岡山国際サーキット ファン感謝デー
& SUPER GT 2016 公式テスト Day.2(2016.03.20)
さぁ、岡山国際サーキットのファン感謝デー2日目です。過去2013年・2014年・2015と3年間参加してきましたが、実はいずれも土曜日の1日のみ。日曜日の参加は今年が始めてでした。
2日目は激混み!!場外駐車場を使うほどに
2日目も私がサーキットに到着したのが7:30ちょっと前。1日目の感覚からすれば、そんなに焦る必要ないだろうなぁ…と思っていたのですが、
実は、ゲートに入る段階で、渋滞まではいかないものの、明らかに1日目よりも混雑しそうな雰囲気。駐車場に上がってきても、PA-7は既に1/3は埋まっているような感じ。確かに2日目の方が、スケジュール的にも30分前倒しというのもあるのでしょうが、明らかに1日目とは違う様子。
あとは、天気も影響しているのでしょうね。週間天気予報の段階では、土曜日は雨の可能性が高く、日曜日であれば晴れの可能性が高かったので、初めから日曜日にターゲットを絞っていた人も多かったのでは。しかも、今年は3連休の中日。少ないわけ無いですよね。
参考までに、8:30頃にはすでに1コーナー方面の駐車場が満車になったのか、正面ゲートを開けて、ヘアピン奥の駐車場に車を回していました。さらに、今日は場外駐車場も空けて、シャトルバスも出していたようです。帰りには、アゼリア館のあたりまで歩いている人が結構な人数いました。
※AUTOSPORTの記事によると、日曜日の入場者数は、9,698人とのこと。2015年のSUPER GT予選日が9,300人と発表されており、それを超える人だったようだ(昨年のSF決勝日で7,000人)。ちなみに、土曜日は4,860人で、これは昨年のS耐決勝日と同等。
朝のホームストレートではこんな貴重なショットも
2日目は、到着し次第、機材を確認してグランドスタンド方面に歩いて行きましたが、なにやらホームストレートに車が並んでいる。
近づいてみると、なんとGT300のAMG GT3が6ワイドで撮影していました(※写真を整理しながら気付きましたが、厳密にはAMG GT3は中央の4台で、両サイドは旧型のSLS AMGなんですね…失礼致しました。 )。この画像、何気なくTwitterにアップしましたが、かなりの反響が多くて、リツイート・お気に入りともに多くて驚きました。
最終コーナーの撮影窓からパシャリ。今から考えれば一脚使ってちゃんと撮れば良かったんだけど、一脚閉まっていたし、カメラ自体流し撮りセッティングにしていたので、焦って撮ったらこんな感じになっちゃいました。
SUPER GTの2016年シーズンがいよいよ開幕!4月9日~4月10日に岡山国際サーキットで開催される初戦「OKAYAMA GT 300km RACE」では、期待のニューマシン「Mercedes-AMG GT3」がついにデビュー! pic.twitter.com/ZrO1ammQYx
— Mercedes-Benz Japan (@MercedesBenz_JP) 2016年4月8日
午前中はマイクナイト!
実は、2日目はどこで撮影しようか、1日目の帰る車の中からずっと悩んでいました。モスS方面も試してみたいし、久しぶりにヘアピンでかぶりついて撮影もしてみたい。ただ、モスSに行くと、かなり時間を無駄にしてしまうので、今回はスルー。ヘアピンは午前中は逆光になりそうなので、午後へ。
で、向かったのは1日目も狙ったマイクナイトの撮影窓。
何故ここで狙ったのかというと、1日目の写真を見返したときに、「もうちょっと流した感じで撮りたかったなぁ」と思ったから。1日目にネットが空いたことで、2日目も空いている可能性が高い。SUPER GT本戦では、ここで狙うのはなかなか厳しいだろうから、このチャンスを使っておかないと悔いが残るだろうと思ってマイクナイトに絞ったのです。
ただ、若干想定外だったのは、先客がいたということですね。これでも、8時前には到着していたんですけどね…。
あとまぁ、これはお約束ですよね。この手の撮影窓では仕方が無い話です。ただ、ベストポジションなら意外とオフィシャルカメラマンがいても撮影できるものなのですが、今日は2人目のポジションということで、どうあがいても無理。ということでしばし(いや、それなりに数十分程)休憩してました。
ようやくベストポジションを取れたのは、結局サーキットサファリの時間ぐらいでしたね。
写真を見返しながら、正直、「1/50秒は無いわ…( ̄。 ̄;)」と思いながらチョイスしていました。
いやぁ、でも2日目もここで狙って良かった!(*^o^*)
