S耐 スーパー耐久シリーズ 2025 第3戦 NAPAC富士24時間レース
in 富士スピードウェイ Day.3(2025.06.01)
2018年の復活から「一度は行ってみたい」と思っていた富士24時間レース。ただ、これまで何だかんだで条件が合わなくて不参加でしたが、今年は条件も揃い、また「行けるうちに行っておかなければ…」という思いの中、念願の富士24時間レースに参戦してきました。
私の整理の観点から、単純な場所を呼ぶ時はネーミングライツのコーナー名(コカ・コーラ、ADVAN等)を使いますが、撮影に関しては何コーナー(3コーナー等)と呼ぶようにしていますので、その点ご容赦ください。
Day.3 【観客数】22,600人
[2:45-]起床
3日目となる日曜の起床は3時前。一様は、夜明けを前に3時半前には目覚めたいなと思っていましたが、寝疲れ的なところもあって、このタイミングで起きてしまいました。実は、途中目が覚めるタイミングで、霧が濃くてSCが出ているというのは何となく把握していました。
思いのほか霧が濃いこと、またこの時点ではお昼過ぎに雨予報が出ていたこともあり、急遽雨具等の装備を修正。さらに、帰りのことを考えて、空いていた出口寄りのところに車も移動しておきます。

で、いよいよ4時になり、行動を開始します。といっても向かったのはバス停。はい、1日目から学んで、使えるモノは出来るだけ使って体力を温存します。

それにしても、この深夜というか早朝の時間帯でもシャトルバスが走り続けてくれているのは嬉しい限り。さぞかし、誰も乗っていないのかな…と思ったら、カメラ機材を持っている方が何名かおられました。はい、考えることはみんな同じなのですね💦。
いざ、早朝のマシン撮影に出かけるも…
[4:10-]DUNLOPコーナー正面
バスに乗ったといっても、実際に乗ったのは1区間のみ。すぐにDUNLOPコーナーで下車します。

ということで、やってきたのはDUNLOPコーナーのアウト側正面のエリア。それにしても、霧が相当濃いなぁ…。

それでもしばらくはまだギリギリ見えていたので、狙ってはみましたが、暗さ以上に霧の濃さでピントが合わない。特にこういうライトの光と霧が組み合わさると、光が拡散してしまい、さらにピントが迷うんですよね。

到着して10分もすると一気に明るくはなったのですが、もはやマシンが確認出来るか出来ないかのレベルになってしまい、この場は諦めることに。
[4:29-]13コーナーアウト側A
ただ、DUNLOPコーナーにいるときに場内アナウンスで、「次第に霧が晴れてきている」「DUNLOPが酷いので、下ほど濃い」という内容があったので、それなら少しでも高いところに来ればどうにかなるかなと、13コーナーのアウト側へ。

そしたら、案の定、13コ-ナーはまだ霧の発生が落ち着いている方で、まだコース上のマシンが確認出来る状態でした。とはいえ、飛び込みを狙うには霧の影響が厳しそうだし、何よりSC先導中なので、ここは大人しく、13コーナーのクリップを流すことに。



普通なら味気ないなぁ~と済ませてしまう感じだけど、まあこの天候でこれだけ撮れればいかな。

ただ、ものの5分ちょっと経過をして、4:35頃になると次第に霧が出始め…

翌周の4:38頃には一気に真っ白に。さすがに撮影をしていても「これは無理だろう…」と薄々感じていました。

何てったって、広い画で見てもこんな感じですから。もうコースがギリギリ見えるか見えないかってレベル。まだ、我々みたいなお客さんは別にいいですが、マシンを運転しているドライバーはマジでコースや前後の車両が見えるか見えないかって、かなりキケンだもんな。

一様…と思って次の場所に移動して次の周回のマシンが通り過ぎたら、赤旗中断になりました。ちょうど4:45すぎだったかな。そうは言ったってどうするんだよ…としばらくは待ってはみたものの、一行に霧が収まる気配はないし、いずれにしてもすぐすぐに再開するとも思えないので、ここで諦めて切り上げました。
[5:19-]13コーナーを離れてグラスタへ

