S耐 スーパー耐久シリーズ2022 Rd.6 岡山国際サーキット Day.1
(2022.10.15)

岡山国際サーキット S耐

 秋のレース3戦目は、スーパー耐久@岡山戦。ここ近年は、岡山戦は最終戦に位置づけられることが多く、11月開催が定着しつつありましたが、今回は第6戦目で10月開催。決勝レースの10月開始となると、2017年以来5年ぶりということに。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編

Day.1[入場者数:3,200人]

 朝は5時前に起床。鳥取市内を6:15頃に出発をして、佐用経由で走って、サーキットに到着したのが7:40頃。途中、岡山名物の霧がスゴかったのですが、不思議とサーキットに到着した頃には晴れてましたね。

 今回は、珍しくPA-6に駐車。というのも、この日は、終日1~2コーナー方向で狙おうと決めていましたし、特に午後は間違いなく2コーナー側がメインになるのは分かっていたので、それなら車も近い方がいいだろうと、PA-6にしました。

 昔は、PA-6の方が空いているし、スタンド席にも近いから…とPA-6を選んでいましたが、最近は移動のことを考えて、PA-7ばかりでしたからね。

 なので、サーキット到着の画がいつもとちょっと違うのよね。

 それにしても、太陽のある南側は雲もない快晴。こうなると、朝からリボルバー狙いとかはやりづらいよなぁ…と思案。

 そういえば、去年に引き続き、今年もA-2パドックが給水素エリアに。いい意味では、2コーナースタンドから給水素作業が見えるという考え方も出来ますが、その弊害として、パイパーイン側の撮影窓のところまで一般観客は近づけないという問題があるんですよね。まあ、観客の総数の中で、この点に不満を感じているのは、20-30人程度かもしれませんが、私的には結構不満点です。

 最近のトヨタさんの活動については、非常にポジティブに感じてはいるのですが、唯一と言ってもいい不満点はここ。まあ、別にトヨタさんが給水素の場所を決めているのではなく、おそらくサーキット側なのでしょうが、私としてはどうにかしてほしいな…と思うところです。

時間があるのでしばし散策タイム

 もう10年近く通っている岡山国際なので、もう撮ったことが無い場所は無いってぐらいにはなっているのですが、ちょっと時間もあるので、新しい撮影スポットを物色。

 で、私が好きな2コーナースタンドからのリボルバー狙いなのですが、いつもは一番1コーナー寄りの下から3~4段目辺りから狙うのですが、何だかシンプルに下段から狙えばいいんじゃない?と思った訳です。

 これはいい感じ!。何だか、途中に生えてる草みたいなのが邪魔だけど…。

 というか、いつもならこの辺りって、救急車だのクレーン車だのが配置されていて、「何だよ!、邪魔だよ~!」って思うのが定番なのですが、今回はいつもの様子からは考えられないほど、このエリアの車両がスッキリしてました。だからこそ、低い位置からでも狙えたんだよね。

 あと、1コーナー狙いとなると、2コーナースタンドの隅だったり、PA-6の角っこだったりで狙うのが定番なのですが…

 よく見たら、PA-6から降りる階段の中腹にちょっとしたスペースがあるじゃないですか。ここから1コーナー狙えるんじゃない?と思ったのですが…

 う~ん、ここはちょっと低すぎますね。外側の縁石がほとんどフェンスと重なってしまいますからね。まあ、見方を変えれば、1コーナーのクリップからの脱出を狙うのはいいかも。ただ、イン側の縁石はほとんど見えないので、外側を生かすしかないかも。

