全日本ロードレース選手権 2015 第8戦
スーパーバイクレース in 岡山 Day.2(2015.10.18)
年に1回のバイクを本気で撮影するスーパーバイクレースが今年もやってきました。今年で2回目の参加になりますが、よくよく考えれば、昨年よりも1ヶ月弱遅くなったんですね。1年前と比べて、私の撮影スタイルも徐々に変わってきたので、それが2輪でどう変わるのか、自分でも楽しみでした。
今回は、そのスーパーバイクのDay.2、決勝日の様子を旅レポート風に紹介していきたいと思います。
決勝日・Day.2(2015.10.18)入場者数:5,700人
2日目は、サーキットに到着したのが7時すぎ。8時からフリー走行が始まるとはいえ、今日はマシンを撮るつもりはそんなに無いので、無理にこんな時間に来る必要も無かったんですけどね。
前日は何も考えずに、Cパドックのヘアピンに近い当たりに止めていたのですが、よくよく見てみたら、ENKEIブリッジ~リッパーのあたりの三角部分がピットラウンジパス専用の駐車場だったんですね。ここなら、近くていいですよね。
それにしてもメッチャいい天気です。
テスト動画。RX100M3で同時録画したMP4を、スマホ転送してアップしてみた。 pic.twitter.com/JGdWo8ZUUb
— Tak Photo (@evo_tak_photo) 2015, 10月 17
朝一は、寒暖差で靄が出ていましたが、日差しが当たり始めたら一気に無くなり始めました。
時間があるので、イベント広場をウロウロと。昨年と配置が少し変わっていて、Kawasakiがグランドスタンド側ではなく、総合インフォメーション側にありました。YAMAHA、Hondaはだいたい同じじゃないのかな。
キャンペーンガールオンステージ
まずはギャルオンから狙いに行きます。
薄々感じていましたが、結果論から言えば、ピットウォークやグリッドウォークに参加するのであれば、わざわざギャルオン撮影する必要ないなぁと感じました。
顔は日陰、胸元から下は日向という最悪な光条件
何故かというと、間違いなくピットやグリッドの方がいい写真が撮れるから。目線はなかなか貰えないし、何よりこのステージの位置は光の方向が良くないですわ(実は去年も走だったので予想はしてましたけど…)。仕方なく、結構きつめにフラッシュ焚きました。お陰様で、フラッシュが熱停止してしまいました…orz。
フラッグ配りを狙いましょう
昨年のスーパーバイクで、個人的に一番良かったなぁと思ったのが、このフラッグ配りの時間なんですよね。
何故かというと、逆光で撮影できるから。やっぱり、ポートレートは逆光で撮らなきゃね。特にYAMAHAはブースが南側にあるので、嫌でも逆光になりますからね。
本当は、Kawasakiも狙っていたのですが、こちらはフラッグが早々に無くなってしまった(というか、えらい早い時間から配ってたもんな)ので、撮影自体も出来ませんでした。
J-GP3を観戦するも…
本当はギャルオン終わりで、J-GP3のグリッドに行けば良かったのでしょうが、グリッドの雰囲気も見たいのもあって、J-GP3はグランドスタンドで終始見ていました。
そうしていたら、3周目の1コーナー出口で転倒者続出!!。赤旗中断!。
昨年のスーパーバイクで転倒シーンも見ていましたが、ライダーが起き上がる雰囲気がなく、赤旗中断で救急車出動というのは初めてでした。いやぁ、なんとも言えないですよねぇ、こういうのって。改めて、危険と隣り合わせであることを痛感させられます。
この時間を使って、激感エリアに移動。J-GP3の仕切り直しの走行を観戦しました。
いよいよ、J-GP2のグリッドへ
J-GP3が終わり、いよいよJ-GP2のグリッドへ。今回のグリッドには、α77Ⅱ+DT 16-50mmを基本装備として、「ちょっと望遠が撮りたくなるかなぁ」と思って、α6000+70-200mm F4の2台体制で参加しました。
まず、バイクレースのグリッドって初めてだったのですが、バイクのグリッドって4輪と違って密集しているんですよね。だから、意外と時間が短くても、サクサク回れば簡単に撮影できます。これはいい意味で意外でした。
あと、いつものようにα77Ⅱの方で、マシンなんかも入れながら撮影していたのですが、そうなると、どうしてもお姉様方が画面の隅になってしまう。と、どうなるかというと、α77のAFエリアから外れるんですよね。改めて考えれば、DMFなんだから、ピント合わせてからフレーム変えればいいじゃん!って話なんだけど、ちょっと、それはそれで焦りましたね。
しかも、意外とAPS-Cでも50mmってなると、ちょっと距離が離れてしまうと望遠が足りない。で、思わずα6000を手にして撮ったのがこちら。