13コーナーのアウト側を離れて、最終コーナーを回って、富士スピードウェイホテルの前にあるバス停へ。ここで場内シャトルバスに乗って、イベント広場を目指します。

イベント広場に戻ってもすることが無いので、この時間唯一営業をしているMAMA'S KITCHENさんで朝食を購入。


どれにしようかな~と思いつつ、逆に何ならあるのか無いのかもよく分からなかったので、物が確認出来た焼きそばとおにぎりを確保。

それらを手に、グランドスタンドに上がって朝食を食べます(なんなら、この朝食から帰路のSAで食べるまで何も食べずでした…💦)。それにしても、この霧の状況だと当面、レース再開は無さそうだよな…

特に最終コーナー方向の方が寄り濃い印象がありましたね。
[6:08-]ステージへ
グランドスタントで一服をするも、止まっているマシンを見ていても仕方がないので、いざステージの前へ。

1日目のピットウォークやグリッドウォークでのアンバサダーさんの撮れ高の少なさから、朝イチのチームPRステージを撮影に来ることは考えていたので、そのまま場所確保に努めます。
[7:00-]ラジオ体操
7時になり、日曜のステージイベントが再開します。

朝イチはS耐恒例のラジオ体操から始まります。前に一度岡山か何処かでしたことがあるな…

実は、ちょうど7時頃からイベントステージの横でS耐TVの中継をしているなぁと思っていたのですが、「よかったら一緒にラジオ体操をしませんか?」って流れになって、MC陣もステージに上がってラジオ体操をすることに。
もちろん、この様子はそのままS耐TVで配信されてました。なので、中にはカメラを向けられるのを察知して移動する方もチラホラおられました。それにしても、200人ぐらいいそうな大人達がラジオ体操をするという光景も何とも言えないですね。
[7:30-]CRANESステージ
続いてのCRANESステージ。

この回はフリートークという感じでしたね。
[7:50-]チームPRステージ
さて、いよいよのチームPRステージ。

それにしても、S耐って多くの場合、ピットウォークで撮影出来てしまうので、最近はほとんどチームPRステージを狙うなんてことをしていない。なので、相当に久しぶりな感じです(流行病で仕方なくステージ撮影した2020-21年を除けば、2016年以来)。とはいえ、SGTでは毎度恒例のことなので、作業としてはもうパターン化しているので慣れてますけどね。
この時は、距離もあるということで、α7IVにSEL200600Gの組み合わせで、一脚につけた形で狙いましたが、何より感動をしたのがCFexpress Type.Aの書き込みの速さ。もちろん、α7IVとα7RIVで画素数が違うというのもあるのですが、SGTの時なんかだとα7RIVで連写をしていると書き込みが追いつかなくてバッファ開放できなくて、必然的にチーム毎でのフォルダ仕分けが出来ないのですが、α7IVにCFexpress Type.Aの組み合わせだと、いくら連写をしてもすぐにバッファが開放されるので、チームが入れ替わるタイミングでフォルダの新規作成が出来るんですよね。
これが出来ると、圧倒的に撮影後のデータ整理が格段に緩和されます。本当はこれをマシン撮影するボディの方でやりたいんですよね…。

最後はROOKIE RACINGで終了。raffinee・WAIMARAMA・NOPRO・PROGRESS Racingなど参加していないチームもいましたが、それらは幸いにもPWで撮影が出来ていたので、結果的に撮り逃しがあまりない感じでしたね。
ザッと数えたところだと、TRACY SPORTS・OVER DRIVE・SHADE RACINGをそれぞれ1つのエントラントと見ると、28エントラント・103名の登場でした。

