S耐 スーパー耐久シリーズ 2016 Rd.6
オートポリス 参戦への道のり
これまで、岡山国際サーキットをホームコース(!?)としながら、たまに鈴鹿サーキットに足を運んでいましたが、いよいよ2016年になって、新たなサーキットを開拓したいと思いはじめました。そこで、白羽の矢が立ったのが、九州にあるオートポリス。ただ、何かと検討をするべきことがいくつかあるので、オートポリス戦への参戦を前に、そこへの道のりを書き止めていきたいと思います。
実は、オートポリスって、今回が初めてではないんですよね。2012年9月に熊本旅行をしたのですが、その時にオートポリスに足を運んでいます。なので、なんとなくのイメージ自体は付いているのですが、逆に言えば、そのイメージがあるからこそ、いろいろと考えたいなぁという気がするのです。
#1.参戦へのプチ計画を立てる Part.1・アクセス編(2016.01.04)
特に一番考えなければならないのが、アクセスです。というのも、鳥取から岡山国際までが1時間半、鈴鹿も4時間あれば大丈夫なのですが、オートポリスとなるとその熊本旅行の経験からすると8~9時間コースが必至。ということで、綿密な計算が必要なんです。
交通手段はどうするのか?
単純に考えて、交通手段としては、自走、新幹線、飛行機、長距離バスなどなどあるわけですが、山の中にあるオートポリスは、公共交通機関を使うと、必ずレンタカーが必須になる。しかも2日間になるので、これだけでも結構な金額に。さらには、アクセスバスも走っているけど、機材やら天候やらのことを考えると、やはり自分の車が一番になると思います。
サーキットへのアクセスは大きく3つ
では、自分の車で行く場合、どうするのか。普通に考えれば、やはり高速道路利用ですよね。以前の熊本旅行の時に、フェリーも考えましたが、フェリーは楽だけど高くつく。やっぱり、結局のところ高速道路しかないでしょう。
その高速道路利用となると、オートポリスの場合、最寄りのICで考えれば、日田IC・植木IC・熊本ICの3つが有力になります。
単純にそれぞれのICからサーキットまでの距離は、
・日田IC:45.4km
・植木IC:37.1km~43.2km
・熊本IC:43km
という感じになります。もちろん、ルートにもよりますが、パッと見ても、どこからでも同じぐらい。
これを、鳥栖JCTからの距離という考え方で計算をすると、
・日田IC:41.3km
・植木IC:64.3km(+23km)
・熊本IC:78.2km(+37km)
になります。こう見ると、どう考えても日田ICってことになりますよね。植木IC経由が距離的には若干近く、裏道等も多いようにも思えますが、逆に市街地を抜けるときに多少時間のロスが出てきそう。
日田ICからのルート
日田ICを降りて、国道212号線を南下して、途中ダム湖の横を通りながら、県道12号線に入っていくルート。いろいろ調べてみても、福岡や北方面から来るのはこのルートが多いようです。
この動画は、オートポリスから日田ICなので帰りルートにはなりますが、結構なうねうね道です。信号自体はほとんどないけど、曲がりくねっているので、距離の割に時間がかかる。そして、遅い車があると、ノロノロ運転になるとのこと。その一方で、ほとんど裏道がなく、あっても国道442号を八女方面に出るぐらいとのことで、決勝終了後は、かなり渋滞したという記事もあちこちで見ます。
植木ICからのルート
植木ICからとなると、菊池からのルート。西側から来るルートになります。
実は、以前にオートポリスを訪れたときは、このルート(県道45号線経由)で走りました。このルートの問題は、菊池市内を抜けるのが混みそうだという点。ただ、こちらは植木ICから菊池渓谷まではある程度裏道もあったりするので、状況に応じては対応はしやすい。
あと、もう1つは、県道45号線を菊池渓谷を経由してちょっと遠回りで行くのか、県道205号線を菊池高源カントリークラブを経由して行くかですね。
2012年のオートポリスを訪れたときは、カーナビに従って行ったのですが、はじめは県道205号線の方に誘導されました。
ただ、県道205号線に入るところで、ちょっとこの道は…と県道45号線の方の道に変えました。事前にチェックをしていれば行ったかもしれませんが、何せCX-5納車8日目でこの道を走る勇気は無かったですね。