[8:30]N-ONE公式予選

2コーナー立ち上がり

 ということで、8:30になり、N-ONEの公式予選がスタート。N-ONEだし、何処で撮影しようかな…といろいろと考えていたのですが…

 結局、2コーナーの立ち上がりを狙うことに。ここって、過去にも何度か撮影してあんましいい感じに撮れた記憶は無いのですが、どうにかしてみたいと思ったワケです。

 ぶっちゃけ、逆光であまり良い時間では無かったけど、アリといえばアリかな。本当は右隅にマシンを置いて、もう少し外側のウォールの青白を入れると良かったんだろうけど…

PA-6の角っこ

 続いては、PA-6の一番1コーナー寄りの角っこのところ。

 ここも、過去には撮影したことがあったけど、ここ最近は撮影していない気がします。

 正直、あまり期待していなかったのですが、思っていたよりも良かったです。というのも、N-ONEの場合は、この外側の縁石ギリギリを使うことが多く、何ならはみ出してしまうぐらいだし、逆に少しイン寄りになっても、背後のウォールで流せるので、どっちにしてもいい感じに流せました。

 やはり、過去の印象にとらわれず、アレコレ撮影してみるのが大事ですね。

[9:10]S耐 Gr.2 フリー走行

2コーナースタンド流し撮り

 さて、いよいよS耐マシンの走行開始です。

 まず、向かったのは2コーナースタンド。先日のGTWC Asiaの時もだし、最近ここでよく撮影している気がします。というのも、リボルバーやバックストレート狙いは午後の方が向いているけど、ここは午前中に狙うとちょうど良い貴重な場所なんですよね。

 もう少し、シャッター測度落としたりもしたけど、Gr.2でこれぐらいが限界ですね。最近、マイクナイト~最終コーナー方面で撮影することが多いけど、あっちではこういう構図は狙いにくいので貴重な気はします。

1コーナー立ち上がり

 続いては、同じ2コーナースタンドの一番1コーナー寄りの隅。

 写真だけだと分かりにくいですが、スタンド上段の通路の一番隅です。ここも、先日のGTWC Asiaで狙って印象が良かったので、再チャレンジです。

 とはいえ、やっぱり昔ながらの単に外側の縁石を使うだけだと味気ないのですが…

 こうやって1コーナーアウト側の縁石のRを入れてやると、結構雰囲気が出ていい感じです。もちろん、後続車がいるとなおさらです。ただ、実際はマシンによっては外側の縁石を全然使わないことも多いので、その点は様子を見ながら狙う必要があると思います。

1コーナー撮影窓D1

 そして、Gr.2最後に向かったのは、1コーナー撮影窓D1。

 ここ、いつにも増して人気が無かったですね。私が到着したときは誰も居なかったですから…

 あとのGr.1と比較するとよく分るのですが、ここってちょっと広めに狙うと、フェンスの上下が見切れてしまうのですが、この時間帯はちょうど日が陰っていたこともあり、ほとんど気にせずに狙うことが出来ました。

[10:05]S耐 Gr.1 フリー走行

1コーナー撮影窓D1

 続く、Gr.1の走行も同じく1コーナーの撮影窓から撮影開始。

 ただ、ちょうどGr.1の走行の時間から、太陽が雲から出てきて強い日差しが…。なのでフェンスが見切れ始めます

 だいぶん、マイナス方向に振って誤魔化し気味で狙いましたが、ちょっとバレますね…

 今から思えば、もう少し望遠を使って、奥側で狙えばよかったんじゃね?とか思いますが、アウト側に膨らむマシンをアップにすると背景がアスファルトだらけになるんだよな…。

 しかも、10:00頃にちょうどフェンスに柱の陰が落ちる時間だと踏んでいたのですが、思っていたほど綺麗に影が落ちなかったんですよね。3週間前のGTWCの時は、9:30すぎで綺麗に影が出来ていたのに…。もしかしたら、ピークの後よりも前の方が綺麗に影が落ちるとか、ちょっと何かしらのクセがありそう。

1コーナー立ち上がり

 フェンスに影が落ちてればそっちで狙うことも考えていたのですが、あまりいい影じゃ無さそうだったので、仕方なく、Gr.2の逆パターンで2コーナースタンドに。

 本当は、1コーナースタンドとか1コーナー正面とかも考えたのですが、最後に2コーナースタンドに戻りたかったので、こちらにしました。

 やっぱり、Gr.1もシンプルに撮ると何とも味気ない。1/60sでもこんなのだから、これ以上は無理。

 で、引き気味に背後の縁石を入れるといい感じに。

 あとで気づきましたが、こっち向きに傾けた方がいいかも。しかも、これなら追い込めば流せそう。

 最後にクリップからの立ち上がりを狙ってみます。ただ、840mmだと苦しいな…

 APS-Cクロップを使うとこんな感じ。上手いことやれば流せそうな気もしたけど、そもそも、縁石もほとんど見えないし、グラベルを流しても意味が無いので、無理はしませんでした。

