SUPER GT公式テスト&ファン感謝デー 2015
at 岡山国際サーキット (2015.03.14)

岡山国際サーキット SUPER GT

 今年で3回目の参加となった岡山のファン感。なかなか仕事もプライベートも忙しい状況の上に、1週間前は鈴鹿サーキットのファン感に行っていたということもあり、「どうしようかなぁ…」と思いましたが、何とか天気もギリギリ保ちそうだったし、4月のSUPER GT初戦のチケットも買ってしまったので、その物色も兼ねて行ってきました。

今年は例年に無く混んでいる?

 今回、サーキットのゲートに到着したのが9:00頃。去年よりは少し遅かったものの、一昨年よりは早かった位なのですが、なんとサーキット手前の道路で渋滞が始まっていました。今まで、幾度となく岡山国際サーキットに来ていましたが、こんなことは初めてでしたね。

 毎年、ファン感に行くと、オフシーズンにどこがリニューアルしたのかな?というのが気になるのですが、今回の注目はやはりPA-6・PA-7の駐車場の舗装ですね。

夕方の写真なので空いているように見えますが、昼前には満車でした

 今まで、砂利で水たまりがあちこちにあって…というものでしたが、バッチリ良くなりました。ただ、ちょっと駐車場としては狭いかな。

 作東ICのあたりでは晴れ間が見えていたものの、サーキットに近づけば近づくほど、どんどんと雲の量が増えていき、サーキットに到着したときには、今にも雨が降りそうだけど、なんとかギリギリ保っている状況でした。

まずは定番のリボルバーコーナーへ

 今回、できれば、昨年末のスーパーフォーミュラのテストのときのように、ピットの入り口のところで撮影したいなぁと思っていましたが、いざ行ってみると、どうやら入場できない雰囲気。

 ということで、気を取り直してまずはリボルバーコーナーへ。

 ここは毎回と言っていいほど撮影するポイントなのでもう慣れたものです。

 以前にも紹介したことがありますが、ここのコーナーは「できるだけ近くで撮影しよう」と思って、リボルバーコーナーに近づくよりも、リボルバーとパイパーの間のあたりで狙った方が、フロントマスクもある程度入れて撮影することができます。

 あと、今回は多少余裕があったので、あえて向こう側のウイリアムズコーナーに侵入するマシンの流し撮りも試してみました。意外といけますが、スタンドに人が埋まっていないとちょっと寂しいですね。

雨で一時中断もパイパー立ち上がりで粘る

 なんとかもっていた天候ですが、11時頃からポツポツと雨が…。しばらくはタオルでレンズとカメラを保護しながら撮影していましたが、結構降り始めた上に赤旗が出たので、そのタイミングでここでの撮影を終えました。

 しばらく10分ほど、Cパドックのガレージのヒサシの部分で雨宿りをしていましたが、小ぶりになってきたし、走行も再開したので、歩きながら撮影ポイントを物色。

 で、すぐ近くだったパイパーコーナーの立ち上がりの位置で撮影しました。

 ここも、昨年末のスーパーフォーミュラのテストのときに撮影したポイント。ちょっと上からの撮影にはなりますが、比較的簡単に前方から狙って撮影することができます。

 そうこうしていると10分も経たないうちに一気に雲が無くなり太陽の日差しが顔を出しました。

パイパーコーナーアウト側に初挑戦

 走行時間が終了し、皆がオープンピットに並び始める中、パドックに戻ってきたところ、サーキットサファリが始まり、各車コース上へ。そしたら、前から気になっていたパイパーコーナーのアウト側のポジションが誰もいない状態になり、「これはちょっと試してみようかなぁ」と思い、トライしてみました。

 フェンスまでの距離が微妙で、さらにフェンスからマシンまでの距離が近いので、気を抜くとすぐにフェンスが写りこんでしまいます。なので、コーナリングの最中というよりも、コーナーへの侵入の段階で早めに撮ったほうがいいような気がしました。

