S耐 スーパー耐久シリーズ2021 Rd.6 岡山国際サーキット Day.2
(2021.11.14)
ある意味、秋の風物詩ともなりつつあるS耐岡山戦。シーズン最終戦ですが、私にとっても最終戦。今年はコロナ禍はもちろん、いろいろあったりしてサーキットに足を運ぶ回数が減りましたが、9月のスーパーバイク以来、2ヶ月ぶりです。
Day.2
2日目は4時前に起床。というか、前日が疲れで寝落ちは早かったものの、1時半頃からあまりにも寝付けない感じで、4時前に仕方がなく起きたというような感じでした。
朝からアイツが登場!?
鳥取市内を1日目と同じく5:15頃に出発をして、2日目は佐用経由で向かったのですが、ここで事件が起きます。
そう、鹿さんの登場🦌です。
一様、鳥取というド田舎に住んでいるので、鹿だの、イノシシだの、サルだのという話は珍しくはない。しかも、岡山国際サーキットって、以前から周辺道路で鹿が出るというのは結構有名。
ただ、過去にはサーキット内を鹿が走り回るという珍事は見たことがありましたが、2013年以降の9年間で、自分が車を走らせながら鹿が出たというのは経験がありませんでした。
せっかくなので、情報を共有しておきますが、場所は佐用経由で国道179号線を「上月三差路」交差点を西に進み、ちょうど岡山県と兵庫県の県境手前の佐用町西大畠地区。
6時過ぎとはいえ、だいぶん明るくなりつつある時間で、しかも上月あたりまでは濃い霧に覆われていましたが、ちょうどこの手前あたりから霧も晴れてきて視界も良くなってきていました。
この写真、鹿がいるのが分かりますかね?。反対車線の道路際に鹿がいたのですが、直進する私の車に飛び出してきたという訳です。ぶっちゃけ、ジッとしていればいいものを、どうしてわざわざ車に飛び出してくるのか…。今時、カラスとかの方が、反対車線ぐらいだったら全然逃げませんからね。
もちろん、急ブレーキをかけるわけですが、時既に遅し。ドーンと見事にぶつかります。
あえて、ぶつかった時の写真は載せませんが、この時点で鹿さんは中央線跨いでますから、私が左の田んぼに落ちるか何かしない限り止まれないですよね…😢
鹿さんが、結構飛ばされていましたが、すぐに立ち上がって、左側の田んぼの方に逃げていきました。
(これ、立ち上がって逃げてる写真ですからね…はい、あとは察して下さい…)
「うわぁ~、朝から最悪だよ…」と思いながら、一度、車から降りてチェック…
結構、壮大に衝突したように感じたので、結構エラいことになったかも…と思いましたが、この時点ではパッと見は外傷はほとんど分からないレベルでした。
あとで、サーキットに到着をしてから、よ~く確認したら、衝突したのは正面ではなく、ちょうど運転席側の角っこのところだったようで、ヘッドライトウォッシャーの所が外れて無くなってましたが、それ以外は汚れたぐらいで済みました(一部、傷だと思っていた部分も洗車したら簡単に落ちるレベルでした)。
この修理にはそこそこお金がかかった訳ですが、何でも、ヒドイ場合は、廃車レベルになることもあるらしいので、これぐらいで済んで良かったと思うべきでしょうね。まあ、だからこそ、こんな感じでHPのネタとして書いていられる訳で…。
ぶっちゃけ、2日目の撮影はこの件でだいぶん気分は落ちていたし、撮影しながらも「車に戻ったら、何かラジエーターとかから液もれとかしていたら…」とか考えてしまった、何だか撮影に集中出来なかったもんな…。
ちなみに、この衝突現場からしばらくすると県境部分がちょっとした峠になっているのですが、そこでさらに2匹の鹿に出くわしました。で実はこの場所、帰りも1匹がいました。季節的に10-12月は特に危ないらしいですが、ちょっとこの辺りというかこのルートは危ないのかもしれないですね…
皆さんも、是非お気をつけて、ご安全に…
いろいろありながらサーキットへ
そんなハプニングもありながら、サーキットに到着したのが6:40頃。ほとんど1日目と同じような感じですね。
といっても、2日目は8時頃からスタート進行が始まるとはいえ、グリッドに参加するわけでもないので、そんなに早くサーキットに来る必要が無かったんですけど。
とりあえず総合インフォメーションでパドックパスをGET。っていうか、こんな蛍光オレンジとかあったんだな…
2日目はステージ系はスルーを決めていましたが、7:10頃でこんな感じ。皆様、ご苦労様でございます。
と、そうこうしていると、何やらヘリコプターの音が…。サーキットに降りるのかな?と思ったら、ちょうどイベント広場奥のロッジの裏に降りたような感じ。
そういえば、最終コーナーのイン側にあるヘリポートとは別にロッジの裏にもヘリポートあたんだっけ。これが、かの有名な社長出勤ってやつなんだろうな。
[8:30]Gr.2決勝Race