一通りストリートビューで確認をしましたが、別のサイトでも記載があったとおり、作東IC~岡山国際サーキットに抜ける道よりはまだマシなようです。
一番狭そうなゴルフ場を過ぎたあたりでもこんなもんです。スゴい曲がりくねっているわけでも無いので、この手の道に慣れている人なら問題ないかと。しかも、作東IC~岡山国際サーキットのところは生活道路になっていますが、こちらはそもそも交通量無いだろうし、あちこち記事を見ても、「対向車が無いので走りやすい」とのコメントもあります。ただ、そんな私でも夜にこの道を走る勇気はちょっと無いかな。特に、初見が深夜なんてのはちょっと無茶だな。
こういう狭い道に慣れていない方や運転に自信の無い人は、無理せず、県道45号線を通るルートを走った方がいいと思います。県道45号線は、終始2車線道路ですので、そう問題はないと思います。ただ、ナビが205号線の方に誘導する可能性は十分ありますので、注意をして下さい。
熊本ICからのルート
この道も、直接オートポリスに行ったわけではありませんが、大観望に行ったときに走ったことのあるルートです。いわゆる、ミルクロードっていう有名な道です。
走りやすさで言えば、圧倒的にミルクロードでしょうし、観光も含めて「阿蘇に来たぞ!」って思えるのは間違いなくこの道でしょう。大津のあたりにホテルを取った場合は、このルートもあるのでしょうが、そうでなければ、北方面から来る人は、まず通ることは無いんじゃないだろうか。
最寄ICまでどう走るのか?
普通の場合、最寄りのICまでどう走るのか?なんて考えることは普通は無いのですが、なんでこんなことを考えるのかというと、山口に向かうまでに、行く方法がいくつかあるんです。それをどっちを走ったらいいのかなぁというのがなかなか難しいんですよね。
これが正直、結構考え物で広島に行く時でも毎回悩みます。単純に言えば、
中国道:距離は短いが、線形が悪く速度規制もところどころある。山の中を抜けるバイパスという感じ
山陽道:距離は遠回りになるが、線形が単純で走りやすい。
という違いがあります。
さらに、鳥取という土地柄から考えると、
・津山ICで乗る(中国道or山陽道)
・佐用ICで乗る(中国道or山陽道)
という選択肢もある一方で、
・播磨新宮ICで乗る(この場合は山陽道)
というやり方もあります。 私は結構このルートもよく使います。また、
・米子経由で松江道に乗る(この場合は中国道)
という可能性もあり、全部で6通りのパターンが存在します。
実際に試算してみた
ということで、下図のように6通りのパターンで試算してみました。
これを見ると、
・中国道or山陽道は、中国道の方が30km・20分ほど短縮する
(ただし、中国道は80km/h規制区間も多く、100km/h巡航は難しいので、現実的には遅くなる。
実際、中国道を90km/hで試算すると、山陽道100km/h巡航と時間的な差は無くなる。)
・津山ICor佐用ICは、津山ICの方が距離は30kmほど短縮するが、時間的には変わらない。
・佐用ICと播磨新宮ICは、距離は播磨新宮の方が20km程短縮するが、時間的には変わらない。
・米子経由は、距離は津山ICとあまり変わらないが、時間的には15分ほど遅くなる
(2車線区間が多く、追い越し車線が少ないので、場合によっては、80km/h巡航も厳しい可能性も)
という結果になりました。これらを加味すると、
・津山IC・佐用IC・播磨新宮ICでいずれのルートで走っても時間的な優位はあまりない。
・米子道は、時間的には優位点はなく、むしろ不利である
という結局変わらないという試算になりました。 まぁ、渋滞等を考慮して走りなさいよってことでしょうね。
距離感をイメージする
これね、本当に大事です。
というのも、以前、熊本旅行をした際に、広島・山口あたりがすっごい長かったんです。「まだ、広島かよ!」「まだ、山口かよ!」って。なので、直線で表してみました。
こう見ると、やっぱり遠いなぁ…orz。 そもそも、鈴鹿と広島が同じぐらいの距離なので、その倍でやっと関門海峡ってところです。九州に入ってからは150kmほどなのでそれほどでもないんですけど、とにかく中国地方が長いんですね。そして、オートポリスの最寄りである日田ICと富士スピードウェイの最寄りである御殿場ICって、60km近く差があるんですね。しかも、新名神の名古屋側が開通したら、もっと距離短くなるだろうし…。ただなぁ、富士って混むんだよな…orz。
