2022 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイクレースin 岡山 Day.2

 私の中での年に一度の2輪撮影のタイミングでもある全日本ロードレース選手権、通称スーパーバイクレース。例年、9~10月開催なのですが、他のカテゴリよりも雨の可能性が高い傾向があるんですよね。

Day.1編 Day.2編 RQ編

Day.2:観客動員 3,150人

 事実、今年は台風14号が接近。当初は少しは逸れるかなという期待感もあったのですが、日に日に勢力も強くなっていくし、影響は避けられない感じに。

 その台風14号接近もあり、そもそも期待していなかった決勝日。ただ、前日夕方ぐらいから、「もしかしたらもつかもしれいない」って天気予報も出てきました。

 しかも、台風接近の影響で、ウォームアップラップの短縮や規定周回数の短縮等により、レーススケジュールが全体的に前倒しになることが前の日に発表されました。

 で、朝3時半起床で鳥取市内を5時半すぎに出発して、サーキットに到着をしたのがちょうど7時頃。

 ぶっちゃけ、「何処が台風よ!?」ってぐらい晴れ間が見えています。

 何なら、土曜日よりも天気良いかも…とか思ってましたが、この頃が一番晴れてたかな、すぐに雲が広がりましたね。

 昨年からVlog動画を撮るようになって以前にも増して使用頻度が上がってきたGoPro。そろそろ買い換えも考えていたりするのですが、今回はレンタルでGoPro HERO9を借りてみました。買うと5万円越えですが、レンタルだと5~6千円で借りれますからね。

 私が持っているHERO7からすると、もうHERO9で十分かなって感じはしますが、ちょっと気になるのは下部のマウント部分が若干緩いってこと。最近、Osmo Action 3も発売されたりしたので、ちょっとこれからいろいろと考えたいです。

[8:00] J-GP3 ウォーミングアップラン

1コーナー撮影窓

 さて、本題に戻って、決勝日の朝は、1コーナー撮影窓で狙うのは決めていました。ここで、バッチリ狙えるのは過去に確認済みですが、短い時間帯の中で複数のカテゴリーが走るので、私のように出来るだけマシンを押えたいと思っている者としては都合がいいんですよね。しかも、ドライコンディションですからね。

 実は到着してすぐに場所どりに向かった訳ですが、私の次に2人目が来たのは開始15分前ぐらい。MAXでも4-5人ぐらいしかいませんでした。いい場所だと思うけど、2輪でここ狙う人多くないんですよね。ホッブスよりもこっちの方がいいと思うんだけどな。

 まずは、J-GP3から。台風の関係で走行時間が10分しかありませんでしたが、まあ10分もあればそこそこ狙えますからね。

[8:20] ST1000 ウォーミングアップラン

 続いてST1000の走行。

 やっぱりここも、840mmだと微妙で換算900mmぐらいが欲しいところ。そう思うと、ASP-Cクロップとかにこだわらずに、1.2倍クロップとか任意で選べたらいいんだろうけどな。(まあ、普通ならトリミングしろって話かもしれんけど)

[8:40] JSB1000 ウォーミングアップラン

 そして、JSB1000の走行。

 実は、青いYAMAHAのマシンって何気に3年ぶり。去年っていい写真いろいろ撮れたけど、あのYAMAHAのカラーリングが好きになれなかったんだよな…。そういう意味も、ここで狙えたのは嬉しい。

 実は、予選日にホッブスの立ち上がりも狙っていたのですが、あそこも先客がいて無理だったんですよね。なので、絶対ここでJSB1000を狙いたかったんです。

 そういえば、先の撮影窓の10m程1コーナー寄りの所が今回は空いてましたね。ここから狙うという選択肢もあったかもしれませんが、たぶん、ここだと飛び込みを狙うのはいいけど、脱出は狙えないんじゃないかな?

