SUPER GT 2020 Rd.8 FUJI GT 300km RACE Day.2
(2020.11.29)

 コロナ禍でドタバタとなった国内モータースポーツの中でも、最大クラスのSUPER GT。それも気付けば最終戦となりました。舞台は富士スピードウェイ。そんな富士に、ようやくの初上陸です!。

Day.1編 Day.2編 GT500 RQ編 GT300 RQ編

決勝日

 起床は4時。想定してたよりも寝付きが悪く、30分刻みで寝れない状況でしたが、ラスト3時間がやっとまともに寝れた感じでした。なので、いつもなら少し早めに目が覚めてアラームを切るというのが多いのですが、今回は珍しくアラームで起こされた感じでした。

 荷物の片付けを行い、チェックアウトを済ませて、ホテルを後にしたのが4:45。途中、コンビニで朝食と昼食を購入し、駐車場に到着したのが5:23。やはり、富士吉田からだいたい30分ぐらいなもんですね。

駐車場はP15を選択

 決勝日の駐車場は、P15をチョイス。ここだと、最終セクターで撮影をしてから車に戻るが近いことと、西ゲートにもそもそも近い、そして、西ゲートから右折して裏道を抜けていきたかったというのもあって、いろんな要素を総合的に考えてコチラにしました。

 といっても、無理にこんなに早く到着をしないといけないことは全くないです。まだガラガラです。

 少し明るさが出てきた朝6時でもこの状態。ただ、P15といえども、出入口よりも遠くなればなるほど退出にも時間がかかるというのは、駐車場あるあるですからね。まあ、このP15の場合、出入口がそのままコースに向かう入口になるので、無理して出入口から遠くに停める人はいないと思いますが…。

シャトルバス始発でイベント広場へ

 SUPER GTの決勝日の午前中は、基本的に暇です。如何せん、マシンの走行が無いですからね。なので、まあ何もしないよりは…ってことで、必然的にステージを狙いに行きます。

 とはいえ、昨日の実績からそれほど無理をする必要がないのは分かっていたので、いい場所が取れたら御の字、ダメなら諦めるぐらいの軽い気持ちで臨むことに

 なので、わざわざ自分で歩いて行かず、6時から運行が始まるシャトルバスを待って、それに乗ってイベント広場に向かうことに。ちなみに、6時始発といえども、おそらくイベント広場発が6時なので、P15に来た時は6:10ぐらいでした。

 まだ、薄暗い中、無事ステージ前に到着をして前から2列目をGET。他の方もそうですが、まだ選べる時間帯の時に、どこを押えるかって地味に悩むんですよね。特に、視線がもらいやすいセンターを取るか、前の人が邪魔にならない前側を取るのか…。とかく、わたしも中央寄りの3列目か、1つ外側の2列目にするかで悩んで、後者を選びました。

 1日目は分かりにくかったので、2日目に撮影しましたが、このように足下に白い目印があって、これを目安にソーシャルディスタンスを確保してくださいってことになっていました。

 ただ、1日目もそうでしたが、それを知らない人が後から人と人の隙間に入って、「そこダメだよ」ってトラブルになるケースがチラホラありましたね。だから、こういうのって、現地でももちろんですが、事前に周知しておくべきだと思うんだよな…。

 ちなみに、決勝日は、帰る直前ぐらいまでほとんど富士山は隠れちゃってましたね。

 それにしても、1日目にも増して寒さが増した2日目、毎度ながらこにわさんの半袖半ズボンを見ているコッチが寒さを感じるんだよなぁ…。

 あっ、そういえばいつだか、このステージ上の水が凍っていて、それを溶かしながらカーリングのマネをこにわさんがしてたな…2018年の岡山だったっけ?。そう思うと、今回の富士よりも開幕戦岡山の方がもっと寒いのか…。

[7:30]クレインズステージ

 まずは、この日のステージのスタートはクレインズステージから。

 私も何気にこの世界に手を染めてボチボチ長くなるんですが、FSWのサーキットクイーンである「クレインズ」さんは何を隠そう初対面です。ちょくちょく、このクレインズのOBの方がそのままRQになるケースもあるんですよね。

