SUPER GT 2020 Rd.8 FUJI GT 300km RACE Day.1
(2020.11.28)

 コロナ禍でドタバタとなった国内モータースポーツの中でも、最大クラスのSUPER GT。それも気付けば最終戦となりました。舞台は富士スピードウェイ。そんな富士に、ようやくの初上陸です!。

Day.1編 Day.2編 GT500 RQ編 GT300 RQ編

本当に行っていいのか…

 元々、富士に行くことなんてそんなに考えていませんでした。ただ、「いつかは一度行ってみたいよなぁ~」とは漠然と思っていました

 個人的な理想としては、S耐の24時間とかで行って、たっぷりの時間の中でアレコレ撮影場所を物色するのがいいと思っているのですが、S耐24時間はここ数年はSGT鈴鹿戦の翌週。しかも、5月末ということでなかなか仕事が忙しい時期でもあるので、この時期に2週続けて遠方へのお出かけというのはなかなか厳しいモノがあり、SGT鈴鹿とS耐24時間を比較して、毎年SGT鈴鹿戦の方を優先していたという事実がありました。

オートポリスに行けたら富士にも行けるよね?

 それが今年、コロナ禍によりスケジュールがメチャクチャになり、秋以降にレースが立て続けに入ることに。当初は、岡山を基本に鈴鹿とオートポリスに…と考えていたのですが、あれこれ考えていたときに、『オートポリスに行くなら、富士に行けばいいのでは?』と思い始めたのです。

 以前から何となくは知ってはいましたが、鳥取からだと福岡に行くぐらいの距離で富士って行けるんですよね。今では新名神も開通したし、何なら走行的には結構楽なはず。

 そこにきて、SUPER GTの最終戦が富士ときた。毎年言っている通り、仕事の立場や部署の関係上、年々サーキットに足を運べなくなる可能性もあり、そうなると真っ先に影響が出るのは、この富士やオートポリス戦。だったら、この行けるタイミングで行っておきたいと思ったわけです。

急速に再拡大するコロナ

 そう考えていたのは10月の頭。当時は、コロナはある程度落ちつき、Go Toキャンペーンも始まったりして、ある程度注意をしていけばそこまで問題は無さそうな雰囲気でした。

 ただ、レースの1~2週間前あたりから急速に全国で拡大し、レース1週間前にはGo Toキャンペーンの見直しも始まりだした状況。さすがに私でも、少し後ろめたさがある状況に。そんなこともあり、結構ギリギリまで悩みましたが、行くことに決めました。

 その理由としては、

 という点です。正直、この秋以降に何度かサーキットに足を運んでいますが、県外のサーキットよりも、地元の普通のお店に行く方がよっぽど密室で密接で感染リスク高いですから。

初の富士スピードウェイへ

 そんな前置きはさておき、何だかんだで初めての富士スピードウェイ。

 夜な夜な走るという方法もありましたが、過去のオートポリス行きの経験なども踏まえ、金曜日に有休を取って、金曜午後に鳥取を出発することに

 鳥取市内を13:30前に出発。どうでもいい想定外だったのは、中国道に乗るまでの鳥取道が、智頭ICから駒帰ICまでと大原ICから佐用ICまでの2箇所が通行止めで下道走行だったこと。普通なら1時間もあれば佐用JCTまで行けるのですが、今回は中国道に乗るのに1時間15分もかかってしまいました。

 そのあとは、加西SA・大津SA・鈴鹿PA・岡崎PA・静岡SAと等間隔に休憩を挟みながら、個人的に、自走で向かったことがあったのは鈴鹿までだったので、完全に亀山西JCTから以東は初走行でした。なので、結構ドキドキしながら走っていましたが、やはり新東名の走りやすさと6車線化、あとは新型CX-5のレーダークルーズコントロールも相まって、疲れはそれほど感じませんでした。

 距離的には鳥取~福岡と鳥取~御殿場が同じぐらいなはずなのですが、やはり九州方面はあの中国道のウネウネが相当神経を使いますからね…。

 そして、この日の目標地である足柄SAに到着をしたのが21時頃。

 ここで、ようやくの晩ご飯を食べて、この日は車中泊。なかなか寝付けないのはいつものことですが、それでも今回はまだ寝れた方な気がします。

いざ、富士スピードウェイへ!