2コーナースタンド流し撮り

 完全にGr.2の逆パターンで、再び2コーナースタンドで飛び込みを流します。

 こう見ると、もうちょっと寄ってもいいように思うかもしれませんが、撮ることを考えるとこれぐらいがギリです。あと、やはり1/50sまで攻めると背後が流せるけど、ピンがフロントかサイドのいずれかにしか来ないので、この点、好き嫌いが分かれるかも。

しばし、グラスタで休憩

 Gr.1の走行が終わり、続いてN-ONEの決勝レースがありますが、この時間帯は体力温存で休憩することは決めていました

 なので、マシン撮影機材を車に置いて、ピットウォーク機材でグラスタ方向へ向かいます。

 イベント広場は、昨年に引き続き、アレコレとブースが立ち並んでいました。何かいろんな取り組みをやってるみたいです。

 総合インフォメーションでパドックパスをGETしたら、ちょうどステージにSwishが登場していました。今回は、土日ともにステージは完全スルーでしたが、私的には2014年以来のステージ完全スルーだったかも。まあ、今年からフレエンさんのライブも無いからな…

 本当は、昼食用のおにぎりを持参していたのですが、屋台を見ると何だか食べたくなる…

 ってことで、焼きそばとからあげをGET。サーキットの焼きそばって、オムソバとかが定番なのですが、今回は最後に肉を載せるような少し変わったヤツでした。

 昼食をとりながら、グラスタでN-ONEの決勝レースを眺めてまったり。

[12:00]ピットビューイング

 ピットビューイング開始15分前になり、ボチボチとパドック内へ移動開始。

 私が到着したときに、ちょうどコースサイドガーデンの横辺りでした。最後には、ブリッジの下辺りまで伸びていたっぽかったな。

 ピットウォーク開始。この前のGTWCのピットウォークは何だったんだ!?と思うほど、お客さんも関係者もそこそこ多いです。

Tamron 35-150mm

126mm

Tamron 35-150mm

150mm

Tamron 35-150mm

110mm

 一部のチームでマスク着用していたところがありましたが、9割以上のチームがマスク無しの登場でした。いや、全日本ロードですら、まだマスクをしているところの方が多かったので、これだけのマスク無しのピットウォークはメチャクチャ久しぶり。たぶん、2019年11月のS耐岡山戦以来、3年ぶりじゃないかな?

 ただ、一方で、今回の岡山戦はST-1がお休み。しかも、TCRも不在。欠場チームも結構たくさんいて、いつもなら居そうなところがいない状況も。そういう点は寂しい…

Tamron 35-150mm

50mm

 特にraffineeは終始人が多かった。なので、ここはあんまりまともに撮影出来なかったな…。

Tamron 35-150mm

84mm

 今回は奥から攻めてきたというのもあり、ROOKIEさんのところに戻ってきた頃には、ここも集合撮影タイムに。

 ここ2-3年に会っているRQの方も結構いるんだろうけど、ずっとマスク着用だったので、マスク無しの顔を見たのが今回初めてという方も多くて、もう初見と同じ印象です。

[13:20]S耐 Gr.2 公式予選

2コーナー立ち上がり

 ピットウォークが終わり、直射日光の暑さもあり、駐車場に戻ってきた頃にはヘロヘロに。しばし、車のエンジンをかけてエアコンでクールダウンをして、ちょっとリフレッシュ。

 最近思うけど、S耐とて、とてもまったり出来る感じじゃ無いよな(笑)

