大阪モーターショー 2017(2017.12.09)
今シーズンのモータースポーツも終わり、完全にオフシーズンになりましたが、今回脚を運んだのは大阪モーターショー。東京モーターショーは有名ですが、実は大阪や名古屋など全国で開催されていたとは、恥ずかしながら知りませんでした。
数週間前から行ってもいいかも…とは思っていましたが、本当に行くことを決めたのは実は金曜日の朝でした。「どうして、そんな急に…」って?。まあ、のちのち分かると思います。
10ヶ月ぶりのインテックス大阪
大阪モーターショーの開催は、インテックス大阪。この会場自体、今年2月にオートメッセで訪れ、さらに仕事でも4月に訪れたりもしているので、様子はほぼほぼ分かっているつもりです。
駐車場は、オートメッセと同じく咲洲庁舎の隣のタイムズへ
朝3時前に起床、鳥取市内を4時半すぎには出発をし、会場近くに到着したのが6時半前。
ちなみに、会場となるインテックス大阪の駐車場(6号館屋上駐車場)は朝8時じゃないと入れないのですが、その入口の横を通ったときには、すでに10台弱ぐらいは並んでました。さすがにそちらで2時間も待つのは厳しいので、今回選んだ駐車場は、2月のオートメッセのと同じタイムズ・コスモスクエア第3。
ここは、会場のインテックス大阪まで大阪府咲洲庁舎(旧WTC)を挟んで向こう側の位置にあり、意外とそんなに遠くありません。しかも、土日でも1日最大料金500円(24時迄)なので、24時を過ぎてしまえば、駐車をしてもその日1日は料金は変わらないのは遠出組も安心でしょう。
私が到着した時点ではまだまだガラガラです。
オートメッセの時は分かりませんでしたが、たぶんココって24時間開いているっぽいです。到着してすぐの時間(6時半頃)でも普通に自動ドア開いて中には入れました。
ただ、夜の間はほとんど照明が付いていないようで、何も考えずにATC側のトイレに行ったら真っ暗で焦りました。
【追記】一様、調べてみると開館時間は7:00~23:00っぽいですが、夜間通用口は朝6:00開扉とのこと。
ちなみに、今回の駐車場の混み具合ですが、私が駐車場を離れた9時20分頃で、アスファルト側がギリギリ埋まるかどうかというレベルでした。これなら、そんなに焦る必要も無さそうですね。
今回は、晴れ予報の天気でしたが、9時すぎまでちょこちょこ小雨が降る感じでした。幸い、車を離れてからは雨が止んでくれました。本当は、前売り券(大人1,400円)を買っておきたかったのですが、来場を決めたのがギリギリだったので、結局当日券(大人1,600円)で入場しました。
いよいよ会場へ突入!
9時半を向かえ、いよいよ開場です!
まずは5号館へ
入口入ってすぐ左がまず5号館です。
5号館は、三菱・スバル・ジャガー・ランドローバー・スバルあたりがブースを構えます。
ここで気になったのは、三菱の新型SUBエクリプスクロス。車のサイズとしてはCX-5より少し短い感じもしましたが、何よりタイヤが大きいです。
スバルはGT300のBRZなんかも展示されていましたね。
4号館
この日一番訪れたのは間違いなくこの4号館。
4号館にはレクサスを初め、ダイハツ・シボレー・マクラーレン・ボルボ等々がブースを構えます。
このスピンドルフェイスが出てきた頃は、このフェイスが…と思ったものですが、見慣れるとこのフェイスがよく見えてきますよね。それもこれも、SUPER GTの影響だと思いますね。
6号館B
続いて6号館Bは、カスタマイズカーやキャンピングカーのフロアです。
ここだけ見ると、オートメッセか?って感じです。
6号館Bには関西マツダさんがブースを構えていて、そこにCX-8がありました。何気にCX-8の実車を見るのって初めてなんですよね。なかなか質感が高くて良かったですね。
4号館に戻って注目のPHOTO TIME!
今回、わざわざ大阪モーターショーに脚を運んだ理由はここですよね。
レクサスブースでは毎時30分のタイミングにフォトタイムがありますが、この日の初めはLS500hから。
初めは左右に並んでのフォトセッション。途中で左右も入れ替わります。
そして最後に4人揃ってのフォトセッション。なかなか場所取りが難しい感じです。
続いて3号館へ
レクサスのフォトセッションを終え、隣の3号館へ。
3号館は、トヨタ・マツダ・ロータスがブースを構えます。
トヨタは何やらやっていましたが、とてもスゴい人でな~んにも見えないです。
マツダは新しいKAI CONCEPTが展示されてました。アクセラっぽいけど、このマツダの攻めた感じがいいですね。
2号館
2号館には、日産・スズキをはじめ、メルセデスベンツ・フィアットなども並びます。
スズキはバイクも展示してました。
サーキットではよく目にするメルセデスのAMGですが、市販車として見るのは案外初めてかもしれないですね。
1号館
最後に1号館は、ホンダ・BMW・シトロエンなどが並びます。
ミニ四駆コーナーには、アバンテの1/1実車も展示されてましたね。
再びLexusブースへ
結局の所、Lexusブースには計5回足を運びました。
時間を追うごとにどんどん人が多くなります。
私がいた間だと、【10:30】LS500h⇒【11:30】LC500⇒【12:30】CT200h⇒【13:30】LC500⇒【14:30】LS500hという感じで行われました。この写真は13:30の時ですね。
まっちが一番手前の時に撮ればいいものを、アップを狙いすぎてそのショットが撮れてないという…
これで視線貰えていたらバッチリなんだけどね。
さすがに昼以降の撮影会からは、なかなかポジション取りも難しいぐらいになってきたので、14:30のフォトセッションを最後にボチボチ帰路に向かいました。
オートメッセよりも断然いい!