 で、4時前に起床し、トイレとこの日の朝食と昼食をSA内にあるローソンで購入。そして、4:10すぎにに足柄SAのスマートICを出て、いざ富士スピードウェイ(以後FSWと略)へ。

 正直、今回FSWに行くということで、事前にあれこれ調べていて、実はようやく知ったのが、この足柄SAにスマートICがあって、実は御殿場ICよりもFSWにはこちらの方が近いということ。特に、私のように遠くから来る人にとっては、SAを目指していって、そこから降りればいいので楽ですよね。

 本当は、帰路に使うことを想定していたのですが、むしろ帰路は帰路で東京方面に帰る人で足柄SAのスマートICが混むということを知っていたので、あえてそちらはスルーしました。

 もちろん、全然知らない道だし、朝4時すぎとはいえ、この季節なので真っ暗。なので、安全運転をしながらゆっくり向かいましたが、それでも15分足らずで富士スピードウェイの東ゲートが見えてきました。というか、普通だともう少しお友達が続いて走りそうなのに、誰も走っていないのでそれはそれで焦りました。

 私が到着したのが4:25。FSWのゲートオープンは4:30。これも事前に調べていて分かっていたのですが、このゲート前に駐車している方々は、もう日付が変わる頃から待っているらしく、このゲート前に並べない車は臨時駐車場に誘導されるとのこと。

 私も、案の定、ゲート前を直進して、奥の臨時駐車場に誘導されていきます。っていうか、これ、事前に調べていて知っていたからいいけど、全く知らなかったらそれはそれで焦るよね…。

 臨時駐車場には、もうすでに7列ぐらい並んでいて、結構な台数がいる感じでした。どうやら、随時前の車について並んでいって、一杯になったら隣の列に…という方法みたいです。

 考え方によっては、この駐車場で車中泊すればいいのでは?というのもあるのですが、別にそこまで無理して急ぐ必要もないので、今回はあえてそこまでしなかったんですよね。SAの方が何にしても困ることはないし。

 で、私の隊列が動き始めたのが4:55ぐらいでしたかね。ちょうど東ゲートの入口正面部分に出口があって、そこから直進してゲートに入ることが出来ます。こういう導線は、FSWさん、さすがです!。

 ゲート前に来たら、それほど隊列はなく、しかも受付の数が多いので、それほど問題なし。

 っていうか、このコロナ禍になってから、入口での体温測定がもはや当たり前になっているのですが、妙にドキドキするのは私だけですかね?。この季節になったからまだいいのですが、もう少し暖かい時期で日焼けをした翌日とか、おでこで測られるのって結構勇気いるんよね。

 今回の駐車場は、1日目はP7と始めから決めていました。まあ、ここなら地下通路通ったらアドバンコーナーで、イベント広場に行くにはそう遠くない場所ですからね。そりゃ、P6がいいけど、ここまで近ければまあそんな大差ないでしょう。むしろ、手口に近い方が地味に大事かも。

 あと、今回思ったのは、案外FSWさんの駐車場の区画って結構小さめです。大きい車はなかなか厳しいです。

 6時前になって、ようやく東の空が明るくなってきます。

 これと同時に、真っ暗だったところにいきなり富士山が登場!

 いや、まあFSWで富士山が見えるのは知っていたけど、唐突に、しかもちょうど車の正面に現れるのだから、それはそれでちょっと驚きました。これまで新幹線の車窓でしか見たことがなかった西日本の田舎者にとって、初の生富士山。

[6:00~]初FSWを朝からウロウロ…

 別に朝からそれほどすることもないのですが、ただ車にいても面白くないので、ようやく周囲が見えるようになってきた6時頃に駐車場を離れます。あくまで散歩がてらの散策なので、RX100M7だけを持っての軽装備です。

 地下通路を潜って、アドバンコーナーを横目に坂を上っていきます。これ、地味にツラいね。朝イチだからまだいいけど、夕方とかに上る勇気はないっすわ…💦。

 坂を上りきると、ちょうど南側にはアドバンコーナーが広がります。ちょうど朝焼けがいい感じだったのもあって、ススキを駆使しながら写真撮影にしている人が何人かいましたね。実は私も撮影したのですが、RX100M7だったし、そんなに設定もイジらなかったので、あんまりいい感じに撮れてなかったのでボツで…。