 そして、スポンサーステージ始まる15分前でこの状態。始まる頃には結構ヤバい感じになってました。

[8:30]スポンサーステージ①

 いよいよスポンサーステージがスタート。1回で全員が登場した1日目と異なり、2日目は朝の①と決勝レース中の②の2回に分けての開催。決勝レース中はさすがに来れないので、1日目の撮影が大事だったってことなんですよね。

 2日目は、1日目と違い、こにわさんのアナウンスで『前側にいる方は座ってのご観覧をお願いします』とのコメントがあり、前方7~8列ぐらいの人は座っての撮影になってました。これ、毎回こうしてほしい。マジでそう思います。

α7RIV × SEL200600G
335mm

α7RIV × SEL200600G
332mm

α7RIV × SEL200600G
365mm

 ちなみに、2日目はある意味予想通りというか、後方でお客さんが密集してしまって、度々こにわさんが間隔を開けるようにというアナウンスをしてました。途中、「改善されないようだと中止せざるを得なくなる」という話すらありました。これ、実は1日目から薄々思っていました。1日目で対応が悪かったら、2日目急遽中止とかありえるな~と。とりあえず朝のこのステージは何とかやりきりましたが、午後は大丈夫だったのかな?

 2日目は、私のポジション的に1日目にも増して、照明のヤツが邪魔だったんですよね。左も同様ならアレなんだけど、不思議と右側だけが高いんですよね。なので、特にステージ右側に立つ方は膝上までで切らないといけなかったので、それはそれは面倒くさかったんだよな…。

ピットビューイングへ

 今回の富士戦の1つの目玉とも言えるピットビューイング。今年、SGTだけでなく、他カテゴリーでもなかなか行えていないピットウォークですが、人数を絞ることで何とか開催にこぎつけた訳。

 しかも、そのピットビューイング、SNS上での反応を見る限り、落選者続出でかなり狭き門だったようですが、何気に私、当選してしまったんです!。正直、ダメだろうな…ぐらいの軽い気持ちだったんだけど…。

 そりゃもう、コロナ禍だろうが何だろうが、行かない訳にはいかないって話です。そして、キチンと記事にしないと落選者の人に申し訳ない!ってことで、頑張って記事にしている訳です。

とりあえず集合場所を目指すも嫌な予感…

 実は、スポンサーステージの前に受付を済ませていて、リストバンドとフェイスシールドを渡され、その時に「コントロールセンターの方と、ゲートAの方です」と説明されました。

 そもそも、通常の富士のピットウォークが何処にどういう隊列で並ぶのか知らない私…

 コントロールセンターも「アレ?、そもそもパドック内じゃないの?」と思い、それならゲートAの方でいいかな?と思い、ゲートAを目指していくことに

 ゲートAに到着。ここで10分少々待つ訳ですが、なんか嫌な予感…

 だって、ここ、普通にスタンドに向かってのゲートだよね?。どう考えても、ここからホームストレートに降りるっておかしくない?。しかも、30分前切っているのに、20数人しかいないのもさすがにおかしい…。

 ソワソワしていると、他の人も、「あれ?、本当にここか?」「いつもならあっちじゃない?」って声が…。

 そこに救世主のスタッフさん登場!。確認してくれた上で、「コチラじゃ無くて、1コーナー方向に行くとトンネルがあるのでその横の芝生エリアの部分に並んでいるのがその隊列です」と…

 ってことで、無事正規の隊列へ。いや、マジで良かった…っていうか、受付でのアナウンスが不親切だって!。

 しかも、この記事を書きながら、HP確認しても、「サービスロード Aゲート前」って書いてあるけど、何処やねん!

