SUPER FORMULA 2020 Rd.2 岡山 Day.1(2020.09.26)
コロナ禍により、なかなか開幕しなかった国内モータースポーツ。8月末から徐々に再開されはじめたものの、9月頭の全日本ロードレースは台風10号の接近により、中止になってしまい、私の事実上の開幕戦は、このSUPER FORMULAになりました。
しかも、まだコロナ禍の影響が残り、ピットウォークやグリッドウォークも無しで、レースクイーンもごく一部のみ。何ならパドック自体も、一部のラウンジパスを持っていないと入れないということで、パドック内を通過すら出来ないというかなり久しぶりの状況となりました。
Day.1 入場者数:2,000人
8月に地方戦に顔を出したものの、本当のレース日としては昨年の11月のS耐以来、ほぼ10ヶ月ぶりの状況。いつになく、前日準備も丁寧に行ってました。
朝5時前に起床して、鳥取市内を出発したのが5:45頃で、サーキットに到着をしたのが7:00すぎ。
この日の走行は8時からだったとはいえ、そこまで急いで来るほどでも無いんですけどね。
実は鳥取を出発した段階では雨模様で、大原あたりでようやく止んだような感じでした。
1コーナーからモスSあたりを一様物色した後、暇つぶしにパシャリ。RX100M7で撮っちゃったのでちょっと被写界深度が深かったらな。本当は夕方に200600Gとかで狙ってやろうかとも思ったけど、まだ結構車が残っていたので無理でしたね。
そうそう、今回ようやくの初現場投入となったMindSiftGEARのBackLight Elite。
どうせ、この週末はマシン撮影がメインなので、200600Gを片手に小物をちょっとバックに入れていけばいいかな?とも思ったけど、椅子の持ち運びも気になったし、何よりパドック内を通過できず、ヘアピン方向まで最終コーナー方向からグルッと回って歩かないといけないのは分かっていたので、あえてコイツで挑みました。
いや、間違いなく正解だったと思います。たぶん、岡山でこんなに歩いたの久しぶりだもんな…。
[8:00]TCRJ
1コーナースタンド
8月頭の地方戦に一様来たものの、とりあえずは肩慣らしに1コーナー。
ここは私にとっては定番スポットですね。というか、最近はビッグレースの時にあまり1~2コーナー方向に来ないから、逆に新鮮な気もしますけどね。
まあ、そんなもんですよね。α9とはいえ、TCRJとはいえ、1/80sで朝イチこれならまずまずでしょ。
ただ、欲を言えば、構図的にはもうちょっとあとの方が良かったかな…。
1コーナー窓
続いて1コーナーの撮影窓。昨年のS耐からお気に入りポイントの1つですね。メインは、SFを狙いたいんだけど、とりあえずこちらも練習を兼ねて。
やはり、ココはいいですね。本当は、もう少し前に出てきた辺りの方が、背景に1コーナーのイン側が入っていいんだけど…。1/160sで選抜率70%。ってことは、もうちょっと攻めても良かったかな?。
箱車だと、背が高いから、1コーナーの侵入が分かりやすいので、飛び込みのポイントを狙うのも撮りやすい。たぶん、フォーミュラカーは車高低いから見えなくて厳しいだろうな…。
フェンス越しで狙ってみる
ここ1~2年ほど、試してみているフェンス越し。
今まで1コーナーで試してみたこと無かったけど、チャレンジしてみることに。この時間帯はまだ太陽がほとんど顔を出していなかったけど、この季節と時間帯だったら、マイクナイトあたりと同様にフェンスの柱で影が出来そうなんだけど…。
とりあえず、今後の為にも試してみることに。
条件はよくなかった割には、案外撮れちゃってるな。そして、ここのポイントの方が、背景的には好きだし、後続車も絡められそうだから、ここはアリだと思うな。
飛び込みもこっちの方が狙いやすそう。ちなみに、TCRはこの1コーナーの飛び込みで結構リア浮くんですよね。
ここってリボルバー狙える!?