高速料金
続いて、高速料金の試算です。ETC割引には大きく、深夜割引と休日割引の2種類があります。通常、休日割引は大都市部は対象外になりますが、福岡は大都市ではないので、いずれの割引でも違いはありません。
そうなると、鈴鹿参戦の時と同じように、土曜日(予選日)深夜0時を過ぎてから高速道路を降りて、日曜日(決勝日)深夜24時までに高速道路に乗る必要がありそうです。
・津山IC-日田IC:11,200円(ETC 7,700円・△3,500円)
・佐用IC-日田IC:11,700円(ETC 8,120円・△3,580円)
・播磨新宮IC-日田IC:12,200円(ETC 8,230円・△3,970円)
・米子-松江道経由-日田IC:10,170円(ETC 7,480円・△2,690円)
やはり、金額的には津山ICが有利です。松江道経由は、確かに安いのですが、無料区間で分断されてしまうため、実際のETC割引が適用されるのは、三次JCT-日田ICまでになるので、思っているほど差がそれほど大きくありません。
また、降りるICで試算をしてみると、
・津山IC-日田IC:11,200円(ETC 7,700円・△3,500円)
・津山IC-植木IC:11,500円(ETC 7,980円・△3,520円)
・津山IC-熊本IC:11,800円(ETC 8,120円・△3,680円)
こう見ると、そんなに差はなさそうです。
総評:行きは日田経由、帰りは菊池経由かな?
ひとまず、最寄りICまでは鳥取道経由で佐用JCTから中国道を乗って、山陽道経由で行くかな。津山ICでなく、佐用経由にするのは、とにかく長時間運転になることを考慮して、できるだけストレスを減らすため。そう考えると、多少お金がかかっても、変な神経を使う下道を走るより、流れで走った方が楽だからな。中国道ではなく、山陽道経由というのもそのため。一方では、山陽道の方が交通量が多いから…という問題もあるけど、中国道のストレスって結構大きいからな。
そんでもって、行きは日田ICを土曜日の0時過ぎに降りてサーキットで車中泊パターンかな。菊池経由は、植田IC経由で距離的にも不利だし、菊池経由の道を夜に走りたくないし。あとは、日田経由の道も走ってみておきたいという思いもあるので、こちらをチョイス。
逆に帰りは、菊池経由。これは、一番渋滞が少ないのが菊池経由だろうという判断。菊池の市街地の渋滞も心配だけど、こっちは裏道も多いので、その辺はプランをいくつか持っておいて、現場で困らないようにしたいな。
ちなみに、単純な試算だと、鳥取ICを17:30に出発をすれば、日田ICが24:01になる。ただ、これは休憩も何もしない時間でしか無いので、休憩を1時間程度~1時間半見ても、鳥取を16:00に出ればいいような感じになるのか。
#2.参戦へのプチ計画を立てる Part.2・宿泊編(2016.01.05)
とりあえず、アクセスが決まったところで、次に考えるのはホテルです。
そもそも、車中泊が結構多いらしいオートポリス
他のサーキットでも車中泊をするという人は結構いますが、オートポリスはこれまた多いようです。それにはいくつか理由があるようで、
・サーキットの近くにはホテルが無く、ホテルがあるところまで、だいたい1時間ぐらいはかかる
・ホテルがあっても、富士や鈴鹿に匹敵するぐらい取りにくい
・SUPER GTの時は、予選日の夜、場内駐車場に入れる
といったことが影響しているようです。
特に駐車場については、SUPER GTでは、
<予選日>ゲートオープン 6:30、ゲートクローズド 18:00
<決勝日>ゲートオープン 前日22:00、ゲートクローズド 18:00
となっており、一度、外に出る必要はありますが、その日の夜22時には再入場することが可能なようです。なので、1度、日帰り温泉に行ったり、夕食を食べたりして、22時前に帰ってきて車中泊を…という記事はちょくちょく目にします。
本当は、駐車場の位置取りなどのことを考えれば、車中泊をした方が有利なのでしょうが、8時間ほどかけて走ってきた疲れと、前日の車中泊の疲れもあるので、できればホテルに泊りたい…というのもあるので、今回はホテルを探すことにしました。
そもそもホテルはどのあたりにあるのか?
