2025 SUPER GT Rd.1 OKAYAMA GT 300km RACE Day.2
(2025.04.13)
さあ、今年もいよいよこの季節がやってきました!。春の一番のBIGレースイベントといえるSUPER GT岡山開幕戦。予選日は天候に恵まれた一方で、決勝日は暴風雨で過去イチにハードなレース日となりました。
Day.2[入場者数:14,500人]
朝は3時に起床。1日目と違い、2日目はフライングで目が覚めました(っていうか、こっちのパターンがデフォ)。少し1日目の後処理をしつつ、鳥取市内を1日目とほぼ同じ4:40頃に出発をし、サーキットに到着をしたのが、6時ちょっと前。ほとんど、1日目と同じ感じです。

これだけの雨なのに、場外駐車場を含めてお客さんの動きが早い。ん!?と思ったけど、何でもない、皆さんグランドスタンドの屋根下の場所取りに朝から動いている結果なんだよな。まあ、これだけの雨なので屋根下が欲しいのは分かるけど、どうなんですかね…。

まあ、もちろんヘビーウェット状態です。雨もさることながら、厄介なのは風もあるところ。

この雨だし、大丈夫だろうとは思ったけど、一様朝イチでステージ前の場所確保。まあ、着席エリアはまだしも、椅子エリアはそんな激戦になるとも思ってなかったけど。ただ、そもそも雨が降ると、地ベタ着席エリアの扱いがどうなるのかな?という心配はしてました。

予感は的中して、しばらく、総合インフォの近くの屋根下で雨風をしのいでいて、現場確認に戻ったら、スタッフさんがエリアテープを撤去して、エリア縛りが開放されてました。なので、ほぼ実質2列目まで前進してしまいます。

一見するといいことのように思うかもしれませんが、逆に私にとっては近すぎる。いかんせん、ステージ用の機材は200-600mmしか持ってきてないんだから。まあ、確かにPW・GW用の35-150mmを出してもいいけど、それはそれでまた微妙な距離だし、そっちを雨の中出すのははばかられる(雨の中の運用なら、むしろ200-600mmを一脚装着の方が断然取り回しがいいから。)。
なので、考えようによっては、もう少し下がって立ち見で撮影しても良かったのかもしれませんが、まあギリ200mm近辺で仕留めたって感じです。

ちなみに、1日目はPGYTECHのローラーバックを使っていたのですが、あまりの雨想定ということで、いろいろと使い勝手が分かっているBackLightEliteを登場させました。しかも、ポンチョの上からでも背負えるように、基本的には濡れてもいいような作戦で、カメラバッグの中の機材が入るエリアをゴミ袋に包んでおくという作戦を取りました。これにより、機材関係は一切濡れることはないです。

ただ、そうはいっても、精神衛生上、何かガードしてやりたい気分もあったので、ステージ中は70Lのゴミ袋に入れておきました。ただ、正直、70LってBackLightEliteにはまだ小さいので、今度同じ事をするときはもう1周り大きいゴミ袋を用意する必要がありそうです。
[7:35-]岡山国際サーキット サーキットクイーンステージ
7:35になり、サーキットクイーンステージがスタート。

幸いにも、雨は若干降ってはいるものの、かなり小降りになってきました。なので、本来は横構図ばかりで撮影しようと思っていましたが、何だかんだで縦構図でも狙うことに。





1日目の初回はどうなることやらと思いましたが、さすがにだいぶん慣れてきたみたい。で、この時は、「Road To Victory」と「チョコレートリック」だったと思いますが、この「チョコレートリック」が何かとても良かった。
正直、歌も踊りもPaRetの方が先輩だし上手いのは当たり前なんだけど、この今ならではの初々しさというか、ちょっとした素朴さというかがRoucielの良さであって、振り付けも1日目はPaRetを知っているが故の違和感があったんだけど、このステージの頃にはむしろ可愛さを引き立てる踊りって感じがしてきて、そこにきての「チョコレートリック」の高いキーにサビ最後の「好きになって欲しいの~」ってところがちょっとやられちゃうね。っていうか、はい、やられちゃいました。お陰で、この決勝日はずっとこの曲が頭を回ってました。
ちなみに、調べたら「チョコレートリック」は同じ事務所のE-yellの曲らしい。だから、PaRetでもキーが高くて大変そうだったんだな…。