ちなみに、先程の1コーナー撮影窓の場所なんですが、ここからヨコハマの看板方向を眺めていて思ったのですが…
ここから、リボルバー狙ったらバッチリじゃない?。これで、換算200mmだから、840mmとか使えばイケそうな気が…。ただ、こんな通路で、逆向き狙っているとか、とても恥ずかしくて出来ないわ😓。
実は、このあとヨコハマ看板のところとか、2コーナースタンド入口とかあれこれ物色していたけど、やっぱり一番ここが条件良さそう。
[8:55]N-ONE
2コーナースタンドからリボルバー
あれこれ悩んだ結果、結局2コーナーのスタンド席からリボルバー方向を狙います。
今日は、朝イチの段階だと、作業車の配置場所が良く、狙いやすいなぁ…と思っていたら、救急車がこんな場所に…。もうちょっと寄って頂けると、大変助かるのですが…。
ちなみに、写真がないのですが、ここから先日購入したα7RIVを投入です。
もちろん、メインの撮影機としては、α9なのは間違いないのですが、APS-Cクロップ狙いの時に、サーキット撮影で使えないなぁ…と思っての実戦投入です。
う~ん、微妙😰…
ここにアップしている写真だけ見ると、『撮れてるじゃないの?』と思うかもしれませんが、非常に打率が悪い。実に23%の選抜率…。α9の時だと、連写していて1~2枚ぐらいは、アタリが来ていて、「ヨシヨシ…」と思いながら撮影するのですが、全くそんな感覚が無い。しかも、Exif見てもらって分かる通り、下2枚とか1/200sですから…実際、1/200sの選抜率だけ見ても35%。
正直、この頃はまだ原因が分かりませんでした。(ちなみに、その要因が何となく分かってきたのは、この日の夕方でした…)
2コーナー立ち上がり
続いて、向かったのは2コーナーの立ち上がり。
普段はこんなところで撮影する人なんて、ほとんどいないんですけどね。
私も、過去に雨の日のSUPER GTを狙ったぐらいかな。以前は雑林があったりして、撮影しにくかったんだけど、綺麗になって撮影しやすくなりました。
ん~、まあなんとか撮れているんですけど、選抜率は33%ですが、正味のいいものは1割以下って感じでしたね。結構、マシン撮影に使えるだろうという期待もあってのα7RIV投入だったので、ちょっぴり焦り始めます。
その上、『これは、SFでは厳しそうだなぁ…』と既に悟り始めます。
ちなみに、このマシン、2コーナーを膨らんでしまって、グラベルにはみ出してしまったのですが、何とかモスSまでにはコースに戻れて、ノークラッシュで助かりました。さすがに見ていてハラハラでしたね。
そして、2コーナー立ち上がりとしては、もはやモスSの下り坂に近い、この場所から狙った方がスポンジバリアが無くなって良さそう。というか、以前にも書いたとおり、ココって、ガードレール跨いで、中腹まで降りたら怒られるのかな?
モスSからアトウッド狙い
そして、N-ONE走行の一番最後に向かったのは、モスS。
しかも、モスSといっても、下のPA-8駐車場ではなく、そこに降りるまでの坂の中腹のところ。ここで、どこをどう狙うのかというと…
そうなんです。アトウッドの立ち上がりを流すという荒技です。実は、今回のSF戦を前に、「岡山国際で新しいポイントないかなぁ?」とネットを物色していたときに、発見したのがこの写真だったんです。(というか、初めて「アトウッド」って文字を打ったかも…)
はじめは、「いやいや、アトウッドに一般客入れないし!」と思っていたもののの、「かなり離れたところ」「1,000mmの望遠」とあったので、アレコレ事前物色した結果、おそらくココだろうと踏んだわけです。
やはり、予想的中ですね。やはりここから狙ってますね。
[9:30]SUPER FORMULA LIGHTS
引き続きモスSからアトウッド
α7RVIでスタート
場所は先程のままで、SFLの走行を狙います。
とりあえず、α7RIVでテスト。う~ん、正直これが限界💦。
α9へスイッチ
何となくそんな予感はしていたので、早々にα9へスイッチ。
置きに行った1/100sの時点で、既にα9に軍配…。何なんだろう、α9とα7RIVの差って…。
いよいよ、本気でスローシャッターの世界へ。
今回は、1/30sでだいぶん粘りました。さすがに、ここまで行くと、相当打率悪いですが、こういうのは狙い所で何枚か撮れたらOKですから。
個人的に、この構図、いいんだけどこれ以上アップしようと思ったら、正直トリミング有りきの方がいいかもね。思っている以上に美味しい部分って短いし、結構車速あるから追うだけでも精一杯だもんな…。