スーパー耐久2025 Rd.3 NAPAC富士24時間レース レースアンバサダー編
お待たせしましたレースクイーン編です。今回は、PWやGWだけでは撮り逃した方も複数あったので、久しぶりに日曜のチームPRステージを掲載し、PW・GWで撮影出来た方はそちらの写真も掲載しています。
このステージの写真については、レースアンバサダー編のページの方で紹介をしておりますので、そちらをどうぞ。
[9:06-]いざシャトルバスでDUNLOPへ
チームPRステージが終わり、多くのカメラマンはそのままSwishのライブに残る感じでしたが、私的にはSwishは土曜に撮影出来たので、それよりもマシン撮影する時間が確保したいということで、ここで切り上げました。

ただ、マシン撮影する時間を確保したいといいながら、少しでも体力をケアするためにシャトルバス乗り場へ。ちょうど私がバス乗り場に到着をする直前に場内巡回のシャトルバスが出てしまったタイミングでした。

実は、その時にウエストゾーンルートのバスはまだ出発前だったんですよね。何となく、最短ルートで行くので、DUNLOPコーナーに行くにはこちらの方が速いという気はしたのですが、如何せん、P16のバス停が13コーナーのイン側なので、ちょうど低い位置になるので、P16のバス停からDUNLOP外側に行くには坂を登らないといけない。もう3日目で、出来るだけ体力を温存したい私にとっては、その差は考慮すべき差でした。

なので、仕方なく15分ほど待って、場内巡回ルートのバスに乗車。これ、よかれと思って出来るだけ前方の出口に近いところに座ったのですが、むしろ立ったままのエリアあって遠く、意外と出口までが遠い。

しかも、次々とバス停に停車するうちに乗車していくお客さんも多く、途中からは「満車なので、次のバスに乗って下さい!」とアナウンスされている状況。お客さんの中には、24Hレースとはいえ、サーキット内に止まっている人だけでなく、普通にホテルに止まっていて、この時間帯にサーキットに戻ってくる人もいるでしょうからね。
なので、DUNLOPコーナーで降りるときは、止まる前から「私、次で降りるので…」と周りにいいながら、結構気を使いながら降りました。
[9:40-]DUNLOPコーナー正面A
ということで、5時間ぶりにやってきたDUNLOPコーナーアウト側正面のエリア。っていうか、もうデジャブだわ。

そして、もうあれから5時間も経ったんだな💦。気づけばやんわりとした光も差し始めてきていました。



まずは、早朝に仕留めきれなかった11コーナーのクリップで流します。案外背景のDUNLOPを行かそうと思うと、手前のショートカットコースのバリケードが映り込むという厄介さ。そういう意味では、少し手前のタイミングで狙った方が良さそう。
10コーナーへの侵入を狙う
せっかくなので、10コーナーの侵入を狙います。


ここも、1日目のコカ・コーラコーナー正面の構図と同じで、奥行きをどういかすのかがミソな感じ。しかも、真正面というよりこれぐらい少し傾けた方が良さげな感じ。


APS-Cクロップで寄るとこんな感じ。まあ悪くはないけど、なんちゃーない画になってしまうという想像出来るパターンに。なので、10コーナー飛び込みってなかなか画になりにくい。
[9:59-]DUNLOP正面B

次も同じDUNLOPコーナーアウト側正面のところですが、今度は出来るだけ最終コーナー寄りのポイントから同じく10コーナーの飛び込みを狙ってみます。

う~ん、少しは改善されるのかなって思ってたけど、そうでもないな…


まだある程度寄ってしまった方がむしろスッキリするのかな。
[10:10-]13コーナーアウト側駐車場フェンス越しA

続いてやってきたのは、13コーナーアウト側駐車場のところ。1日目に撮影場所としてはチェックをしていましたが、私的には初めて狙う場所。いやいや、構える前から何かイケちゃう予感がするというのが、染みついてきた長年の感覚ってヤツなのかな。


若干、気にならない訳では無いんだけど、まあギリな範疇かな。
っていうか、いつも思うんだけど、この1/250sというシャッター速度って不思議と相性悪いんだよな。なんで、もう少し遅い1/160sとかの方が解像感が出てくるというのがいつも謎なんだよな…。
12から13コーナーへの侵入
続いて、同じ場所から、12コーナーから13コーナーへの侵入を狙います。
構図的には申し分ないけど、もうちょっといい感じにならないかとReflection Removal(反射の削除)を効かせたら、やっぱりいいですな。


