スーパーフォーミュラ2014 公式テスト
at 岡山国際サーキット(2014.12.10)
フォーミュラーニッポン時代の2008年以来、国内トップフォーミュラが開催されていなかった岡山国際サーキット。それが、7年ぶりに2015年のスーパーフォーミュラで復活を果たすことが決まりました。
そんな中、スーパーフォーミュラのエンジンメーカーテストとルーキードライバーのオーディションテストが岡山国際サーキットで開催されました。平日な上に、通常の入場料600円を払えば気軽に入れる。しかも、小林可夢偉が参加するほか、佐藤琢磨・中嶋一貴・松田次生・ファビオ・ライマーなどなどそうそうたるメンバーが揃うとあって、なかなか仕事が多忙な中ではありましたが、休みの都合と天気が両立した1日目に岡山国際サーキットへ足を運びました。
※今回掲載している写真は一切トリミング無しです。マシン撮影に撮影したのは、特記事項が無ければα77+SAL70300Gで撮影して、Lightroomで現像しています。
美作経由は早いのかな?
いつもは、高速料金は少しかかりますが、鳥取道から佐用JCTを西に進み、作東ICを降りて、国道179号線→県道46号線と経由して岡山国際サーキットを目指すのですが、今回は美作経由で向かいました。
というのも、事前に調べていたところ、岡山国際サーキットのHPに県道46号線の工事による通行止めが掲載されていたから。あとから気付いたら、一様迂回路があったようですが、そちらも同じような狭い道なので、それなら…と思って美作から行くルートを走りました。
というか、普通に鳥取から行くのであれば、このルートの方が普通なのでしょうが、これが結構時間がかかりました。Googleマップ上は美作経由の方が7kmほど短いのですが、実は美作経由が鳥取IC-岡山国際までの89.3kmに対して29%が高速道路なのですが、佐用経由は96.5kmに対して実に79%が高速道路です。しかも、佐用経由は信号といえば、作東ICを降りて国道179号線のものの1つだけ。それに対して、美作経由はなんと27個もあります。そりゃぁ、遅くなりますよね。
過去のGPSログを見る限り、美作経由の方が20分ぐらい遅いですね。もうたぶん通らないだろうな。
午前中は定番スポットで
入場時に「駐車はCパドックにお願いします」と言われて、Cパドックまで進みます。到着が9:30前でしたが結構人がいました。
駐車場の関係か、1~2コーナー方面にはほとんど人がいません。
ホッブスコーナー
真っ先に向かったのは、ホッブスコーナー。いわゆるダブルヘアピンの2つ目です。個人的には久しぶりにこのコーナーに来ましたね。もしかしたら、昨年のファン感以来かな?。今年に入ってからか、ホッブス外側の約3/4ぐらいの部分に白いシートのようなものが貼られてしまって、撮影ポジションがかなり狭くなっています。しかも、ちょうどフェンスの撮影窓の部分で撮影しているので、ちょっと失敗すると上とか下にフェンスの前ボケが映り込んでしまいます。
KYGNUS SUNOCO LeMansをドライブする小林可夢偉
TEAM 無限をドライブするファビオ・ライマー
HP REAL RACINGをドライブする桜井孝太郎
LENOVO TEAM IMPULをドライブするヤン・マルデンボロ。
グランツーリスモと日産がコラボした「ニッサンGTアカデミー」出身のドライバーです
NAKAJIMA RACINGをドライブするベルトラン・バゲット
300mmでここまで狙うことが出来ます
Honda TEST CARをドライブする佐藤琢磨。
下側がうっすら白っぽいのがフェンスの映り込みです。
KCMGをドライブする松田次生
今回の撮影では、今までに無く寄った撮影をしてみました。というのも、よくよく考えてみれば、SUPER GTのようなハコ車だと、ドライバーが見えないからどうしても”マシン”を撮影する感じになってしまいますが、フォーミュラーカーだと、ドライバーを外から見ることができるので、”ドライバー”を撮影する感じになります。なので、あまり意識をしなくても、自然と寄った写真になっていたような気がします。
リボルバーコーナー
いつも訪れる定番のコーナーです。
こちらも気づいたら自然と寄っていました。ちょっとフロント側を下げた形にした方が雰囲気はありそうですね。逆にマシンの全景ってほとんど取らなかったですね。
昼休みはドライバーに殺到!!
午前の部と午後の部の間は約2時間ちょっと。うち、30分ぐらいはラウンジで昼食を食べていましたが、皆、パドックでレーサーを待っていました。
パドック裏では皆がドライバーを待っています。すると早速登場してきたドライバーが…。
ファビオ・ライマー。2013年のGP2王者です。2014年はWECに参戦していたようです。TEAM無限で参加していました。
急に人が走り出し、一気に人集りができていました。誰だ?と思って近づくと…
佐藤琢磨です。生の琢磨は初めてだな。ホンダのエンジンテストカーで走っていました。実は2階にピエールさんが映っているんですけど分かりますか?