ちなみに、さすがにこのポイントから次の場所までの移動は厳しいので、結果、30分間ミッチリとここで狙ってました。
[10:20]SF専有走行
バックストレート
続く、SFの走行は本当は1コーナーの撮影窓狙いが本命なのですが、遠目に覗いた段階で、10人近く群がっていたので、そちらは諦めて流れからまずはバックストレートを狙うことに。
先日の地方戦の時は、写真の喫煙コーナーのあたりから狙ったのですが、今回はちょっと場所をズラしてチャレンジです。
それにしても、先月の地方選の練習の甲斐がありましたね。ちょっと傾けすぎな感じもあるけど、SFで1/60sで狙えたらまずまずでしょう。にしても、ホント、SFは車速が速すぎて追うだけで必死です。
リボルバー
続いて狙うは、2コーナー側からのリボルバー。
ひとまず、先程のバックストレートを狙った位置と全く同じ場所です。通常なら逆光になって残念な時間帯なのですが、まだこの時間も日差しはほとんど無かったので、助かりました。
ちょうどリボルバーを狙いはじめてすぐぐらいのタイミングに、大嶋選手の1コーナーのクラッシュで赤旗中断に。午後の走行も心配しましたが、午後のFPには走行始めてましたね。
本当はもう少し寄ってもよかったのですが、あえて背景の緑の芝生部分を多めにしたかったので、こういう構図にしてみました。って、明らかに先程までの流し撮りの影響が色濃く出ているよね。
いやいや、こういうの、岡山国際っぽくなくていいな。
2コーナースタンドからリボルバー
もう少し前側からリボルバーを狙いたいと2コーナースタンドの1コーナー側へ移動。
先にN-ONEを撮影した場所よりも3~4段ほど上段です。救急車が相変わらず邪魔なんだけど…
なかなか、これまでリボルバーの脱出の部分っていい感じに狙えなかったんだけど、今回はドンピシャですね。別に以前も、この場所から狙ったこともあったんだけど、クレーン車がいたら絶対無理だからね。
もう、次からリボルバーを狙うならここに決めました。あとは、今回はα9をAPS-Cクロップで挑みましたが、今後はα7RIVのAPS-Cクロップで挑めたらいいんですけどね…。
定番のリボルバー~パイパーの間。ここも、毎度のこと、背景のコンクリートウォールがもうちょっと綺麗だったらカッコいいんだけどなぁ…。
1コーナー撮影窓
走行時間のラスト15分ほどで、だいぶん人が減ってきたので、満を持して1コーナー撮影窓へ。
2016年にF3をここから狙ったことはあったけど、SFをこの窓から狙うのはたぶん初めてかな。
面白みもなく、完全に置きに行きました。それでも、1/160sであの車速でこれだけバチコン来れば、いいでしょ。しかも、1/160sの選抜率は59%なので、もうちょっと攻めても良かったかも。
何だろう、ひとまずこの週末の目的を1つクリアって感じ。
ボチボチとグルりと…
SFの走行が終わり、一度車に戻って機材整理した上で、いよいよ長い旅路(!?)へ…
この頃には、晴れ間が見え、日差しも差し始めました。
イベント広場は、このコロナ禍により、ガラ~ンとしてしまっています。もちろん、オフィシャルステージなんかもありませんからね。
屋台は出ているのかな?と思っていましたが、数軒出店されていましたね。
私はおにぎり持参でしたが、少しぐらいサーキットにお金を落とさないと…ってことで、塩からあげをGET。
それにしても遠いです。
今回のレースはコロナ禍により、ピットウォークやグリッドウォークが無いのはもちろんのこと、パドックパスの販売も無し。唯一、「コースサイドガーデンパス」だけが販売され、それがあればパドック入れなくは無かったですが、GWも無いのに33,000円は出せませんよね…。
なので、ヘアピンやリボルバー方向に行きたければ、否応でも歩いてコースを半周歩いて行かないといけない訳で…。正直、私にとってパドック通過出来ないレースは何と2014年S耐以来!。マイクナイト狙いで朝イチから歩くってのはありましたが、PA-6からヘアピンまでってのはなかなかシンドイよね…😥。
PA-6を離れたのが11:25で、からあげ買って、トイレによって、ヘアピン到着が11:55頃。なので、正味25分ぐらいなもんか…いやいや、なかなかもんだね。
[11:50]N-ONE
ヘアピン
ということで、向かったのはヘアピン。
別に、N-ONEを狙うつもりで来たわけでは無かったけど、間に合ったのでちょっと撮影。
でもまあ、せっかくなのでα7RIVで狙ってみます。
う~ん、朝イチよりは使えなくはないし、選抜率もほぼ50%あるんだけど、やはり何かブレが多いんだよなぁ…。
[13:05]TCRJ Sat.