 あっ、今考えれば、このピットビューイングの時間が一番無駄に晴れていたんだな…なので急遽ストロボもスタンバイ。さらに、遠目に見えた雰囲気を見て、ナナニッパから24105Gにチェンジします。

 9:25が過ぎ、少しフライング気味にサービスロードを開けていきます。

 はい、モチロン、フェイスシールド着用です。っていうか、そこそこな人がフェイスシールドしてなかったな…マスクかどちらかでいいならマスクだけにしたい…っていうか、フェイスシールドしての撮影はなかなか厳しいものがある…実はそれも24105Gをチョイスした1つの理由でもるんですよね。

 さすが、富士のホームストレート。デッカいっすわ~。鈴鹿とも比べものにならない。

 ここから1コーナー方向だけでも、岡山のストレートぐらいありそう(笑)。

 遠目に見てもこんな雰囲気。これなら、いつもの決勝日のPWよりも少し遠いぐらいかなぁ…

 こんな感じで、開始までひもが張られています。で、開始とともにゆっくりとひもと一緒に前進していくというスタイルでした。

いよいよピットビューイング開始

 さあ、いよいよスタートです。

 1コーナー方向から攻めたのは、おそらくこちら側からの方が少ないと見越していたところと、終わった後に戻ってくるという時間を考えると、こちらの方がいいだろうと考えていたわけです。

 それにしても、1コーナー方向は、HOPPYやMAX Racingから始まったのですが、このあたり、ものの3分ぐらいで一気にお客さんいなくなりましたからね。

 だから、ある意味タイミングをズラして最後を回っていくというのもアリだったかもしれません。そんな私は、先にいくつか先のチームに行ってから、しばらくしてHOPPYに戻って…という攻め方をしました。

 それにしてもこの距離感、いざ見るとなかなかあります。これ、ナナニッパでも良かったかも…。

今回は私には珍しく集合狙いで

 実は、以前からSUPER GTのピットウォークは、いつもの単独狙いではなく、集合写真で狙ってみたいと思っていたんです。っていうか、普通はそういう人の方が多いのでしょうが…。それだったら、わざわざステージを狙わなくても、ある程度コンプリート出来るんじゃないか?という思惑もありましたし。

 ただ、いつも誘惑に負けてナナニッパを出すのですが、今回は状況が状況だし、時間もそれほど長くないので、あえてSEL24105Gで挑めば、必然的にそうなっていくんだろうという狙いもあってのチョイスでした。

α7RIV × SEL24105G 53mm

α7RIV × SEL24105G 58mm

α7RIV × SEL24105G 60mm

α7RIV × SEL24105G 103mm

 う~ん、こうしてみると、やはりナナニッパでも悪くなかったかもな。確かに全身を入れるとなると、50mmぐらいはところだけど、意外と70mmあれば膝上ぐらいからでも狙えたかも。ただ、逆に言えば、テレ端でこれぐらいなので、24105Gで足りなかったという訳でも無いんですけどね。

 それにしても、待てば撮れるという状況でしたからね。私にとっては、珍しくピン撮りはせずに、全員で撮るスタイルだったのですが、これでARTAを除いてコンプリートできましたからね(ARTAだけは、唯一、RQ個々もソーシャルディスタンスで離れていて、集合で撮れなかったので、あえてスルーしちゃいました。)。

 ちなみに、どうでもいい失敗点としてもう1つ、実はフラッシュ撮影するためにフラッシュ同調のシャッター速度を確保するために、1/250sで固定で撮影していました。となると、おそらく明るすぎるだろうと思って、NDフィルターをかましていたのですが、実は何と、RQの方々がいるホームストレートってちょうどピットビルの日陰だったんですよね。だから、実は案外暗くて、むしろISO感度が上がってしまったぐらいでした。いやあ、これは想定外でした…。

 はてさて、10時過ぎたところで、RQの退場が始まったので、ボチボチ切り上げます。このまま出るとパドック内になっちゃうだろうし、どうするんだろう…と思っていましたが、このRAYSゲートのところに入ると、なんと地下通路につながっていて、退場できるような仕組みになっていました。これはいいですね。鈴鹿もこれ導入してほしいなぁ…。

 そして、そのまま西向きに歩いていき、到着したのはSupraコーナーから最終Panasonicコーナーに向けての芝生エリアです。

 決勝レースはここから始めることは決めていました。

[10:45]"Thanks for ALL" Yoshi MUROYA × LEXUS Special Flight

 10:45となり、ピエールさんの実況を元に室屋さんのフライトがスタート。SGTの富士戦ではちょくちょく開催されているイベントですが、いつもYouTubeの配信を見ている感じでしたが、今回は生で観戦です。