いやいや、いつになくキュンキュンした気分でステージが終わりました。
[7:55-]AUTOBACSステージ
続いて、オートバックスステージへ。

ここは、1日目と内容も何も変わりませんでしたね。
[8:10-]SUPER GTチームインフォメーション
そして、満を持してのチームインフォメーションへ。

引き続き、200-600mmにレインカバーを装着しているし、1日目でほぼほぼ撮影は出来ているので、ステージでは珍しく基本的に横構図狙いで行くことに。

石鳥さんがマジで可愛い。こんなん、視線があったら間違いなくドキッとしてしまう。こういうところはむしろ、視線が貰いやすいピットウォークやグリッドウォークの時よりも、こういうステージ系の時の方が、運命を感じてしまうという、カメラ紳士の錯覚…

森谷さんも1日目から気になって仕方がないお一人。っていうか、この方、S耐ではraffinee Ladyも務めているのか…。妙に納得。

今や泣く子も黙る松田さん。そういえば、ピットウォークもグリッドウォークも全然撮れてなくて、結局ステージぐらいでしか撮影できなかった💦。



基本的には横構図狙いではあったものの、コスチュームが違うチームはさすがに縦構図も狙うことに。特に、RQ'sは決勝日にやっと今年のコスチュームが届いたからな。で、TONEは割と予選日と決勝帯で色が変わるよね。っていうか、城戸さんがショートになってるし!しかも似合ってるし!。あと、鈴木さんのフード被りは可愛すぎるので違反です(笑)。

あと、何人かチャンスがあったんだけど、200mmという画角的に厳しかったこの構図。ただ、花乃衣さんということで執念で収めました。
そして、村上さんは何気にバシコンと視線を頂きました。いやいや、嬉しいっす!

ということで、このステージでは40エントラント中39エントラントが参加。やはり、不在だったのはPONOSで、逆に言えばそれ以外は全チーム参加していたようです。
そういえば、このステージ中に突風が吹いて、ステージ裏の日産自動車大学校のノボリの布がステージの頭上をぶっ飛んでいくという珍事が起きたよね。誰か、あの瞬間の写真を撮っている人いないのかな?。
急いでPW隊列へ
9時ちょうどにステージが終わり、片付けをして急いでパドックへ。

やはり、決勝日もDUNLOPブリッジで渋滞発生。ただ、何となく予選日の時よりはマシな印象。

9:09には隊列に付けましたが、自動販売機よりも少し先のあたり。1日目よりも全然いいポジションです。

しかも、ちょうどこの時間はいい感じに雨が止んでいたので、機材を出し入れするにはいいタイミングでした。
これはピットウォーク中が一番のピークだな… pic.twitter.com/DWFrCAOqMt
— Ke-Kun Photo (@evo_tak_photo) April 13, 2025
ただ、レーダーを見る限りはちょうどピットウォークの頃から降りそうなんだよな…。
[9:40-]ピットウォーク

ということで、始まったピットウォーク。まあ見事にピットウォークが始まる頃から雨が降り出します。

それでもまだ序盤のうちはいい感じ。


多くのチームが2人で1つの傘で立っていることが多く、否応でも2ショットが増えていきます。



中には1人ずつのチームもあり、次々と仕留めていきます。そういえば、DUNLOPの大谷さんもおられました。実は、PONOSが今年はDUNLOPにスイッチしているので、ワンチャン、DUNLOPの彼女がPONOSにつくのかな?と思いましたが、普通に64号車のModuloのところにおられました。

それにしても、時間が経過していく中で、ドンドン酷くなっていく雨。さらに、ときどき突風が吹く状況で、私の中でも過去イチに悪天候の中でのピットウォーク。そんな中でもポージングを決めるアンバサダーさんもさすがだと思う一方で、それでもどうにか仕留めようというカメラマンもさすがです。



そして、フレエン3人集。ただでさえ人気レースクイーンが揃っているので、さぞかし大変だろうと思っていましたが、雨もあってか、しばらく待てば視線貰えるレベル。ただ、それでも花乃衣さんはカメラマン多い。ホント、こういうところに人気のバロメーターもろに出るからな。

途中、立っていないチームがチラホラあったりして、開始30分ほどして、ちょうどaprの辺りに来たところで、ホームストレート上のRAさんはピットに移動しましょうという感じに。確かにアンバサダーさんが傘を持っていかれるレベルの突風も吹いていたので、そりゃそうなるかとは思ったけど、aprのコントローラーさんもあまり状況が掴めて無くて、私の方が「エッ?終わるには早いよね?」と聞かれてしまう状況。

