S耐 スーパー耐久シリーズ2022 Rd.7 鈴鹿サーキット Day.2
(2022.11.27)

鈴鹿サーキット S耐

 今年の最終レースは、スーパー耐久@鈴鹿最終戦。ここのところ岡山国際サーキットばっかりで、鈴鹿サーキットに足を運べる機会が極端に少なくなってしまっていましたが、今回は2年ぶりの鈴鹿入りです。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編

Day.2:観客動員数 5,200人

 朝は4時前に起床。というか、案の定、はじめのうちは23時・1時と2時間おきに目が覚め、その後は1時間おきで、さらには3時前からはどうにも寝れない感じだったのけど、4時には起き上がった感じです。

 1日目の朝の雰囲気を見ると、ホテルの朝食を食べてからでも大丈夫かも…って思ったりもしましたが、夕方の雰囲気を見て、「いや、ヤバイかも」と思って、ホテルを5時半に出発。サーキットに到着したのは6時すぎ

 全然、思っていたほどではなかったですね。場所を選ばなければ、普通にホテルの朝食食べてこれると思います。

 この季節ならではなのは、6時過ぎに綺麗な朝焼けが見えます。

 ゲートオープンまで暇なので、車内でHPの原稿を書き留めます。

 車を離れたのが、ゲートオープン30分前の7:15。ゲート寄りならP4も全然余裕な状況です。たぶん、ホテルの朝食食べてたらこれぐらいの到着時間でしょうね。

 前売のP3はこんな感じ。

 ゲート前に到着すると1日目よりは少し多いぐらいの感じ。まあ、ぶっちゃけ並ぶほどでもないんですけど…。

 ゲートオープンが7:45なのに対して、5分繰り上げの7:40にはオープンになったのですが、メインルートはGPエントランスで止められるのに対して、最終コーナー方向のルートは何故か歩道橋でストップ。あれ?いつもなら最終コーナー手前のところでストップのはずなのに…。

 しかも、その最終コーナー手前のゲートでも改めてチケットチェックあったので、それなら最終コーナーのところで止めればいいのに…。流行病の流れで、何か運営変わったのかな?

[8:15]JAF-F4

 そもそも、なんでGPエントランスじゃなくて最終コーナー方向から入ったのかというと、向かったのはこちら。

 そう、知る人ぞ知る、最終コーナーにあるRスタンドの隅っこのフェンス越しのところ。私も過去に一度だけ撮影したことがあって、それもかれこれ5年半ほど前。なので、久しぶりにここで狙ってみることに。

 本来なら、もう5mほど向こう側の隅で狙うのが定番なのかもしれませんが、アレコレ物色した結果、ここに落ち着きました。そして、2日目は軽量化の為、携帯椅子を車に置いてきたので、地ベタに座っての撮影です。

 やっぱり、明るさによってはフェンス越しがバレバレな印象。しかも、今回は右下げで狙ってますが、過去の撮影のときは左下げて狙っていたみたい。まあ、コッチはコッチでアリだと思うけど。

 ちょっとアンダーに振ると、何とかギリイケるかなってところですかね。

 ここって見た目以上に下り坂になっていて、実は地ベタに座っていても体勢が微妙にとりづらい。なので、終盤はお尻も痛くなってきたので最後は立ちでの撮影に。

 まあ、今回ネタ的に訪れた意味合いが強かったのですが、時間帯とか狙うのに適した条件を追い求めると何とかなりそうな気もします。

[9:00]PIT WALK

 もう少し走行が残る8:35頃に撮影を切り上げ、ピットウォークの隊列へ。

 隊列の最後尾に付いたのは8:50頃でしたが、すでにこの位置。まあ10分前なので仕方がないのかもしれませんが、1日目と全然違います。

 これなら、普通に逆バンクトンネルのピットウォーク隊列に並んだ方が楽だったんじゃないかな?。SGTとかだと、パドック内も最終コーナー方向に隊列を作るんだけど、たぶん今日はこっちだけ。スタッフさんにもチラッと聞いたけど、よく分からない答えが返ってくるし。まあ、仕方がないです。