 アドバンコーナー最上段のところに地下通路の入口があるので、そこを通ってイベント広場・グランドスタンドの方へ。っていうか、初めての人にとっては、地味にそういうところから分からないですから…。

 ただ、FSWのいいのは、この地下通路がパドックへの通路とは別になっているので、パドックパスを持っていなくても通れるというところ。岡国のDUNLOPブリッジのイメージが強い私にとってはある意味新鮮。

 地下通路を出て右手にイベントステージがあります。FSWはここに常設の屋根があるので、ちょっとした雨には対応できるし、午前中は日陰になるというのはうれしいところ。

 今回、まず一番よく分からずにいたのがステージ前の配置。この点は、S耐に習って、等間隔に白い印がついていて、そこで見なさい!というスタイルになっていました。最近、SGTはキッズ抽選会があったりして、土曜の場所取りができなかったりしますが、今回は抽選会が無いので、とりあえずイチかバチか場所をキープ。まあ、ダメなら後方で立ちで狙いますが…。

 それにしても、雲一つない快晴!

 夜明けとともに、富士山もはっきりと見え始めます。あまり富士山の季節的なものをしらないのですが、案外こういう頭だけ白くてっていうのってそう多くないのかな?。

 何かFSWのロゴと合わせて狙いたいとおもってたどり着いた答えの1つがこれでした…。

さらにコースを散策

 イベント広場をウロウロしたところで、まだ6時半。全然お暇なので、さらにあちこち歩いていきます。

 ここは、事前に調べていてちょっと気になっていた120R内側のポジション。何気に可能性を感じたので、朝一のFIA-F4はここから狙うことに。

 そのままコースに沿って西側へ。おっ、ここが噂のDUNLOPコーナーですね。

 っていうか、どうでもいいのですが、FSWってネーミングライツのコーナーが多すぎて、何が何処のことかイマイチ掴めてないんですよね。まあ、DUNLOPの看板があるからダンロップコーナーで、ADVANのタワーがあるからアドバンコーナーで、ある意味分かりやすいといえば分かりやすいけど、馴染みが無い人にとっては、「何処やねん」って話なんだけど…って、まあ私が完全にFSWがアウェイだからなのですが…。

 わざと、DUNLOP看板と朝日のコラボを…。

 ちょうど、このタイミングが富士山も綺麗な朝焼けだったのでパシャリ。これ、来年の年賀状に使おうかなぁ…

 ちなみに、このショット、35mm換算55mm相当。なので、望遠レンズでは撮れないです!。実は、このあと、FIA-F4のときにここで撮ろうと思ったのですが、200-600mmにテレコンを付けている状態では撮れないし、何ならテレコン外してもダメ。

 あっ、今思えば、別にRX100M7でも良かったんじゃ…😓

 そして、最終コーナー手前のSupraコーナー。本当は、背後の歩道橋の上で撮ると良さそうなんだけど、それを隠す為にSupra看板設置しましたか?って思うぐらいの場所にあります。

 このSupraコーナーから最終コーナー方向は結構奥まで入っていけるので、撮影ポイントとしては結構豊富そう。

 その後、もう一度イベント広場まで戻り、機材を撮りに駐車場まで戻ります。

 私が改めて駐車場を離れたのが7:30頃でしたが、このタイミングでもまだP7は開いてました。

 なので、そこまで無理をして朝イチに並んで場所取りをする必要はないんじゃないかな?。ただ、もちろん、今回は11月末のコロナ禍の状況ですから、これがGW時になるとそうはいかないのでしょうが…。

[8:15~]FIA-F4

120Rイン側の丘の上

 まずは、朝イチに物色していて確認済みの120Rイン側の丘の上からアドバンコーナー立ち上がりを狙います。

 ここは、P7からだと地下通路を通ってすぐなので、朝イチに取り急ぎ狙うにはそう悪くはないかも。

 ただ、あまりアドバン側に近いと下側にフェンスが見切れてしまうので、どちらかというとダンロップコーナー寄りの方がいいけど、そうなると結構望遠が要ります。

 とりあえず、置きにいくとこんな感じ。まあちょっと殺風景といえば殺風景かな…。

 気付いたら、なぜか無茶なシャッター速度で流してました💦。ただ、立ち上がってLEON看板の手前というよりも、ホントのアドバンコーナーの立ち上がりの方が背景に他車やコーナーのRが見えるので、その方がいいかも。