慌ててトヨタ側のチームに行くも、案の定、撤退が始まり…

仕方なく、アンバサダーさんの後ろについてピット側に戻ります。ただ、このピット側に戻る対応もチームによってバラバラで、結構ギリギリまでホームストレート側に残っていたチームもありました。



気を取り直して、まだ撮影出来ていなかったトヨタ勢の辺りをピット上で撮影。ようやく、有栖さんをキチンと収めることができました。

ついでに、村上さんも狙いますが、ピットウォークでは貴重な1人での横構図も。何か、今回の決勝日、彼女の写真多いな…。

ということで、約15分前の10:26にはピットウォークを切り上げました。結構、レンズの前玉の保護フィルターに水滴がついていたので、大丈夫かなぁと思っていましたが、この写真を見る限りだとなんとか大丈夫だったようです。
ただ、久しぶりのガッツリのピットウォークでの雨であり、今後ちょっといろいろと対策を練る必要はありそうです。1つはレインカバー。今回もノーガード戦法で挑みましたが、ある程度大丈夫とはいえ、インナーズームじゃないレンズをノーガードってのは、さすがに精神衛生上良くないからなぁ…。あとは先にも述べた保護フィルターの水滴。一様、撥水性能を持つ保護フィルターを使っているけど、勝手に落ちてくれる訳では無いので、布などで拭くよりも、小型ブロワーで吹き飛ばす方がいいのかもしれません。
[10:30-]GW2時間待機レース!?
ピットウォークが終了し、そのままグリッドウォークの隊列に並びます。

昔は、SGTでもちょくちょくグリッド参加をしていたので、よくある光景だったのですが、約5年ぶりのSGTでのグリッドということもあり、この感覚が久しぶりです。

11時前になり、ようやくピットウォーク後にグラスタ側に戻る列が落ち着いたところで、サイド一杯にグリッドウォーク隊列が広がります。
さあ、ここからグリッドウォークが始まるまでの2時間耐久戦です。

しかも、この間がメッチャ雨が降ってたんですよね。写真では分かりにくいですが、時折横殴りの雨が強く降ってました。別にこの間、持参していた椅子に座ったり、持参していたおにぎりを食べたりすればいいのですが、なんかもうそれも何だかな…って思ってしまうような雨。なので、結局おにぎりは最後まで食べずじまい。何なら、トイレすら朝の7時前にイベント広場にいたときに行って以来、次に行ったのはレースから帰るときのPAでした。

さすがに靴もグチョグチョだし、手も次第にふやけてくる始末。改めて、手も濡れ続けるのはダメなんだなぁと感じました。実は、折りたたみ傘も持参していたのですが、隊列の中で傘を挿すと、その水滴が他の人にかかってしまうので、結構躊躇ってしまう。ホント、いろいりと考えさせられる天候でした。
[12:35-]グリッドウォーク

そして、ようやく2時間が経過してグリッドウォーク開始。予報では、13時頃には雨が止むかなぁという予報の中だったのですが、グリッドウォーク中は止む気配が全くありません。



グリッド上で真っ先に見つけた葉月さんをまずはパシャリ。NDDP・NISMOのあたりは、ピットウォーク中では全くまともに撮影出来る感じでは無かったからな。根岸さんのGT500起用も何だかんだで嬉しいところ。っていうか、よく考えたら、SGTのグリッド5年ぶりだから、そもそも2020年以降にデビューした人は、みんな初グリッド撮影ってことなんだな。



次第に後方に向かって、GT300勢へ。村上さんもさることながら、朝倉さんのちょっとしたタイミングでの撮影対応はさすが。さすがの雨にスタッフさんが傘を挿してあげるグリッド担当が多い中、神宮さんはびしょ濡れ。いやいや、可哀想…。

次第にグリッド前方に戻りますが、撮りたい人が満足に撮れないやきもきした気分…。まあ、良くも悪くも、こういうところがSGTのグリッドだよな…。S耐とかとはまた違うからな。



それにしても、途中から段々お分かりになるかと思いますが、見事に水滴でレンズが白く霞んだようになってしまいました。特にグリッドの時は気にしてタオル拭いていたのですが、逆にそれがあまり良くなかったのかな?。なんかもう霧がかかったような、ソフトフィルターがかかったような霞み具合。
ここまで来ると、さすがにLightroomの「かすみの除去」でも限界で、なかなか厳しいなぁと思っていたのですが、もしかして…と思って、ダメ元でReflection Removalをかけてみたら、これがまあいい感じに。
もちろん、今後、保護フィルターの撥水性能とかも気にしないといけないかなぁとは思っていますが、ワンチャン、Reflection Removalで助けられそうな感じはあります。
っていうか、今このExifを見て気づいたけど、F値開放になってないな…。何かミスってたか?