途中でここなら左上げ構図だなあ…ってのに気づいて角度を逆にしましたが、これでほぼ完璧なショットですね。いやあ、どうせならここでSUPER GTとか撮ってみたいなぁ~。
[10:23-]13コーナーアウト側駐車場フェンス越しB

続いても基本は同じですが、一番の角っこのところ。あまりフェンスに近づきすぎると手前のフェンスよりもコース手前のガードレールで隠れてしまうので、ちょうどこの辺りがベスポジ。


あえて、11コーナーからの立ち上がりというか12コーナーへの侵入のタイミングを狙ってみましたがなかなかいい感じ。特に背後にマシンが入るとなおのこといいですね。
[10:34-]13コーナーアウト側A
少し移動をして向かったのは、13コーナーのアウト側。ここって、場所どりで微妙に狙い所が変わってくるので、あちこちで狙ってみると案外面白いんだよね。

ということで、まずは13番ポストの奥のあたり。ちょうどこの辺りが、フェンス上から狙えるギリギリの所。



手前の縁石の感じはいいんだけど、背景がショートカットのブロックというのが何ともな…。
[10:40-]13コーナーアウト側B

続いては、先程の場所よりも一番角の奥の所。もうこれ以上、右にも上にも行けないという場所です。


なかなかいいんじゃないと思いきや、ちょっと気を抜くとフェンスが見切れてしまうというなかなかなシビアさ。


なので、その点を考えるとサクッと寄ってしまった方がシンプルでいい感じ。特に背後に12コーナーが映り込むタイミングがベスポジなのかな。
[10:48-]13コーナーアウト側C

続いては、少し14コーナー寄りに移動して、13番ポストの上から狙います。


おっ、この縁石の雰囲気はいい感じだぞ。厳密にいえば、もう少し左寄りの場所でもよかったのかもしれませんが、まあこれだけ狙えたらいいでしょう。

ただ、ちょっとタイミングを逃して後半寄りになると背後が一面アスファルトになってしまうので、背景の「つの字」縁石を意識するといいんだろうな。
[10:52-]13コーナーアウト側D

次は、同じような高さで、さらに14コーナー寄り(左寄り)に移動して、13コーナーポストの左上がコーナーに来るような位置から狙います。



ここではあえて志向を変えて、12コーナーへのターンインを少し流し撮り風に狙ってみましたが、さすがにこの構図を換算1,260mmで狙うというのはなかなか厳しいところがあるよね。そう思うと、背後に10~11コーナーに切り返すマシンが入ると逆振りでブレてくれるので臨場感が出るんだけどな。
[10:58-]13コーナーアウト側上段A

ここから傾斜が付いている芝生エリアの一段高い場所から狙います。


早朝に霧の中で狙った構図と同じような感じですが、背景にこの辺りは問題無いっすよね。

だた、あんまり撮影はしてなかったけど、少しタイミングをズラして、ターンインする前で背後を芝生にするのもアリ。とはいえ、こうすると今度は流し撮り感が薄くなるという何とも難しいところ。
アウト側の縁石からのターンイン
そして、おもむろに同じ位置から13コーナーへのアプローチを狙いますが…


おっ、ここが何気にベスポジな気がするな。やっぱり私的に、この縁石が「つの字」になるのが1つの理想型なんですよね。
あまりに感触が良すぎたので、4年半前の時の写真をチェックしてみたら、やっぱり同じ場所で狙ってますね。(厳密に言えば、4年半前はこのライン上の下段)

備忘録的にメモをしておくと、13番ポストの2枚隣のフェンスがちょうどコース上の位置にくるようなラインが理想的な感じです。
[11:10-]13コーナーアウト側上段B