 9時スタートですが、明確に隊列が動き出したのは9:07頃。なので、一番ピット出口寄りのD'Stationのピットに付いたときには、9:11でした。

Tamron 35-150mm 45mm

 1日目はSEL70200GMで挑みましたが、2日目はTamronの35-150mmに変更。というのも、1日目を見て、明らかに70mmでは足りないシチュエーションがちょいちょいあったこと、そして思いのほか、RQとの距離も近い感じがしたので、広角側を優先しました。(まあ、望遠側は高画素機なのでトリミングでいけちゃうし。)

Tamron 35-150mm 35mm

 なので、35mmを使うとこういう選手を含めた写真もバッチリ撮れます。70mmだと絶対無理だもんな…。

Tamron 35-150mm 38mm

 で、何気に今回これぞ!という1枚がこれ。まあ、この業界的に、モリゾーこと豊田社長ってお目にかかる機会はちょいちょいあるのですが、こうやって改めてモリゾー選手を写真を撮るシチュエーションってありそうで無いんですよね。しかもちょうど隣のカメラマンさんが、全員で視線を貰っていたので、明らかにそれを拝借させて頂きました。

Tamron 35-150mm 64mm
永原芽衣

Tamron 35-150mm 129mm
近藤みやび

Tamron 35-150mm 98mm
葉月美優

 肝心なレースクイーンの方は、やっぱり永原さん近藤さんといったRQ卒業組のところは結構カメラマンさんも多かった印象です。特にraffineeは日曜もホントに多かった。もしかしたら、D'Stationよりも多かったんじゃないかな?。

 あと、岡山戦は不在で、1日目も撮るチャンスがなかなか無かった葉月さんと2日目は撮る事が出来ました。何気に、マスク無しの彼女をちゃんと撮ったのって初めてじゃないかな?。

 2日目は、1日目の撮影具合を思い出しつつ、撮っていないチームを優先で狙っていきました。

 で、残り5分ぐらいで最終方向までいったので、また出口方向のD'Stationまで戻って…というちょっと無駄な動きをしてしまいました。なので、やっぱりせめて1日ぐらいは、最終方向から入った方が良かったかな…

 いつも思いますが、ピットウォークでただでさえ疲れている状況で、逆バンクトンネル抜けてからの逆バンクの坂はマジで地獄に感じます。アレ、ホントにキツイです。

 ということで、ギリギリの9:48頃まで粘りながら、トボトボと歩いて向かったのはCスタンド。

 運が良ければ、スタート進行のマシンを狙えるかな~と頑張って歩きましたが無理でした。ちょうど、Cスタンドに到着した時にコースインという感じでした。ただ、実際はいつも以上にかなりスローな走行だった(燃料を少しでもセーブするため?)ので、結果的にあれはマシン撮影には適さなかったと思うので、すんなり諦めもつきました。

[10:45]S耐決勝 5H

 スタート進行をスルーした分、トイレに行ったり飲み物を調達したりして、改めて向かったのはココ。

 そう、Cスタンドの中程にある、2コーナーの立ち上がりを狙うポイントです。ここも座席番号までは覚えていないけど、「たぶんこの辺だよね~」と動いていたら、いつもこの辺りに来ます

 それにしても、今回もこの時間以外にもスタンド席で立っている人が多かったな…。S耐だし、お客さん少ないしで、気にしていないカメラマンが多いのかもしれないけど、SGTだったら誰か発狂してそう。

 もちろん、スタート自体、ここから狙うワケですが、S耐なのでスタートしてしまうとクラス毎で集団になるのでちょっと味気ない。しかも、ここでのスタート撮影自体久しぶりすぎて、完全にカメラワークを間違えてしまった感じ