ちなみに、実質的に撮影はじめが12:37で、撮影終わりが12:54なので17分間。その間、撮影出来たのが15人+3組。過去の実績見る限りだともう少し撮れててもおかしくは無いけど、う~ん、SGTのグリッドって大変だわ…。
そして、雨も何ならグリッドウォーク終盤の方が激しい降りだったんじゃないかな。ピットウォークに続いて、グリッドも過去イチの雨の激しさでした。
[13:10-]決勝レース
グリッドでの撮影を終え、時間もないまま、決勝レーススタートに向けて移動です。さっきまでの2時間のお暇はどこへやら…というほどのドタバタです。

5分程で急いでやってきたのは、ヘアピン横。本当は他の場所も考えてはいましたが、ちょうどタイミング良く空いていたので、シンプルに決めました。ガレージのちょっとした軒の部分で機材チェンジをして、いざ撮影に挑みます。
[13:11-]ヘアピン横

ということで、まずはもちろんヘアピン横からスタートします。そもそも、SCスタートということでいきなりバトルというのも無いので、むしろSC中に淡々と撮影してしまいます。



奇しくもこのあとクラッシュに関連する3台。というか、いつもこの撮影記でも記載していますが、結構、オープニングラップとか序盤のアクシデントで早々に戦線離脱してしまうケースは結構あるので、こういうSC中とかこの前のウォームアップラップでも撮影しておくことをオススメします。
ここで、大クラッシュ発生!!赤旗中断!
いよいよスタートするということで、ちょうどリボルバーに向かうといいかなぁと思って移動していたところで1コーナー立ち上がりでアクシデントが発生!
スタート直後に
— J SPORTS❤️モータースポーツ🏁 (@jsports_motor) April 13, 2025
多重クラッシュ発生...
ドライバーの無事は確認されています。
SUPER GT 2025
第1戦 岡山国際サーキット 決勝#SUPERGT #スーパーGT pic.twitter.com/l3n8HgxzXp
個人的にはリボルバー側を向いていたので、クラッシュのタイミングは全然分かっていませんでした。今思えば、スタートがどうなるかとか見るよりも、次の撮影場所を何処にしようしか考えてなかった私もスゴいんだけど…。

奥のマシンはIMPULというのはすぐに分かりましたが、手前のドアが外れているマシンがはじめはWedsかと思いましたが、よく見たらKeePer CERUMOでした。

よく見たら、2コーナーの先で16号車のARTAもストップ。IMPULもモスS手前まで進むも力尽きました。

とりあえず石浦選手は大丈夫だったみたいだけど、こういう覆う幕を出すと、逆に変に勘ぐってし、不安を仰ぐと思うんだよな。昔はF1なんかでも、担架で運ばれるときにドライバーが親指立ててくれて、無事なんだ~って分かることで、ある意味一安心的なところもあったんだけどな。


それにしても、特に16号車はかなりメチャクチャになっちゃってました。
[13:55-]リボルバー
事後による赤旗中断・事故処理を経て、13:55から再スタート。

ということで、改めてリボルバーから撮影再開です。実は当初はスペースが無くて、どうしようかと思っていたのですが、この赤旗タイミングでカメラマンが動いてくれて、ちょうど撮影スペースが生まれたのでラッキーでした。


序盤はSC先導だったので、そこで肩慣らしをしつつ、SC離脱後に数周レーシングスピードで撮影しました。
[14:11-]リボルバー立ち上がり
続いても定番のリボルバー立ち上がり。

本当は、もう少しパイパー側で狙いたいけど、お客さんがビッシリいるので、ちょうどスペースが空いていたのがこの辺りしかありませんでした。


まあ、ここはなんちゃーない場所なんで、サラッと。
ふと対岸を見ると…
このリボルバー立ち上がりを撮影していたときに、ふと2コーナー側を見ると、AUTOBACSのタイトル帯。

いつもは、リボルバー側から流し撮りをしてもちょっと味気ない感じがしてしまうのですが、こういうのがあるということは流してくださいと言っているようなもの。


本当は、16号車も残っていたら、8号車と16号車を狙うんだけどな…。もうちょっとシャッター速度落としても良かったけど、今回は、終始置きにいっています。
[14:28-]パイパー流し撮り
続いて向かったのはパイパーコーナー。

