SUPER GT 2022 公式テスト at 岡山国際サーキット Day.2
(2022.03.13)
さあ、いよいよやってきましたSUPER GT 公式テスト。まだコロナ禍でワーワー言っている状況で、「今年はどうなるのか…」と思っていましたが、案外早い段階で開催自体は決まっていましたね。
私が初めてこの公式テストに参加したのが2013年。2020年が流行病で開催されなかったのを除けば、今年で10年目・9回目の公式テストになります。
Day.2
2日目は、1日目の疲労感で熟睡が出来ず、4時ぐらいで諦めて起床しました。少し、このHPのDay.1の記事を書き留めつつ、鳥取市内を5:45には出発をし、サーキットに到着をしたのが、7:15頃。
1日目の午後の雰囲気で、最終コーナーあたりのPA-10駐車場に一般客が駐車していたので、朝イチでもメインゲート行けば入らせてくれないかな?と思ったのですが、西ゲート側の駐車場が満車にならないとメインゲート側からは入れないとのこと。2019年までのファン感なら普通にコッチからでも入れたんだから、入れさせてくれればいいのに…。
ってなことで、結局西ゲートに戻って、PA-7に駐車。やはり、思っていたよりも結構お客さんは多い印象です。
それにしても、Day.2は朝のうちは、霧のような黄砂のような感じで、白く霞んでいました。
で、PA-7からグランドスタンド横を抜けてトボトボと進み、朝イチで向かったのはマイクナイトコーナー。まあ、ぶっちゃけ、朝から場所取りをするほどでもないんですけどね。Day.1でもこの場所から撮影しているし。
ただ、走行開始までに日差しが戻るのか微妙な感じで、そうなるとフェンス越しに狙うのも微妙。ってなったら、無難なのはココって事になるんですよね。
それにしても、私が最終コーナー辺りに到着して頃にはボチボチとPA-10に一般のお客さんが車を駐め始めてました。遠目に見る限り、まだPA-7の方向の車も動いていたから、たぶん満車じゃなかったと思うんだけど…。
どうせ、西ゲートが渋滞したから、メインゲートでも一般車両入れだしたとか、そんなことじゃないんかな。もう、よく分らんです。
AM Session.3
マイクナイト正面撮影窓
ということで、気を取り直して、Day.2のスタートはマイクナイトの正面の撮影窓から。
結局、この時間はまだ日差しが回復していなかったので、この選択は間違っていなかったようです。
気づけば、この時も不思議と寄って撮ってますね。今回は、何故か広い画で後続車入れて…という撮り方をしてないです。
一方で、左上にマシンを置いて、あとは広く…という構図は結構撮ってました。それにしても、BRZの排気ガスって、妙に他車と比べて真っ黒なんだよな…
マイクナイトフェンス越しA
続いて、フェンス越しで狙うのですが、先の撮影窓とグリーンネットの中間のポイント。
ここは、マイクナイトを狙うというよりも、ホッブスからの立ち上がりを狙う構図です。
ここの定番は追いかけるスタイル。っていうか、去年は500mmちょっとぐらいで結構広めに狙ってたな…。そういう意味でも、やっぱり今年は全体的により気味な感じはするな…。
あと、この日もあまり車列に恵まれないので、逆に単独で狙う感じに。この感じも結構好きです。
マイクナイトフェンス越しB
次に向かったのは、定番のフェンス越しポイント。
Day.1も撮影したグリーンネット手前の角のポイント。Day.1では条件が良い場所で撮影出来ませんでしたが、この時はちょうどフェンスが黒く塗られている場所で狙うことが出来ました。
単独で狙っても画になるマイクナイトですが…
やっぱり後続車が入ると、さらに格好良くなりますね。Day.1の時はまだまだ目も体も慣れていなかったけど、さすがにDay.2になるといろいろと撮影にも慣れてきます。
17番ポスト横
そして、続いて向かったのは昨年秋に見つけた17番ポスト横のポイント。
実は、ちょうどこの時間帯がそこそこ日差しが出てきたので、ポストの影がフェンスに落ち始めていたので、先にこちらに。
未だに、ここでマイクナイト方向を狙っている人って見たことない…。ホームストレート側を見ている人はいるけどね…
SUPER GTでは初めてここで狙いました、これはカッコイイ!。本音を言えば、ここに撮影窓開けてくれ!って感じだけどね。あっ、そういえば、ココって光の関係で基本は午前中なんだよな…ってことは、決勝レース中は狙えないのか…
