S耐 スーパー耐久シリーズ 2016 Rd.6 オートポリス Day.2
(2016.11.20)
ついに参加が実現した初のオートポリス戦です。本当なら、5月のSGTか9月のSFに足を運ぼうと考えていましたが、震災の影響で中止が決定し、私の初参戦も延期になってしまっていました。
今回は、3日間訪れたレースウィークのうち、決勝日となった日曜日の様子をお伝えします。
Day.2 入場者数:6,454名
決勝日の朝は3時半に起床。目覚ましは、4時にセットしていましたが、それよりも早く目覚めました。
決勝日は、岡山戦と同様に、Gr.2とGr.1がそれぞれ分かれて3時間レースをやるという関係で、Gr.2が8時からスタート進行が始まるというかなり早いスケジュール。また、1日目と同様にできればP1駐車場を押さえたい。そのため、ホテルを5時にチェックアウト。さすがに3日目にもなると、ある程度、道も覚えてきて、6時すぎにはサーキットに到着しました。
写真を撮っておけば良かったのですが、私が到着した時点(6時すぎ)で、一般入場の列は結構並んでいました。何せ、一般のゲートオープンは7時からですからね。私は、エグゼクティブサロンなので、隊列をよそ目にちょっと大回りして関係者ゲートから入場。2日目は、ゲートでエグゼクティブのパスを掲示して、2日目の駐車場の紙を渡されます。
といっても、私は、P1に駐車するので関係ないんですけどね。私がP1に来たときには、まだ警備員さんがいませんでした。あとで、車の位置の関係で移動して欲しいと警備員さんに声をかけられましたが、どうやら別にエグゼクティブであれば、P1に置いても警備員さんは何も言わないみたいです。それよりも、まだ一般ゲートオープン前なのに、「一般の方ですか?」って聞かれたのには驚きました。いやいや、一般でここにいたら問題だろ!って。
何より心配なのは霧の状態。まだ、到着した段階では、霧か濃くなったり薄くなったりをくり返していましたからね。
それにしても、やっぱりP1の良さは、この駐車場の近さですよね。これ、グランドスタンドから撮影していますが、本当でグランドスタンドのすぐ裏。しかも、駐車場のすぐ近くのテントがうまかもんストリートで、写真一番左手のパドック側にステージがあります。
このステージ、結構知られていない人もいるかもしれませんが、SUPER GTやSUPER FORMULAなどでは、ステージの場所取り禁止ですし、三脚使用もダメだし、動画撮影もダメです。なのですが、S耐は自由。だから、皆さん、朝早くから場所取りの三脚やら脚立やらを並べています。写真はそこそこの時間ですが、実際には関係者ゲートが開いたと同時にエグゼクティブで入って、場所取りをする人もいるそうです。私はしてないですけどね。
Gr.2のグリッドウォークへ
ようやく7時頃になってあたりが明るくなってきたので、車のトランクを開けて、本日の機材チェック。グリッドウォークの隊列開始が7:45からになっていて、少し暇でパドックをウロウロしつつ、隊列に並びました。
この時間になると、大分霧も晴れてきました。
ちなみに、ちょうど一番ピット出口側のピットが、フリースペースになっていて、ST50のお姉様方の集合場所に。それはいいのですが、岡山国際サーキットでも一様そこそこセキュリティというか、管理体制がしてあるのですが、結構オートポリスのセキュリティってスカスカです。
一様、皆さんがグリッドウォークの隊列に並んでいるものの、そのフリースペースのピットからピットレーンを覗いている人が多数。もしかしたら、みんなちゃんとパスを持った人なのかもしれませんが、今回のようにパドックフリーのレースだと、フラッとグリッドウォークに入れちゃいます。これはどうなんですかね?。
それでも、オートポリスのグリッドウォークのいいところは、入ってすぐの所のピットウォールに出入り口があるという点。岡山国際や鈴鹿だと、いちいちピットの真ん中あたりまで移動をしてからじゃないとグリッドに入れないのですが、オートポリスはすんなり入れる。だから、入ってすぐがポールポジションになるんですよね。これはありがたいです。
むしろ、S耐のように下位クラスは必ず後方になってしますので、ST5クラスを狙うのはなかなか遠い…。
APS-C 55mm、1/800s、f/1.8、ISO-100
APS-C 55mm、1/500s、f/1.8、ISO-100
Gr.2のスタートはグランドスタンドから
グリッドウォークを終え、マシンを狙いに移動します。さすがに1コーナーまで歩いて行く時間は無かったので、とりあえず車でカメラ機材をチェンジし、グランドスタンド移動し、そこから狙います。
