GT ASIA RACE 2016 at Okayama Day.2
(2016.07.03)
今年で3回目となるGT ASIA。これまでは、F3との共催でしたが、GT ASIA単独での開催となり、サポートレースが心細い状況。ということで、今年は参加しようかどうしようか…と悩みましたが、やはり5月のスーパーフォーミュラから8月の鈴鹿1000kmまで時間が空くので、ちょっとした練習試合気分で今年も行くことにしました。
Day.2(2016.07.03)
2日目もサーキットに到着したのが7:30すぎ。だから、こんなに早く来る必要なんてないのにね。
お陰様で、今日もENKEIブリッジのすぐ近くに駐車。だから、そんなに急いできて置く必要ないのにね。
α6300の実力を試してみる
確かに、せっかく来たとはいえ、GT ASIAの走行は決勝レースしかない。サポートレースを本気で撮るのもなぁと思いながら、ふと、α6300の実力を試してみるか…と思いつき…
何気に用意していたα6300とSEL70300Gのコンビ。これまでAFが速いとはいえ、望遠レンズが200mmまでしかなく、さすがにEマウントで撮るなんて…と思っていましたが、70-300mmが登場して、これならサーキットで使ってみてもいいかってレベルにはなりました。
実は、SFの金曜日フリー走行の時に、ちょっと試しに使ってみたのですが、その時の感触はあんまり良くなかった。どうも、最近、私自身が一脚仕様にすっかり慣れてしまって、手持ちの流し撮りをしなくなったのが影響しているのか…と思い、今回は大げさなぐらい一脚で撮影してみました。
実は、α55にSAL70300Gを付けて一脚に装着してみたことがありますが、あの時は、本当にマウント部分がもげそうだったのに、α6300はこの小さいボディなのに、そんな不安感は一切無し。やっぱり、マグネシウム合金ボディってのは、ここまで頼もしいんですね。
まずはヘアピンでテスト
どこで撮ろうかなぁと思いながら、向かったのはヘアピン。
ここなら、300mmでもそこそこ撮れるし、前後の移動もあるから、AF追従性を見るには悪くないかな。
続いてパイパーコーナー
次に向かったのはパイパーコーナーのイン側。
定番の流し撮りスポットですが、どちらかというとリボルバーと比べるとちょっとマニアックな方かな。でも、個人的にはこっちの方が最近は好きですね。
詳細は、また別途α6300のレビュー記事で書こうと思いますが、なかなかいい感じで撮れています。そもそも、性能チェックなので、こんなに低いシャッター速度で撮る必要ないのですが、ついついスローシャッターで流して見ちゃいました。でも、ぜんぜん問題なさそうですね。
正直、3年前のα55でGT ASIAを狙った時よりも格段にいいですよね。まぁ、3年も前ですから、私の腕も全然違いますしね。
1日目よりは断然過ごしやすい
それにしても、1日目と比べると、明らかに気温は低いし、風も気持ちいいぐらい。
それなら、外でのんびりしろよ!って言われそうですが…
はい、今日もお世話になります、ピットラウンジ。自然とクーラーの前に座っている自分が、ダメだなぁと思いますね。
ちょっと今日も新兵器を投入!
実は、2日目は2日目で新しい兵器を投入しました。それが、コレです。
分かる人は分かるでしょう。α6300にSEL70200G、それに外付けフラッシュは普通なんですが、そうです、縦位置グリップです。
以前、別記事で「α6000用の縦位置グリップがα6300用に使えないか」という検証記事を書きましたが、あの時は、ケーブルの問題で、自作ケーブルまで加工してやったのですが、いざ、本戦に投入してみたら、ケーブルの接触不良なんかが起きてしまって、「やっぱりα6300用が出るのを待つしか無いか…」と思っていました。
ただ、そうしたら、ひょんなことにAmazonでウロウロとしていたところ、同じNEEWERさんからα6300用が出ているではありませんか!。本当はケーブルだけでいいような気もしましたが、もう1つ買っておけば、α6000とα6300、同時に縦位置グリップが使えるなぁということで買ってしまったわけです。
それが、この前日に届いて、ギリギリ2日目に投入できたのです。
実際、どう見ても、ケーブルだけがα6300用になっただけで、いわゆる縦位置グリップの本体部分は、α6000用と同じ気がします。
さぁ、Porsche CUPのグリッドへ
10時をすぎ、ようやくPorscheのグリッドへ。
さすがにこちらは、昨日のカートとは違い、結構なカメラマンがいました。