ちょうど、ここでの撮影のタイミングで赤旗が出て、各車がピットインをしたのですが、ちょうどここってピットに入るマシンを背後から狙うにはなかなかいんだな。
最終コーナー正面撮影窓B
次に向かったのは、最終コーナーの正面の撮影窓。
いつもなら、一番右側からまずは攻めていくのですが、ちょうどこの時間帯がJスポのカメラマンがいたので、作戦を変えて、中間辺りのポイントから狙います。
その前に赤旗原因になったBRZがピット裏に帰ってきましたが、結構やっちゃってるな…。これだと午後の走行は無理っぽいかも…と思ったら、そうなっちゃいました。残念…
ここでの撮影はもう慣れたもんです。レンズさえ対応すれば、比較的簡単に撮影出来るので、結構オススメポイントです。
あと、関係ないのですが、ここからホームストレート側を狙うとこんな感じ。というのも、決勝レースの最後のフィニッシュの時にココで狙ったらカッコイイかなぁ~とか思って見たりしている、今日この頃です。
ただ、この最終コーナーの撮影窓は、場内放送は無いので、J-SPORTSオンデマンドを見るとかしないと状況が分からないと思います(ただ、それも1~2分ぐらいラグがあるから、その加味して聞かないと失敗するかも)。
最終コーナー正面撮影窓C
赤旗が出たタイミングで、同じ撮影窓の一番グランドスタンド側の縁に。
あんまりここで撮影することは多くないのですが、確かここでマイクナイトからの立ち上がりが狙えたよな…って思いながら狙ってみることに。
まあ、ぶっちゃけそれだけですよねって感じのショット。大きくは撮れるけど、ちょっと味気ないよね。
マイクナイトフェンス越しD
ここで、順番とは逆に再びマイクナイトに戻って最終コーナー寄りのポイントに。
ここは、むしろ日差しが無いときの方がいいポイントですからね。そういう意味では日差しがあるのか無いのか微妙な感じの天気でした。
個人的にはこのマイクナイトを脱出気味に狙うのが結構お好みです。
ただ、フェンスの角度が急だし、微妙な日差しもあって、フェンスの写り込みがやや気になります。
テレコン外してF6.3で狙う
で、以前から気になっていたのは、F値の問題。
大概、最終セクターの撮影って望遠必須なので、1.4倍テレコンを装着状態で撮影することがほとんどなので、F値は低くてもF9。ただ、マイクナイトはだいたい600mmあれば狙える感じなので、テレコンを外してF6.3で狙ったら、もう少しフェンスごまかせるんじゃない?と思っていたのです。
ただ、こうしてみるとよく分りますが、F9がF6.3になっても、言うほどフェンスの映り込み的には差がそれほど有りません。もちろん、焦点距離が微妙に違うし、シャッター速度も違うので、イコールコンディションではないですが、案外こんなもんなんですよね。
むしろ、50mmでも100mmでも望遠を使った方が、1段絞りを開けるよりも効果があるような実感すらあります。
逆に言えば、このためにわざわざテレコンを外す必要は無いってことですな。
マイクナイトフェンス越しC
しばらくして、他のカメラマンが微妙に散けたので、そのタイミングを見て私も移動。
先のポイントから、3~4m程マイクナイト寄りに前進。たかが数mですが、意外とこのちょっとが効いてきます。
やはり、フェンスが誤魔化しきれてない感じは否めないですが、まあこの天候なら仕方がないところ。それにしても、この迫力は唯一無二ですからね。
最終コーナー正面撮影窓A
走行時間も残り10分となり急いで向かったのは再び最終コーナーの撮影窓。
何か、いつになく行ったり来たりしている感じですが…。とりあえず、ココさえ撮影しておけば、午後の走行は全部1~2コーナー側でも取り残しはないですからね。
この構図も、私の中では定着をしてきましたね。別に私の影響があるとまでは思いませんが、最近この撮影窓でこの構図を狙っている人が結構増えてきた気がします。以前はそんなにいなかった気がするんだけど…(もしかして、私が意識して見てなかっただけ?)
ここで、Session.3の走行が終了。ただ、まだ移動しないカメラマンが多いので、「あれ?まだ走行あったっけ?」って思いながら1コーナー方向に戻ります(って、この展開、去年もそうだったよな…)。
Day.1もちょっと除いたイベント広場ですが、あれ?、自衛隊ってDay.1いたっけ?。私が気づいてなかっただけ?