ゆっくりとオープンピットへ

 去年もそうでしたが、オープンピットはあえて並ばず、さらに今回はその時間帯を狙ってグランドスタンドで昼食。腹ごしらえも済んで一息ついたようなタイミングでゆっくりとオープンピットへ行きました。


今年は珍しくグリッドが開放されていました


何気に2013年のF3&GT ASIA以来のグリッドですね


サーキットクイーンはグリッド上での撮影でした

 今年からちょっとやり方を変えたみたいで、セーフティーカーとサーキットクイーンはグリッド上へ、通常のマシンやドライバーはピットということで、分けてくれたことで結構混雑が抑えられたような感じはしました。

 そうそう、今回は初めて公式テストがBSスカパーで生中継されるということで、高橋さんとエイミーがいました。今回はテスト日ということもあってか、エイミーも終始撮影に応じていましたね。

午後の頭は、ホッブスコーナーへ

 オープンピット終了よりも早い時間にピットを後にして、向かった先はホッブスコーナー。昨年末のスーパーフォーミュラで好印象だったポジションです。通常なら結構混むポイントではありますが、今回は皆がオープンピットから戻ってくる前に行って場所取りをしました。


確かにマシンまで近いコーナーですが、窓から狙うにはなかなか厳しいんです

私がホッブスコーナーを離れるときには結構な人集りが…

 やっぱり難しいコーナーですね。スーパーフォーミュラの時は割と良かったのですが、SUPER GTのようなハコ車を狙うにはちょっと苦しいですね。

 どうしても、上下にフェンスが映ってしまいます。しかも、NDフィルターとかを使わなかったので、どうしても絞り値が大きくなり、フェンスの映り込み自体が結構目立つんですよね。ここでは、そんなに望遠は要らないので、あえて70-200mm F2.8開放っていう選択肢もありかもしれませんね。

最後のマイクナイトコーナーがドハマり!!

 ホッブスコーナーを離れて、次に向かったのはマイクナイトコーナー。実はこのコーナーで撮影するのは、実に約2年ぶり。2013年にファン感とF3をココで狙って以来だと思います。

 ここのコーナーも、ホッブスコーナーと同じくフェンスに窓があるのですが、そのフェンスの前に2メートルほどの柵があるので、フェンスに近づくことができません。なので、ここでも「フェンス邪魔だよな」という印象しか当時は無かったのです。

 それが、意外や意外、200mm以上の望遠だとちょうどこの窓からコーナーを曲がっていくマシンが綺麗に流し撮りできるんです。これにはちょっと驚きました。

 あとでゆっくり考えると、確かに他のコーナーでもフェンスと撮影できる位置というのは同じなのですが、このコーナーで違うのは、フェンスとマシンの距離。あえて、フェンスとマシンの距離が離れていることで、望遠側で狙う分には窓だけで十分対応できるんですね。

 ということで、終始、上段の窓から流し撮りをしていました。始めは、1/160秒ぐらいで試していましたが、最終的にはちょっと無理をして1/40秒ぐらいまで頑張ってみました

 いやぁ、このコーナーいいですね。スーパーフォーミュラでもこのコーナーで撮ってみたいですね。割と逆光にはなりにくいコーナーではありますが、午後からだとどうしてもマシンのサイドが日陰になりやすいので、できれば午前中に狙う方がいいかもしれませんね。

恐ろしいホコリの映り込み

 あとはやはりシャッター速度が遅くなることで生じる、ホコリの映り込みですね。

 今回、MAXでF18ぐらいまで絞られてしまいましたが、F13以上になるとかなりホコリの映り込みが盛大に映ってしまっていました。確認する限り、センサーやTLM上のホコリではなく、前のフィルターと後玉のホコリみたい。LightroomでRAW現像する際に手直ししましたが、こうならないように、NDフィルターは必須ですね。

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