 っていうか、こう見るとなんか私っぽい写真かもな…鈴鹿の2コーナー的な…。

 むしろ、立ち上がってくるならガッツリ寄ってみるのもアリかも。

 でもまあ、無理にここで取らなくてもいいような気はするけど、この時間でも光は何とかなりそう。

ダンロップコーナー立ち上がり

 続いて向かったのはダンロップコーナーの立ち上がり。

 移動してから撮影場所の写真を撮ってないことに気付いたので、申し訳ないですが、この赤丸のところです。ちょうどここに撮影窓があるので、そこから狙いました。

 かなりの逆光の時点であまり期待していなかったのですが、案外それなりに撮れています。というか、個人的にはこういう低速シケインを撮ってきたことがなかったので、どう攻略していけばいいのかが分からなくて、正直ちょっと戸惑いました。

 ここは、1個目よりも2個目を狙う方が定番なのかな。

丘の上に移動

 丘の上としてますが、普通に考えればこちらが通常で、先程の場所が下という感じです。ここからだとフェンスの上から狙います。

 まずはピンで狙ったのですが、やはり何か単独で撮るにはあまり面白みを感じないんですよね…。

 なので、途中からやや引き気味で背後のマシンも意識しながら狙いました。まあ、この時間帯だから逆光はしかたがないのですが、何だか私の中では燃えない場所ですね…

 それにしても、多いんですよね、ここって。おそらく、脚立持参組の人は、手前のシケイン2個目を狙っているんだろうけど、ちょっとアングル上すぎな気がするんだけどな…。

 私が次に行くなら、下から撮影窓やフェンス越しでどうにかならないか模索したいな。

[9:00~]SUPER GT 公式練習

ダンロップコーナーアウト側

 当初の予定では、先程のダンロップコーナーのポイントから狙う予定だったのですが、あまりにも自分の中でときめきがないので、次に向かう予定だったアウト側へ。

 よくテレビ中継でも見える光景ですね。

 この場所って、指定駐車場エリアなので、ここから狙えるのかなぁ?と思っていたのですが、ちょうどこの正面の場所だけは区切ってあって、一般の人が写真撮影用にエリアが確保されていました。個人的には、もう少し最終寄りの方に行きたかったんだけどなぁ…。

 ちょっと傾けすぎてしまった感はあるけど、なんか非常に味気ない…。ただ、これで何気に840mm。コレでもまだ足りない感はあるな…。

 もう少し望遠が欲しい感じがしたので、APS-Cクロップしたらこんな感じ。換算1,111mm。

 ハードブレーキングな場所なので、流して誤魔化す場所でもないし、画的にも短調だから、何かなぁ…。

 まだ、こういう縦方向で奥行きを出した方が画になるかも。ただ、ここは違うクラスが絡むとインに入ったり譲ったりアレコレするから何気に難しい…。

13コーナーアウト側

 続いて向かったのは、13コーナーのアウト側の芝生エリア。正直、個人的には事前調査の段階で可能性を感じていたのがこの場所。正式な名前がよく分らないのだが、13コーナーアウト側という言い方でいいのかな?

 そもそも、ココってどう行くの?って思っていましたが、トイレと喫煙所のところから最終コーナー方向に伸びる歩行者用通路の途中にフェンスが切れていて、そこからこの芝生エリアに入ることが出来ました。

11番ポスト横の隙間

 事前に調べていたときに見つけていたのが、このポスト横のフェンスとフェンスの切れ間。

 はいはい、そういうことね。本当は上の写真の左側の人が狙っているポイントがちょうどなんだろうな。

 今回は私は狙いませんでしたが、個人的にはどちらかというとシケインからの立ち上がりの方が狙いたくなりますが、ただ、そうなると相当遠くなるんだよなぁ…。

フェンス越しで立ち上がりを狙う

 芝生エリアをウロウロしながら、他のカメラマンの立ち位置を見ながら、何をどう狙っているのか見ながら見つけたのがこちら。

 完全フェンス越しですが、ちょうど13コーナーというかアウト側の縁石部分から13コーナーへの侵入を狙います。

 逆光だし、フェンスが何となく写り込んでいるのはご愛敬として、コレですよ、コレ

 今回は単独のモノばかりになったからちょっと背景が寂しいけど、こういうのって、岡山や鈴鹿ではありそうでないんだよな。誰か、ここに撮影窓作ろうよ!