やばい!、メッチャいいじゃないですか!!。(*^▽^*)/
よ~く考えればそうなんですよね。岡山国際って、だいたい、南から北向きのホームストレートなので、グリッド撮影は逆光になるんですよね。それを今まで標準ズームでしか考えてなかったけど、これならあえてナナニッパで狙った方が絶対いいはず!。
逆光になることは気付いていましたが、そういう発想が無かったですね。何せ、S耐の時は雨との格闘だったので、「太陽どこ?」って感じでしたからね。
ピットラウンジに戻り、昼食と体制立て直し
もう、決勝日はマシンは狙うつもりはあんまり無かったので、ピットラウンジに戻り昼食。
S耐の時は、入ってすぐの部屋でしたが、今回は1つ奥の部屋を活用していました。こっちの方が、割と空いていますし。あと、なぜかこちらの部屋の方が、場内放送の遅延が無いんです。手前の部屋は結構遅れるんですよね。
前回撮る余裕が無かったピットラウンジの昼食弁当。決勝日だけ付いてきます。あと、お茶と1ドリンク貰えるのですが、本当はなっちゃんが良かったけど、目の前で無くなってしまい、さらに最後の1つとなったコーラに。それ以降はお茶だったので、お茶2本はさすがになぁ…。
で、先程も述べたとおり、グリッドが望遠の方がいいということで、レンズ装備を変えて、α77Ⅱ+70-200mm F2.8とα6000+16-70mm F4にチェンジ。そうなると、使わないであろうレンズも出てきて、さらには朝から来ていた上着を来ていると暑いぐらいになったので、一度車に戻って荷物を減らしました。
こういう時に、ピットラウンジの駐車場の近さはいいですよね。ピットラウンジ出たところから駐車場までが目と鼻の先。歩いても数分で戻れますからね。
King of EFグリッド
ユーロファイターのグリッドは、お姉様方いないんじゃないの?と思って、「参加しなくてもいいかなぁ?」とも考えていましたが、それなりに並ぶ人がいたので、一様私も参加。
そしたら、確かにお姉様方は少ないのですが、割と前のグリッドには、岡山国際サーキットクイーンが立つので、それはそれでいい感じに撮影できました。
ね?、いい感じでしょ!。特に、サーキットクイーンの方々って、今までピット入口のところで順光で撮影していて、可哀想だったんですよね。
いよいよピットウォーク
King of EFが終われば、いよいよピットウォークです。それにしても暑い!。みなさん、日陰を狙って並んでいます。
やはり、決勝日になると結構増えますね。それでも、全然撮りやすいですね。もしかしたら、スーパーフォーミュラと日程が重なったというのも少なからず影響しているのかもしれません。お客さん自体は多いのですが、本気カメラマンはそんなに多くない感じがしました。
それでも、お姉様の人数はそんなに多くないので、難しくはないと思います。ちゃんと声をかければ、ちゃんと目線も貰えるはず!。
ただ、岡山国際は天気が良いと、メッチャ影が出ちゃうんですよね。このあたり、お姉様方の傘の持ち方にもよるんですけど…なかなか補正も大変です。
そして、JSB1000グリッド
そして、ピットウォーク終わりから、JSB1000のグリッドです。
だいぶん、この頃から、コツが掴めてきましたね。お姉様にも、「お願いします」「ありがとう」ってちょっとずつ言えるようになってきたし、ムダに枚数稼ぐのでは無く、ちゃんと順番を待って、目線を貰った状態で4~5枚撮影して移動って感じですね。
レース自体は、はじめの数周はDUNLOPブリッジのあたりから観戦していましたが、暑いし、座って休憩したかったので、ピットラウンジに座って休憩してました。これまでの疲れと、涼しさとで、寝落ちしてしまいそうな感じでした。
最後は、ST600のグリッド
そして、最後はST600のグリッドです。
ユーロファイターのような感じで、サーキットクイーンぐらいしかいないのかと思いきや、結構、JSB1000クラスのチームがマシンを出していることもあって、結構お姉様方がいました。
S耐以上に感じたピットラウンジパスの良さ
S耐の時は、それはそれで雨絡みのこともあり、それなりに「ピットラウンジパスいいかもね」ぐらいの感じでしたが、スーパーバイクで味わうと、もう「ピットラウンジパスじゃないと!」っていう感じですね。特に、お姉様方狙いの人には、必須とも言うべきかもしれませんね。プログラムや昼食の弁当を考えれば、プラス4,000円弱ぐらいのものですし、ある意味、S耐よりも重要かもしれません。
駐車場の近さも魅力的。S耐の時の半分以下の距離なので、機材の心配もないでしょうね。
来年もし来るとしたら、絶対ピットラウンジパスで決まり!。