 今回は地上ではSUPER GTに参戦する主要メーカーのスポーツカーが一同に介して走行。実は、ちょうどピットビューイングから引き上げていくときに、ナンバープレートがない車列に出くわしていたのですが、それがコレだったんですね…。

 しかも、その車列の先頭を走行するのは、TOYOTAの社長であり、S耐などにも出場しているモリゾー選手(豊田章男社長)がハンドルを握り、GTAの板東会長が助手席で手を降ります。こういうことをしてくれるから、モリゾーさん好きなんですよね。

 そして、いよいよ室屋さん登場!

 何気に、こういうアクロバット飛行を撮るのって初めて。以前、美保基地の航空祭に行ったことがありましたが、あの時は天候不良でブルーインパルス飛ばなかったもんなぁ…。

 なので、何も分からずに、とりあえず1/1000sで狙いました。ただ、何故かISO-800固定になっちゃっていたのはご愛敬で…。

 出来れば、車と室屋さんのコラボを撮りたいなぁと思っていましたが、タイミングが全然合いませんでした💦。

 今回撮影していて思ったのは、近づいたり離れたりするときに、結構焦点距離を移動するのですが、SEL200600Gのインナーズームで前側で焦点距離を変えながら撮影出来るというのが、案外飛行機向きじゃないのかなぁって気がしました

 個人的にいい感じだったなぁと思ったのが、ホームストレートを抜けるタイミングのショット。後々考えれば、フェンス越しで狙っても良かったかもなぁ…。

 ちょうど最後のホームストレートを抜けるタイミングで、上空に来た時、等倍表示にすればもう表情見えちゃうぐらい写ってます。これ、α7RIVで狙ってたらもっとスゴかったのかなぁ…。

[11:30]SUPER GT ウォームアップ走行

 さあ、これからがいよいよ本番。ウォームアップ走行がスタートです。

 と、走行が始まる前に、徐に縦に一列になるように並ぶ人達が…ここはどんな画が撮れるんだ?。あとで、チェックしていくことにしましょう。

ここはとりあえず置きにいく

 決勝レースが始まる前なので、とりあえずほぼ全車が登場してきます。で、レースが始まってしまうと、いきなり1コーナーで…みたいなことも無くはないので、ここはとりあえず置きにいった撮影をしていきます。

 こうしてみると、どことなく鈴鹿のヘアピンにも近い感じがありますね。

 ただ、鈴鹿のヘアピンはアウト側に結構膨らんで立ち上がっていきますが、ここは立ち上がり重視でイン側を進むマシンが多いので、背景としてはこっちの方が好きかも。

 それにしても、この時間帯は、日は陰るし、風は吹くしで寒くて寒くて仕方がなかったですね。撮り始めちゃうと移動もするし、そうでもないのですが…。コロナの前に、普通に風邪引いちゃうって…

[13:00]SUPER GT 決勝

Supra~最終コーナー

 決勝レースのスタートは、ウォームアップ走行から同じ場所でそのまま撮影を始めます。

 唯一、違ったのは、ウォームアップ走行の時は座っての撮影でしたが、ここからは立ってでの撮影でした。

 スタート直後の混戦がもうちょっと狙えるのかなぁと思ったけど、結構散けちゃいますね。まあ、1周目とはいえ最終コーナー手前なので、そりゃそうなるか…。

 あとは、とにかくタイミング的に背後の後続車が続いている状態で狙えるかどうかが大きいでしょうね。

少し最終コーナー寄りに移動

 先の場所は、ウォームアップ走行でしっかり撮っているので、ものの5分程で移動。

 より最終コーナー寄りに移動してきて、遠目ながらもSupraコーナーのクリップを狙います。

 おっ、想定通り、いい感じですね。ここは思いっきり望遠に振ってみることに。

 いいぞ、いいぞ!。確かに換算840mmでAPS-Cでも600mmクラスが必要だけど、そんなに難しくないショットだと思います。

 今回は1/160sで挑みましたが、もう少し落としてもイケそうな気はしますね。

最終コーナー手前のアプローチを流す

 続いて、同じ場所から最終コーナー手前のアプローチを横から流して見ます。イメージとしては、オートバックスの看板を背景に流すイメージですね。

 と、イメージまではよかったのですが、SEL200600Gに1.4倍テレコン装着時のワイド端で280mmだといささか厳しい感じが…。テレコン外せばいいのでしょうが、それもそれでどうかなぁと思ったので、同じ狙いであえて場所移動することに。