オートポリスのグランドスタンドは、画的にはパッとしませんが、フェンスが低いのでスタンドからマシンが狙えます。これは、雨が降ったときには結構ありがたいですよね。
1コーナーの脱出を後ろから狙う
あと、教えてもらったのですが、グランドスタンドから1コーナーの脱出を後ろから流せるよ、と聞いたので、ついでにグランドスタンドの1コーナー寄りでも試してみました。
う~ん、悪くは無いけど、私にはお尻の楽しさはまだ分からんですな。また、こんなタイミングで霧が出てくるし…。
でも、実は、これも同じタイミングで撮影したもの。全然、霧の感じが違うでしょ?。何を隠そう、これがLightroomの"かすみの除去"の威力です。とりあえず、今回の写真で使ったのはこれだけですが、意外とこのパワーは偉大です。
続いて目指すは1コーナー
このままの流れで、ちょっと期待していた1コーナーに行ってみました。思わず、金曜日に4年ちょっとぶりにサーキットに入ってきて、改めて車から1コーナーを見て、「よし、これなら狙えるぞ」と声が出てしまいましたからね。
今回、3日目にして、改めて1コーナーをじっくり見ましたがいろんな意味で結構広いんですね。
特に、グランドスタンドの1コーナー寄りの所は、芝生スペースがあって、ここに入れるんですよね。ただ、残念ながらマシンを狙うにはいいポジションではないです。
また、1コーナーの正面も、ストレートを走り抜けるマシンを複数台で狙うにはいいのですが、マシン単体で狙おうとすると、背景的にも味気ないし、マシンの角度的にも良くないです。
これ、実際に見てみて分かったのですが、オートポリスの1コーナーって、思っているよりも結構鋭角なので、パッと入っていくようなコーナーじゃないんですよね。
なので、1コーナー正面で撮影をすると、あんまりいい感じで撮れません。そのため、できるだけ2コーナー寄りで撮る必要があるようです。
とはいっても、2コーナーに寄っていくほど長い焦点距離が必要になりますし、行き過ぎると手前のフェンスよりもコースサイドのフェンスの方が高くなってしまうので、だいたいこのあたりが限界だと思われます。
とはいっても、それなりに幅広く撮影ポジションがあるので、ここはなかなかいいですね。岡山国際もこんな感じにして欲しいなぁ…。
参考までに、ちょうどP1に戻ってきたときの様子がこちら。これで、9:45ごろですが、大体満車です(テープよりも手前は関係者用なので、こちらは一般者は駐車できません)。ただ、満車に見えて、奥の方にはもう退出している車もあったりするので、意外と止められそうな気もしました。
イベント広場に戻って、フレッシュエンジェルズのライブを狙う
1コーナーでの撮影に満足をしつつ、車に戻って機材をチェンジ。そして、向かうはオフィシャルステージ。
ちょうど私が到着したときには、ギャルオンの終盤戦でした。いつ見ても、外から見るギャルオンの群衆はちょっと引きますよね…(ってお前が言うなって!?)。
とはいえ、不思議とセンター付近に前から3列目ぐらいのポジションが空いていたので、ササッと入り込み、ポジションを確保します。
そう、私の目的はギャルオンではなく、フレッシュエンジェルズのライブです。岡山の時もそうでしたが、S耐はピットウォークで落ち着いて狙えば撮れるので、ギャルオンにかぶりつく意味ってあんまり無いんですよね。
で、そのフレエンのライブ。昨日も狙いましたが、あいにくの天候で終盤はろくなものが撮れませんでしたからね…。ということでリベンジです。
APS-C 140mm、1/400s、f/5.0、ISO-100
APS-C 212mm、1/400s、f/5.6、ISO-400
APS-C 155mm、1/320s、f/5.0、ISO-100
一様、みさめろもれいちぇるもれんちゃんも撮りましたが…。
APS-C 181mm、1/320s、f/5.6、ISO-125
APS-C 146mm、1/250s、f/5.0、ISO-100
APS-C 138mm、1/250s、f/5.0、ISO-100
やっぱり、まっちですよね。(^_^)/
昨日はロングでしたけど、今日はショート。やっぱり、まっちはこうでないと。
ちなみに、今回α6300+SEL70300Gで狙ったのですが、正直、70-300mm Gの開放は描写が甘いです。こうして見るとあまり分からないかもしれませんが、RAW現像時に見ると、70-200mm F4だと開放でもバキッとピンが来るのですが、70-300mm Gはちょっと甘いです。ステージからの距離があったので、あえて望遠をチョイスしましたが、こう見ても、ほとんど200mm以内で撮ってますからね。それに、やっぱりインナーズームの方が撮りやすいので、多少はトリミング対応するということで、70-200mm F4がいいでしょうね。