オートポリスといえば、大分ではありますが、すぐそこには阿蘇があります。大観光地でもある阿蘇があるだけに、ホテルなんてあるだろう?って思うんですけど、そうは簡単にはいきません。
①内牧温泉
オートポリスから一番近いであろう温泉街。ただ、その分、レース関係者が宿泊する可能性も高く、かなり難しい。
②菊池温泉
ここも、ある意味、オートポリスから近い温泉街。アクセス的なことを考えると意外といいかもしれない。
③大津近辺
ここは、温泉街というよりもビジネスホテルが結構立ち並ぶエリア。そういった意味では、お一人様でも泊りやすい。
④日田
一様、温泉街でもあるし、街なのでビジネスホテルもあり、悪くは無い。ただ、他と比べるとちょっと遠いか…。
やはり、火山地帯ということで、温泉自体は結構あちこちあります。それこそ、杖立温泉や黒川温泉なんかもあります。ただ、私のように撮影目的でしかもお一人様となると、なんとも温泉というのは行きづらいものがああります。値段も張るし、早朝チェックアウトというのも気が引けますからね。
#3.熊本地震によりオートポリスも被災(2016.04)
今年こそは、オートポリスに行こうと考え、「どうせ行くならビッグレースがいいな」と思い、5月のSUPER GT戦に行くことを決意。ホテルを押さえ、チケットはサポーターズクラブで購入できるので、駐車券だけをコンビニで購入して…というところまで段取りをしていたところ、熊本地震が発生。
阿蘇にほど近いオートポリスも、はじめの地震ではそれほどの被害はなかったようですが、本震の揺れにより、サーキットのコース場のひび割れ、ラウンジのガラスが壊れるなど大きな被害が出た模様で、9月末までの閉鎖が決定しました。
これにより、5月に開催予定だったSUPER GTはもとより、9月に開催予定だったSUPER FORMULAも開催が中止になってしまいました。
#4.10/1再開決定!!、S耐に行く!?(2016.09.17)
ご承知の通り、4月に起きた熊本地震でサーキットも被害を受け、SGT・SFどちらのレースもキャンセルになってしまいました。「今年は無理だろうなぁ…」と思っていたところ、10月の営業再開、そして11月のS耐は行われることが発表されました。
個人的には、いきなりがSGTのような混雑必至のレースよりも、様子を掴む分にはS耐ぐらいの方がありがたい。ということもあって、私の中では漠然と「S耐最終戦に行こう」とは考えていました。
ふと気付いたら、何処までアクセスは復旧しているのだろうか
気付けば、S耐最終戦まで2ヶ月ぐらいとなり、ふと考えたときに、「周辺道路などの復旧はどれぐらいまで完了しているんだろう?」とふと思いました。
私としては、ホテルは熊本市内に予約を既にしており、ミルクロード側は混雑するだろうから、菊池方面からオートポリスに行こうと考えていました。このルート、4年前に熊本に行ったときにも走ったルートですし。
で、通行止め等の具合を確認するべく、検索をしてみたところ、熊本県防災情報ホームページの災害に伴う道路情報のページを見つけました。
菊池方面からのアクセスは厳しそう
この情報によると、菊池方面は県道45号線が法面崩落により全面通行止め。一部には復旧には2年かかるという話もあるとか。それを聞くと、来年、SGTやSFが開催されたとしても厳しそうです。また、同じ菊池にはゴルフ場の方を通る県道205号線もありますが、こちらも落石により、”当分の間”全面通行止めのようです。
ミルクロードは混雑必至
菊池方面からのアクセスが無理ということになると、熊本市内へは必然とミルクロード経由になります。このルート、観光ルートとして有名な道ではありますが、それよりも、報道でも度々流れていた阿蘇大橋付近の大規模な土砂崩れによる国道57号線の迂回路となっています。つまり、阿蘇方面へはこのミルクロードが生命線になっているということ。
となると、間違いなく、S耐の観客だけでなく、阿蘇への観光客、そして一般の住民の方々も通行するので、渋滞が起きるのは必至と考えた方が素直です。ミルクロード自体もそうですが、大津町のあたりが結構混むんですよね。しかも、ドライバーやRQの方々などはほとんど熊本空港からのアクセスなので、ほぼ熊本側を利用します。となると、できれば避けたいところです。
では、残された日田方面はどうなのか?
