SUPER GT 2021 公式テスト at 岡山国際サーキット Day.2
(2021.03.07)
今年もようやくやってきました岡山国際サーキットでのSUPER GT公式テスト。例年だと「ファン感謝デー」という形での開催なのですが、今年はコロナ禍で緊急事態宣言開けのタイミングということで、そもそも有観客で行われるのかも怪しい状況。それでも、開催予定2週間前になって、ようやく有観客での開催が発表されたので、なんとも安堵しました。2020年は岡山国際でのSGTは開催されなかったので、2年ぶりの岡山でのSGTです。
Day.2
2日目の朝は妙に早く目が覚めてしまって、その後も寝れないので、4時過ぎには起きちゃいましたね。
カードやバッテリー系をチェックして、鳥取市内を6時前に出発し、サーキットに到着をしたのが7:10頃。確かに、2日目は9時からの走行開始とはいえ、無理してそんなに早く来る必要無いんだけど…。
それにしても、2日目の朝もいいお天気。
「今日はお天気持ってくれるよね?」と空にお願いをしながら朝からウォーキング。
オートバックス看板を通り過ぎて目指すは…
そう、マイクナイトのグリーンネット窓です。本当は1日目に撮影をしているので、無理をして狙うほどでもないとは思ったのですが、1日目の写真を少し見返したときに、もう少しブレが気になるものがいくつかあったので、もし場所どり出来れば…と思って狙いました。
いつものファン感だったら、メインゲートから入って、この最終コーナーあたりのPA駐車場に停めればすぐなんですけどね。
それにしても、私が到着した段階で、マイクナイトの撮影窓の方には既に2人おられました…恐るべし…。
マイクナイトネット窓
ってことで、1時間半も待って、ようやく走行開始です。
この日もちろん、ボディはα9、レンズはSEL200600Gに1.4倍テレコンを装着済みです。
毎年、朝イチで狙っているとはいえ、本当にマシン走行までにコース上が陽向になるのかな?と心配していましたが大丈夫でしたね。
マイクナイトフェンス越し①
15分程撮影をして、少し移動。
次はフェンス越しで狙います。
やはり、1日目と比べても、これだけ明暗がハッキリするとフェンスも簡単に誤魔化せます。しかも、この季節のマイクナイトは、午前中は比較的フェンスは日陰のままですからね。まあ、そのお掲げで寒いんですけどね。
マイクナイトフェンス越し②
次に向かったのは、同じマイクナイトですが、一般的な撮影窓とグリーンネット窓の中間辺りの場所。
ここも、ちょっとチャレンジカップの時に狙ってみた場所です。ちなみに、椅子は使わず珍しくアスファルトの地ベタの上に座っての撮影です。
ただ、ちょうどタイミングが悪く、SC訓練が始まってしまったので、先にアップを狙ってみることに。
ちょっと機転を利かせてのアップ撮影だったのですが、案外良かったですね。
本来狙いたかった構図へ
で、隊列が落ち着いてきたところで、本来私が狙いたかった構図を狙ってみることに。
スープラ3台連隊はあくまで偶然です。
わざわざ狙うかといわれると、ちょっと微妙かもしれないけど、バリエーションを増やすには悪くはないかも。個人的には、次のフェンス越しの方が好きかも。
右下げ構図も狙って見るも…
ちょっと試しに右下げも狙ってみましたが、う~ん、ちょっとこの構図は無いかな…。
マイクナイトフェンス越し③
続いては、前日にも狙ったこのポイント。
ちょっとシャッター速度が甘かった印象があったので、前日よりもちょっと速い速度で仕留めます。しかも、今回はここも地ベタに座っての撮影です。
はじめは単純に正面を狙ったカットだったのですが…
案外、ターンインを仕掛けた瞬間のタイミングのショットがいい感じな気がします。ただ、シャッター速度は要注意ですね。
左上げ構図に
続いて左上げ構図で狙ってみます。
この場所は、左上げでも左下げでもそれぞれの良さを感じる場所の気がします。
マイクナイトフェンス越し④
次に向かったのは、グリーンネットよりも最終コーナー寄りのフェンス越しポイント。
ここも前日にも狙った場所ですが、天気が好転してのリベンジです。
ちょっと最後の植毛GTRのヤツはフェンスがバレる感じがあるな…。ってのも、実はこの時間のこの場所がちょうどうっすらフェンスに光が当たり始めた頃だったんですよね。
そう考えたら、このポイントは比較的朝イチとかのタイミングで狙った方が正解かもしれないですね。
最終コーナー撮影窓
続いて向かったのは最終コーナーの撮影窓。
マイクナイト寄りの場所は前日に狙えているので、2日目はグランドスタンド寄りのポイントで狙います。
特に考えてセレクトしてないんだけど、なんか、赤っぽいマシンが3枚並んだなあ…
それにしても、ちょっと傾けすぎたかな?
