SUPER GT 2024 公式テスト at 岡山国際サーキット Day.1
(2024.03.16)
今年もいよいよ本格的なモータースポーツシーズンが開幕。その開幕を告げる岡山でのSUPER GT公式テスト。個人的には、2013年から毎年来ているので、何気に今年で11年目になっちゃいました。
Day.1
鳥取市内を6時前に出発し、サーキットに到着をしたのが7時半過ぎ。いつもは、1日目の朝の走行は10時開始でそんなに急がないのですが、今年は、土曜日も朝9時スタートということで、いつもより早い朝です。
駐車場はいつものPA-7。この日のゲートオープンは7時なので、まだ30分ほどしか経過していないはずなのに、そこそこ台数が多い感じ。公式テストとはいえ、さすがSUPER GTです。
何てったって、PA-6でこんな感じですからね。やはり2日目の天気が微妙ということもあって、土曜日に来た人が多かったのかな?
とはいえ、走行開始まで1時間半近くあるので、あちこち撮影スポットを物色します。
そういえば、1日目は自転車、2日目はランニングしていた人がいたけど、あれは誰だったんだろう…
2コーナー立ち上がりのアウト側のウォールが、青白ではなく、何だか真っ黒に。この公式テストの直前にGT300のテストが行われていたのですが、その時にここに刺さった車でもあったのかな?。2月のGT500メーカーテストの時は気づかなかったな…。
今回、ちょいちょいこんな感じでカラーコーンに掲示してあるのがあったんだけど、さすがにこのガードレールとフェンスの隙間から出る人がいるってことなのか?
新しい一脚を導入
実は今回から新しい一脚を導入しました。
以前はSIRUIのP-326という割と有名というか定番のカーボン一脚を使っていたのですが、どうにも回転させるロックの部分のゴムが何だかベタ付くような気がしてきたのと、一番は立って撮影するときに長く伸ばすとちょっとしなるような感じになって強度がイマイチだったこと。
なので、今回はYouTubeで紹介されていて良さそうだった、Geehopeのカーボン一脚にGITZOの石突を付けてみました。SIRUIは6段で、Geehopeは5段なので縮長は長くなってしまったのですが、立ちで伸ばしたときの強度はこっちの方がいい気がします。
AM.Session.1
[9:00]1コーナースタンド
今回は、2日目が雨予報がチラついていた一方で、1日目は日差しがしっかりあるということで、出来れば1日目にフェンスに出来る影を利用して撮影をしたい。ただ、1コーナーのフェンスに影が出来るのは10時前後なので、ちょっと時間つぶしにまずは向かったのは1コーナースタンド。
ここ数年御用達な感じがする、1コーナースタンドの中央辺り。ここは何かと都合がいいんだよな…。
それにしても、50号車以外でも、この9時スタートのタイミングでスピンするマシンが結構多かったな。よく、土曜日の朝って、1コーナー狙うこと多いけど、ここまでスピンってめったに見ないんだけど…。やはりレギュレーションの変更で、タイヤがハードになってるのかな。
50号車は、パイパーの立ち上がりでスピンして、開始早々赤旗中断に。
まずは、1コーナーといえばの定番の構図。まあ、普通です。
1コーナーといえば、やはりこのグランドスタンドをバックにした流し撮り。割とこの時間帯って、ここにカメラマンがいることがあるから、結構タイミングがシビアだったりするのよね。
あとは、1コーナーへの飛び込み。本当ならもうちょっと寄れば良かったんだけど、この後のこともあって、ワザとテレコン未装着だったんだよな…。
[9:41]1コーナーフェンス越しE4
40分程経過して、そろそろ行けるかなぁと思って向かったのは、1コーナーのフェンス越しのポイント。「E4」というのは、撮影窓Dから数えて、4枚隣のフェンスってこと。