後ろに下がって流す

 先程の場所から後方のフェンスギリギリまで下がったところ。ここまで来ると、高低差も出てくるので、前の方に人がいても全然気にならないんですよね。

 全体的にちょっと甘いけど、看板と構図を考えたらこんな感じがベターなのかな。

 何て言うか、我ながら、最近こういう流しショットにハマっている感じはあるなぁと思う今日この頃です。

Supraコーナー①

 さて、この辺りからは、作品撮りというよりも撮影ポイントの物色という感じに近くなります。

 まずは、Supraコーナーの侵入のところを狙います。

 う~ん、まあこんな想像はしてたけどね。やはり、せめてもう少し最終コーナー寄りで、右手前側にクリップの縁石が見えるぐらいじゃないとダメなのかな。

 流してはみたけど、ちょっと無理矢理感が否めないですな。

ホームストレート

 ちょっと思考を変えて、ホームストレートのフェンスかぶりつきポイント。先程のSupraコーナーを撮影したポイントのすぐ側ですが、こんなところでフェンスにかぶりついて、グランドスタンド側が狙えます。

 先客もいたし、無理して狙うつもりもなかったので適当にパシャっとしか撮ってないですが、キチンと狙えば、なかなかいい画が撮れそう

 っていうか、ここ室屋さんのフライトを狙ったら格好良かったんだろうなぁ~とちょっぴり後悔…。

Supraコーナー②

 続いて、同じSupraコーナーをもう少し手前側の場所に移動。

 う~ん、やっぱりさっきと同じ感じですね。このあたりは正直あんまりオススメしないですね。

 ちなみに、このSupraコーナーのイン側にコカコーラコーナーにもあった順位掲示があることを発見。こういうの、あちこちに設置して欲しいなぁ…。せめて、今が何周目なのかは知りたいところ。

フェンスの隙間からリアを狙う

 さて、昼前から列をなしていて気になっていたポイントに到着。

 はいはい、来て見て納得。皆さん、フェンスの切れ間で立ち上がりを後ろから狙っているんですね。

 フェンスに近づいていけば行くほど、いい感じでしたから狙えちゃうんですね。

 当初は、最終コーナーへのアプローチを狙いましたが味気なく…。

 やっぱり無難なのはコッチですかね。あんまり私的にはお尻好きではないのですが、ここはコースのうねりもあって、ただパパッと撮るだけでもそれなりに画になります。ここで、富士24時間の夕暮れとか狙ったら格好良さそう。

コーナー脱出をリアから狙う

 続いて向かったのは、SupraコーナーにあるSupra看板の麓。

 やたら人が集まっているなぁと思ったら、ここもちょうどフェンスの切れ間があるんですね。

 ほほう、そういうことですか…。

 狙うとこういう感じですが、如何せん、これ以上どう生かしてやればいいのか、ちょっと私には手に負えない感じでした。私ももう少しお尻好きにならないといけないのかな。

13コーナー立ち上がりをフェンス越しで狙う

 続いてはこちら。

 13コーナーからSupraコーナーへ向かうところを、2重のフェンス越しにはなりますが、試しに狙ってみます。

 正直、「まあフェンス写り込むだろうなぁ…」という思いながら狙ったのですが、案外いい感じに撮れてます。ここは、もう少し追い込んでしっかり撮れば、なかなかいいものが撮れそうな予感がします。