さらにもう少し14コーナー寄りに移動し、ちょうどデジタルフラッグのパネルの左上になるような場所。



う~ん、ここまで来るとマシンがターンインしようとしたときに縁石と離れてしまうので、ちょっとカッコ悪いな…。


あえて少し広めに撮るというのもアリだけど、これはこれでちょっと微妙。こうなると、あんまりこの辺りは良く無さそうだな…。
[11:18-]13コーナーアウト側フェンス越しA
ここからは下段に降りて、ガラッと撮り方が変わります。

まずは、13番ポストとトイレの間のちょっとした隙間からフェンス越しで狙います。


ちょっとフェンス越し感がバレるところもありますが構図的にはGood!。試しにReflection Removalを使ってみましたが、思ったほどいい感じに消えませんでした。


まあ、そうは言ってもここでこれだけ撮れればいいでしょう。
[11:24-]13コーナーアウト側フェンス越しB

続いては、少し左に移動して、トイレの左側から狙います。



だいたい先程の場所と同じような構図ではあるけど、背景的にはこちらの方が少しスッキリするのかもな。
[11:32-]13コーナーアウト側フェンス越しC

次はもう少し14コーナー寄りに移動して、デジタルフラッグのパネルの右辺りで同じくフェンス越しで狙います。



ここまで来ると背景を完全にコース外側にすることが出来ますし、視線もより低い感じに。
[11:40-]13コーナーアウト側撮影窓

そして、もう少し14コーナー寄りに移動してくると撮影窓が…。しかも、ちょうど見事に13コーナーのクリップが狙える位置だし、ここなら何とか使えそうな予感。

ただ、やっぱり窓の上下の枠が見切れちゃう感じだなぁ。さすがにこれはどうしようもないのかな…と思っていたのですが…


ダメ元でReflection Removalを使ったら、上下は消えてはいないものの、フェンス的な金網部分は思いのほか消えてくれて、これはこれでちょっと驚きました。
[11:45-]13コーナーアウト側上段C
そして、13コーナーアウト側最後は一度奥まで進んでから戻ってきての上段の真ん中あたり。

感じとしては、フェンスの位置のズレ目でちょうど13コーナーのクリップが撮影しやすいポイント。



まあ、何てことはない場所ではあるんだけど、バリエーションの1つとして狙うには案外いい場所。ただ、何よりここだけちょっと撮影場所まで遠いので、あえてここまで撮りに行くかと言われたら、時間に余裕があれば…という感じでしょうか。
[11:53-]13コーナーを離れ、ステージへ
ということで、12時を前に、ここで午前中のマシン撮影を一旦切り上げます。

13コーナーアウト側から8分程歩いて、ホテル前のバス停へ。何というか、ここでも完全に早朝からのデジャブ(6時間半ぶり)。ただ、今回は4分程ですぐにバスが来てくれたのでラッキーでした。

イベント広場前には12:09には戻ってきましたが、ちょうどNATSステージをやっていて、レースアンバサダーさんも登場しているところでした。
[12:20-]CRANESステージ
そのまま流れでCRANESステージがスタート。

椅子OKエリアの最前列は確保出来ず、2列目ではありましたが、左斜め前の人はいなかったので、実質的に1.5列目みたいな感じでした。というか、ほかのS耐のイベントとか以上に立て続けにイベントが開催されるので、場所どりしている荷物を避けるとかの対応はしていない感じがしました。
[12:40-]raffinee Stage
そして、raffineeステージがスタート。

ここ最近、raffineeがステージをやっていること自体は知ってはいましたが、実は改めてraffineeのライブを撮影したのってたぶん初めて。


一度全員が登場したのちのraffinee μ’sのお二人が先人を切ってのライブ。RiOさんのバイオリンの演奏もさることながら、広瀬さんは元「東京パフォーマンスドール」ということで、歌も上手いしダンスもイケるというレースアンバサダーさん界隈の中ではかなり高いポテンシャルをお持ちの方。YouTubeとかでチラッと見たことはありましたが、いやいやさすがの上手さです。