そこで浮上してくるのが大分の日田方面になります。大分側の情報としては、こちらの大分県道路規制情報提供サービスのページで確認することが出来ますが、ザッと見る限り、通行止めはないものの、5箇所ほどのところで片側交互通行が行われているようです。多少は片側交互通行の場所で渋滞は起きるかもしれませんが、通行そのものは出来るようです。
こうなると、ホテルを日田にチェンジした方がいいかもしれませんね。オートポリスから日田までが41km程度で、熊本の今予約しているホテルまでが、ミルクロード~大津町経由で46km程。う~ん、とりあえず日田で押さえてみてもいいかも。
チケットはどうしますか?
まだ、レースの詳細が発表されていませんし、チケットの詳細も発表されていません。なので、今からこんなことを言っていても仕方がないのですが、できれば、エグゼクティブサロンを取りたいですね。これは、岡山国際サーキットで言う、ピットラウンジパスみたいなもんです。入場はもちろんのこと、パドック、ピットウォーク、グリッドウォークに入れますし、専用観戦ルーム、専用駐車場も付きます。これで、昨年は12,000円だったそうです。
そもそも、オートポリスのS耐は、通常の観戦券でパドックに入れるようですが、
観戦券[\3,500] + 駐車券[\1,500] + PW券[\1,500]×2日間 = 8,000円
なので、+4,000円で、専用観戦ルームや専用駐車場があるなら、こっちを選びますよね。
あえて金曜日のAP入りを目指す!?
基本、サーキットに到着をするのって、土日なのですが、今回、金曜日に到着してもいいかなぁと密かに思っています。というのも、初めてのサーキットということもあるので、あれこれ移動して撮影したい。ただ、レースの流れになってしまうと、車で場内を移動できるオートポリスとはいえ、それはちょっと気が引ける…ので、占有走行のある金曜日に移動しながらザッと撮影ポイントを物色して、土日に挑もうかなぁと。もちろん、土日はRQの方々も狙わないといけないですからね。
しかも、鳥取-オートポリスとなれば、8~9時間コースは必死で、高速代も結構かかる。そうなれば、滞在時間を長くしたいなぁとも思うわけです。でなれば、例えば、木曜日の仕事終わりで、18:30や19:00に鳥取を出発して、4時間かけて広島あたりのSAで仮眠休憩、で早朝4~5時ぐらいから5時間かけてオートポリスに行けば、9:00や10:00には到着できます。意外と悪くないと思うんですよね。
ホテルをチェンジ
実は、7月の段階で10月再開、S耐は開催される模様との情報が流れていたので、その段階でホテルを予約していました。
その時は、特に何も深く考えることなく、当初SGTで押さえていた熊本市側のホテルを予約していました。ただ、先の記事の通り、菊池側からオートポリスにアクセスすることはできず、その一方でミルクロード側は渋滞必死とのことで、今回の記事を書きながらホテルを熊本から日田の方にチェンジしました。しかも、金曜日には行くことを想定して、金・土の2日間で予約しました。
#5.エグゼクティブサロンのチケットをGET(2016.10.03)
10/1にオートポリスの営業が再開し、「そうか、営業が再開したのかぁ…」とフラッとオートポリスのHPを訪れたところ、S耐のページが登場、チケット発売を確認したら、10/3ということで、「いやいや、HP見てなかったら危なかったわ」とちょっと焦りました。
で、そのチケット発売の10/3(月)。オートポリスは普通にローソンチケットやセブンチケットで発売される形で、販売開始は午前10時から。平日の日中ということで、仕事中に買いに行くことができず…というか、むしろ昼休憩に入る時まですっかり忘れていて、ふと、「あっ、ヤバい、今日だった!」と思って昼食を買うのと合わせてチケットを購入しに行きました。
チケットの種類については、以前も述べていた通り、ちょっと奮発をしてエグゼクティブサロンのチケットにしました。このチケット、去年よりも値上がりをしていて、15,000円でしたが、