 しかも、中段になってしまうと、もう何が何だか分からない感じになっちゃうし。

 まだこの辺りは86がかたまりになっていたので、それなりの感じになりましたが、見方を変えると86/BRZ Raceに見えなくもない。

 ということで、改めて少し寄り気味で立ち上がり重視で狙ってみました。やっぱり、ここはいい画になるな…とつくづく感心しました。望遠は結構必要になりますが、長玉を持っている人は是非チャレンジしてみてほしい場所です。

[11:08]タイヤウォールをバッグに流す

 続いて、ほとんど同じ場所から、今度は2コーナーから3コーナーにかけての短い直線区間を、背景にイタリアンカラーのウォールを入れて流します。

 これも、結構ド定番な構図ですよね。本当はもう少し早い段階で切り替えたかったのですが、今回のレース、あまりにもFCYやSCの導入が多くて、こういう流したいシチュエーションでは、撮影も完全に止まってしまうんですよね💦

 ちょっとタイミングが早いと、劇感エリアを流す感じになってしまいます。

 この構図もメッチャいいですよね。こういうのが、岡山で撮れる場所が無いもんか…といつも思うんですけどね。意外と無いし、何なら鈴鹿もここが一番狙いやすいと思います。

[11:18]3コーナーから4コーナーへの飛び込みを流す

 次も同じ場所ですが、今後は反対方向の3コーナー方向を向いて、4コーナーへの飛び込みをリヤから流していきます。

 2019年のSGTの時に編み出して、当時は結構気に入っていた構図なのですが、何だか今回はパッとしなかったな…。もうちょっとシャッター速度落としていたら良かったのかな?

[11:31]Bスタンド

 Cスタンドを離れ、そのまま1コーナー方向に進み向かったのはBスタンド。

 事前にこちらのサイトを見させて頂いたときに、「へ~、Bスタンドにそんなところがあったんだ…」と気になっていた場所。2階席だとフェンスを気にしなくても良さそうですが、1階席だとちょうどこのフェンスとフェンスの切れ間から狙うことが出来ます

 何だか雰囲気は、岡山のリボルバーの左右反転みたいな感じのいい予感。

 やっぱり、いいですね。こういう、割と車速がありつつのコーナーアウト側で狙えるところって、案外多くないんですよね。今回は、結構寄って撮影してしまったけど、あえてもう少し広めに背景を意識して狙うのもアリかも。

 そして、ここで撮影をしながら、右手には結構カメラマンが並んでいたのでお次はそちらに…。

[11:51]同じくBスタンドの踊り場みたいな場所

 ということで、お次は同じBスタンドの踊り場みたいなところ。ちょうど私が撮影をしたタイミングはカメラマンが減ってましたが、多かったときは8人ぐらい並んでいたんじゃないかな。

 ここからだといい感じで手前のフェンスとフェンスの切れ間で、さらに小さいフェンス(テントのところ)の上から1~2コーナーのアウト側の縁石を使ったところを切り取れます。

 コッチはコッチで、もう少し寄ってみても良かったかも。それにしても、先程の場所といい、今回の場所といい、いままで10年鈴鹿に通いながら、こういう新しい掘り出し物のようなポイントを見つけられると楽しいですね。

 あえて、1コーナーを狙うとこんな感じ。FCY中なので、流せてないですが…。ただ、840mmだとこれが限界。

 さらにAPS-Cクロップして換算1,260mmだとここまで行けます。ただ、実際に走行速度で狙ったときに上手く流せるかは、ちょっと微妙かもしれませんが…。

 このタイミングで、Bスタンドを離れて、再びCスタンドへ。今回は撮影しませんでしたが、この辺りだと、1~2コーナー間の外側の縁石を走り抜けるところを流すのはアリそう。