しばし、おにぎり休憩をしたあとに、TCRJの撮影へ。
ヘアピン
とりあえず、先程のN-ONEと同じヘアピンの下段から2人目のポジションから狙います。ここからは再びα9にボディチェンジ。
思いのほか寄り切れてないですが、N-ONEよりもTCRJの方が車速速いはずなのに、シャッター速度は遅いという…。α7RIVの問題点は何処なんだ?
ヘアピン上からバックストレート
車両台数も多くないTCRJで、ずっとヘアピンってのも面白くないので、上段からバックストレートを狙います。
いつもなら、フェンスよりも駐車場側で撮るのですが、今回はヘアピンからの移動性も考えてフェンスよりもリボルバー側から狙います。
欲を言えば、もうちょっと寄って、背景の駐車場を切るようにした方が良かったかな。ここも、先日の地方選の時に気付いたスポットだけど、バリエーション増やすにはいいところだと思います。
ヘアピン上段から再度狙う
その流れから、撮影していた人も減ったので、ヘアピン上段から再び狙っていきます。
上段からだと、DUNLOPのガードレールを流しながらってのが定番ですかね。個人的にはもう少し、左上がりで狙った方が迫力あったかも。
ヘアピン中段からまた狙う
そして最後に、このあとのSFの撮影場所確保も兼ねて、中段あたりから狙います。
最近、下段から撮ることが多いんだけど、一番下よりも、少し上の方が画的にはいいかもね。
ということで、SFの撮影もこの場所から狙うことに。
[14:00]SF FP走行
いよいよ、SFの走行が始まるかなぁ…という時間になってから、リボルバーコーナーのポストの無線から「小雨が降ってきた」という情報が…
確かに、ヘアピンからアトウッド方向を見ると、山が白くなってきており、明らかに降りそうな予感…。
そうこうしていたら、本当にポツポツと降り始めました。一様、ポンチョやカメラのレインカバーは持参していたとはいえ、降るとは思っていなかったので、車の中…。取り急ぎ、カメラバッグのレインカバーをかけ、レンズとボディにはタオルをかけ、小雨をなんとかしのぎます。
こういうことがあるから、必ずタオルと透明なゴミ袋とかは必須なんだよな。
ヘアピン
走行開始しばらくは、降ったり止んだりの天気。正直、ヘアピンにこんなに長居をするつもりは無かったのですが、出てこないマシンが多かったので、仕方なく30分近く粘ることに。
後半、流すことを考えていたので、少し引き気味の感じになっちゃいましたね。まあ、置きにいって1/125s~1/160sってところですかね。
バックストレート
続いて、先程もTCRJも撮影したバックストレート。今度は、フェンスの手前側です。
だいぶん、1/40sで頑張りましたが、選抜率は27%。さすがにこのスローシャッターだと仕方が無いと思いますが、お陰でいい感じのヤツが撮れました。
HP用なので、あえてノートリミングですが、本当だったらいくらかトリミングしたい感じですね。4枚目のオーバーテイクするところはいいですね。
パイパー
続いて向かったのはパイパーコーナーのイン側。
本当はアウト側に行きたいのが本音ですが、パドック入れないですからね…。
ここも置きに行ったところで面白くないので、1/50sで攻め込みます。
以前から述べている通り、この手の流し撮りだと定番はリボルバーなのでしょうが、個人的にはパイパーの方がやや前側から狙えるので好みです。
とはいえ、ここはコースの形状の関係でどのマシンがいつ来るのかが分からないので、耳でエンジン音を聞きながら近づいてくるのを感じるのが難しいんですよね。
あえて寄ってみる
以前はよくしていたのですが、久しぶりにちょっと寄ったショットを狙ってみました。箱車とは違って、フォーミュラーカーは、ドライバーがそのまま見えるので、案外寄るってのがいいんですよね。
ただ、ここは本当に狙いにくいので、この画角がギリですね。あとは、トリミング対応するしかないです。
少しレッドマン寄りに
実は、先客さんがいて、これ以上寄れなかったのですが、移動されたので、もう少しレッドマン寄りに移動します。
まあ、そこまでは大きく変わらないかな。というか、ここまで来るとフェンスが邪魔になって、それはそれで狙いにくくなってしまいます。