・前売観戦券(\3,500)
・観戦券+PW券(\5,000)
・観戦券+PW券+GW券(\9,000)
・駐車券(\1,000/日)
という相場を考えれば、全然安いもんです。さらに、岡山国際サーキットのピットラウンジと比べても、明らかに安いですからね。
私は、ローソンで購入しましたが、実はこの時点でエグゼクティブサロンは、△マークが表示されている状態でした。その後の経過を見た限りでは、翌日の夕方にはもう完売していました。震災明け初めてのビッグレースということで、いつものS耐よりも注目度が高いのかもしれませんが、もし、サロンのチケットを買いたいという方は、早めに買うことをお勧めします。
#6.S耐岡山のタイスケを元にシミュレーション(2016.10.26)
今回のS耐オートポリス戦は、これまでとはちょっと違います。というのも、S耐では今年からサーキットによって、2レース戦を導入しており、これまでのタイムスケジュールからは大きく変わることが想定されます。
で、実はその2レース制が初めて行われたのが、先日のS耐岡山戦。逆にいえば、そのタイムスケジュールを見れば、だいたい似たような感じになるということです。
金曜日
金曜日は、午前9時頃から午後5時頃まで、Gr.2・Gr.1がそれぞれ1時間×3本の占有走行が設けられていました。つまり、サーキットへの到着は、できれば午前8時ぐらいには到着したいところ。
そうなると、鳥取を夕方6~7時ぐらいに出て、できれば深夜0時ぐらいまでに山口~九州上陸ぐらいしておいて、仮眠を取った上で、5時ぐらいには出発をして、残り3時間ぐらいサーキットに8時には到着…というのが理想でしょうか。
また、占有走行には昼の休憩はなさそうなので、昼食は持ち込みしておいた方がよさそうです。1時間×3本×2グループということは、計6本の占有走行が設けられており、概ね6か所ぐらいに区切って、10分の休憩中に車で次の撮影ポジションに移動して…という撮り方ができそうです。もちろん、サポートレースの占有走行もあるので、実際はもうちょっと減るかもしれませんが、これは結構お得な感じになりそうです。
土曜日
土曜日は、午前中がサポートレース、午後がS耐の予選という感じになりそう。オートポリスのHPにも、Vitzレースや86/BRZレースが19日(土)のみ開催という表記がされているので、たぶん似たような感じになると思われます。
となると、ステージイベントとのバランスにもなりますが、土曜日の朝はそれほど急ぐ必要はないかもしれません。駐車場はエグゼクティブサロンで確保されているし、ホテルの朝食が6時半からなので、それを食べてから出発しても8時ぐらいには到着できるでしょうからね。
あとはとにかくステージ次第かな。S耐岡山戦で、お姉様方は基本コンプリートしたので、ステージ自体はスルーをして、ギャルオン後のプチ撮影会の方を狙ってもいいかなぁとは思います。ステージ位置が分かりませんが、もしグランドスタンド裏なのであれば、そのすぐ隣がエグゼクティブサロンの駐車場なので、荷物を最小限にて狙うこともできそうです。
日曜日
日曜日は、2レース制なので、岡山戦同様に朝は8時ぐらいからスタート進行というかなり忙しい感じになることが予想されます。なので、日曜日は、ホテルの朝食はスルーで、5時半~6時出発で6時半~7時到着ぐらいにはしたいところです。
おそらく、普通に考えれば岡山と同じように、
Gr.2 GW ⇒ ギャルオン ⇒ (昼食) ⇒ PW ⇒ Gr.1 GW ⇒ Gr.1マシン撮影
って感じでしょうか。金曜日の充実具合と疲労度によっては、日曜日は完全にお姉様狙いに絞ってしまうかもしれません。なんたって、そのあと、9時間弱かけて鳥取まで帰ってこないといけないですからね。
一様、翌月曜日は振替休日を取る予定なので、あまり深夜運転で無理をせず、途中休憩をしながら、元気で調子が良ければ深夜2時ぐらい、仮眠を取ったりするような午前中のうちに帰宅できればいいかなぁと思っています。