ここは、昨年もそうだったけど、SGTだとカメラマンというよりも普通のお客さんが集まってしまいスペースが取りづらい場所。しかも、万が悪く、4号車と777号車の接触により777号車がコースアウトした直後だった為に、さらにお客さんが密集し、狙いづらい感じでした。


去年もここで撮影してフラストレーションがたまったのですが、今年も振り幅が無さ過ぎて撮りづらかったのですが、気負わず、ダメ元気分で狙いました。


ついでに左上げ構図も。でもちょっと傾け過ぎちゃったかな。
[14:37-]パイパー立ち上がり
続いて向かったのは、パイパーの立ち上がりというかトイレ裏のストレートのところ。

ちょうど、排水桝のところが空いていたので、そこから狙います。


まあ、ここも何てことはない場所で画のバリエーション的に立ち寄っただけなので、ササッと5分程度で撮り終えました。
[14:45-]レッドマン
次に向かったのは、レッドマンのイン側。

ここは、ナナニッパレンズでf2.8の明るさの暴力でフェンスを無かったことにする場所なのですが、先月の公式テストの時に、意外と200-600mmの200mmで狙えたので、あえて狙ってみることに。


少し霞んだ感じもあるけど、これぐらいならいいんじゃないかな。むしろ、ここでこれからも狙おうと思うと、もう少し濃いNDフィルターがいるような気がします。


いやいや、ホントに200mm F5.6でこれだけ撮れれば十分じゃないかな。
[14:59-]マイクナイトフェンス越しA1
レース再開から1時間が経過したところで、ようやくCパドックを離れマイクナイトへ。

マイクナイトは、とにかく撮影窓のお客さんが多い上に、撮影窓Aから最終コーナー方向にseven×sevenのタイトル幕が付いているのでさらに撮影場所が少なくなっていたのですが、ちょうど隅っこの場所がお客さんの切れ間があったので、すかさず入りました。


テレコンを付ける余裕はなかったので、APS-Cクロップで代用ですがなかなかいい感じ。以前は、ここって解像度に悩む場所だったのですが、手ブレ補正をオフにするようになってから一気に問題が解決しました。


時間が無かったけど左上げ構図もチラッと。ここも何てことはない場所ではあるんだけど、唯一無二の構図が狙える穴場です。
[15:07-]マイクナイトフェンス越しC5
次からがいよいよマイクナイトの真骨頂のフェンス越し。

この時間帯には晴れ間も出たりしたら、影が使えて…なんてことも少し頭を横切ってはいましたが、晴れ間も見えない状況で仕方なくフェンス越しで狙います。


若干、フェンス越しな感じが残っていますが、まあこれだけ撮れればいい方でしょう。場合によっては、これにReflection Removalを使えば、もっと解像感は上がると思います。そりゃ、600mm F4の単焦点を持っている人はいいでしょうが、一般庶民にはそんな車が買えるようなレンズは買えないですからね…。
[15:20-]マイクナイトフェンス越しC7
本当はもう最終コーナーに移動してもよかったのですが…

もう少し最終コーナー寄りで狙ってみたいと思い、フェンス2個分、最終コーナー寄りへ。


さすがに、ここまで来るとフェンス感が気にならない訳では無いけど、ギリギリってところかな。
ということで、Reflection Removal(反射の除去)をかけてみるとバッチリ消せる!。やはり、これからの時代は明るい単焦点もいいけどReflection Removalだな。あとは、これが早くLightroom Classicに降りてきてくれればもっと楽になるんだけど…。
[15:33-]最終コーナー撮影窓A1
続いて、ようやくマイクナイトの束縛から解放されて、向かったのは最終コーナー。

はい、最終コーナーといえば定番の撮影窓Aです。今回は雨のせいもあってか、この辺りに椅子でガッツリ座っているお客さんが多くなかったので、場所は選びやすかったかな。
ただ、不思議と他のカメラマンがみんなホームストレート側を狙ってたんだけど、みんなお尻好きだなぁ~。狙うならこっちだろう。