いやぁ、それにしても毎度ながら疲れます。何って、自分の目線よりも上に向けて、曲の間中カメラを構えるんですからね。ホント、撮る方もなかなか大変です。
こんなところに撮影スポットが
ライブの撮影でヘトヘトになり、うまかもんストリートで昨日食べておいしかった地鶏の炭火焼きとジュースでエネルギー補給をしつつ、ちょっと早いですが、エグゼクティブサロンに向かおうかなぁと思っていたら、グランドスタンドの横に人集りが…。
こんなところに、こんなポジションがあったなんて…。私はてっきり立入禁止の場所だと思っていました。機材は、完全にお姉様撮影用でしたが、ちょうどα6300に70-300mmを装着していたので、その性能を見る上でも、試しに撮影してみました。
何より一番驚いたのが、自分が一脚無しでは流し撮りが出来なくなってしまっていることでした。もう、全然ブレブレ。やっぱり慣れって怖いですね。あと、α6300ではやっぱりグリップが足らない。あれでは流せるものも流せないです。
あんまり粘ったところでいいものが撮れる気がしなかったので、5分ぐらいで諦めました。
サロンで一休憩し、いよいよピットウォークへ
ということで、仕切り直しで、休憩すべくエグゼクティブサロンへ。
すると、もうピットウォークの列が並び始めていました。
って、まだこのとき10:50ですよ。
ピットウォーク開始は11:45から。この列が一般のピットウォークとはいえ、岡山国際なんかで考えても早すぎますね。
エグゼクティブサロンで昼食を食べ、一服休憩をして、外に出てきたのが11:20でしたが、すでにパドック入口の坂道も越えていました。エグゼクティブは開始15分前の11:30から隊列開始なので、本当、エグゼクティブサロンのメリットは大きいです。
ピットウォークの隊列に並んでいる時に、表彰式を待つまっちとれんちゃんが…。しかも、まっちがこちらに視線をくれました。なんで、思わず撮っちゃいました。
ピットウォークが始まると、明らかに予選日よりも人が多い。私の体感として、S耐岡山戦の決勝日よりもいくらか多いかなぁという感じ。それでも、まだ問題ないレベルの混雑でした。実際、この日の入場者数は6,400名程と、S耐岡山戦決勝日の約1.3倍だったとのこと。確かに、そんな感じです。
決勝日は、岡山と同様、グリッドを開放し、Gr.2のマシンが並んでいました。ただ、Gr.5のピットが無いチームのレースクイーンは、岡山のようにグリッドで…ということはなく、全チームがピット側で対応していました。
APS-C 103mm、1/640s、f/4、ISO-100
APS-C 71mm、1/250s、f/4、ISO-100
土曜日は、結構少なかったお姉様の人数ですが、決勝日になり結構増えました。1人しか居なかったチームもメンバーが揃ったり、そもそも誰もいなかった所も揃ってました。
やっぱり、結局の所、一番混雑するのはこのチームですね。ゆるキャラもこのチームに来れば、宣伝効果は抜群ですからね。
続けて、グリッドウォークへ
ピットウォークが終わり、続けてグリッドウォークへ。
グリッドウォークもエグゼクティブサロン専用の隊列が設けられます。なので、ピットウォークに最後の最後まで粘っていても、一般のグリッドウォークの人よりも前で入場することが可能です。
ただ、ここでちょっとした事件が…。グリッドウォークの隊列を作るスタッフが、エグゼクティブと一般用を混ぜてしまい、しかもまだピットウォークの人が退出中に前出しをしてしまい結構混乱に…。結局、新たにエグゼクティブの列を仕切り直しで作ることになりましたが、バイトと思われるスタッフさんは「オレ、そんなん知らんかったし…」なんて口にするし…。
予選日でも感じていましたが、震災の影響でしばらくレースが無く、現場経験のないスタッフが対応したのでこんな感じになったような気がしました。グリッドに人を入れるタイミングも、岡山ならコースマーシャルさんがいて、その人がコントロールタワーと交信をしながら指示を出すのに、ここは見ていてもこっちが「こんなんでいいの?」と心配するぐらい、社員さんが誰の指示の元に人を入れていいのか分かっていなかったぐらいでした。
気を取り直して、今回チョット予定とズレたのは、グリッドに並ぶ前に、フリー走行の時間が10分ぐらい用意されていたこと。確かに、土曜日はGr.1のマシンは全く走れていないですからね。そのため、あとの進行が全体的にズレていきました。
それにしても、岡山でも思いましたが、ST50のカウントダウンってどうなんでしょう。盛り上げたいのは分かるけど、テレビカメラやオフィシャルのカメラマンしか入れないグリッドで、集まってカウントダウンをしたところで、一般のお客さんは全く見えない。かろうじて他のサーキットでは、グランドスタンドにいれば見えなくは無いですが、オートポリスはグランドスタンドはグリッドの前ではないので、「何をしているんだ?」って話ですからね。