[12:04]Cスタンドポスト裏

 続いて訪れたのは、Cスタンドのポスト裏の場所。

 ここもちょうどポストのあたりだけフェンスが見切れているので、2コーナーのコーナリングを狙うにはいい場所。割とここもよく知られている場所ですよね。

 この場所って、結構スローシャッターでも狙える場所なのですが、完全に置きにいっちゃってます。

 その代わりといっては何ですが、今回、いろんなポジションでコーナーのアールを使った撮り方をしている一つ。その割には、なんで1/160sなんて冒険も何もないシャッターで切ったのかが我ながら理解出来ない…(もしかして、FCY中だったのかな?)。

 あとは、この場所から2コーナー飛び込みも流し撮り。そもそもココって下りなので、右下がりで狙うのがセオリーでしょうが、何故か右上がりで撮っちゃってます。いやぁ、これはレース開始1時間半で既に集中力が切れ始めてますね…

[12:26]フェンス上狙い

 ちょうどSCだかが出たタイミングで、場所移動をします。

 今度は少し下段に降りて、フェンスのギリギリ上、有刺鉄線みたいなワイヤーの隙間からマシンを寄って狙います。

 ただ、撮り始めた段階はまだSC先導中ということもあり、マーシャルさんの黄旗と被ってしまうことも。まあ、これは仕方がないです。

 あっ、これはもういい感じになりますね。

 ってことで、思い切って1/80sまで遅らせてみましたが、なかなかイケてますね。やっぱり、このポイントは案外スローシャッターとの相性がいいんですよね。

[12:44]Cスタンド4コーナー寄り

 ちょうどレース開始から2時間が経過。予定以上に2コーナーで時間を潰してしまった感じはありますが、如何せん、FCYやSCの導入が多すぎる。最終戦とはいえ、荒れすぎですわ。

 最後にもうひと踏ん張りで、一番Cスタンドのカメラマンエリア側のポイント。ここって、ちょうど3コーナーが目の前ってあたりです。ここなら、座ったまま簡単に流せます。

 背景のスポンジバリアがちょっと味気ないけど、なかなかいい感じに流せる場所です。

 ちょうど同じ位置から4コーナー方向を向くとこんな感じ。これ、思い切ってフェンスにかぶりついて、背景にイタリアンカラーのウォールを入れて、少しリア気味に流すってのも出来るかも。

カメラマンエリア

[12:49]4コーナーの侵入を狙う

 先程の場所は5分程でサクッと撮影を終え、次に向かったのはカメラマンエリア。

 一番Dスタンド寄りの方から4コーナーへの進入を狙います。

 私の気持ちとしては、背景にウォールが入れたかったのですが、さすがに1.4倍テレコンが付いたままの280mmだとこれが限界でした。悪くはないけど、完全に「ココ何処?」って感じの画です。

 それにしても、こういうオーバーテイクはヒヤッとします。

[12:53]3コーナーを狙う

 続いて、同じ位置から3コーナーのコーナリングを狙います。というか、本来の撮影としてはそれが普通ですよね💦

 シャッター速度的にあまり無理をしませんでしたが、こうしてみるともうちょっと落としてみても良かったかなって気はします。まあ、それでもなかなかいい感じじゃないかな。

[13:00]5コーナー

 次に向かったのは5コーナー。

 4コーナー寄りは、1日目にそこそこ撮影したので、今回はあえてクリップのあたりを狙ってみました。

 まあ、1日目と比べると、まあ普通な流し撮りって感じですかね。

逆バンク

[13:12]フェンス越し

 5コーナーでの撮影を終え、続いて向かったのはさらにお隣の逆バンク。

 5コーナーから移動しながら、逆バンクのフェンス部分に看板の大きな影が落ちていて、狙うなら今だ!ってことで急いで移動してきました。予想以上に、ここの陰って刻々と変わりますからね