[15:55]SUPER FORMULA LIGHTS Rd.4
SFの走行が終わって、帰ってしまう人も結構いましたが、せっかくSFLがあるので、もう少し粘ります。
それにしても、見事にSFの走行のタイミングに降った雨は何処へやら…といった感じのお天気。むしろ、雨あとの晴れということで、一気に湿度は上がっていきます。
ヘアピン正面
ここも先日の地方戦の時に確認したポイント。さすがに、SFとかビッグレースをここで狙う気はないですが、ちょっとぐらい試し撮りしてみたい気もしたので、せっかっくのSFLのレースということもあって、狙ってみることに。
ボディはあえてのα7RIV。
フォーメーションラップでとりあえず。
こういう構図の時に、先頭車両にリアルタイムトラッキングをオンしておいて、追従させるというのは便利だね。
ホッブス
ヘアピンはスタートしか興味が無かったので、そそくさと移動。
本当はSFのタイミングで来たかったホッブスの立ち上がり。
先客がおられたので、厳しいかと思ったけど、うまく私の狙いたい角度はフリーだったので、背後から申し訳ないけど狙わして頂くことに。
あれ?、こうやって撮ってみるとα7RIVでも案外悪くない😲。もちろん、メカシャッターだから接近してきたときにAF的にα9に負けるのは仕方が無いとして、それでも選抜率64%だし、全然雰囲気は悪くない。コレって何か、撮り方に問題がある?
やはり、ホッブスは少し傾けた方が雰囲気は良さそうだな。ちなみに、ここは1/160sはSFLでもさすがに微妙だな。1/250sまでいくと、全然OKなんだけど。
ちなみに、今回の週末で、唯一の心残りは、ここでSFを狙えなかったことかな。
マイクナイト
続いて向かったのは、定番のマイクナイトコーナー。ここで使って見れば、何が悪いのかは一目瞭然だからな。
α7RIV不調の原因が遂に判明
まず、マイクナイトで撮り始めて、とあることに気付きます。
この2枚のショット、同じ設定で連写中の1カット目と3カット目なのですが、1カット目はバッチリ来ているのに、3カット目はブレてる。シャッター速度は1/250sだから、シャッター速度の問題じゃ無い。つまり、構えている最中はいいけど、流し撮りを始めた瞬間にダメになる…。
コレって、もしや犯人は手ぶれ補正か!?
昨年の中盤頃までは手ぶれ補正OFFが標準だったのですが、α9×SEL200600Gの組み合わせになってから、どうも手ぶれ補正ONの方が歩留まりが良い感じがしていて、ずっと手ぶれ補正ONにしていて、α7RIVでも手ぶれ補正ONの方がいいかな?と思ってたけど、もしやα7RIVは手ぶれ補正OFFにした方がいいってこと!?。
とりあえず、試しに手ぶれ補正を外してみたら…
むむっ!、これは明らかに犯人は手ぶれ補正っぽいですな…😏
ここでの撮影で、手ぶれ補正のON・OFFを切り換えて何枚か撮影しましたが、間違いなく手ぶれ補正が原因だったっぽいです。というか、実はこの上の3枚、何も考えずにHP用にと写真を選抜をして、あとでExif見返したら、全部手ぶれ補正OFFのものでした。
で、改めて写真選抜をしながらその選抜率を計算したら、手ブレ補正ONとOFFの差は歴然でしたね。シャッター速度が落ちるほど選抜率が落ちるのは当たり前ですが、これだけ差が出ると如実ですな。
つまり、α7RIVで狙うときは、手ぶれ補正はOFFにしろってことだな。確かに、あとでアレコレ調べてみると、手ブレは結構シビアになったって話題はちょくちょく見ますね。
マイクナイトフェンス越し
最後に狙うは同じマイクナイトのフェンス越し。
この時間帯になれば、柱の陰が落ちてきて、フェンス越しに狙えるだろうという読みがありましたからね。
正直、α7RIVの問題点が判明したとはいえ、実はこの時間帯にSCが入ってしまって、各車ウェービングしながらの走行だったので、キッチリ撮れてないですが、まあまあこんなもんかな。
それにしても、最後はいい天気になりましたね。そして、ここから2コーナーのPA-6まで戻るのがまたなかなか大変…
気付いたら、想像以上に日焼けをしていて焦りました。17時前にはサーキットをあとにし、とりあえず1日目は終了です。