と、後方のグリッドに、やけに人集りの多いマシンが。エラい、ミシュランが前面に出たマシンに、ビバンダム君(ミシュランのキャラクター)も横にいるし…と思ったら、三浦愛選手だったんですね。そういえば、あるカメラマンが「あいちゃんはどこだ?」って言ってて、「あいちゃんって誰だ?」と思ってたんですよね。
F3で活躍する三浦選手ですが、実は今回かハコ車レース初参加だそうです。これから、SUPER GTの方にステップアップしてもらえると、また話題になりそうですね。
Porsche CUP中に降り出す雨…
Porscheのグリッドが終わり、そそくさとラウンジに戻ってきた私…。
モニターでレースを見ていると、徐々に降り出す雨…。
いやいや、想定よりもなんか早いなぁ…。しかも、結構、降っている…。
11:00過ぎから、次のロードスターのグリッドがあるけど、サーキットクイーンだし、雨で濡れる方が面倒だから、スルーの方向で。
そう、腹をくくったタイミングで、ラウンジにお弁当が到着。どうせ、グリッドウォーク前には食べてしまいたいので、食らいつきました。
これまで、結構お高そうな割に、あんまりボリュームが無かったお弁当でしたが、今回は普通の弁当だけど、ボリュームは増えてました。ただ、ワンドリンクが全部お茶とは…。せめて、以前みたいにジュースを何種類か入れて置いて欲しかった!!。
走行していると、撮影会情報が…
さて、弁当も食べたし、あとはグリッドウォークまでのんびり…と思っていたら、Twitterから情報が…。
おハロー♪でおはよう(●´ϖ`●)
— 千葉 悠凪 (@chibayuuna) July 3, 2016
本日の撮影時間は11:35〜11:55です
そのままグリッドウォークに行きます(˘ㅂ˘ )🌟clearwaterracingピット近くでするよん\(^o^)/よろしくお願いします(●´ϖ`●)
1日目はそんな情報がRQのTwitterから出るなんて考えてもなく、タイミングを逃してしまいましたが、今日はちゃんとチェックをしてました。待ってましたと、慌てて用意をしてClear Water Racingのピット裏へ。
昨日は、情報があまり拡散していなくて、人が少なかったようですが、2日目の今回は、結構な人集りが…。
1日目は1列に並んで、1対1での撮影でしたが、今回は5人並んで40秒ずつの撮影タイム。
幸いにも、3列目で撮影が出来たので、早めにこちらを切り上げて、GWの隊列へ…。
グリッドウォーク
撮影会を切り上げて、隊列に並ぶと雨がポツポツと。
レーダーを見る限り、ほとんど見えない雨雲なので、一時的にカメラをタオルで覆う程度でOKでした。
そういえば、今回、警備員さんが「パスをお持ちで無いと、グリッドウォークに参加出来ません」と言っていたけど、あれは本当だったのかな?。普通ならパドックフリーだったらピットウォークは出来るはずで、GT ASIAはご親切に毎度グリッドウォークにしてくれているってイメージなんだけど。場内放送でも入れるようなことを言っていた気もしたけど…。
ただ、去年のタイムテーブルには、「パドックフリー(ピットウォーク可)」とは書いてあったけど、今年のやつを見ると「パドックフリー」としか書いてないんだよなぁ…。
そんなこともあってか、思いのほか混雑にも余裕のあるグリッドウォーク。
しかも、さっきまで小雨が降っていたのが何処へやら、晴れ間も見えるぐらいいい天気に。風もほとんど無く、一気に気温が上昇します。
やはり、GT ASIAの中では、一番Clear Water Racingが人気です。それでも、これだけの人数しかいないんだから、全然余裕でした。
そりゃそうですよね、日本人RQが5名ですからね。参加台数も少ないので、移動したところでしれています。なので、結果的に途中で切り上げて、決勝レースの撮影に移動しました。
決勝レースは最終コーナーへ
5月のSFの時にいいイメージがあったので、ここで撮影したいなぁとは思っていました。しかも、ここならもし雨が降ったとしても、屋根があるところから撮影出来るので、少々の雨ながらしのげる…と見込んで、2日目の決勝レースまで置いていました。
ただ、グリッドから最終コーナーまで移動するのって結構大変なんですよね。だから、「何かいい方法がないものか…」と思案していたのですが、「そうだ!車で移動すればいいじゃん!」と思いつき、Cパドックのピットラウンジ用のところから、最終コーナーの駐車場へ車で移動。お客さんの少ないレースだからこそできる裏技です。
そしたら、私の移動が早すぎたのか、まだグリッドウォークが終わっていない。