それなりの価値はあったと思います。たぶん、SUPER GTの本戦はここで狙うのは難しいだろうし…。
天気はいいんだけど風強く寒い…(ToT)
マイクナイトでの撮影を終え、一目散にヘアピンへ。今日の人の雰囲気からして、オープンピットは混雑するだろうし、サーキットクイーンもまぁいつか撮れるから…と、今日は体力温存でオープンピットは完全スルーして、午後からのポジション取りに。なので、昼食も持参していたおにぎりで…。
この日は、天気予報の通り天気が良く絶好の撮影日和という感じだったのですが、いかんせん、風が強かった!!。しかも、北西の風でちょうどこのヘアピンのポジションって1コーナー方向から風が吹いてくるし、リボルバーの客席に当たった風が集まってくるんでしょうね、体感的には凍える寒さでした。ここまで、サーキットで寒さを感じたことも無かったなぁ。無論、1日目の暖かさに勘違いして、あまり着込んでこなかった自分が悪いんですけど…。
午後はヘアピンかぶりつき
で、昼からはヘアピンでの撮影。実はここでの撮影って、数年ぶりのような気がします。もしかしたら、初めて来た2013年のファン感以来かも。
もちろん、上のフェンスの横(新しく出来たトイレの横)のあたりでは、ちょくちょく撮影したことがあるのですが、ここって、確かにいい画は撮れるのだけれど、足下が土でしかも傾斜しているので、なかなか撮影的にはツライんですよね。でも、今回はここで狙ってみました。しかも、結構下の方で。
そういえば、体験走行のあと、午後のセッションの始まる前に、何やらサーキット内を疾走する白バイが2台…。
あれ?何かあったっけ?
確か2周ぐらいしていましたが、その後、スタート練習があったときに2台の白バイが先導していて、「この白バイもスタート練習か…」というのがようやく判明しました。
ただ、回りの人からは、「絶対、練習走行といいながら楽しんでるぞな!」の声…。というか、去年は雨だったこともあったのか、結構遅かったですからね。そして、何より今年は転倒しませんように…。
この写真だけ見ているとそれほど気になりませんが、この午後のセッションが始まってしばらくの間は、太陽が出たり雲に隠れたりと、かなりホワイトバランスが変わってしまうぐらい面倒な状態でした。
ただ、それにも曲げず、マイクナイトの時のように、速いシャッター速度から徐々に遅くしていって、最後には1/40秒まで落としていきました。
それにしても、今更ながらですが、「さすが定番スポットだけあるな…」というのが実感ですね。岡山国際サーキットといえば、やはりヘアピンの立ち上がりで這い上がってくるような感じですよね。車体と地面の隙間が映るなんて、たぶんここと鈴鹿の逆バンク手前ぐらいじゃないのかな?。
車速が遅い分、マイクナイトよりもこっちの方が簡単だと思います。フェンスがありますが、ほとんどフェンスにかぶりつきの状態なので、ほとんど気になりませんし。もうちょっと早く、ここに来ていれば良かった…。
総評
私のトレンドが、横流しからフロント流しへ
これは、もう去年からその流れは出てきているんですけど、2014年頃までは、「サーキット撮影=流し撮り=横流し」というのが自分の中にあったんですよね。だから、撮影するといえば、リボルバーとか2コーナーとかだったんですよね。
それが、なんだか面白く無くなってきたんですよね。やっぱり、マシンはフロントが映っていてナンボじゃないかと。たぶんそれは、2014年の鈴鹿1000kmのときにヘアピンで撮影したのが影響したんでしょうね。
で、2015年のファン感のあたりから、やたらフロントを入れるようになってきて、今までのポジションではダメだということに気づきはじめて、パイパーやマイクナイト、最終コーナーとフロントを掴めるポイントで撮影するようになりました。それがここにきて横流しとフロント撮りが融合し始めて、なんとかしてフロントを入れつつ流したいという衝動になってきて、ヘアピンですら流そうとする暴挙になってきているんでしょうね。
ただ、SUPER GT開幕戦のあたりはお客さんがスゴいので、ポジション取りに妥協が必要だとは思いますが、1コーナーも面白くなりそうだし、今回は行かなかったモスSもいい画が撮れそうな予感がするので、4年目にしてワクワクするというのが不思議です。
サーキット撮影は体力勝負
別に今更ながらですが、やっぱりサーキット撮影は体力が勝負ですね。