1コーナー正面フェンス越し
完全に去年と同じパターンですが、1コーナー方向に戻る間に走行が開始。ええ、FCYテストとSC運用テストです。そこそこな走行時間あるのに、いつも忘れてる…。
せっかくなので、1コーナー正面で狙ってみます。しかも今回は、1コーナー正面の布が切れる一番左側のポイント。
Day.1の時とは少し場所は違うが、やはりここの構図がイマイチ編み出せない。でも、あえてこの構図がまだいい方かな。
それか、思い切って望遠の力学で、AUTOBACS看板入れつつ、立ち上がりを狙うというのもアリ。ただ、日差しが出て気温が上がると陽炎が出るから、解像度も落ちるしあまり良いとは言えない…。
応用としては、チェッカーフラッグと最終コーナー立ち上がりを絡めるというのもアリかな。ただ、分かっている人は分かると思うけど、コントロールライン通過してないから、まだこの瞬間としてはまだチェッカーじゃないからね。
PM Session.4
はてさて、午後イチのスタート練習を何処で撮影するか…
グリーンネットのところはオフィシャルカメラマンが来るからなかなかいいポジションが取りにくい。それなら、撮影窓の横でフェンス越しで狙ったらどうか…
格子のフェンスはどうにかなるんだけど、案外、横方向の太いワイヤーが写り込むんだよな…。そういう意味では、スタートの混戦しか狙え無い気がする…
あえて、布の下から地ベタに座って狙うというのも考えたけど、草がかなり邪魔で撮影に支障が出るレベル…。ってことで、先程のポイントで諦めることに。
13時過ぎぐらいから、ぞくぞくカメラマンが集結してきます。最終的にはこの10倍ぐらいはカメラマンが集まっていました。
思いのほか、オフィシャルカメラマンは少ない感じ。たぶん、去年の方がもっと多かったと思ったけどな…。
1コーナー正面フェンス越し
ということで、昼前と同じポジションから狙います。
ぶっちゃけ、ここでもあんまり良い感じはしないんだけどな…。そして、ここも草が邪魔…。
改めてスタート進行見ると、この車列が揃うまでって結構時間がかかるんだよな…
GT500スタート
それでは、GT500スタート!
au TOM'Sは、2周目は帰ってきませんでしたね。
GT300スタート
続いて、GT300スタート
さすがにGT300は後ろまでだいぶんあるな…
2周目に戻ってきたところの隊列を撮るとこんな感じ。やっぱり、これ以上でもこれ以下でも無いわな。
1コーナー正面撮影窓
あんまり粘ったところでいい画が撮れる感触が無かったので、ソソクサと移動。
で、次に向かったのが正面の撮影窓。この時間までは、ずっとオフィシャルカメラマンが来ないからグリーンネットかけられたままなのですが、オフィシャルカメラマンはスタートの瞬間しか撮らないし、それが終わったらネットそのままで移動してしまうから、そのあとは撮り放題になるって訳。
実は、ここでこの構図を狙おうと思っていたわけでは無いのですが、マイクナイトや最終コーナーでの経験を生かすとこうなっちゃったって感じ。ぶっちゃけ、水平に撮ると、悪くはないけど、ちょっと味気ない写真になるんだけど、ちょっと傾けると雰囲気が結構良くなります。
まあ、薄曇りという天候にも恵まれたってのもあるけどね。
2コーナーリボルバー狙いA
1コーナー正面の撮影窓での撮影が終わり、本当は定番のもう1つの撮影窓でも狙おうかと思ったのですが、何とここでいつも使っている折りたたみ椅子が壊れてしまい、これでは椅子を使っての撮影は不可能と考え、気持ちを切り換えて、2コーナースタンドへ。
はい、定番の2コーナースタンドからのリボルバー狙いです。
1日目よりも救急車の位置が変わって撮影しやすくはなっているのですが、FROさん、よりによってそこに居なくても…。
まずは、APS-Cクロップも駆使してキメにいく
まずは、APS-Cクロップとそこそこなシャッター速度でキメに行きます。
ホント、我ながらこれを1/160sで狙えるんだから、なかなかだな。いや、α9とSEL200600Gの組み合わせが最強なんだな。
コーナリングを流してみる
そもそも、コーナリングで流してみるという時点でアホかって話だけど、案外イケてるな。もちろん、もうちょっとシャッター速度落としても良かったかもしれないけど、そうなると、間違いなくピントが合う範囲がギュッと狭くなってしまって、それはそれでちょっと面白くないから、あえてこれぐらいがちょうど良かったかも。
パイパーへの飛び込みを流す
実は一番したかったのはこっち。リボルバーからパイパーへ飛び込むところを、思いっきり流したかったんです。
あえて真横過ぎず、少しフロントが見える形で流してなかなかいい感じ。ここも、背景がコンクリートウォールってのがちょっと残念だけど、悪くないよね。
2コーナーリボルバー狙いB
いつもはスタンド席に座って撮影するのですが、今回は上からも狙ってみたいということで、スタンド席上部のところから立ち同じように狙ってみます。
立った状態でこれぐらい狙えたらいい方かな。そう思うと、スタンド席の最上段に座って…というのが理想型かもしれない。ただ、スタンド最上段って、定位置のお客さんが多いから厳しかったりするんだよな…
ついでにリボルバーも流してみた
1/50sでも十分イケるんだな。ただ、ちょっと角度は考えた方がいいかもな。
パイパー脱出狙いという荒技も
ちょっとここで余談的な撮影に。
ここ、先程のリボルバー狙いをしたところと同じところなのですが、パイパー方向を見ると…
パイパーからの脱出部分はちょうどフェンスが切れているんですよね。実は、これをDay.1の朝のコースウォークをしている時に、「何か狙えそうだなぁ~」と思っていたんです。
ホラホラ、なかなかいい感じ。ポストの写り込みがあんまり気にくわないから、構図は考える必要があるし、もうちょっとモスS方向で狙えば撮りやすくもなるはずだから、ちょっと気分転換には面白いかも。
っていうか、不思議と私ってフロント側を撮るのが専門で、あまりお尻って撮ってなかったんだよね。特に岡山はネタが尽きた感じもあるから、遂に、そろそろそちらの世界に手を出すかな?