撮影窓から狙う

 先程のところからもう少し左に進んで、撮影窓があるのでそこから狙います。先客にお姉さんがいましたが、仕方なく間から狙わせていただきます。

 おっ、これだけでもなかなかいい感じ。

APS-Cクロップしてみる

 寄ったらもう少しイケそうな気がしたので、APS-Cクロップしてみました。

 これはなかなかいいですね。こういうショットって、意外と岡山なんかでは狙えるところ無いですからね。

遠くからダンロップコーナーを狙う

 続いて狙ったのは、ちょっと辺鄙な撮り方。

 13コーナーからSupraコーナーにかけての通路部分でダンロップコーナー方向にカメラを向ける人が何人かいたので、試しに私も狙ってみることに。

 思っている以上に狙えなくは無いですね。むしろ、こうして見ると、脚立の上に立つと同じぐらいの雰囲気になるってことですね。

ダンロップコーナー①

 そして、本当のダンロップコーナーのところへ。ここで1つ目の立ち上がりを狙います。

 あえて意識しながら後続車があるように狙いましたが、まあ悪くはないけど、わざわざこの人混みの中で狙うかというとそんなに面白い感じのところではない。

 やはり、私にとっては低速コーナー過ぎて狙うには楽しさに欠ける感じがなんかあるんですよね…。

ダンロップコーナー②

 少し移動して角度を変えてみることに。

 少し広めに流そうかとも思いましたが、そもそも車速もないから流すことも出来ない…

 ってことで、あえてガッツリ寄ってみました。まあ、悪くはないけど、わざわざ撮りたいかというと微妙かもな。

 そうそう、このタイミングで気付きましたが、こんなところにT-DASHのウラカンが止まってました。そういえば、あんまり見なかった気がするな…。

 それにしても、このダンロップコーナーを見下ろす丘の上はスゴい人。私が今回撮影した最終セクターの中ではおそらく一番お客さんが多かったように思います。個人的には、もうちょっと他にいいところ歩きがするんだけどな…。

13コーナーアウト側

 さて、ダンロップコーナーからコースしたを潜って向かうは13コーナーのアウト側。

 1日目も狙ったフェンス越しのポイントです。1日目の印象が良かったので、逆光が軽減されたこのタイミングでもう一度狙ってみたいと思ったわけです。

 やはり単独だとちょっと味気ないかな。

 その点、後続車を背景に入れると一気に雰囲気が出てきます。それにしても、フェンスの映り込みが気になっちゃうな…。

APS-Cクロップしてみる

 画的にもう少し寄りたい感じがあったので、あえてAPS-Cクロップを使うことに。

 690mmなので、換算1,035mmになりますが、これだけでも一気にフェンスの映り込みが気にならなくなります。鈴鹿のシケイン立ち上がりもそうだったのですが、下手な設定よりも焦点距離伸ばした方が一気にフェンス問題解決してくれたりするんですよね。

 2枚目のMUGENなんて、ライトの光芒も入ってメッチャカッコイイ感じです。ホント、ここに撮影窓があったら最高なのにな…

後ろに下がり、フェンス上から狙う

 ってことで、どうにかこのフェンスを攻略するには…

 はい、後ろに下がって、フェンスの上から狙うしかないですね。当初は膝をついて撮影し始めましたが、よくよく考えたらちょうど腰掛けれるだけの段差があったので、そこで撮影することに。

APS-Cクロップで寄りまくる

 はい、完璧です!。個人的に、今回の富士戦のハイライトはたぶんこの場所なんでしょうね。

 タイミングにも恵まれる必要はあるけど、後続車が絡むとホント画になります。

フルサイズで流して見る

 でも、不思議とAPS-Cクロップって妥協してる感が出てしまうので、気分的にフルサイズに戻して少し広めの画で流すことに。

 こちらも単独だと面白みに欠けるので、あくまで後続車を絡めるように…ってのがセオリーなんでしょうね。

最後に置きにいく

 ホントはもうここでいいかなぁっていう気がしたのですが、たぶんもうゴールに近いだろうと思って、あえて置きにいくことに。

 この時、もう何周目になるのか、あと何周あるのかが全く分からなかったので、今更ながらスマホのラジオアプリで放送を聞いて、ほぼファイナルラップだというのを確認。

 まあ、1日目のSupra祭の予選を見ても、まあKeePerで決まりなのかあ~と思ってました。一時期詰めていたRAYBRIGとの差も後方に写らないぐらいに空いてましたし。