ちょっと角度と構図を変えてみる

 この第3セクターは登り坂ということで、左上げで登り感を出したけどなかなかいいですね。しかも、背後にマシンが入ってくるだけど、断然雰囲気が良くなります。

 もしかしたら、ここは岡山のフェンスみたいに、午後の時間帯によっては、フェンスに影が降りて、上手く狙えるかも

フェンスが邪魔なら上から狙う

 「邪魔ならば上から狙おうホホトギス」ってことで、後方の高い位置からフェンスの上で狙います。ちょうど先程まで私がいたのは、写真に写っているカメラマンさんの右側数m横です。

 まずは、1/160sで置きにいった感じ。同じ840mmのはずなのに、後ろに下がった分、マシンがだいぶん小さくなってしまいます。これだと、1,200mmクラスは要りそう

 ってことで、1/80sで流して誤魔化してみたけど、やはりこうなると背後のマシンのタイミングが重要になりそう。でも、もうちょっと大きく撮りたいなぁ…。

13コーナーのクリップを狙う

 次に狙ったのは、芝生エリアの最上段の一番高いところから、13コーナーのクリップに入るところを狙います。

 こうしてみると、完全に13コーナーに入るよりも、侵入するところを流した方がいいかもしれませんね。もちろん、後方に後続車があった方が画的には逆ブレになるのでいい感じになりますし。あと、ポイント的にはもう少し右側の方が良かったかも。

最後にもう一度11番ポスト背後に

 最後にもう一度、11番ポストの後ろ辺りで上段から狙います。先程の場所と少し似ているように思うかもしれませんが、微妙に見比べると背景も含めて結構違うと思います。

 やはり、悪くはないんだけど、840mmでは足りない…

APS-Cクロップで狙う

 ってことで、APS-Cクロップで挑みます!。

 これで換算1,260mmです。やはり、これぐらいになるとようやくいい感じになりますね。あとは細かい美味しいポイントは見つけていく必要があるでしょうが。あとは、背後にマシンが来るかどうかも、このポイントは重要ですね。

最後にちょっと流して見る

 とりあえず、先ほどの画で満足な感じはあるんだけど、やはりAPS-Cクロップって妥協させられた感じが否めないので、最後にクロップなしで思い切り流してみることに。

 まあ、そもそもこんなところで流す必要は一切ないんですけどね(笑)。我ながらよくもまあこの焦点距離で流せているもんだと、自分で自分で褒めてやりたいです。

 当初の予定時間の10時になったので、ここでマシン撮影は一旦切り上げます。

シャトルバスでイベント広場へ

 さあ、このほぼ最終コーナーのところから、イベント広場まで向かおうと思うと何かと大変…ということで、場内のシャトルバスを利用します。

 ちょうど、P15のバス停は、先程の13コーナーアウト側のエリアからすぐそこなので、結構便利です。

 バスは概ね15分間隔で循環しているとのことですが、多いときは続けて2~3台ぐらい来るときもありました。あと、オートポリスみたいに時計回りと反時計回りの2方向があるという訳では無いので、例えばP15からP7に行こうと思うと、否応でもグルッと回らないと行けないってことになります。

 ちょうどそのタイミングで、P15はまだまだ空いている感じでしたね。個人的には、私のように第3セクターをメインで写真撮影をする人は、P15に車を駐めるのはアリだと思います。