2コーナーヘアピン狙い
モスS寄り
さて、Day.2午後のもう1つの狙い目だった2コーナースタンドからのヘアピン狙い。
普段なら、わざわざこんなところから狙わなくたって近くで撮れるんだけど、SUPER GTはCパドック入れないからな…。
で、過去の撮影実績を眺めていて、もしかしたらモスS寄りの2コーナースタンドからだと、ヘアピンを狙えるんじゃない?と思った訳です。
まあまあ、狙えなくはないけど、ちょっと味気ないといえば味気ない。
イチかバチか、思い切ってシャッター速度落としたら案外悪くない。ってことで、ここからは少しシャッター速度を落としてみることに。
中間
先の場所で撮影していたときに、実は別のカメラマンさんが私と同じようにヘアピンを望遠で狙っていたんですよね。その時のカメラマンさんのポイントがこのあたりでした。
さっきよりはだいぶんよくなったけど、もう少しイケるかな?
2輪専用シケイン横
ってことで、さらに1コーナー方向に戻って2輪専用試験の前に。
ココからだと、フェンスのバーとバーの間から狙う感じ。たぶん、これよりも1コーナー方向に行くと、ポストが邪魔になるから、このあたりが限界でしょうね。
まあ、これぐらい撮れたらいい方かな。今回はあえて下からを意識して撮影をしたけど、逆に下すぎて、背後のマシンが見えない。ってことは、もしかしたらスタンド上段とかから狙った方が、背後のマシンを絡めることが出来て、画的にその方がいいかもしれないな。
といっても、そうそう狙う構図じゃないし、無理して狙うほどでも無いけどね。
2コーナー流し
本来ならもう数分で走行時間終了なのですが、何でも午前中に赤旗が多かったことで、午後のセッションが15分延長になることを効いていたので、ここで思考を変えて狙うことに。
そう、2コーナーでのイン側の流し撮りです。ぶっちゃけ、今回、ずっとどこかで出来ないかなぁと考えていたのですが、あまりオイシイポイントが見当たらなかったので、ここまで保留していたのですが、ついに最後に手を出したって感じ。
しかも、ここはSEL200600Gだとちょっと厳しい可能性があったので、あえてTAMRON 150-500mmを登場させます。
1/60sなので、この手の撮影であれば、それほど遅いシャッター速度ではないのですが、まあ歩留まりが悪い。何とかにお察しかと思いますが、みんなGT300の写真でしょ?。もちろん、GT500も狙ったのですが、まあろくな写真が撮れてないです。
やはり、ここは車速がリボルバーやパイパーとは比べものにならないほど速い上に、1コーナー方向が見えないから、なかなか追いかけれない。
そういう意味では、撮影しながらもストレスしかない。まあ、これも先のヘアピンと同じで、Cパドに入れないSGTだからこんなことになるってだけの話で、普通はここで狙う必要はないだろうな。
2コーナー飛び込み流し撮り
そして、最後は2コーナーの飛び込みの流し撮り。
Day.1の午前中に狙ったところのリベンジなのですが、Day.1はスタンド席の下の方で狙ったのですが、もうちょっと上の方で狙った方がいいかも…ってことで、今回はあえてスタンド席上段で立ったまま狙います。
撮っていた感触としてはダメかな~と思っていましたが、案外見てみるとなかなかいいですね。写真だけ見ると、もう少し寄ってもいいのでは?と思うかも知れませんが、ぶっちゃけこれが限界ですね。あとは、トリミングで対応した方が、歩留まりはいい感じがします。
あとは、この位置だとちょっと上過ぎる感じがします。なので、スタンド席の上段あたりに座って狙うというのが、ベスポジかもしれないですね。
ということで、これにて2日間の撮影は終了です。いやあ、それにしてもトンデモナイ撮影枚数になってしまった…。
昨年のテストで更新した撮影枚数を余裕で超えてしまいました…。選別作業が泣きそうだわ…😫