歩き疲れて…とか、立ち疲れて…というのはいつもの事なのですが、今回痛感したのは左腕。というのも、2015年の途中から70-400mmを一脚に付けて流すというやり方をしていますが、この時に、左手でフードを持っているんです。で、このフードを持っている状態を長時間続けていると、本当で腕がダルいんです。もちろん、去年からこのスタイルをやっていたのですが、今回、それを痛感したのは、やはりSUPER GTはなかなかマシンの切れ間が無いということが影響をしています。とにかく、どんどん来るから、どんどん続けて撮影をすることになるので、ずっと左腕が上がった状態で、本当疲れます。
さらに、150-600mmを使うと、フードの位置がさらにマウント面から遠くなるので、本当に腕がダルい。
他の人を見てみると、フードではなく、レンズの鏡筒に手を載せる感じで持っている人を見かけますが、特に70-400mmはそれをやるとちょっとレンズがたわむので、怖いんだよな…。
また、2日目のヘアピンは、行ったことがある方なら分かるであろう、撮影する足下が傾斜地なんですよね。ここで、2時間半ぐらいずっと立ちっぱなしですからね。これでかなり足へのダメージもありました。
以前、ジェットダイスケさんが「新・日本写真紀行 第2部」でも語っていますが、「芸術的素養の裏付けとしての身体能力」ってのは本当に大切なんですよね。つくづくそう感じました。
カメラセッティング 2016
今回のカメラセッティングのポイントを私のメモ的な感じで書き留めておきます。
設定はマニュアル・ISO AUTOでND4 or 8
以前は、サーキット撮影といえば、シャッター速度優先で撮影していたのですが、これだとたまに絞りが勝手に変化していて、オイオイ、フェンスのようなボカしたいものもボケないだろうが!ということがちょくちょくあったのですが、あるときに、マニュアル設定で絞りとシャッター速度を設定した状態で、ISO感度をAUTOにしておくと、最終的な露出はカメラ任せに出来るということに気付いて、最近はこれで撮影することが多いです。
それで、ISO-100・絞りF5.6~F8ぐらいでどうしようも無くなったら、ND4か8のフィルターを付けるようにしています。今回だと、1日目は午後の途中からND4、2日目は朝から天気が良い上に、スローシャッターを切りたかったので、朝からND8を付けていました。以前は、ISO感度100というのをシビアに考えていましたが、最近ではISO感度が100~400ぐらいならいいと許容しています。特に今回の2日目のように、雲の動きによって太陽光が当たったり当たらなかったりすると、簡単に数段ぐらい明るさが変わることがあるけど、その度にいちいちNDフィルターを付け外しするのは現実的では無いので、それより、撮影に集中することを目的にこうするようにしています。
ちなみに、ホワイトバランスは、基本的には晴天にしていることがほとんです。あんまりいじると訳分からなくなりますし…。
フォーカスエリアは”拡張フレキシブルスポット”で
α77ⅡのようにAFエリアが広くなると、別に全エリアでオートにしてもいいような気もしますが、そうなるとAFが全然違うところに行くことがある。あと、αだとロックオンAFというのもあって、それを使ったことも何度かあるけど、それで特にAFが良くなったという実感もあまりなかった。
最近は、ある程度撮影する段階から「こういう構図で撮影したい」というのがあるので、その構図でフロントが来る部分に拡張フレキシブルスポットを設定して撮影をするようになりました。こうすることで、AFをドンピシャで合わせるということももちろんなのですが、何よりも「ここをフロントに合わせる」というターゲットが出来るので、実感として歩留まりが良くなっている感じが個人的にはします。
液晶画面はたたんでおく
以前は、液晶画面って見える向きにしておいて、途中、プレビューを見たりしていましたが、最近は液晶画面は裏面にしてたたんでおいて、ほとんど使ってないですね。というのも、私はメガネをかけているので、撮影をするときにファインダーを目のところに押し当てることができない。なので、ホールドをするときに、液晶画面の左上のあたりに鼻を当てるようにしています。ただ、それが液晶画面が表に出ていると、かなり汚れてしまう。しかも、裏面にしておいた方が、鼻を当てている感覚もいいので、最近ではそうしています。
しかも、プレビューもEVFで見えるといのがαならではですが、やはり直射日光の当たるサーキットでは、EVFで見た方が綺麗に見えるんですよね。あと、液晶画面でプレビューすると、回りの人に「ふ~ん、こんな感じで撮っているのかあ…」というのがバレてしまうけど、EVFならそれはないですからね(サーキットあるあるですよね!)。