いつもはテレコンを付けて狙うような場所なので、600mmだとちょっとキツイ。ただ、背後のseven×sevenを入れるなら案外悪くない構図。


ということで、APS-Cクロップで換算900mmまで寄るとこんな感じ。やっぱり、SGTはこういう連なるシチュエーションが狙いやすいから、ここで狙うのはオススメな気がします。
本当は、もう1箇所、撮影窓A4でも狙いたかったけど、もうそんなに時間が無さそうだったので、そちらはスルーしました。
[15:40-]最終コーナー撮影窓C1
残り15周ぐらいという場内アナウンスが聞こえてきたので、急いでやってきたのは同じく最終コーナーの撮影窓C1。

ここも、いつもならカメラマンで賑やかな場所のはずなのですが、先客さんは1人しかいなかった。しかも、C2の方で狙っていたので、私はすんなりC1の方で狙います。


ちょうどこのタイミングでFCY運用になってしまったので、どうしたものか…と思いましたが、今回はここで特に流し撮りをするつもりはなかったので、ちょっといつもよりもシャッター速度速めにして完全に置きに行きました。なので、たぶん3~4周ぐらいしか撮ってないと思います。
[15:49-]最終コーナー立ち上がり
もうそろそろ最後の目的地に行っても良かったのですが、SCが出たということもあり、最後の悪あがき。

ということで、グラスタ手前の坂の所です。ここは否応でもアマチュアカメラマンが並ぶ場所です。


ここはどうしても流したかったので、SC再開後2周だけ狙いました。残り周回数が無い中、結構緊張感のある撮影でしたが、なんとか仕留めることが出来ました。
[15:55-]最終コーナーフェンス越しD19
そして、最後の最後に私が狙いたいと思っていた場所は…

そう、グランドスタンド隅っこのフェンス越しポイント。ここも、元々は影を使って狙う場所だったのですが、最近になってReflection Removalの登場もあって、影が無くても狙える場所になってきたところです。
ただ、今回は結構いい感じに撮れていたので、あえてReflection Removalを使わずに、素データのままで掲載してます。そして、最後なので、各クラスのトップ3を掲載。

GT300クラス3位は、リアライズ日産メカニックチャレンジGTR。実は、この記事を各時点ではまだレースの映像を一切見返してないのですが、正直、現地にいた私の感覚からすると、なんでここまで上がってきたのかがよく分かってないです。

GT300クラス2位は、ANEST IWATA RC F GT3。ここもなんで上がってきたのか分からないのですが、最終コーナーで撮影していて「2」の表示があるので、「これって本当か?」と思いながら撮影してました。

そして、GT300クラス優勝は、LEON PYRAMID AMG。終盤UPGARAGEと競っているのは知っていましたが、まあ他の上位勢が次々と脱落した中で手堅く残ったって感じでした。

GT500クラス3位は、DENSO KOBELCO SARD GR Supra。ここもこの記事書きながら、え!?そうなの?って驚きました。

GT300クラス2位は、ENEOS X PRIME GR Supra。序盤に抜かれてからそのままって感じですかね。ただ、1号車にはペース的に付いていけなかったところあがるので、完敗といった感じでしょう。

そして、GT500クラス優勝は、au TOM's GR supra。終盤にSCが出来るまで相当なマージンを作っていたようで、もう速さは圧倒的な感じでしたね。今年も、やっぱり1号車は強そうです。

ということで、16:05にちょうど撮影を終えました。
[16:20-]EXEDYブース
レースが終了し、機材関係をバッグに詰めて、帰路に向かい始めたのが16:15。表彰台もスルーして、あとは帰るかなぁ…と思って駐車場に向けて歩いていたところ…

おっと、EXEDYのお二人がいるじゃないか~!
事前に、松田さんがEXEDYでブースに立つという情報は事前に使っていたのですが、タイミングが分からなくて撮れずじまいだったのですが、ちょうどこのタイミングに登場されてました。いやいや、こんなの撮らずに帰れません。
バッグに閉まっていたカメラを出し、何ならカードも抜いていたもの差し戻して、カメラバッグをブース横に投げ捨てて撮影しました。
松田さんは横構図も撮らせてもらいました。いやいや、この日の1日の苦労をねぎらってくれたような彼女の登場でした。

いやいや、それにしてもなかなか大変な1日でした。もちろん、これまでも雨絡みのSUPER GT・決勝レースはあったと思いますが、ここまでピットウォーク・グリッドウォークも含めて雨が降ったというか風もある悪天候の中での1日は無いんじゃないかな。
16:33には駐車場を離れましたが、思ったよりも退場は早くて、県道まで出るのに10分、アゼリア館までが16分でした。