 理想的には、これぐらいコーナーのアールが残っている方がカッコイイな。マシンが少し切れちゃってるのが残念だけど。

 いやいや、いいですわ。特に、最後の777号車なんか、最高じゃないですか!😋

 逆バンクのフェンス越しって、低い位置から狙った方がカッコイイのかなって勝手に思ってて、今回は立ちで狙ったんだけど、それはそれで奥側のコーナーも見えるから、ここでの相性は立ちの方が良かった気がします。

 10分ちょっと撮影をしましたが、この時点でもう私のカメラに日が当たり始めていることからも分る通り、ホントにおいしい光と影のタイミングって短いんですよね。

[13:24]スタンド席で狙う

 光の条件があまり良くなくなってきていたので、フェンス越しは切り上げてスタンド席上段へ。

 あんまり意識せずに、「こんな辺りかな~」と思いながら見つけて、1日目のN-ONEの時と全く同じポイントです。

 ここでは、意図的に結構流してみました。

[13:42]ダンロップ寄りから狙う

 続いても同じ逆バンクのスタンド席なのですが…

 もう少しダンロップコーナー寄りのポイント。ホントは、逆バンクに侵入していくところの背後のウォールを流そうと思っていたのですが…

 思い切って、840mm×APS-Cクロップで思い切り寄った状態で、1/50sで流してみたらムッチャ格好良くなりました。

 この週末の中でも1・2位を争う画じゃないでしょうか。私自身、この焦点距離でこのシャッター速度なんて無茶だって思いますから。

 最近、岡山でマンネリ化が進みつつあって、なかなか新しい構図の引き出しが無くなってきつつあるのですが、やはり鈴鹿はまだまだ私の中では撮りきれてないってことなんでしょうね。

ダンロップコーナー

[14:00]逆バンクの脱出を狙う

 続いて向かったのは、ダンロップコーナーのあるEスタンド。

 鈴鹿に10年近く通って、実は今回がダンロップコーナーで初めての撮影。まあ、ぶっちゃけあまりダンロップで写真を撮るというイメージが無いし、実際にカメラマンをあまり見ないもんな。

 とはいえ、撮れなくはなさそうなので、ちょっと新規開拓も含め、狙ってみます。

 まあ、これはこれで悪くはないのですが、これを狙うなら別にダンロップじゃなくても撮れそうな感じ。

 なので、ちょっとワイド気味にしてアールを生かして大きく流してみました。何となくコッチの方が画的にアリな気がするな。

[14:10]ダンロップの侵入を流す

 次も同じダンロップコーナーですが、さらにもう少し逆バンク寄りの場所。ここから、アウト側のウォールを生かして流していきます。

 これまであまり意識してなかったのですが、ここってマシンをダンロップコーナーの侵入に際してアウト側に振るので、位置的にもちょうど流しやすいです。午前中だと逆光気味になるし、午後からだと後方から光が当たるのでフロントが暗くなりやすいので、ピーカンの日よりも曇天の日の方が適している気がします。

 ちなみに、同じ位置からダンロップのクリップ方向を見るとこんな感じ。さすがにこちら側はフェンスが邪魔になるので狙うことは出来ないです。

 ダンロップでの撮影を切り上げたのが14:20。この季節はこの時間になってしまうと、こんな感じで逆バンクは看板の影がコース上に落ちてしまうんですよね。これは5コーナーや4コーナーといった東コース全体がそうなので、これ以降の時間は東コースは無理と判断。レース残り1時間半で大移動をします。

 移動の途中で見つけたのがヘアピン手前のフェンス越しポイント。実は、ここもF1ではカメラマンエリアになっているようで、とある方のYouTubeを見て、「こんなところもあったのか…」と最近知ったポイント。狙ってみたい気もしましたが、ちょっと時間が無いので先を急ぎます。

ヘアピン

[14:49]Iスタンド前方

 ということで、何とかラスト1時間で到着をしたのは、ヘアピンです。

 やっぱり、鈴鹿に来たらここで撮影しないとね。しかも、ここってそもそも順光気味なポイントなので、この季節のこの時間帯でも影になりにくいから、終盤でも大丈夫と踏んでました。