で、撮影をしながら途中で背後のraffineeのロゴを入れた方が何となくいいかな?と思って、思わず横構図でパシャリ。



最後の「メロンソーダ飲みたい」は、raffinee Lady全員が出てきてのステージ。ただ、背後の6名はあくまで後ろでちょっと踊る程度なので、なかなか撮影しづらい。私の位置からだと、左側の3人は良かったのですが、特に央川さんは前列のRiOさんと広瀬さんと重なることが多く、なかなか大変でした。なので、ステージで推しを撮りたいという人は、この辺りのポジション取りも考える必要があるでしょうね。
それにしても、いつも思うけど「メロンソーダ飲みたい」ってスゴイタイトルだよな…
[13:20-]D'station Stage
続いて、フレッシュエンジェエルズのライブ。

フレエンも2015~2021年頃までは何かしら撮影をしていたけど、S耐のイメージガールを外れたりして、ライブをサクッと撮影出来ない状況が続いていたので、恐らく2021年のS耐岡山戦以来のフレエンライブでした。





曲としては、GOAL(2019)・SHINING WAY(2024)・Anniversary(2017)・YELL!(2025新曲)の4曲。やっぱり、個人的には最近の曲よりも、Anniversaryとか懐かしくて仕方がないな…。否応でも、おひなとかまきにゃんの顔がチラつく…。
[13:51-]残り1時間、三度コースサイドへ
さて、フレエンライブが終了したのが13:51。残りチェッカーフラッグまで1時間ちょっとということで、ここで三度、コースサイドに移動して最後のマシン撮影に挑みます。

地下通路からADVANコーナーパドック側に抜けて、そのまままっすぐ最終コーナー方向へ。その手前にP17があるのですが、やっぱり同じ前売駐車券を買うなら、このP17を買っとけば良かったとつくづく後悔をしています。
[14:07-]GR supraコーナーA
そして、15分かかってようやく到着したのは、もちろんGR supraコーナー。

一様、土曜日に薄暗くなってから訪れてはいましたが、何かここで撮影しなかったら消化不良で終わっちゃうよなってことで、最後の1時間はここに来ようと決めていました。
で、まずは一番奥側から最終コーナーへの飛び込みを流していきます。



ここはいい感じで狙えることは、過去の撮影でも分かっていたので自信を持って挑みましたが、もう少し思い切ってシャッター速度を落としても良かったかもな。まあそれでも全然悪くないショットです。
[14:16-]GR supraコーナーフェンス越しA

続いては下に降りてきてのフェンス越し。4年半前の時は何だかんだでここでのフェンス越しは経験してなかったんですよね。なので、今回、このフェンス越しも試してみたかったんです。


構図は想像以上にバッチリ。まあ、強いて言えば、背景が何とも微妙な感じは否めませんが…。
あと、若干、フェンス越しな感じがバレるのが気になりますが、ここはReflection Removalで結構綺麗に消えてくれました。いや、ホント、Reflection Removalのお陰でフェンス越しのハードルが一気に下がってチャレンジングにしてくれるよね。
[14:23-]GR supraコーナーフェンス越しB

次も同じフェンス越しですが、もう少し15コーナーに近づいてのショット。



さっきの場所よりも、こちらの方が背景もスッキリするし、フェンス感も少なくなるからこっちの方がいいかな。
[14:31-]GR supraコーナーB

今度は、先程フェンス越しした場所をそのまま丘を駆け上がり、フェンスの上から15コーナー立ち上がりを狙います。


まあ、ここについては定番の構図なので言わずもがなですが、あえてターンインするマシンとの逆振りでブレ感が出る写真をセレクトしてます。
[14:35-]GR supraコーナーC

続いては、少し15コーナー寄りに移動して、あえて15コーナーへアプローチしてくるマシンを狙います。


う~ん、狙えている感じはあるんだけど、1/60sの割には流している感が出てないな…。富士って、なんかこういうターンインを狙うのって何か難しい印象があるんだよな…。
[14:43-]GR supraコーナーD