 実は今回のレースがRAYBRIGブランドとしての参戦は最後というのが発表されていました。ただ、さすがに追い上げむなしくというところでレースも決まりましたかね…と誰もが思っていました。

 ところが、何やら漠然と聞こえるピエールの絶叫アナウンス。実は、この13コーナーのアウト側って、キチンとした場内放送のスピーカーが無いので、ピエールさんの実況をキチンと聞きにくいんですよね。

 改めてスマホを耳元に近づけて聞くと、RAYBRIGが優勝との実況あれ、さっきまでKeePer走ってましたけど…

 アレコレ丁寧に聞くとどうやらKeePerはガス欠で最後の最後に失速したとのこと。周りのお客さんもボチボチと実況放送やJスポの中継配信を見てか、「えっ、KeePerじゃないの!?」「RAYBRIG優勝!?」「こんな、最後の最後にこんなのある!?」とお客さん同士でも話すレベルでした。

 確かに、ゴールした後、KeePerは走ってこず。最後の最後に逆転優勝・逆転チャンピオンを獲得したRAYBRIGにお客さん皆が歓声を送ります。

 いやあ、だからレースって最後の最後まで分からないんですよね…。

余韻に浸かる間もなく、帰路へ

 ホントはそんな余韻に浸かりながら、マッタリしたい気分ですが、このあとどれだけ場内が混雑するのか分からないので、RAYBRIGを見送ったところで、13コーナーを離れ駐車場へ。それが、14:51。

 ものの3分ちょっとでP15駐車場へ戻り、ササッと駐車場を出発。さすがに、この時間帯だと、まだお客さん自体がそれほど駐車場にも戻っていないので、すんなりと西ゲートを右折。この時点で15:01と、レース終了からものの10分でゲート退場まで出来ました

あえて御殿場ICを目指さず、駒門スマートICへ

 西ゲートを右折した車のほとんどが富士霊園のところを左折していくのですが、私はあえてやや遠回り気味に南下していくことに。このルートは、今後万が一FSWに来たときに、おそらく次は新東名の御殿場ICが完成しているであろうということ(2020年度開通)があり、そちらのルートに近い方を選び、あえてメインルートではない道を選びました。

 ただ、正直、あの時間帯であの状況であれば、普通に東名の御殿場ICを目指してもすんなり到着したのかもしれませんが、これも1つのネタになれば…とも思いながら、御殿場市街地を避けるように南下をして、御殿場ICの次になる駒門スマートICで高速に乗ることにしました。

 結果的にほとんど渋滞らしい渋滞はなく、15:30には駒門スマートICに到着出来ました。なので実質的に30分強といった感じです。このスマートICがある駒門PAって、一般道側にも駐車スペースがあるので、スマートIC利用前に寄れて、トイレに行ったりお土産が買ったり出来るので、一度ここまで来てから仕切り直して、「さあ帰りますか」ってのには何気にちょうどいい感じです。

 唯一の欠点としては、あくまで「新東名」ではなく「東名」なので、新東名メインで帰りたい場合は、何処かで乗り換えをしないといけないという点でしょうね。今回私の場合は、次の沼津ICから新東名の長泉沼津ICに乗り換えるというやり方をしますが、細かい話ですがこの場合一度降りて再び乗るということになるので、料金が別計算になってしまうという問題はあります。それが、どうしても嫌なら清水JCTとかから移る必要があるでしょう。

 その後は浜松SA・鈴鹿PA・宝塚北SA・安富PAと休憩をしながら運転。特に鈴鹿PAから以西の新名神や名神は、このコロナの影響かいつになく交通量が少なく、「こんなに走りやすかったっけ?」と思うほどの感じでした。そして、鳥取市内に戻ったのが22:30頃でした。サーキットを出たのが早かったとはいえ、富士スピードウェイからその日のうちに帰れたというのはある意味驚きですよね。逆に言えば、それだけ走りやすい道ってことも意味しているのでしょうね。

Day.1編 Day.2編
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