イベント広場

[8:57] PaRetライブ

 本当はST600の走行も撮影すればよかったのでしょうが、JSB1000の走行で切り上げて向かったのはイベント広場。

 ぶっちゃけ、PaRetのライブを撮りたかったわけではなく、昨年のようにギャルオンは出て、ピットウォークは登場しないレースクイーンがいるといけないなというのがあって、ウォームアップ走行の時間短縮が決まった段階で、そうしようと考えていました。

 ただ、実は、JSB1000の走行が終わって移動を始めた段階で、もうPaRetのステージは始まっている感じでした。当初は、9時開始予定でしたが、台風の関係でステージイベントの日程変更も言われてましたからね。まあ、こればかりは仕方がないです。

 まあ、毎年ですが、背景が真っ黒ってのは何ともキツイな…。せめて、横断幕的なヤツでもあればな。

 そうそう、今回もライブ撮影OKでしたが、どうにもPaRetのフリがあんまり撮影と相性が良くないのかな、撮っててもコレっていうカットがあんまり無いのが寂しいところ。

 最後は集合写真タイムで終了しました。

[9:12] ギャルオン

 続いて、ギャルオンタイムがスタート。っていうか、4輪のギャルオンなんていつ以来だろう…

 結果的には、ギャルオン参加した意味無かったですね。みんなピットウォークに参加されていたような気がします。

 しかも、あと3組ですと言われていたのに、あと2組いましたってなりましたが、さすがに次のレースに時間が無さそうだったのでステージを離れました。

J-GP3決勝

[9:40] マイクナイトフェンス越しC

 J-GP3の走行は何処で撮るかな~と考えていたけど、昨日、最終コーナーあたりで狙ったので、あえてマイクナイトで。それにしても、イベント広場からマイクナイトまでの移動が辛い…。時間的にも2周ぐらい周回がはじまっていました。

 もうこの段階で気づいてしまったのですが、下位カテゴリほど参加台数が多い上に僅差なので、密集した走行になりやすい。そうなると、こういうマイクナイトみたいなところはちょっと相性が良くないんですよね。逆に上位カテゴリは台数少ないし、大差が付きやすいから混走を狙った撮影は相性が良くない。10年目にして、今回、一番気づいた点だったかも。

[9:58] マイクナイト撮影窓

 続いて、定番のマイクナイト撮影窓。

 やっぱり、こう見ても、マイクナイトのクリップよりも飛び込みの方がまだ相性がいい。

 ここの撮影窓からガッツリ寄るのも、案外最近多用してるな。

[10:03] マイクナイトフェンス越しA

 次に向かったのは、お隣のフェンス越しポイント。レース終盤になったらので、多少は狙いやすいかな。

 やっぱり、ここは左上げの方が相性がいいな。

 と、ここで、ホッブス手前で転倒者があったのか、救急車が出動。これにより赤旗終了。規定周回数を完了していたということで、これにてレース成立となりました。

 そういえば、昨年から他カテゴリーよりも一足早く導入されていたGrooview。今回もちょいちょい活用させてもらいましたが、マイクナイト~最終コーナーのように場内放送のスピーカーが無い場所ではとても役立ちます

 ただ、これは個人的な問題なのですが、スマホにストラップをつけて首からぶら下げるのはいいのですが、それで別の撮影ポイントに向けて歩いていると、スマホがブラブラと揺れるんですよね。しかも、その時に画面に触れてしまうと、別画面になったりして止まってしまうという…。なので、スマホを一脚側に付けるかなぁという気もしますが、そうするとイヤホンのケーブルが煩わしくなるし…。ちょっと、いろいろと考えたいです。

ST1000決勝

[10:40] マイクナイトフェンス越しA

 続いて、ST1000の決勝レース。

 普通、スタートを狙うなら撮影窓かな~とか思いきや、今回はそのままフェンス越しポイントから狙います。というのも、一度、ここでスタートを狙ってみたかったんですよね。

 いいっすね、やっぱりここはあえて左上げ右下げが相性いいのかも

 ガッツリ寄った時も悪くないね。

[10:53] 最終コーナー撮影窓B

 続いては、最終コーナーの撮影窓B。昨日の逆で、ST1000は最終コーナー側で狙おうとはじめから決めてました。

 やはり、これだけ台数がいると連なるからバトル感出ていいですね。ここはホント、決勝向けのスポットだと改め感じます。

 寄っても結構いいね。なお、どうしても、構図を優先しているあまり、似たような先頭車両になっているのはご了承を。

[11:01] 最終コーナー撮影窓A

 次に向かうは、同じ最終コーナーを少し戻って右側の撮影窓ポイント。何故、行ってから再び戻ったのかには、少し理由があります。

 このポイントも、決勝レースのバトル感を出すのはメチャクチャいいポイント。しかも、カメラマン多くないから、いつ行っても大概狙えるし、少しぐらいのズレなら対応出来るし。

