,807人

92,557人

111,030人

68,535人

3日目

88,460人

62,178人

74,331人

98,191人

合計

223,983人

217,507人

262,277人

207,479人

 ただ、公式に来場者数が発表されましたが、私が参戦した2日目は昨年の6割程度だった模様。いやぁ、結構多かったけどな…。っていうか、土曜日よりも日曜日の方が多いというのがあまりにも意外です。

皆さん、もうちょっと譲り合いませんか?

 まあ、ある意味、オートメッセ名物でもあるのですが…

 サーキットでの撮影もしている人間としては、1人10秒から長くても20秒ぐらいで、撮れたら、「ありがとう!」って行って下がっていくというスタイルが基本なのですが、こういう場所での撮影だと、あまり経験の無い人も多いので、ずっとその場所で撮り続けるんですよね。譲る気なんて無いですからね。スチル組はまだそれでも…っていう感じもしますが、ホント、前列に居座る動画職の方々は絶対動く気ないですから。

 どうしても、コンパニオンさんが複数いて、それが途中で入れ替わったりして…ってなると居座りも多少仕方が無いところもあるのですが、ピンだったら視線もらったらそんなに居座ったところで、撮れるもの同じですから。最悪、縦構図、横構図ぐらいで…。

 だから、どうしても疲労度とストレス度としては、鈴鹿とかのピットウォークよりも全然こっちの方が酷いですから…(だって、最後まで待っても前の人が譲る気配ないんですから…)。

実は下から撮りたいけど、それがやりにくい

 これも、結構あるあるだと思うんですよね。

 オートメッセって、どうしても横から斜めからとカメラマンが狙うので、どうしても背後に他のカメラマンやお客さん・スタッフなど、誰かが映ってしまうことが多々ある。だから、それを回避させるために、下から狙うことで背景をスッキリさせたい…ということってよくあるんですよね(S耐で撮影対応してもらうときなんか、まさにそうです)。

 ただ、オートメッセでそれをやろうとすると、どうしても「ローアングラー」と勘違いされてしまい、「しゃがんで撮らないで下さい!」って怒られるのが常です。しかも、最前列がしゃがむことで、何がいいって、2列目・3列目の人も撮りやすいから、撮れる人数も増えるんですよね。

 まあ、これはもう仕方がない話なんだけど、

ただ、実はコンパニオンさんも腕が試される

 これも、経験のある方はよく分ると思いますが、コンパニオンさんによって目配せが上手い方とそうでない方というのもあります。上手い方だと、1人に5秒ぐらいはくれるし、アイコンタクトのような形で「はい、あなた」という形で回ってくるので、それで撮影がサクッと完結します。

 一方で、あまり目配せが上手でなく、終始視線が右往左往する方がいたりして、そういう方は撮りづらいし、逆に時間もかかってしまう。だいたい、RQさんとか撮影会を経験しているベテランの方は上手なのですが、新人さんや経験の少ない方は仕方が無いとしても、実は結構名の知れた方でも案外目配せ上手でない方もいるんですよね…(ちょっと上から目線かもしれませんが…)。だから、実際、私の中でも「この人は安心して撮れる」というのは、毎年安心して撮らせてもらえてる印象です。

そろそろ24-105mmでもいいのかな?

 毎年恒例の焦点距離比較を今年もしてみました。ちなみに、全撮影枚数ではなく、選抜後のものなのでその点はご了承を。

 やはり、こう見ると半分近くが70-90mm近辺なんですよね。105mmまでにすると70%ちょっとのカバー率だけど、APS-Cクロップすれば150mmまで行くわけで、そうすると95%はカバー出来てしまうので、やっぱりナナニッパというよりも24-105mmの方が正攻法なのかな?

 むしろ、昨年は「70mmよりももう少しワイド側が欲しい」というシチュエーションがありましたが、今年は55mm F1.8を装備していたので、明らかにそうなるだろうという場面ではそちらで対応しました。そう思うと、別に24mmとか要らないから、TAMRONさんが出している35-150mm F2.8-4なんてレンズがミラーレス用に出してくれるとありがたいんだけど…

 ちなみに、先にも述べたとおり、55mm F1.8でも何枚か撮影をしたのですが、マシンを撮ったりしたスナップ的な撮影とかだと気ならないのですが、ポートレートになるとパープルフリンジが気になりました。RAW現像時に補正したところもありますが、まあこのコンパクトさなら仕方が無いのかな…。

どう攻略するのがいいのか、未だによく分らない…

 今回、撮影をしたコンパニオンさんの人数を数えると、お名前が分からない方を含め、総勢97名。といっても、岡山国際サーキットの5人とGO&FUNは個別には撮れていないので、実質的には90名ぐらいでしょうか。2017年が70名、2018年が79名、昨年が99名ということを考えれば10名ほど減っています。とはいえ、MAZDAとDAIHATSUが撮れていないだけども▲10名なので、そんなものといえばそんなものです。

 ただ、私が事前に確認をしていた方だけでも、110名は越えていましたし、明らかに「あのブースは撮れていない」というのもあるので、本当はもっと撮れていたのでしょうが…。

 今年で4年目になったわけですが、未だにどう攻略するのが一番理想的で効率がいいのか、よく分りません。まあ、いつも言っている通り、1日でどうにかしようという方が無理だし、本当なら金曜日狙いの方がシンプルにいいのでしょうが、オートメッセに2日参戦ってのもなぁ…。

 ちなみに、昨年から写真の整理上、撮影の順に号館ごとにフォルダ訳をしていますが、昨年が24回も移動したのに対して、今年はさらに3回多く27回も移動していたようです。まあ、昨年が16,000歩だったらしいですが、今年は19,000歩行きましたからね…。さすがに身軽になったとはいえ、この歩数はヤバいですわ。

登場タイミングを狙うのも大事だが…

 もちろん、前からそうなのですが、車両立ちとかステージ系とかが時間が決まっているブースが多い中で、SNS等でスケジュール管理をするのって大事。ってことで、今年は結構Twitterのリストにまとめていたのですが、今度は逆に多すぎて把握できないという…。やはり、決め打ちで「この方は絶対押さえたい!」みたいな感じでキッチリと管理をしないと、コレばっかりは厳しいです。むしろ、それだけりの裏アカでも作って、まとめないと大変です。しかも、誰が撮れた、撮れてないで整理をしていかないといけないので、簡単そうで実に難しい…。

 そういう意味では、単に撮影することよりも、どう動くかのマネージメントの方が重要かも。でも、そんなことしていたら、「そもそも何しに来てるんだ?」ってなるからな…。

やっぱり狙い目は16時以降

 これも、以前にも書いていますが、やはり夕方になると一気にお客さんは減ります

 この写真は16:20頃の3号館ですが、一番多いときの1/4ぐらいです。ピークはお昼前後のイメージで、それから次第に減っていって、ラストと2時間でドドッと減りました。確かに17時台が一番少なくはなりますが、逆に最後の車両立ちが17時というブースも少なくないので、地味に結構大変です。なので、ラスト2時間に最後の力を残しておくのは大事だと思いますね。

撮影記編 コンパニオン編
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