個人的には、ここまでEVFだけでいけるのであれば、アイセンサーによるEVFのON・OFFではなくて、はじめからEVFファインダー表示にしておいた方がいいような気がしています。α77Ⅱになって、アイセンサーにより切替が早くなったとは言え、腕がダルくて休んでいるときに、「マシンが来た!」と急いで構えたときに、間に合わないってのがよくありますからね。ちょっと次で試してみようかなぁ。
感じるα77Ⅱのポテンシャル
実は、ここ最近、こうもサーキットでの撮影が本格化してくると、「やっぱり、CanonかNikonにするべきなのかな?」と考えることが多々あります。ジェットダイスケさんも語っていましたが、やっぱりリファレンス機で撮らないと、自分の能力なのかカメラのポテンシャルなのかが分からないんですよね。まあ普通に冷静に考えても、EVF機でサーキット撮影をしようというのは結構邪道ですから…。
で、Canonから7D MarkⅡが発売され、NikonからもD500が発表され、それこそ150-600mmに手を出したりするのであれば、いっそのことサーキット用にAPS-Cのフラッグシップ一眼を買ってもいいと思うんですよね。その方が歩留まりが良くなるような気もするし、なにより追従自体もしやすいと思うのですが…。
ただ、今回の撮影でも感じたのは、「まだまだα77Ⅱも捨てたもんじゃないあ』ということです。要は、うまく撮れなかったのは、カメラのせいではなく、自分の腕だということですよね。確かに、EVFによる遅延の問題もいくらかはあるのでしょうが、これだけ撮れるというこてゃ、十分性能はあるということですよね。
あと、冷静に考えたときに、流し撮りをする際にND4やND8のフィルターを使うのですが、CanonやNikonだとファインダーが暗くなるんですね。EVF機だとファインダー像が撮影時の明るさになるので、NDフィルターを付けてシャッター速度を遅くしてもEVFの明るさは問題ないですからね。気づけば、そういう問題もあるんですね。
といいつつ、Aマウント機の将来性を憂う
といいながらも、電器店で7D MarkⅡの高速連射を試してみたときに、あの音がいいんですよね。なんか妙な憧れがありますよね。あと、実は一番の問題なのは、Aマウント機がこれからもちゃんと続いてくれるのかどうかってことですよね。Eマウント機の性能が上がってきて、AF性能だけ考えればもしかしたらα77Ⅱと同等レベルにまで来るのかもしれませんが、やっぱりあのAマウントのボディだからこそ、望遠レンズが使えるというのも事実。
そしてCanonマウントに手を出すという選択肢
もし、α77Ⅱの後継機が出ないのであれば、150-600mmを機会にいっそのことCanonやNikonに引っ越す(というか正しくは新しく家を建てる感じ)のもアリだとは思うんですよね…。
CanonかNikonなら、150-600mmもTAMRON製だけでなくSIGMA 150-600mmも選択肢に入る。しかも、SIGMA製なら単位ごとの画角で簡易ロックが作動するし、斜め方向の流し撮り手振れ補正も効く。そして何よりテレコンが使えるから、×1.4テレコンで150-600mmが210-840mm(35mm換算315-1,260mm)という恐ろしい世界も見えてくるんですよね…。
さらに、Canonなら、今後、MC-11がリリースされれば、SIGMA製CanonマウントのレンズがEマウント機にも付くので、レンズの資産としてもCanon→Eマウントという組み合わせが可能なので無駄がない。といっても、無論、常用ではα77Ⅱやα6300/6000に不満があるわけではなく、そちらをCanonに移行する気はないので、たぶん「サーキット専用」っていうシステムになるんだろうな。
個人的には、今まで電器店で触ってきた感触からすると、NikonよりはCanonの方が使いやすそうな印象。しかも、モータースポーツのカメラマンでNikonよりCanonの方が多い感じだし、雑誌やネット記事でもAF設定が紹介してあったりするのは、大概Canonの方なんですよね。
どうしよう…、今度、7D MarkⅡと100-400mmをレンタルして試してみるかなぁ…。
新しいバッグと荷物とキャリア
今回、新しくカメラバッグを新調しました。正直、何個買うのか…って自分でも思いますが、こればっかりはTPOに合わせてなので、避けられません。
というのも、以前使っていたLoweproのスリングバッグ202AW。これはこれで全然問題はありません。むしろお気に入りなぐらい。ただ、晴天時であればこのバッグ1つでサーキット撮影ならどうにかなるのですが、雨天時なんかになると、ポンチョやカメラ用レインカバーなんかも持つと、この202AWではいささか厳しい…ということを、2015年に痛いほど痛感していました。