 それにしても、終盤のマッチレースはスゴかったですね。

最後はチェッカー狙い

 で、先にも少し述べた、少し先に進んで、ちょっと戻った理由。

 それがコレなんです。実は、同じ場所から、ホームストレート方向を見ると、ちょうどいい角度なんですよ。で、以前から「ここでチェッカーフラッグ越しに優勝シーンが狙えないかな?」と思っていたわけです。

 それで狙ったのがコレ。今から考えれば、もっとガッツリ寄れば良かったように思いますが、如何せん、この画角決めたりしたの、トップが最終ラップに入った後だから…。まあ、でもこの構図が撮れて嬉しかったです。

[11:27] ちょっと休憩

 ST1000のレースが終了し、次はSUPER TWINの決勝レースですが、ここはグランドスタンドに戻ってしばしお昼休憩

 昨年もですが、2輪レースって焦点距離長い分、集中力も体力もいるので、途中休憩しないと体力も集中力も保たないんですよね。なので、今年もこのタイミングで休むと決めていました。

 あと、このタイミングを利用して、パドックパスをGET。本当は朝、総合インフォメーションに寄る予定だったのですが、ギャルオンからJ-GP3まで時間が無かったので仕方ないです。まあ、正直決勝日はピットウォークの為だけって感じです。

[12:15]ピットウォーク

 そして、ピットウォーク。

 たぶん時間が余るだろうという予感はしていたので、そんなに急がず、12時過ぎてからグラスタを離れてパドック内へ。

 ホント、SGTなんかを考えると、これぐらいの平和なピットウォークが何とも言えずいいですわ。

 実は、今回の全日本ロードの岡山戦と同じ日程で、SUPER GTのSUGO戦が開催されるということもあり、RQに関してはあまり期待しない方がいいかなぁと考えていました。なので、ぶっちゃけ半分以上が初見の方ばかりでしたね。

 昨年、Tamronの35-150mmを購入して以来、感じで看板やマシンを入れながら狙う構図が結構増えてきました。ナナニッパだとこうはいかないもんな。

 そして、久しぶりの安藤さん。いつぶりだろうか…。しかもEXEDYで…。何か、久しぶりに嬉しかったですね(これでマスク無しだったらな…)。

JSB1000決勝

[13:10] マイクナイト撮影窓

 ピットウォークが終わり、いよいよメインレースであるJSB1000の決勝レース。

 向かうは迷いなく、マイクナイトコーナーの撮影窓。まあ、もう冒険せずにセオリーです。

 そして、定番の左の隅っこです。ホント、このポイント撮影窓の中でも人気無いです。(私的には嬉しいですが…)

 1枚目は良かったけど、2枚目は明らかに構図が1枚目に引っ張られちゃってる…これは微妙に恥ずかしい。

 あとは、パパッと寄りのショットを何枚か仕留めます。

[13:20] マイクナイトフェンス越しC

 撮影窓での撮影は3周程度で終え、次に向かったのは定番のフェンス越しポイント。もう、この週末で何度狙ったことか…。

 1日目にしっかり撮影はしているけど、あえて決勝レースでも撮影をします。ってことで、無理をして1/125sと、マイクナイトにしてはスローに挑戦。なかなかいい感じですな。

[13:30] 最終コーナー撮影窓B

 続いて、最終コーナーの撮影窓へ。ここでJSB1000を狙うのも決めてました。

 ただ、先にも述べたとおり、JSB1000クラスになると、車間距離が開きやすいから、こういうバトルを狙うショットは撮りにくいな。もし、狙うなら、あえてスタート直後ってのもありかも。