いやぁ、それにしても暑い…(;´Д`)
昨日ほどじゃないけど、それでも蒸し暑さ満点。今日、雨とか言った天気予報誰だよ!?。レースが始まるまで時間があったので、フォーメーションラップが始まるまで、屋根のある日陰で休んでいました。
今更だけど、このポジションやっぱりいいな。あえて1台に寄せずに後ろのマシンも入れたら、バトルしている感じがいいもんな。
このコーナー脱出をもうちょっと上手く撮れるようになりたいな。
1コーナーへ移動
最終コーナーを20分ほどで切り上げて、次に向かったのは1コーナー。
ここも、5月のSFで感触の良かったところです。ここなら駐車場からすぐそこなので、暑くてダメっぽかったら車に逃げ込めばどうにかなるしね。
5月のSFの時からチャレンジしているストレートでの流し撮り。1/80秒でこんなもんです。う~ん、思い切ってシャッター速度を遅くしちゃった方がいいのかな…。
で、思い切って1/40秒まで遅くして、あえて縦構図にしてみたら案外いい感じだな。これでAPS-Cで360mmなので、500mmぐらいでもうちょっと寄るとさらにいいのかな。
定番カットはさらっと撮れるようになりましたね。
Porsche CUPは2コーナーからあちこち狙って
GT ASIAが終了し、そこで帰っても良かったのですが、まだ1時半。せっかく、1~2コーナーあたりが車で移動し放題なので、このチャンスにいろいろと新しいポジションを物色してもいいかなと思い、あちこち撮ってみました。
本当は、モスSでチャレンジしてみようと思って向かいましたが、いい感じで撮れる雰囲気がなく、数回シャッターを切ってそそくさと切り上げて、2コーナーへ。
600mmを手にしたことで狙えるようになったリボルバーコーナー。今日はちょっと2コーナー寄りで狙います。
同じ2コーナー側から狙っても、1コーナー側のスタンドよりもモスS側のスタンドから狙った方が撮りやすいですね。ちょっといい発見です。
ついでに、久しぶりに2コーナーで手持ち流し撮り。シンドイけど、150-600mmでも150mm側での手持ちはなんとかいけそう。ただ、ここは縁石と絡めるのがなかなか難しいので、タイミング的にはやはり難しい。スタンドがモスS側に拡張されたら最高なんだけどなぁ…。
バックストレートも久しぶりに狙ってみた
2コーナーにいるということは、久しぶりにバックストレートを狙ってみることに。
実は、ここでバックストレートを狙うのって、3年前のGT ASIAの時以来なんですよね。
当時は一脚を使わず、手持ちで撮影をしていたので、なかなか難しかったんですよね。しかも、当時は2コーナースタンドよりもモスS側はうっそうと木が生えていたし、バックストレートの2コーナー側にもちょっと木があったのが綺麗に無くなっているので、マシンが追えるようになり、以前よりも全然撮影がしやすくなりました。
やっぱりストレートの流し撮りは、そうとうシャッター速度を落とさないと迫力が出ないですね。実際、ほかの方の作例を見てみても、1/10sとか1/6sとかかなりのスローシャッターだもんな…。これは練習するしかないな。
ん!?、雨がポツポツと…
実は、薄々感じていました。
2コーナーで撮影している段階で、ポツポツと感じられたんですよね。実は、その度にちょっとずつ車に近づいていたんだよね。
しかも、レーダーを見たら…
ヤバイ、コレは降るぞ…
かなり激しいヤツが来そうだ。
しかも、1コーナー方向を見たら、明らかに雨がこっちに向かっている。雷も鳴るし、稲光もドンドン光る…。
さっきまで明るかった岡山国際サーキットが、みるみる真っ黒い雲に隠れていく…
場内放送では、Porsche CUPの表彰式が始まりだしたその時…
それにしてもかなり激しいゲリラ豪雨だったわ。
— Tak Photo (@evo_tak_photo) 2016年7月3日
ちょうどPorsche Cupの表彰式を始めるぐらいのタイミングだったけど、
今年のSFとか、去年のS耐よりも酷い。 pic.twitter.com/e4dwjdE9yQ
今までサーキットで味わったことの無い、かなり激しい雨でした。
もう、台風並みだったな。
いや、ホントで車の中にいてよかった。
排水溝の処理能力が追いつかず、2コーナーの階段の所は水浸し状態に。
実際降っていたのは25分ぐらいだったかな?。雨が降ったときとは逆に、急に雨が上がり、一気に晴れ間が出てきました。サーキットは至るところから砂が流れ出している状況。私は、この雨上がりのタイミングで帰路へ向かいました。