一様、2月にオートメッセを経験していたので結構覚悟はしていました。
ただ、率直な感想としては、オートメッセよりは断然いい!っていう事ですね。今回訪れた9日(土)の来場者数が81,315人(4日間で285,039人)。今年のオートメッセは日にちごとは発表されていませんが、計3日間で223,983人。それを考えると、今回の方が特別に少なかったようには感じませんでしたが、体感としてはオートメッセよりも今回のモーターショーの方がお客さんの数は少し少ない感じがしました。そして、何よりも通路が広いので、ちょくちょく撮影会をしていても、それで人が通れないというのはあんまりありませんでした。
もちろん、本当は、キッチリとどのメーカーに誰がいて、何時からマシン立ちするのかを知っていればもうちょっと攻略しようがあったのかもしれませんが、さすがに参戦を決めてから1日で足を運んだので、十分に調べることが出来ませんでした。まあ、仕方が無いわ。
ただ、やっぱりスタッフさんとお姉様方の区別が付かない
この点はオートメッセでもそうでしたが、パンフレットを配っていたり、受付みたいな所にいたりするけど、これってお姉様方なの?美人なスタッフさんなの?撮ってもいいの?ととても不安になります。ホント、これ分からないんですわ。
やっぱり大事な外付けフラッシュ
この点も、オートメッセで分かっていたことなので準備をしていましたが、やはり屋内でのイベントなので、全体的にあまり明るくありません。しかも、ブースのところどころに間接照明が使われいたりすると、妙に顔に濃い影が入ってしまい、何とも汚いんですよね。
さらに、人混みが多い中をかけ割って行くとなると、普通のカメラのシューに外付けフラッシュを付けると、その光が左隣の人の頭に当たって、全然光が届いていない…なんてことが、オートメッセの時には結構ありました。
そこで、今回は途中から満を持して、フラッシュをオフセットするものを装着をしてフラッシュの位置をずらし、その上でディフューザーを装着して撮影に挑みました。
実際に撮れた写真を見比べると、結構効果はありました。ただ、そもそもこのオフセットの機材一式を装着すると、それだけでも結構重さが増してしまう上に、このディフューザーがなかなか荷物になるので、会場内を歩いていても、脚にポンポン当たってしまって、外れて落としてしまいそうで結構怖かったです。そして何より、このサイズ感は気が引けます。周囲の目もありますし…。
なので、このオフシーズンにでも、このディフューザーの効果がどれぐらいのものなのか、テストをしてみたいです。これ以外にも小さいソフトボックスやフラッシュに付けるタイプのプラスチック製のものなんかも持っているので、それらとの違いも見てみたいです。特に私の場合、広角方向ってほとんど使わないから、こんなに大きいものを使う必要ないような…。それに小さいに越したことはないですし。
基本的には操作感に問題の無いα7RIII
すでに仕事ではちょくちょく使っていたα7RIIIですが、こういうお姉様方の撮影で使ったのは今回が初めてでした。
瞳AFはスゴい。が、過信は禁物。
やはり、今回、α7RIIIを使っていて一番気持ちよかったのは、瞳AF。ほぼほぼ、9割5分ぐらいのシチュエーションで瞳AFが追いかけてくれて、α7IIの時のイライラはほとんど無くなりました。今年の2月のオートメッセの時はこのフラストレーションは凄まじかったですからね。
ただ、こういうイベント特有なところだとは思いますが、背景に他の人がいたりすると、なぜかそちらに瞳AFを持って行かれることがたまにありました。そういった意味では、AマウントにあったAFレンジ的なものが欲しい感じはしました。今回としては、α7RIIIから縦横を感知して、それぞれAFエリア設定が出来るようになったので、縦位置にして、ゾーンで上の中心位置にセットしたら、ほぼほぼ問題ないぐらいの精度に上がりました。
ちなみに、瞳AFって、捕まえた後の追従性はかなり高いですが、捕獲性能としてはもう少し改善の余地はありそうです。
瞳AFの精度×高解像度は、確かにモデルさん殺し
そして、この瞳AF。追従が良くなったのはもちろんですが、精度もかなり高いです。そこに、4,000万画素を超える高解像度なので、本当にモデルさん大変だろうなぁというレベルの仕上がりになります。
縦位置グリップを含めたAF-ONボタンが最高
今回のα7RIIIで搭載されたのが、グリップを握った状態で親指の位置に来るAF-ONボタン。私はこのAF-ONEボタンに瞳AFを割り振っているのですが、これが最強に使いやすいんです。
もちろん、使っているレンズはSEL70200GMなので、レンズ側のフォーカスホールドボタンでも瞳AFを割り当てることは出来るのですが、どうしてもズームリングを親指と薬指で挟むようなスタイルで持つことが多く、そうなると、フォーカスホールドボタンって押しにくいんですよね。なので、瞳AF使えるのに顔認識で撮っちゃった…というケースは意外とこれまで多くありました。
それが、このAF-ONボタンに瞳AFを割り当てたことで、瞳AFそのものが非常に使いやすくなりました。初めはなかなか慣れませんでしたが、今回の撮影でだいぶん慣れてきたので、来シーズンが始まる頃には使い倒せるでしょう。