次も、もう少し15コーナー寄りで15コーナーの立ち上がりを狙います。そういう意味では、Bで狙ったところのバリエーション違いといった感じ。


この辺りは、フロント寄りで狙いたいか、サイド寄りで狙いたいかで、ポジション取りが微妙に変わるという感じですかね。なので、ここだとサイド:フロント=6:4の割合みたいな感じ。

そして、チラッと聞こえてくる場内放送を聞いていても、どうやらこの23号車と666号車が同一ラップでバトルをしていて、一時は3秒を切るタイム差に。ただ、この直後、666号車がスプラッシュ&ゴーの給油をしたことで、勝負ありという展開に。
[14:52-]GR supraコーナーフェンス越しC
レース終了まで残り10分ちょい。もう撮影出来そうな場所が無いぞ…と思っていたところにふとひらめいたのが、15コーナークリップのアウト側。

普通ならちょっとこんなところで狙うか!?ってところですが、今回の私の感覚では何かイケそうな気がしたんですよね。たまに、こういう不思議と強気になる時があるんですよね。

ただ、実際に撮影してみると、結構ガッツリとフェンスが映り込んでしまっています。いやいや、こりゃダメか…と思うでしょ。そこにReflection Removalという文明の利器が炸裂。


もう笑っちゃうぐらいに綺麗に消えてくれてます。ただ、今になって冷静になれば、テレコン外して600mm F6.3で狙うというのが正解だったのか…と思ったりします。そして、総合優勝は23号車のTKRI松永建設AMG GT3でした。
[15:07-]GRsupraコーナーを離れる

チェッカーが振られ、全車通り過ぎるのを確認して、機材を片付けていざGR supraコーナーを離れます。私の中で、富士=帰りの場内渋滞が酷いというイメージがあったので、出来るだけ急いで車に戻ることに。

GR supraコーナーからだと、DUNLOPコーナーを回るのとADVANコーナーを回るのと、どっちが最短だったんだろう…とは歩きながら思いましたが、今、改めて計測してみると、駐車場手前のトンネルの手前までで、DUNLOPコーナールート約850mに対して、ADVANコーナールートは約600m。そう思うとこのルート選択は間違いじゃ無かったみたい。
ただ、ADVANコーナーまで戻ってきたところで、想像以上に帰路に向かうお客さんが少ないことに気づきます。そう、この時間まで残っている観客の人は、最後のゴールというかピットに戻ってくるところまで見たくて、たぶんピットビルやグランドスタンドで見てるんですよね。なので、私みたいにゴールしてすぐに帰る人の方が珍しいのでしょう。

結果、10分でP6まで戻ってきましたが、まだ普通に帰ろうとしている車の方がいないほど。

もちろん、まだ場内周回路は渋滞していることもなく、15:23にはスムーズに西ゲートから退場し、10分で新御殿場ICから新名神に乗ることができました。その後は、お土産を買うために駿河湾沼津SAに寄るも店内がスゴイ混雑で、お土産を買うだけに30分もかかり、かなり時間をロスしました。
その後は、鈴鹿PAまで2時間半休憩無しでロングドライブ。

途中、京都東IC付近で事故渋滞の発生を知り、大津SAによって夕食休憩を取ったりしましたが、お陰でだいぶん渋滞も解消されていて10分程で渋滞を通り抜け、その後は加西SAで休憩を取りながら、鳥取に戻ったのは23時でした。
もちろん、私もゴール見れば良かった…とか思う面はありますが、これが出発があと1時間遅れたりしたら日付をまたぐので遅くなってしまいますからね。まあ、仕方がないところです。
そして、帰宅してすぐに3日分のデータを取り込んでから寝たのですが、何と3日間で約7万枚弱・1.46TBという途方もない容量に。うち、マシン撮影が5.3万枚で約1TB弱。でも、コレッて日曜の朝が霧で撮影出来なかった上に、約35%がAPS-Cクロップで撮影する状態でコレですからね…。もう冷静に考えてもゾッとします。
しかも、実際にはこれに動画データがあって、それだけでも800GB超ですから…合計すると述べ2.3TB超ですよ…。