 それにしても、ダンロップコーナーから歩く実時間で25分…。しかも、2日間の終盤での大移動ですから、体力的な負担はハンパないです💦。

 ヘアピンでの撮影も2年ぶりなのですが、久しぶりすぎて右上げ?、右下げ?、どっちだっけ?と、もうヘアピンでの撮り方を忘れてしまっている自分がいました。

 それにしても、ヘアピン立ち上がりで1/60sでもそこそこイケるんだなとちょっとそっちに感心しました。

[15:05]ヘアピン立ち上がりのカメラマンエリア

 15分程撮影して、次に向かったのはIスタンドのスプーン側にあるカメラマンエリア。

 ココって、以前から気にはなっていたのですが、ホントにフェンス上から狙えるのか狙ってみたかったんですよね。というのも、去年のSGTとかで先程のヘアピンのIスタンド席の前方のエリアに進入禁止になっていたことがあり、そうなるとここから狙うしか無いんですよね。

 ちなみに、今回は狙いませんでしたが、フェンスにかぶりついて狙うというのもアリな感じ。ちょうど方向的にも自分の影がフェンスに落ちるから、条件的にもいいだろうし。あと、右下には一箇所、フェンスに穴が開いてました。

 あまり意識せずに狙うと、背景がアスファルトばっかりになってしまって、ちょっと面白くない。

 なので、ちょっとワイド気味にするか、立ち上がり気味を意識して、イン側の縁石とかが入るぐらいの方が何となくまとまりがいい気がします

 そんなこともあって、最後はNISSINのウォールを流してみました。これもこれでアリだと思います。

 本当はもう少しコース寄りで狙っても良かったのかもしれませんが、先客がいたので、仕方なくこの場所でって感じでした。

[15:18]ヘアピン手前

 そして終盤でさらに向かったのは同じヘアピンのクリップのカメラマンエリア。

 私と言えば、やっぱりこのヘアピン手前の110Rからの飛び出しを狙わないとね

 しかも、ココって結構シビアだから座って撮影したいな…って思ってたけど、ちょうど段々になっているので腰をかけて狙うにはちょうど良かったです。もう終盤なので疲れもピークですし。

 おおっ、いいじゃないですか!。S耐マシンとはいえ、何気にシレッと1/40sとかで狙っちゃってますからね。

 ここのガードレール色を塗ってくれるといいんだけどな…ってたぶん無理か…。

 ヘアピンのブレーキングポイントにNISSINのロゴがあるので、それを絡めてみたけど、やっぱりブレーキングの方がなかなか難しいです。

 終盤は調子に乗って、APS-Cクロップも使ってみました。

 本来逆光気味だからいい条件ではないけど、むしろ夕方というのがちょうど良かったのかもしれないですね。

 レース残り10分ぐらいのところで、290号車がスローダウン&ヘアピン立ち上がりでストップし、FCY運用に。最後までこのヘアピンで狙おうと思ってましたが、スロー走行になってしまうと流す場所としては、すべてがパーになってしまう。

 ということで、意を決して移動することに。

[15:42]Gスタンド

デグナー脱出

 続いて向かったのはGスタンド。ぶっちゃけ、この記事を書くまでこのスタンド名すら知りませんでしたが、130R側からデグナー立ち上がり(110R手前)のところにL字状になっているスタンドのようです。

 写真を見てもらっても分かる通り、誰も居ないような殺風景なエリアなのですが、なんでここに寄ったのかというと…

 ここからデグナーの立ち上がりが狙えないものかと思ったわけです。

 とはいえ、実はここって事前に調べていたときにも、電線があって邪魔なのは分かっていましたが、やっぱり厳しいですね。何故にここだけこんなに電線があるのかよく分らないですが…