イベント広場をウロウロしていてもすることがないので、パドック内を抜けて向かったのは…
そう、ヘアピンでございます。朝イチとはいえ、驚きのポールポジションでした!(別に狙っていたわけでもないんだけど…)
そういえば、今回のヘアピンにはHankookのロゴが張り出されていました。なんかこういうのって珍しい感じです。
ヘアピン
ということで、予定通り、ヘアピンからスタート。
午前中は逆光気味だけど、Gr.2の決勝中は時間が経過するほど逆光になる気がしたので、あえて朝イチで狙うことにしたってわけです。
ボディはもちろんα9、レンズはSEL200600Gの組みあわせでございます。
せっかっく、写真に入れてくれ!って感じの所にロゴが張り出してあるのだから、あえていい感じに入れてみました。ってことで、広告料もらえるかな~(笑)
それにしても、何か久しぶりのヘアピンでの撮影。で、調べて見たら去年の秋のSF以来。春のSUPER GTはCパドック内に入れなかったから、こっちに来れてなかったんですね。
リボルバー
続いてはド定番のリボルバーの流し撮り。9月のスーパーバイクの時にも撮りましたが、4輪で狙うのは久しぶり。
去年の地方選で少し撮っていたけど、S耐では2019年以来。Gr.2のマシンといえども、案外200mmでちょうどギリギリって感じで、200600Gだとテレコン外さないと厳しいです。(逆に言えば、このヘアピン~リボルバー~マイクナイトの流れは、テレコン不要でOKだもんな…)
リボルバー立ち上がり
ここは、スーパーバイクの時にも狙ったシチュエーション。ってことで、あえて立ちではなく、スタンド席に座った状態で狙います。
あえて、左上げで狙ったけど、4輪だとこの構図はイマイチかもな。まだシンプルに左下げの方が良かったかな…。あと、午前中の光はフロントが暗めになるから、本当は午後からの方がいいんだろうな…。
ちなみに、ちょうど私が撮影したスタンド席の目の前が、例の給水素ポイントなのですが…
今回、この水素エンジン云々等で結構いろんな人がゲストというか、取材というかで呼ばれていたようですが、ここに入れるってマジで羨ましい…(2番パスの人も入ってるな…)。ここからリボルバーを狙ってみたいんだよな~。
ホッブスの隙間
続いて向かったのは、ホッブスにある目隠しシートの中間にある隙間ポイント。先の全日本ロードレースの公開テストの時に知った場所ですが、4輪で狙うのは初めてです。
立ち上がりを狙うと、さすがに4輪だとフェンスの映り込みが気になる上に、ちょうどまだ時間帯的に日陰と日向が混在する状況。ってことで、ちょっと狙いポイントを変更。
こんな感じで、ホッブスの侵入狙いだと何とかこのポイントを生かせる感じかな。ただ、先導車がいると、前に写り込んでしまうのでタイミング勝負だったりするけどね。
マイクナイトフェンス越しA
そして、お次に向かったのはマイクナイトコーナー。グリーンネットの少し手前の定番ポイントでのフェンス越し狙い。
この時間帯になると、手前のフェンスは日陰、コース場は日向になるのでいい感じでフェンスがごまかせます。朝イチだとコース上がまだ日陰なので、これぐらいの時間になってからの方がいいんですよね。
マイクナイトフェンス越しB
次も同じマイクナイトのフェンス越しですが、こちらも最近は定番になりつつある立ち上がり気味のポイント。ちょうどスポンジバリアが切れるあたりです。
ここもはじめは置きにいく撮影をしていたのですが、試しにスローシャッターにしたら結構いい感じに。
17番ポスト横
そして、続いては最終コーナー手前の17番ポストの横。ここも、先のスーパーバイクの時に見つけたポイントですが、是非ここで4輪を狙ってみたいと思っていた場所でした。
840mmフルでこんな感じ。タイミングにもよるけど、やはり後続車が入りつつ、マイクナイトの縁石がちょっと入ってくると画になります。
APS-Cクロップまですると単独で狙ってもなかなかいい感じ。ちょっとこの時間帯が日差しが弱まっていたのでちょっとフェンスが誤魔化しきれていない感じはありますが、この画はなかなか撮れる場所って無いですからね。
最終コーナー撮影窓A
次は最終コーナーの撮影窓。もう定番のポイントですね。
このあたりはもう迷いも無いですね。パパッと向かってサクッと撮れる感じに。個人的には、この少し右に傾けた状態で撮るのが好きです。
最終コーナー撮影窓B
そして、続けて少し移動しての撮影窓ポイント。
ここも定番化してきている場所ですね。強いて言えば、出来るだけ後続車を絡めたい場所なので、レースとタイミングによってはなかなか狙いにくさがあるってところ。
最終コーナー撮影窓C
最終コーナー最後は、一番グランドスタンド寄りの撮影窓。本当は、右下の撮影窓のグリーンネットが空いていたのですが、先客がおられたので、仕方なくいつもの窓の方から狙います。