確かにカウントダウンをして、マシンがピットを離れていくので、グリッドウォークのお客さんを入れるわけにもいかないのは分かりますが、なんだか内輪の自己満足な気がしてしまいます。
気を取り直して、グリッドウォークの撮影開始。一般でもグリッドウォークに入れるチケットが出た割にそれほどの混雑では無いです。S耐岡山戦の時の方が断然多いです。
グリッドウォークでは、終始お目当ての方を次々と撮影していきます。ただ、S耐は他のレース以上にドライバーが他のチームの所に声をかけに行ったりして、それによってお姉様方も一緒に拉致されるというのがあるんですよね。それで、オイ、いないじゃん!って人が何人かいましたね。
相変わらず人気のこのチーム。ここに入れていないまっちがちょっと可哀想…。
APS-C 55mm、1/1250s、f/1.8、ISO-100
APS-C 55mm、1/1250s、f/1.8、ISO-100
ここにきて、55mm単焦点の使い方も慣れてきました。PWではちょっと使いにくいですが、GWではちょうどいい距離感です。ただ、ボケ感はいいものの、被写界深度が浅いので、70-200mm F2.8をフルサイズ運用したら、それ一本でイケるので、来年はそうなりそうな予感がします。
さあ、これからがいよいよ本番ですよ
グリッドウォークが終了し、駐車場に戻って車に乗り込み、ファイナルスタンドへ向かいます。
本当は、午後に予定されていたフレッシュエンジェルズのラストライブも気にはなりましたが、レース開始が25分程度遅れたことで、Gr.1決勝3時間のちょうどど真ん中あたりになってしまい、その時間にまた戻るのも難しいと思ったので、そちらはなくなくスルーすることにしました。
決勝日は、ファイナルスタンド(以後Fスタンドと略)で狙うのは決めていました。事前に調べていた段階でも、ここならいろいろ撮影出来るというのは気付いていました。もし、時間が余ればブリッジの方にも歩いて行けますしね。
実は一番気にしていたのは、車が止められるかどうかというところ。実は、Fスタンドって、近くに車を置けるところが意外と無いんです。上のロッジのあたりだと広く沢山止められるのですが、結構距離があるし、高低差もすぎので、あんまり止めたくない。恐る恐るチェックをしていると、1日目に確認していたFCスタンドの一番ブリッジよりのところにある駐車場が、なんとか車を止められたので、そこに止めました。
ちなみに、元々私が止めていたP1については、不思議なことに、朝一に一度満車になった後は、レースが始まると出て行く車が多いので、意外と空いていました。なので、例えば、どこかで撮影していて、決勝レース中にイベント広場に戻りたい…という場合は、意外とP1を探してみたら空いてる可能性はありそうです。
まずは第2ヘアピンを狙う
車を止めた位置からして、スタンドからすぐに狙えるのは第2ヘアピンだったので、まずはそこから狙います。
この距離、難しそうに思うかもしれませんが、APS-Cで600mmのレンズを持っていると結構あっさりと狙う事が出来ます。それにしても、こう見ると結構ヘアピンが一気に下っていることが分かると思います。
ここで狙う場合、ヘアピンに向かってくるマシンが見えないかなぁと心配していましたが、250Rを駆け上がってくるマシンが見えるので、案外狙いやすいです。
正直、岡山のリボルバーを2コーナー側から狙うよりも結構現実的です。
120R
あんまり面白くない普通な所ですが、ブリッジを潜ってさらに緩く左に曲がるコーナーです。
といっても、ほとんど直線ですけどね。
本当は画的なことを考えれば、もうちょっと近づいて角度を考慮すれば、背景に縁石と芝生が入るので、シンプルだけど結構いい感じで狙えると思います。
場所移動をするにあたって、いろいろと考えましたが、とりあえず一度ホームストレート側に一気に移動して、撮影しながら段々ブリッジの方に行くという作戦をとることにしました。
その途中で撮影したのがこれ。第2ヘアピンなのですが、逆バンクっぽくなっている上に、一気にジェットコースターストレートの方に下っていくのが分かります。実際に現地で改めて感じるのは結構高低差があるということ。こういうのは、テレビではなかなか伝わらないですからね。
Fスタンド最前列を移動しながら撮影
移動を完了して訪れたのはFスタンドのホームストレート寄り。見える距離なのですが、実は案外距離があります。
スタンドの一番下まで降りてきて驚いたのは、
こんなの、さながら”カメラマンエリア”じゃん!