 ってことで、寄りで単車で狙っても見ましたが、もう少し寄れるけど、これ以上は背景が味気なくなるから、それはそれで難しいところ。

[13:38] 最終コーナー撮影窓A

 次は、再び少し戻って一番右側の撮影窓へ。

 ここでの撮影のタイミングの時は、たまたまバトルがあったので画的には良かったかも。

最後は…

 そして、ST1000の時と同じように、ファイナルラップでホームストレート方向にシフト。何なら、このためにGrooview Multiで実況を聞いていたと言ってもいいもんな。

 そう、もちろん、チャンピオンを決めるチェッカーフラッグを狙うため。ただ、ST1000の時と同じで寄り切れてないのが残念!。これ、少しいいわけをすると、最終コーナーアウト側(左側)から立ち上がって、何処までコンクリートウォールの方まで寄るか分からないから、どうしても広い画になっちゃったんですよね。

 ってことで、トリミングした上で、Lightroom上で強化をかけたのがこちら。うん、ホントはこれぐらいで撮りたかったな

 それにしても、中須賀選手、2021年開幕戦から続く20連勝11回目のチャンピオンだそう。41歳だから何気に1つ年上なのか…。それにしても、ぶっちゃけ強すぎる!

 ちなみに、チャンピオンフラッグは残念ながら折れてしまったらしい。

 ぶっちゃけ、ここまで想定してなかったけど、なかなかいい構図。そう簡単に撮れないショットだし。

ST600

[14:10] 最終コーナー撮影窓C

 JSB1000も終了し、ぶっちゃけもういいかなぁ…なんて考えたりもしたけど、せっかく来たんだし、ST600クラスも狙うことに。

 ここで、いつもなら最後にリボルバー&パイパーで…ってなりそうだけど、前日の流れと同様なので、ST600があまりにも流し撮りばっかりになる。

 ってことで、1コーナー・2コーナーシケインという考え方もあったのだが、何だかこの週末相性のいい最終コーナーで狙いたくなって気づいたらここにいた。まあ、あんまり歩く元気なかったというのもあるけど(笑)。

 脱出気味だと雰囲気がいいな。今回、光があまり良くなかったけど、天気のいい日で夕方とかだともっと格好良くなる気がするな…

2度の赤旗中断

 と、3周目で赤旗中断

 転倒者が多かったことが原因らしい。

 14:43から12周に短縮されてのレースに。ただ、見るからに降りそうな空模様に…。

 そうすると無情にもこの再スタート直前に雨が降り出し、レッドクロスが振られる中で再スタートが切られるが、2輪専用シケインで多重クラッシュが発生し、再び赤旗中断に。

急な土砂降りに…

 降り始めはポツポツだったので、カバンからタオルを取り出してカメラに被せて…としていたら段々激しくなり、グラスタの屋根に避難するころには土砂降りとなっていた。

 明らかに路面は濡れているのが分かるレベルの濡れ具合。ぶっちゃけ、これでレース再開しても、いい画撮れないかもなぁとちょっと思ってました。

[15:15] 気を取り直して3度目の勝負

 そうこうしていると、15:10から再々スタート、10周に減算が発表されました。「いやあ、どうするかなぁ~」と思っていたら、マイクナイト方向から帰ってきたアマチュアカメラマンの方が私が先程までいた撮影窓へ

 雨が降る中、皆がグラスタ方向に戻っていた中だったので不意打ち感があったが、雨も止んだので、私も再び撮影窓へ。ただ、場所は取られてしまったので、仕方なく、柱の左側で狙うことに

 ただ、こうしてみると、案外左側もいいかも。4輪だと明らかに柱の右側が良くて、左側は良くないというイメージだけど、我ながらちょっと見直したって感じです。

 そして、何より、ウエットコンディションになり、環境的にもダメかなって思ったけど、結構ドライバーが攻めてくれてスゴいなぁと感心しました。

[15:29] 元の撮影ポイントへ

 そして、最後の最後、先客が移動されたので元のポイントで狙います。

 やっぱり、何かこの週末はこの撮影窓って感じでしたね。温故知新、たまには昔ながらのところでしっかり撮ってみるのも大事ですね。

 片付けをしてグラスタ横を戻ってきていたら、ちょうど表彰式の終盤でした。SGTとかお客さん多くて見えたもんじゃないもんな。

 これにて、撮影終了。さあ、次はいつになるかな?

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