久しぶりに結構攻めたスローシャッターにしてみました。時間帯的には逆光になって厳しい時間帯だったのですが、ちょうど日差しが弱まっていいタイミングでした。
ホッブス撮影窓B
最終コーナーからグルッと戻ってきてホッブスの立ち上がりの方のポイントへ。
やはり、2輪と比べると4輪は縁石ギリギリまでワイドにコーナリングしていくのが多いので、どうしてもスポンジバリアが写り込みやすいんだよな。にしても、ここに来る度に、「ホントにこの場所だっけ?」って微調整に迷うんです。
ちょっと改めて過去撮影を振り返って場所の確認しておいた方がいいかもな。
ホッブス撮影窓A
Gr.2最後は定番のホッブス撮影窓。本当はこんなレース終盤まで狙うつもりではなかったのですが、ちょうどパドックに戻っていく流れ的に立ち寄ったっていう感じです。
ここは、スローで狙って上手くいった試しがないので、時間も無いし、ちょっと早めのシャッター速度で完全に置きにいきました。
ということで、ここでGr.2の撮影は終了。ステージに浮気をせず、3時間みっちりと、場所を移動しながら撮影し続けたのって意外と初めてかも。実は、この時点で128GBのSDカードが既に満タンで2枚目に突入し始めてました。
そういえば、撮影を終えてヘアピンの横を進んでいると、マシンが止まってました。手前に見えてるのはタイヤ?。ホッブス~マイクナイト~最終コーナーって場内放送聴けないから、状況があまり分からなかったりするんだよな…。
[11:45]ピットビューイング
さて、機材チェンジをしてボチボチとパドック内へ。
1日目は途中で折り返していたピットビューイングへの隊列は、とりあえずDUNLOPブリッジ方面に伸ばしていましたね。私が到着した段階でコースサイドガーデンの横って感じ。
実はちょうど表彰台を潜ってピットに入るときに、Gr.2のレースクイーンを含む関係者は表彰台の下に集まっていたんですよね。1日目はピットレーン出口にいたPaRetやHankookガールもそう。言われてみればそうなんだけど、その中には1日目にはいなかった子もいたりして、この段階で「あっ、ヤバイかも…」とちょっと焦りました。
それにしても、明らかに1日目を考えるとお客さんの人数は多い感じがしました。
129mm
102mm
96mm
ボディはα7RIVで、レンズはTAMRONの35-150mmの組み合わせです。
それにしても、ホント、マスクはツラい。撮っていて満足感が下がるのはもちろんだけど、誰が誰だか分かりにくいから、誰を撮ったか撮ってないのかも分かりにくい。さすがにこのあたりの方々は知っているからいいんだけど、そうじゃないとなかなかツラい…。
あと、Gr.2のRQさんは最後に戻ってきた人もいましたが、たぶん全員撮れていない自信はあるな…。
[13:30]Gr.1 決勝Race
マイクナイト撮影窓
時間いっぱいまでピットビューイングでの撮影を終え、向かったのは定番のマイクナイトの撮影窓。1コーナー行ってもいいかなとか、最終コーナーで狙ってもいいかなとかいろいろと考えたのですが、結局コンサバになってしまいました。
ただ、今回、私のいつもの特等席ともいえる一番左側のポイントにS耐TVと思われる中継用カメラが常設。
ってことで、珍しく少し中央よりから狙ってみました。
スタート直前の併走はなかなか迫力があります。
あとは、結局定番の構図になってしまいましたね。これぐらいの位置関係だと、いつもとほとんど変わらない印象。思い切って、一番右側で狙ってみても良かったかな…。
マイクナイトフェンス越しC
次も同じマイクナイトのフェンス越しポイント。写真を見ても少し分る通り、この時間は微妙にフェンスに光が当たり始めていたタイミング。この時間帯がギリって感じ。
なので、ちょっとフェンス間が残っている感じあるけどギリかな。F13ってのもちょっと影響しているな…。
マイクナイトフェンス越しB
ここも同じマイクナイトですが、先のフェンス越しポイントと撮影窓の中間辺り、ちょうどホッブスからの立ち上がりを狙うポイント。
ちょうどこの時間帯は少し雲が降りてきていたので、タイミングが悪かったなぁ…
Gr.1って、なかなか車種が散けてしまった感じもあったりして、意外と混戦を撮るってのが難しいんだよな…
マイクナイトフェンス越しA
もう、「マイクナイトのフルコース」って感じだけど、次は一番角っこのフェンス越しポイント。
あえて単独で狙うというのもアリですが…
ちょうどこのタイミングは連なっていて良かったです。
マイクナイトを離れ、最終コーナー方向に移動するときに17番ポストのマイクナイト寄りの辺りは、こんな感じで既に山の影に入り始めてました。ここからマイクナイト立ち上がり…ってのはさすがにキツイかな?