ということ。確かに距離は結構あるので望遠レンズは必須ですが、スタンド席でこんなにサクッとマシンを流し撮りできるポジションなんて、そうそう無いですよ。何より、コースサイドのフェンスが邪魔にならないってのが最高!。それこそ、写真撮影をするためにコース設計されたんじゃないの?って思ってしまうぐらい。
なので、このFスタンド。正直、なにも気にしなければ、ホームストレート寄りからブリッジ寄りまで、どこからでも撮影ができます。これはすごいですよ。
ここの注目は、撮る位置によって①背景と②マシンの角度が変わってくるという点だと思いましたね。
まず、このポジションは、マシンがクリッピングについたところを狙うことができます。ただ、背景がちょうどガードレールが切れているところのなので、タイミングを逃すと、ちょっと背景がかっこ悪い。その点が、これ以上ホームストレート寄りになると厳しくなるので、限界がこのあたりのような気がします。
Sポスト横
続いて少し横にズレてSポストの横(何の”S”なのかが分かりませんが、もしかして第2ヘアピンでショートカットをするとき用のポストなのかな?)。
このあたりになってくると、ガードレールが切れるところのタイヤを気にしなくてもよくなります。
24番ポストの23番ポスト寄り
この辺りになると、背景は完全にガードレールになってきます。そして、写真からも分かる通り、正面が南西方向になるので、午後のレースでは逆光気味になりやすそうです。
23番ポストの24番ポスト寄り
オートポリスらしさが出てくるのはこのあたりからではないでしょうか。急にフラットに見えていたコーナーが少し上りこう配に見えるようになり、マシンが迫ってくる感じがいいです。岡山国際なんかだと、こういう上っている雰囲気のあるところってまず無いのですが、オートポリスは結構あります。
しかも、何気にブリッジが見えるようになるので、次のどのマシンが来るのかが見えて、撮影しやすくなります。
23番ポスト横
Fスタンド名物のブリッジからのS字状が見えてきました。実はここ、マシンによってラインが結構違っていて、多くのマシンがあまりインにつきませんでした。なので、クリップを狙うというよりも、背景にS字を入れてというのがコツでしょう。
ちょっとズレるだけでも結構変わる
先の場所とはほんのちょっとなのですが、そのちょっとで結構背景が変わります。ちょうどこのあたりが、ブリッジからの50Rと最終の85Rのクリップが一直線上に並ぶので、一番背景が入れやすそうです。
ここは、後ろにマシンが来てくれることがすべてですね。しかも、順位争いなんかしていると、最高にいいんですけどね…。
このあと、23番ポストのブリッジ側の横でも撮影しましたが、こっちこそ完全に後続車ありきです。最後の2枚は、チェッカー後の周回なのでいい感じに撮れてます。あと、何気にマイナス補正で撮ったらいい感じです。
帰るまでがレースです
そんなこんなで終えたオートポリスの3日間。終わったとはいえ、これから鳥取まで帰ってくるのが一仕事です。
サーキットを出発したのが、サーキットを出発したのが17時過ぎで、これまでの3日間と同じように日田方面を帰ります。さすがに決勝日の帰りは渋滞気味で、日田市内まで1時間15分ぐらいかかりました。18:20過ぎに日田ICから高速道路に乗ったのもつかのま、渋滞の情報が入ったので、すぐの山田SAで夕食を兼ねて50分ほど休憩(本当はこの時間は混雑をするのでスルーしたかったのですが…)。その頃には、渋滞が解消されてきていて、美東SAで20分ほど休憩して、宮島SAに到着したのが23時頃。
実は、美東SAに寄った時点で結構疲れで眠かったのですが、もう宮島SAでは限界に達していて、ここで即爆睡…( ̄○ ̄)。
いつもなら車中泊なんてなかなか寝れないのですが、さすがにノックダウンでした。
で、4時にちょうどいい感じに目が覚めたので、そのまま出発をして、福山SA・真庭PAと休憩を挟んで、ちょうど市内に帰ってきたのが8時半でした。
さすがにこのまま仕事に出るわけにはいかないので、休みを貰って自宅に買えてってから寝直しましたが、いやあ、この往復がなかなか大変ですわ。