最終コーナーフェンス越し
次に狙うは、もう少しグランドスタンド側のポイント。
先日のチャレンジカップの時もそうだったけど、この時間のこの場所はちょうどフェンスに影が落ちるので、意外とフェンス越しで狙えるんですよね。
まあ、ちょっと短調といえば短調なんだけど、まあバラエティを増やす意味では悪くないでしょ。
最終コーナー撮影窓②
そして、定番の最終コーナーのグランドスタンド側の撮影窓。
実は、ここに来る前から嫌な感じはしていたのですが…そりゃで、ド逆光だよな…
なので、わざとメタリックカラーのマシンをセレクト。いがいにも逆光よりも、左上のフェンスの写り込みの方が妙に気になっちゃうわ…
ってことで、背後にマシンが来たヤツで上手く誤魔化して見ましたが何か!?
最終コーナー立ち上がり
さて、午前中のシメは最終コーナーからの立ち上がり。
まあ、先程の撮影窓で感じでいた通り、ド逆光なんだけどな…。
なので、こちらもちょっとメタリックカラーのマシンで、しかもちょっと広めな構図でちょっと誤魔化してみたけど何とかイケたかな。
それにしても、いいお天気。途中、1コーナー方向に戻るのに合わせて、イベント広場でからあげを購入して、トイレに寄って行くも…
1コーナー
到着したのは1コーナー。
あれ?11時過ぎたのに、まだ走行が終わらないよ?。っていうか、何かしら赤旗とかの影響で長くなったのかな?と思ってたけど、この記事書くのにタイスケ見直してたら、元々が11:15までだったのね…気付いてませんでした。
ってことで、からあげをちょっと置いといて、とりあえず狙うことに。
まずは、左下げ構図。ここでも結構な逆光タイミングなので、仕方なくちょっとアンダー気味で狙ってます。
続いて、やや左上げ構図。個人的にはこれぐらいの方がバランス良く感じるかな。
午前中の走行が終わって、ようやくのモグモグタイム。というか、買ったのは良いものの、このからあげがある状態で撮影ってのは、微妙に難しいもので…
1コーナーフェンス越し
そして、昼休憩自体、この1コーナーで過ごします。
11:15に終わって、午後の走行開始は13:45ですよ。実に2時間半も…。
いや、待つのは慣れているので別にいいんですけどね、それよりもグランドスタンドから駐車場に戻る人、1~2コーナースタンドからグランドスタンドへ向かう人とでごった返す1コーナーでおにぎりを食べながら待つというのは、なかなかツラいものがあるんです。
それでも、1時間前ぐらいから人が集まりはじめ、13時過ぎぐらいにはそこそこカメラマンが増えていきます。
気付けば、公式カメラマンもかなりの人数に。っていうか、SUPER GTではテストでも決勝でも、スタート風景を1コーナーから見ること自体が私としては意外と初めてなんだなぁ…
そして、私のポジション取りはいろいろと考えた末に、昼前の隙間ではなく、あえてのフェンス越しに。ここの方が写り込みは悩むけど、構図の選択肢は増えるかなと思ってこちらに。
それにあわせて、ボディはα7RIVに。別にα9のままでも良かったのですが、出来るだけフェンスの映り込みを軽減するために、F値を小さくしたかったので、1.4倍テレコンも外したくて、それならとボディごと変えたって訳です。
SCがホームストレート上に停車し、いよいよスタート進行が進みます。
ピットアウトを狙う
13:45、ピットレーンオープン。
一番1コーナー側に陣取るカーナンバー1のSTANLEYから動き出します。
何気なく続けて撮っていましたが、案外ピットアウトの雰囲気が良さそうなので、改めてピットアウトのマシンを狙うことに。
もうちょっと角度は考えれば良かった気がするけど、なかなかいいね。
そういえば、1日目はR'Qsってほとんど走ってなかったよな。ってことで、あえてここに入れておきました。
徐々にホームストレートに並んでいきます。
そして、1日目のトップタイムだった埼玉トヨペットとRedBull MUGENがポールポジション役で最後に登場していきます。
最後に、RedBull MUGENがグリッドへ
いよいよスタート練習へ
ようやく、SC先導でスタート練習が始まります。
さすがにこれぐらい広めにしちゃうとフェンスの写り込みがバレますね。っていうか、このあたりムダにAPS-Cクロップしたままになってて申し訳ないです。
何気に、グリッドを離れた瞬間が狙うタイミングとしてはいいですね。
SC先導は2周ということで、1周終了時点ではウェービングしながら各車タイヤを暖めていきます。
スタート
そして、遂にスタート!