あと、17番ポストの横にはオフィシャル用のトイレがあって、これの影も何かしら生かせそう。ただ、ストレート側には使えるけど、マイクナイト側には厳しそう。
最終コーナー撮影窓A
ということで、午前中も来た最終コーナーの撮影窓へ。
いいですね。この季節のこの時間帯の最終は順光になるので、それはそれでカッコイイ。
最終コーナー撮影窓B
午前中と同じ展開で、少し移動しての同じ最終の撮影窓。
ちょおうどこの時間帯が日陰になっちゃいました。ちょっと残念…。
最終コーナー撮影窓C
はい、次も多分に漏れず同じ展開で、グランドスタンド寄りの撮影窓ポイント。
午前中は先客がいて狙えなかった大きな撮影窓ポイントが使えたので、地ベタに座り込んでの流し撮りです。何か久しぶりだなぁ~
どうしてもクセでクリッピング前後で狙ってしまうんだけど、本当はもうちょっと立ち上がりで狙った方が上手く流せるのにな~って思う。やっちゃうんですよね…。
グランドスタンド隅っこ
次はちょっと変わったポイントに。
というのも、実はここ、グランドスタンドの一番最終コーナー寄りの隅っこのところ。確か、下から3~4段目ぐらいの場所だったと思います。
実は、この季節の夕方近くになると、ロッジの影がフェンスに落ちてくるのは知っていたんですよね。で、当初は手前のフェンス際で狙いたいと思っていたのですが、ここでの撮影ってちょっと恥ずかしい。ってことで、スタンドからなら行けるかな?と思った訳です。
さすがに厳しさもあってワザとアンダー気味にしてるけど、なかなか悪くないです。
グラスタ手前の坂
次はグランドスタンド手前の坂の中腹から最終コーナー立ち上がりを狙います。
この場所って、ちょくちょく狙うも、いい感じにまとめきれない感じがあったのですが、今回はなかなかいい落とし所が見つかった気がします。
ただ、15:30になってくると、だいぶん影がコース上に落ちてきたので、このタイミングで移動。
こういう感じで一気に影が落ちてきます。季節にもよるけど、この影をどう生かすのかってのがミソです。
17番ポスト横
次は17番ポストの横のポイント。こちらもちょうど影が落ち始めてきたタイミングでしたが、まだマイクナイト方向は日向なので、狙うにはちょうどいい感じ。
なかなかいい感じですね。
APS-Cクロップでフルではないけど、換算972mm。単独だと、背後にマイクナイトの縁石を入れるのがいいかもね。
マイクナイトフェンス越しE
続いては、マイクナイトのフェンス越しですが、相当最終コーナー寄りです。普通なら狙うにはなかなか厳しい角度ですが、ここなら立ち上がりが行けるはず、
おっ、いいじゃないですか!。特にMP RacingのGTRとか無茶苦茶カッコイイ。ちょっとフェンスの感じが残っているけど、これぐらいなら許容範囲かな。
マイクナイトフェンス越しD
次もマイクナイトですが、少し近づいて定番の立ち上がりのポイントあたりです。
ここはあまり攻め込まず、置きにいきました。この順光好きですね。
パイパー
もうだいぶんお腹いっぱいだったのですが、最後10分ぐらいで向かったのはパイパーコーナー。
1.4倍テレコン付けたままは結構厳しかったけど、1/25sで何とか仕留めました。
1コーナー流し撮り
あまり本気では狙っていないけど、何となく1コーナーの流しも狙ってみました。場所はリボルバーのまま。
本当は、昨年やったAパドックからの1コーナーの流しをしてみたかった感じはしますが、まあこの時間はもう日陰だらけだったから、まあ良かったかな。
ということで、ピットビューイングを除けば、3時間+3時間の計6時間、みっちりマシン撮影をした2日目でした。気づいたら、SDカード128GB×2枚はゆうに越えていて、3枚目に突入していた…。選別作業がトンデモナイだろうな…。
はてさて、今年のサーキットはこれにて終了。次は、春のSUPER GT公式テストかなぁ~。