う~ん、ちょっと影が出来るには、まだちょっと早すぎた。ってことで、すぐに作戦変更。
[9:43]1コーナー撮影窓D1
とういことで、もうしばらくの時間つぶしに向かったのは、定番の撮影窓D1。ここならまだどうにかなるでしょう。
まあこの構図も悪くないんだけど、やはりフェンス越しの構図に慣れてしまうと、今やここの迫力がちょっと欠けるよね。
[10:03]1コーナーフェンス越しE4
10時を過ぎて、だいぶん影が育ってきたので、再びフェンス越しのポイントに戻ります。
やはり、いいっすね。撮影出来る時間帯は明らかに限られるけど、手前に縁石を入れられるし、背後にコーナーのアールやタイミングが良ければ後続車も入る。本当はもうっちょっとアウト側通ってくれたら最高なんだけど、この時間帯だと厳しいかな…。
[10:14]1コーナーフェンス越しE6
もうちょっと2コーナー寄りになったらどうなるのかな?ってことで、フェンス2枚分2コーナー寄りに移動。
う~ん、悪くはないんだけど、ここまで来るとちょっとマシンがだんだん横向きになってくるんだよな…。ってことは、ちょうどこの間辺り(E5)がいいのかな?。
ちなみに、この日の影のピークは10時半ぐらいだった感じがするな。以前は、10時ぐらいだったと思ったんだけど、季節によっても微妙に変わってきそうだな…。
[10:43]マイクナイトフェンス越しD2
この日の午前中の1つのミッションだった1コーナーのフェンス越し狙いが仕留めれたということで、続いては一気に移動してマイクナイトへ。
本当は、もう少し最終コーナー寄りのポイントから狙いたかったんだけど、もうこの時間帯だとだいぶん日が当たり始めていたので、ギリギリ妥協できるポイントがこの辺りでした。
やっぱり、マイクナイトで狙うなら10時頃までだな…。
ここでも徐々にフェンスに日が当たり始めていたけど、こうやって見るとギリセーフだったかな。やっぱり、マイクナイトに説明は不要だよな。
[10:53]17番ポスト横
続いて、少し最終コーナー寄りに戻って17番ポスト横へ。
ここも、午前中しか狙えない影を利用したフェンス越しポイント。だいぶん、ここも定番化してきましたね。
何てことは無い構図なんだけど、後続車が絡むと結構カッコイイポイント。
APS-Cでガッツリ寄るとここまで行ける。
個人的には逆向きに傾けるのも結構好き。こうすると後続車が来るとなかなか画になる。ただ、ギリ手前のコースのラインがギリ左下がりになる辺りがミソかな。
[11:10]マイクナイトフェンス越しB3
再び、マイクナイト方向に戻って、今度は撮影窓Aから3枚ほど隣のフェンス越しのポイント。この辺りは、これぐらいの時間になってもギリ日陰なので意外と狙いやすい場所。
個人的には、ここはホッブスからの立ち上がりを狙うというのがセオリー。
本来は複数台が並んだ状態で狙いたいところだけど、不思議とあんまりチャンスが多くなかったな。
ついでに、何となく、ターンインの瞬間も狙えます。
ちょっと無理矢理ワイド気味にも狙ってみたけど、いろんな意味で中途半端になっちゃった。
[11:25]マイクナイトフェンス越しA
続いては、マイクナイトの一番隅っこのフェンス越しポイント。ここも、午前中はほぼ日陰なので、お昼に近い時間帯でもOKな場所。
ここは手ブレ補正を気をつけるようにしたら、劇的にいい感じに撮れるようになった印象。
ここも右上げ・左上げ問題があるけど、結構左上げも好きな感じ。
あまり攻めた流し撮りになってないけど、意外とターンインも画になるのよね。
[11:42]マイクナイト撮影窓A1
続いては、定番のマイクナイトの撮影窓なのですが…
何と、私の十八番とは逆の撮影窓の一番右隅から狙います。ここから狙うなんて、ホントに10年ぶりぐらいかもな。