ちょっと、RedBull MUGENに気を取られて、構図がちょっと残念なことに。
GT300の方は、何気にいい感じに。
やはり、ホームストレートならではのこの奥行き感はいいですね。
いかに我慢して一番手前のマシンを引きつけられるかが正直、勝負どころですね。
α9にチェンジ
念のため、α9にチェンジをして狙います。
やっぱり、こう見ると結構色味が違うのと、AF精度もやはりα9の方が上ですね。
2コーナーからリボルバー狙い
1コーナーの撮影を切り上げ、向かったのは2コーナー。
そう、リボルバー狙いのリベンジです。午後という状況もさることながら、薄曇り状況になったことで、光が分散されて絶好のリボルバー日和に。
そういえば余談なのですが、サーキットで撮影しているとほとんどのカメラマンが男性で、女性のカメラマンってごく一部。そんな中で、雰囲気は普通な感じの可愛らしい女の子なのに、150-600mmを一脚無しで撮影している上に、この2コーナーからリボルバー方向を狙っている方がおられて、なんだかキュン💕としちゃいました。
まずは、APS-Cクロップをしながらも、シャッター速度を上げて仕留めて見ました。やはり、光の条件がいいと、いい感じに狙えます。
おっと!、貴重なR'Qs登場!。っていうか、よく見たらこのチームもようやく新型モデルのAMGになったんだな。
スローシャッターで
今回は調子が良さそうだったので、1/40sで流してみることに。
なかなかいい感じですね。今回アレコレやってみて思うのは、1/40sまではブラックアウトフリーの追従性がいいような気がします。1/40sよりも長くしちゃうと、ファインダーと実像が微妙にズレてきて流しにくい印象があります。
さらにスローへ
さらに、調子に乗って1/25sで狙うことに。
さすがに、ここまで来ると歩留まりが著しく悪いですが、作品としてはとろける感じが何ともいえずいいですね。ホント、芝生の色が寂しいわ…
アトウッド
続いて、何処に行こうかなぁと悩みながら、結局向かったのはアトウッド。
前日に引き続き、降りる道の中段ではなく、PA-6の一番マイクナイト寄りの場所から、地ベタに座って狙うことに。
840mmまで使い切れてないけど、ちょっとこれぐらいの画角だとさすがに寂しさがあるな…。
APS-Cクロップ
ってことで、APS-Cクロップでさらに寄ることに。
う~ん、明らかに2日目の方が条件はいいはずなのに、もうちょっとって感じがあるな…。これ、あえてもうちょっとテレ端まで使って、1/60sぐらいにするってのもアリなのかな?。
最終コーナー撮影窓②
15:00を過ぎ、残り1時間を切ったところで大移動。
はい、午前中にも狙った最終コーナーの撮影窓です。朝の段階から、「午後の最後に戻ってくるかなぁ…」と考えてました。
それにしても、アトウッド狙いからの最終コーナーってことで、2日目の最後タイミングにこの15分の移動はなかなかシンドイものがありますね…💦
それでも、わざわざここに来ただけのことはありますね。もうバッチリ決まってます。
最終コーナー立ち上がり
残り15分は最終コーナーの立ち上がりに。
本当は、フェンス際からフェンス越しで狙おうと思っていたのですが、この時間帯はもう日差しが結構弱まっていて、フェンスの影も無いしメリハリ感がなく、フェンス越しは厳しかったので、仕方が無く定番のグランドスタンド手前の坂部分から狙います。
はじめは、アップ気味に狙っていたのですが、やっぱり背景が少々味下無くなってしまう。アップで狙うなら、もう少し下の場所からタイミングももう少し後目にしたらいいかも。
ってことで、この後はちょっと引き気味にチェンジ。
左側にイン側の縁石を入れつつ、後続車を入れるとそれなりに画になってくれる。いっそのこと、もうちょっと大胆に傾けても良かったかも。
16時になり、Session4が終了。一度荷物を整理して、ボチボチと駐車場へ。
よく考えれば、2年ぶりの岡山でのSGTということで、α9にしても、SEL200600Gにしても、岡山でSGTを撮るということで言うと、私にとっては今回が初めてだったんですね。どうしても、置きに行ったり、流し撮りで歩留まりを稼ぐために20コマ/秒連射を結構使っていましたが、気づけば2日間で24,000枚越え、容量にして550GB越えってマジか…😓。