なので、もう少し大きいカメラバッグを探していたのですが、先の202AWの1サイズ大きい303AWだと、ちょっと物足りない。あと、腰ベルトが隠せないというのが好きではないんです。で、探していたところに出てきたのが今回のバッグでした。
詳細については、また落ち着いた頃に記事を書きたいと思っていますが、このバッグを選んだのは、スリング式にもなるし、リュック式にもなるというところ。正直、リュック式だと結構いろいろと種類がありますが、スリング式になると途端に選択肢が一気に無くなるのです。
で、今回使ってみた感想は、やはりこれぐらいのサイズになると、大きいし機材を詰め込むと重くなるし、大変だということ。そして、この重さをスリング式で持つと、肩への負担が大きい。やっぱり、スリング式としては、202AWぐらいがちょうどいいんでしょうね。ただ、容量が大きいということは、機材で妥協をする必要がないので、それはそれでいいことです。
そうすると、ふと思ったのは、「キャリアを使えばいいんじゃないか?」ということです。以前、鈴鹿サーキットに行ったときに、「キャリアが欲しい」と思いましたが、結局バッグを202AWにして荷物が減ったことで、それほど必要性を感じなくなっていました。ただ、今回岡山国際サーキットで撮影をしていて、バッグもさることながら、一脚も必要だし、折りたたみ式の踏み台も今や必須なんですよね。これらを持ち歩くのでも、意外と負担がかかる。それならいっそのこと、キャリアを使った方がいいんじゃないか?と思うようになりました。1コーナースタンドやリボルバーのスタンド、ENKEI・DUNROPブリッジあたりは階段がありますが、それ以外は引いていけるので、負担が飛躍的に減ると思うんですよね。
ピットウォークのときに、キャリアが邪魔になりますが、いずれにしても踏み台も邪魔になるので、これらはどこかのフェンスに自転車用のチェーンで止めておけばいい話。202AWでは、キャリア非対応でしたが、今回のバッグはキャリアに対応しているので、普段はキャリアに付けておいて、ピットウォークのときは背負って…という使い方もありだと思うんですよね。
APS-C運用なら岡山国際×600mmは不要!でも…
今回、レンタルで試してみたTAMRON 150-600mm。今回、いろいろと撮影をしてみて、やっぱり基本的には岡山国際サーキットは、400mmあればいいような感じがします。もちろん、APS-Cだったらというところがありますが、だいたいの人は、APS-Cサイズでしょうから、無理をして600mmに手を出す必要はないかと。
ただ、2日目では使っていませんが、1日目では600mmだからこそ撮れたものもあったのは事実。まぁ、今のご時世、400mm相当・2,400万画素を600mm相当でトリミングしたところで1,000万画素程度は残るわけで、それでもいいのでしょうが、やっぱり大きく見える状態で撮影できるのって結構大きいんですよね。だから、個人的には、EVFだからこそ、RAW撮影時でもファインダーだけ拡大表示して撮影出来ればいいんだけどなぁ…。トリミングはいくらでも後でするので…。
そうそう、あくまで岡山国際で400mmでいいかなぁと思うのは4輪の時。2輪だと、確かに600mmあってもいいかも。
あと、他のサーキットでは、600mmはそれはそれで重宝しそうなんですよね。鈴鹿は、逆バンクとかS字あたりは600mmあっても全然OKだし、今年行く予定のオートポリスもたぶん望遠は重宝するはず。
何よりも問題なのはサイズとNDフィルターなんだけどな。φ95mmのフィルターって1万円越えするもんなぁ…。
でも、世間的には、間違いなく、この1~2年でサーキットの標準レンズになりつつあります。本当でよく見るようになりました。まぁ、何よりも安いですからね。私の持っている70-400mmで、150-600mmが2本買えますから…。どこか、中古で出てないかなぁ…。
意外と増えている(!?)SONY αユーザー
ある意味、余談ではありますが、これもちょっと意外でしたね。
以前は、α55やα65を持っている人を結構見かけていましたが、今回は、やたらα77Ⅱを持っている人を見かけました。しかも、SONY 70-400mm Ⅱとのセットという人が、思いのほか多いんですよね。これにはちょっと驚きました。
2日目にヘアピンで撮影している時なんか、αユーザーが数人来ましたからね。7D Mark2の軽快なシャッター&ミラーアップの音に混ざって、明らかに私では無いα77Ⅱの電子的なシャッター音が聞こえてましたしね。