#7.オートポリスでの撮影スポットを調査(2016.11.03)
初めて本格的な撮影をするオートポリス。といえども、結局は同じマシン撮影なので、要領は同じ事。なので、まず基本は撮影スポットをしっかりと確認をしておくことですよね。
①1コーナー
岡山にしても鈴鹿にしても、なかなか1コーナー正面って簡単なようでなかなか難しいのですが、オートポリスは普通に芝生エリアになっているし、フェンスも低いので撮影スポットとしては悪く無さそう。距離も1コーナーのクリッピングまでが100mぐらいなので、岡山の1コーナーとスタンドの距離と同じなので、APS-Cで400~500mmぐらいあれば狙えるのでは。
ここの問題は、近くに車が止められないことかな。グランドスタンドから歩いて行ける距離としてはここが近そう。
第1ヘアピン手前
基本的に、フェンスの上から撮ることのできるオートポリスの中で、いくつかのフェンス越しポイント。フェンス越しなので、車体を狙うには低い位置から狙えるので、車速はそんなに速くはないと思うが、上手くいけば迫力のあるものが撮れるはず。距離感としては岡山のマイクナイトのフェンス越しに近い。
本来は、できるだけ第1ヘアピン側に近づいた方が迫力はありそうだが、撮影方向に対してフェンスが斜めになるので、そのあたりでフェンスの写り込みがやや心配。
100R
オートポリスの中でも定番撮影スポットと言われているのがここ。高速で走る100Rをやや高い位置から撮影ができるし、ポイントとしても狙える場所は豊富なので、多少人が多くても問題は無さそう。イメージとしては、鈴鹿の逆バンクを反対向きに走るって感じなのかな。ちょっと午前中は逆光になりやすいかも。
調べていて結構狙い目だなぁと思ったのは、100Rの後半・250Rが始まる手前のポイント。ここはちょうど緑色のフェンスの位置が低くなってくる場所であり、その後のコースサイドのフェンスが始まる場所でもあり、100Rの立ち上がりを低い位置からフェンスを気にせず狙えるポイントになりそう。ここは絶対に行きたいですね。
第2ヘアピン
ここを狙うのは、ちょっと望遠が必要だけど、ファイナルコーナースタンドの一番手前側から狙うのがベターっぽい。確かに遠いけど、スタンドからヘアピンのクリッピングまで120m程。岡山の2コーナースタンドからリボルバーまでが145m程あるのを考えれば、十分狙える距離。むしろ、走ってくるマシンが見えず、突然飛び出してくる方が難しいかも。
ジェットコースターストレート~60R~90R
上のGoogle Mapの表示は、コース内の周回路なので、実際はフェンスがある。ただ、少し背面が高くなっていることを考えれば、フェンスの上から狙う事も可能っぽい。
また、あえてフェンス越しを狙うのもありかも。60Rのコーナークリッピングまで100~110m程なので、狙えることは狙えそう。さらに、奥の方に入っていけば、90Rも狙える。この場合、イン側が芝生の丘になっているので、緑の背景で流すとかっこよさそうな予感。
80R
100R同様に狙えそうな感じはするのだが、ここは意外とフェンスがしっかりしてある。なので、結構ポイントは選びそう。手前のフェンスよりもコースサイドの内側のフェンスが厄介そうなので、意外と18番ポスト横のあたりの方が狙いはいいかも。
50R~40R
ここも、オートポリスの中では、結構知る人ぞ知るポイント。ここは右の50Rから左の40Rに切り返すところなので、40Rは必ず縁石を使うし、切り返しなので背景に後続車を入れやすい。さらに、勾配があるので画的にも良い。実際、Google Mapにも写っちゃってますね。高い位置からだと、フェンスの上から狙えますが、低い位置からだとフェンス越しになるよう。また、実際に美味しいスポットは結構狭いようで、何人も撮影できる…という訳では無いようです。
一方、50Rのアウト側から狙う方法もあるようです。ちょっと位置的にはコースよりも高い位置から狙う事にはなりますが、ただ、コース自体が結構上り勾配のセクションなので、思っているよりは苦にはならなさそう。それよりもむしろ、50Rはインを走らないマシンもありそうなので、縁石と絡めるのはちょっと難しいかも。