 時間もなかったのであまりチャレンジ出来ませんでしたが、ワンチャン撮れなくはないかもしれませんが、まあ厳しいですね。逆に言えば、電線が無くなったらカメラマンがこぞってやってきそうな気はします

130Rクリップ

 あとは同じGスタンドの角っこのところにある130Rのイン側が狙えるポイント。

 ぶっちゃけ、こんな所があるなんて全然知らなかったです。

 ここも時間が無かったので数台しか狙えなかったですが、ここはそもそも狙うこと自体がかなり大変。ただ、しばらく慣れてくれば可能性はゼロではない…のかな?

[15:49]130R

 変なところで終わりを迎えるのも何なので、何とか打開策で目指したのは130R。

 まあ、ぶっちゃけ写真を撮るには味気ない場所だけど、全然撮れないところで終わるよりはマシかなと思って、こちらをチョイス。

 う~ん、やっぱりここはちょっと面白みに欠けるな…。この時間だと真後ろからの光なので、フロント側に長い影が入ってしまう。しかも、午前中は午前中でたぶん逆光気味になるから、光条件としてもあんまり面白く無さそうです。

 ということで、ようやく5時間レースの撮影が終了。途中、30分弱の大移動がありましたが、それ以外はずっと撮影しっぱなしでしたね。もう、何カ所で狙ったのかも分からないレベルです(笑)。一様、数えてみたけど、たぶん20箇所ぐらいかな?

 2年ぶりの鈴鹿だったけど、はじめはどうなるかと思いましたが、なかなか充実した2日間でした。

 ただ、体力が全然無くなっていて、こりゃヤバいなって痛感しました。しかも、11月末の涼しい時期でこれだもんな…。8月末のSGT来てたら大丈夫だったのか、ちょっと考えただけでゾッとします。

新名神が早く全線開通しないかな…

 少しお土産を購入して、GPスクエアを離れたのが16:22。

 毎度のこと、このレース終わりのGPエントランスからメインゲートまでの登り坂が結構堪えるのですが、不思議と1日目よりは少し元気でした。で、ようやくP4駐車場に戻ったのが16:36。なので、実質的に15分程ってところですね。

 この駐車場に向かう段階で外の道路を見ても、そこまで渋滞している感じでは無かったので、まあそこはS耐だからかな…と思いながらも、身支度をして、16:43には駐車場を出発。カーナビは鈴鹿IC方向に行くことを求めてましたが、「いやいや、オレは亀山ICなんだよ」と思っていつも通り、亀山ICで東名阪道へ。

 亀山ICまで約30分だったので、まあいつも通りな感じですが、案の定、亀山ICからしばらくは渋滞が続きます。たぶん、この為に鈴鹿ICから乗れと言っていたのかな?とちょっと納得。ちなみに、この亀山IC先の渋滞は、そもそもはサグ部による自然渋滞に亀山PAからの合流渋滞と名阪国道と伊勢道の合流渋滞の3つが重なって起きている渋滞。なので、結構亀山ICの料金所からすぐに亀山PAに入っていく車両もありました。それを考えると、いっそのこと亀山PAのスマートICから入っていくのもアリなのかも

 そして、高速に乗った頃から、新名神~名神で渋滞が起きているというナビ情報が入ってきて、自宅への到着時刻が刻々と遅くなっていきます。新名神に乗ってしばらくは順調でしたが、草津JCT手前の金勝山(こんぜやま)トンネルの出口から京都南ICの手前まで渋滞が続きました。

 特にこの区間が草津JCTと瀬田東JCTがあるので、この間で左右に車線変更する車も多く、さらなる渋滞を招いている感じがしました。鈴鹿行きといえばこの渋滞ではありますが、この渋滞だけでも相当な経済的な損失だと思うので、ホント、早く新名神の全線開通が望まれます

 ということで、鳥取市内に戻ったらちょうど22時頃でした。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編
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