どうしても、この場所からだと真正面からやって来る感じになるからちょっと味気ない。
なので、あえてコースサイドの芝生部分を意識して入れたら、意外とそれなりにいい感じ。
あと、クリップの流し撮りもかなり久しぶりに狙ったけど、全然難しいわ。昔は、よくこんな構図狙ってたなって思うわ。
[11:55]マイクナイト撮影窓A2
午前中の最後は何だかんだ定番の撮影窓の左隅へ。はい、私の十八番ですね。
何というか、何だかんだでこの構図の安定感がハンパない。やっぱり、ここの撮影窓は左隅が好きだわ。
真正面はそれはそれでいいけど、やっぱりこれぐらいちょっと斜めぐらいがいいよね。
お昼休憩
午前中の走行が終わり、はてさて午後の走行はどうしようか…。
というのも、土曜の午後の走行は、例年と違い、今年から変更となる予選のシミュレーションが行われるんです。ということは、セッション毎で移動してもいいけど、そうなると撮影出来るマシンが偏ってしまう。かといって、場所を固定すると、簡単にコンプリートできるけど、午後から2箇所しか撮影出来ないことになる…。
なので、何気に午前の撮影が終わった段階でもまだ悩んでました。
ただ、マイクナイトからヘアピン方向にトボトボと歩いてきたところ、ホッブスに誰もいない…。
いやいや、これは場所取りするしかないでしょ!。
とかいいながら、実はそんなにホッブスに思い入れあるわけでも無いんですけどね。ただ、4月の本戦の時は人が多すぎて多分無理。そもそも、SGTで狙うのも久しぶりだったから、まあここで悪くないかなと。
ってことで、ピットビューイングは今年もスルーしました。というか、公式でもXですごい人が並んでいるみたいな投稿してましたが、なんとホッブスから最後尾が見えるぐらいメッチャ並んでました。まあパドックフリーとはいえ、皆さん、スゴいな…。
PM.Session.2-模擬予選
[14:00]ホッブス撮影窓A3
ということで、14時になり模擬予選スタート。もちろん、ホッブスの一番マイクナイト寄りのポイント。ホッブスは何だかんだでここが一番だと個人的には思っています。
まずは定番構図。いつも思うけど、車速の遅いホッブスだけど、割とシャッター速度は速めにしないと被写体ブレしやすいんだよな。欲を出して、シャッター速度落とすと失敗します。
途中で、ホッブスへの飛び込みも流します。本当はもうちょっとシャッター速度攻めても良かったのかもしれないけど、歩留まりと合わせるとこんなところだったかな。周りのカメラマンとシャッタータイミングが全く違うので、結構目立ちます。
[14:54]ヘアピン
Q1が終了し、Q2はどうしようかなぁと思っていたら、ヘアピンのかぶりつきポイントが割と人がそれほど多くなかったので、ここで狙うことに。
とはいえ、下の方がそこそこ人がいるので、上の方から狙います。久しぶりにここの傾斜で撮影したけど、やっぱり脚がプルプルします。
いつもなら、ちょっと正面風に狙うことが多いけど、上から狙うことになったので、あえて立ち上がりを意識した構図で狙ってみました。
さらには、ヘアピンのDUNLOPガードレールをバックにDL勢のマシンを流し撮り風に狙ってみました。
ということで、この日の撮影はこれにて終了。やっぱり、土曜午後の走行が模擬予選だけで終わるというのは、公式テストの雰囲気からするとちょっと物足りなさを感じてしまうのは私だけかな…。
そして、ふと気づいたのですが、リボルバーコーナーにMyLapsのアンテナが立っていて、見事に邪魔をしてくれてます。
あと、2月のGT500メーカーテストの時に何だか工事をしていて、どうなるんだろ?って思っていたら、OIRCの事務所がコッチに移転してました。中には何だかフェラーリが展示されてたな。う~ん、お金かけるところが違うと思うんだが…。