最終コーナー
オートポリスの最終コーナーは結構狙いやすいポイント。フェンスが低いのも嬉しいところ。
ポイントは大きく2つあって、1つは最終コーナー前半のブリッジを越えてからのS字状になったところを狙うところ。想像するからに、マシンも流しやすそうだし、背景も後続車を入れやすいので、レースでの競り合いを写すには良さそう。狙い目は23番ポストより東側かな。注意をしたいのは昼一だと、逆光になりやすいというところでしょうか。
あともう1つは、最終コーナー寄りでコーナリング中のマシンを狙うというもの。ただ、調べてみるに、あまり最終コーナー寄りに行くと、スタンドからマシンまでの距離が遠くなるし、背景が妙に中途半端になりやすいので、あえて24番ポストの前後で背景がガードレールやファイナルコーナースタンドを入れ込んだ方が良さそうな感じもします。むしろ、背景のガードレールが嫌なら、ショートカットコースの方のグラベルのあたりで狙うのもありかも。
最終コーナー立ち上がり
ここがフェンス無しで撮れたら最高なんでしょうけどね。とりあえず、手前のフェンスは高さ的に大丈夫だと思われますが、コースサイドのフェンスが結構角度的に写り込みやすいかも。
#8.正式タイムスケジュール発表とともに行動計画を再構築(2016.11.13)
S耐オートポリス戦まで1週間を切り、コーススケジュールとステージスケジュールの両方が発表されたので、もう一度、活動計画を再構築したいと思います。
金曜日
金曜日は、午前9時すぎから午後3時頃まで、Gr.2・Gr.1がそれぞれ1時間×2本の占有走行が設けられています。それ以外の時間は、サポートレースの走行時間となっています。
たぶん金曜日は、車移動は容易だと思うので、遅くとも8時半~9時までに到着できれば良さそうです。
先回、撮影ポジションの選抜をしてみましたが、その中でも狙い目は、
・ファイナルコーナースタンド
・100R
・50R~40R
の3箇所。このあたりは、S耐マシンの走行時間で狙いながら、あとのポジションについては、サポートレースの車両でチェックして行く感じで、とりあえずざっと金曜にチェックできたらいいな。
土曜日
土曜日は、午前中がサポートレースとS耐のフリー走行。ただ、フリー走行といっても15分ずつしかありません。また、ステージイベントの方も、サーキットクイーンステージがある程度なので、午前中はあまり急ぐ必要は無さそう。駐車場もエグゼクティブサロンでP2で確保されているから、予定通り、ホテルの朝食が6時半からなので、それを食べてから出発しても8時ぐらいの到着で十分でしょうね。っていうか、ゲートオープン自体、8時じゃん!!。他のコースじゃありえんわ。
その後は、ピットウォークに参加して、あとはフレッシュエンジェルズのライブを撮って、Gr.2の予選を1コーナーで狙って、またイベント広場に戻って、ギャルオン後の即席プチ撮影会を狙うかな。天気が微妙なようなので、雨の量によっては、あえてマシン撮影に切り換えてもいいかな。
日曜日
日曜日は、2レース制なので、案の定、8時からスタート進行なので、ゲートオープンの7時には到着したいところ。ただ、8時スタートで7時オープンって遅いんじゃないの!?って思うんだけどな。
ってことで、Gr.2のグリッドウォークに参加して、その後、イベント広場に戻ってギャルオン後の即席プチ撮影会を狙う。フレエンのライブは、人混みの度合いと土曜日での撮果を見て判断するところかな。岡山で、全くGr.2のマシンを撮影出来てないので、できれば、10時過ぎぐらいから1時間ぐらいは、どこかで撮影をしたいな。
で、昼前からピットウォークに参加して、続けて、Gr.1のグリッドウォーク。
その後は、ファイナルコーナースタンドあたりを中心にマシンを狙うかな。FCスタンドだと、ある程度構図も選べるし、満足すれば、ちょっと足を伸ばして50R~40R方面にも行けるからね。