 さあ、気を取り直して、午後の撮影に向かいます。

 午後のスタートは、N-ONEの時にも狙った2コーナーの立ち上がり。N-ONEの時よりは、ちょっとモスS寄り。

 N-ONEの時よりも、タイヤウォールをもう少し入れたいと思って角度を変えてみたけど、う~ん、どうなんだろうな。ここって、午後からの方が相性いいかなぁ…って思ってたけど、どうしてもフロント側に影が出やすいから、あんまり格好良くないかもな。

バックストレート流し撮り

 次のBドライバー予選は、2コーナースタンドの上段というか、PA-6の隅からバックストレートを狙います。

 私が撮影するタイミングは良かったですが、ここ、気をつけないと反対側の2コーナーとバックストレートの間にカメラマンがいるときがあったんですよね。

 いつもは、11月開催で芝の緑が無くなり、茶色い感じの流し撮りになることが多かったんだけど、少し季節が早いことで、そういう面では有利になりそう。

 そして、今回、ちょいちょい1/25sで挑んでます。

リボルバー狙い

 そして、C/Dドライバー予選は、2コーナースタンドからリボルバー狙い。

 朝、チェックをしていた一番下段の席から座った状態でリボルバー方向を狙います

 今回、少し流しぎみにしたかったので、あえてAPS-Cクロップ使いませんでした。少し狙う位置が変わると雰囲気が変わるのでいいですね。

[14:45]S耐 Gr.1 公式予選

リボルバー狙い

 次のGr.1のAドライバー予選も同じくリボルバーを狙います。

 それにしても、Gr.1の予選って、ST-Xとそれ以外が別の走行なのですが、Gr.1ってそんなに台数多くないんだから一度に走ってしまえばいいような気もするんだけどな…。最近、1箇所5-10分とかで狙うことに慣れてきた身としては、15分経たないとマシンが出てこないというのは、移動が出来ないからちょっとな…

 こう見ると、ホント、一本生えてる草がホントに邪魔だわ。全日本ロードやGTWCの時も思ったけど、雑草の管理が例年になく悪い感じがしたのは私だけ?

バックストレート流し撮り

 Bドライバー予選は、Gr.2の時と逆向きでバックストレートの流し撮り。

 本当はもう数mほど1コーナー寄りで狙いたかったけど、ちょうどリボルバー方向を狙っている人がいて、仕方なくこの位置に。

 最近、ここでのショットは傾けて狙うというのが定番化していたけど、今回はあえて真横に流してみました。α9の印象として、1/25sまでは違和感無くにシャッター切れる感じがします。それ以下になるとちょっと違和感が出てくるので、だいたい1/25s止まりぐらいで狙ってことが多いです。

2コーナー立ち上がり

 最後も2コーナー立ち上がりポイントに。ただ、N-ONE・Gr.2・Gr.1と、次第にモスS寄りに移動している気がするな。

 Gr.2の時も気になったけど、Gr.1の走行時間帯がもう16時を過ぎたこともあり、光が斜め過ぎてあんまりいい感じじゃないですな。

 ぶっちゃけ、マイクナイト~最終コーナー方向に対して、1~2コーナーエリアって光にシビアな場所が多いから、1日かけて狙うには、ちょっとお腹いっぱいなところがあるんだよな…。今思えば、午後から1コーナー正面とか行けば良かったかもな…

 ということで、1日目の撮影終了。さあ、2日目はどうしますかね…。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編
MotorSports Repo. 2024 SGT GT500メーカーテスト 岡山 2023 全日本ロードレース公開テスト 岡山 2022 2021 全日本ロードレース公開テスト 岡山 岡山チャレンジカップレース Rd.1 2020 86/BRZ & MINI CHALLENGE 岡山 岡山チャレンジカップレースRd.6 2019 清瀬まち RQ引退特集 岡山チャレンジカップレース Rd.4 2018
2017 SUPER FORMULA 鈴鹿テスト 清瀬まちRQ大賞グランプリ受賞特集 2016 SUPER FORMULA 岡山テスト 2015 SUPER FORMULA 岡山テスト 岡山ファン感謝デー SUPER FORMULA 鈴鹿テスト 2014 SUPER FORMULA 岡山テスト 岡山ファン感謝デー 2013 岡山ファン感謝デー