松田次生。最近はCSのF1中継のゲスト解説でもよく登場しますね。今回はKCMGからの参加。
やはり、皆の注目の的だったのは、小林可夢偉。F1の時はなかなか接触できないでしょうから、結構貴重ですよね。すぐ人集りが…。
そしたら、可夢偉のマネージャーさんかな?、ファンの方々をバックに写真を撮り始めました。「これって、もしかしたら…」という予感がして、それとなく近づいていったら、みごとにTwitterにアップされていました。実はこれに、私が映ってしまっているんですよね。
天気のいい平日に沢山の応援ありがとう!nice weather and amazing fan! Thanks! pic.twitter.com/vgAVM4IhvW
— KAMUI KOBAYASHI (@kamui_kobayashi) December 10, 2014
昼からはちょっとレアなポジションで
昼からは、1~2コーナー方面に行こうかなぁとも思いましたが、あちらは来年のスーパーフォーミュラの時に狙うとして、普段狙うことができない場所を物色しようとウロウロしていました。
レッドマンコーナーアウト側
ENKEIブリッジを渡ってパドックエリアを最終コーナー側に進むとあるのがレッドマンコーナーのアウト側のフェンスが途切れる部分です。普段は、この手前の坂の所で、「関係者以外立入禁止」になっていることが多いですけど、今回は占有走行というだけなので、フリーでした。
岡山国際において結構貴重なフェンスの切れ間。しかも、コーナーアウト側ってなかなか無いんですよね。残念ながら短いストレートを正面から狙うことはできないです。
こちらの方がフェンス的には開けているのですが、流しで撮ろうと思うと、ちょっと難しいです。
このポジション、なんとも撮影が難しいです。というのも、マシンの侵入がちょうどフェンスと重なっているので、分かりにくく、しかもAFも合わせにくい。なので、ほとんど置きピンをして撮影をしていました。どうしても、構図として真横から斜め後ろ気味になるのでちょっと面白くないなぁ…。逆にリヤを狙うには面白いかもしれませんけどね。
最後の最後にたどり着いた大穴馬!!
先のレッドマンコーナーアウト側をさらに最終コーナー側に進むとあるのがここです。
普段、こんなところに来れないですからね
ピットロード入口の迫力はすごいですよ。
ここも普段は進入できないところですが、今回はピットレーン入口までガードレール1枚だけという超接近することができました。はじめは、最終コーナーを流し撮りできないかなぁと思って行ったのですが、コンクリートウォールが邪魔でとても流せる雰囲気では無い。で、そんなときに、ピットインする車が入ってきて、その近さと迫力に、コレを狙うしかない!!と思って狙いました。
実はこれらの写真、いずれもNEX-5Tの高速連写で、最初の1枚だけが1/1000秒、あとの2枚が1/500秒で、パワーズームレンズの16mmワイド端側で狙ってみました。あえて、NEX-5Tで撮影したのは、そもそもAマウントは望遠レンズしか持参していなかったからという理由もありますが、ガードレールギリギリで低い位置で撮影するには、ファインダーを覗くのはほぼ不可能。そうなると、ミラーレスの方が邪魔感が無くて良かったです。確かに、もうちょい広角レンズがあれば良かったかなぁと思いましたが、なかなか良いのではないでしょうか。あとは、いずれも位置は固定で連写撮影をしましたが、あえて広角で流し撮りするのも悪くないかもしれないですね。
2013年のファン感の写真を見返したら、ここに人が入れているので、次の春のファン感はここ狙いに行こっと!!。
終わったあとも皆さん待ち伏せしています
可夢偉と話しているのは、サーキットでレース実況アナウンサーとして有名なピエール北川さん。久しぶりに船田さんも見ましたが、今、船田さんって可夢偉のマネージャーなの?
星野監督もサインに答えていました
可夢偉狙いのファンはいつまでも待ちます
昼に引き続き、サインや撮影に答えていました。
ファビオ・ライマーも気さくにファンの要望に応えていました
テストが終わり、メディアに話をする佐藤琢磨。ちなみ、JRPのジャンパーを着ているのはモータースポーツ・ジャーナリストの小倉茂徳さんです。
メディア対応を終わり、ファンのサイン攻めに答える琢磨。
琢磨にはズラッと人が並んでいましたが、丁寧に1人1人みんなに対応していました。たぶん、50人は超えていたはず。
色紙かサイン帳を用意してくれば良かったなぁ…たぶん、ライマーと琢磨は間違いなく貰えたと思うし、もしかしたら、可夢偉からも貰えたかもな…。さすがに、カメラにサインしてもらうわけにもいかないし…。