 ってことで、サクッとイベント広場へ

 今回はタイミング的に少しバスを待ちましたが、それでも歩いて行くよりは全然早いし、何しろ楽ですよね。

 この最終戦のステージMCは、いつものこにわさんが担当。何気に昨年のオートポリス以来ですから1年ちょっとぶりですね。

 ステージ30分前の10:30にはこの状態。やはり、SGTのギャルオンは30分前だとなかなか厳しいですね。

[11:00~]スポンサーステージ

 さあ、いよいよのスポンサーステージがスタート。

 今回は、スタートがARTAというのが、たぶん配慮してってところなんでしょうね。

 それにしても、今年はS耐ぐらいでしか行われていなかったステージイベント。むしろ、そのS耐ですら、直前のもてぎ戦ではステージイベントが中止になるなど、おいおいSGTはやってて大丈夫か?という声も一部ありましたが、まあおそらくですが、来年がどうなるか分からない状態で、とりあえず来年に向けて試せることは試さないといけないだろうし。それに、少し言い方悪く言うと、最終戦ということで、やり逃げも効きますからね…。

 まあ、そもそもFSWさんは、富士24Hのときも協力的だったという声も聞きますし。

α7RIV × SEL200600G
326mm

α7RIV × SEL200600G
261mm

α7RIV × SEL200600G
312mm

 まあ、当たり前といえば当たり前ですが、全RQがマスクを着用しての登場。ってことで、ベテランの方々は分かるものの、新人さんとか全然分からんし…。お名前調べるのに涙流しそうです。

 それに、新人さんはまだしも、今年でRQ引退を表明している方にとっては、最後のお披露目がこういう形ってのは、無いよりはいいけど、何だか寂しいよね…。

 とりあえず、私の調べだとこの日の登場は41チーム。GT500が15チーム、GT300が30チームの全45チームのうち、不在だったのはGT500がMUGEN、GT300がSUBARU、LEON、ADVICS mutaの4チームでしたね。これなら、正直決勝日はスルーしても良さそうな感じ。

 一様、11時から13時までの2時間が確保されていましたが、実質的には12:25ぐらいで全チームが終了。ただ、S耐みたいに途中分割しながらやるのかな?と思いきや、1時間半ぶっ通しでの登場だったので、それはそれは疲れました

 しかも、焦点距離を見ていただいたら分る通り、300mm越えということで、私的には70200GM×1.4倍テレコンじゃ足りないので、結局200600Gっていう…💦。まあ、この撮り方もS耐からだいぶん慣れては来ましたが、これもソーシャルディスタンスってやつなんですかね。来年もこんなんだと、マジで100400GM買い戻すかなぁ…

[13:15~]SUPER GT予選

コカ・コーラコーナー

 スポンサーステージが終わり、SGTの予選の撮影に向かったのはコカコーラコーナー。

 実は、朝にもうちょっとコッチの下見をしておけば良かったのですが、如何せん、ここって少し遠回りしないと行きにくいのでちょっと億劫だったんですよね。

 写り込んでないのですが、周りはスゴいカメラマンの数。しかも、ほとんどの方が立っての撮影なのですが、私的にはこれだと座って狙えるんですけど…っていうか、完全に岡山のクセだよな…

まずは置きにいく

 思っていたより、ココは画的にいいですね。個人的には、ここは予選よりも決勝レース中の方が画になると思うなぁ…ただ、決勝はここって行きにくいんだよなぁ…。

おもむろに流してみる

 やはり、流しても良さそうだよなぁ…。やはり、予選ということで車間距離が空いちゃって後続車が無いのがちょっと寂しいなぁ…。

続いてGT500

 続いて、GT500も同様に狙っていきます。

 ここはコーナーからの脱出ぐらいの雰囲気で流した方がいい画になるな。岡山にこういうコーナー欲しい!

 ちなみに、ふと気付いたのですが、ここに小さい掲示があったんですね。コレは便利!

Q2は立ち上がりを流す

 Q2は、せっかくなので撮影する場所は移動しないまま、流す方向を少し変えてみることに。

 本当はもう少し寄った状態で流すつもりだったのですが、気付いたらこの画角になっていました。最近の私の趣味が、完全にコッチに行っちゃってるな…

そしてGT500

 本当はもうちょっと寄っても良かったのかなぁとも思うのですが、まあいいとしましょう。

 っていうか、やはり何かちょっと違和感があるなぁと思ったのは、左から右への流しってところ。ZENTのシルバー側が見えるってちょっと新鮮なんだよな…。

 そして、ポールポジションはKeePerが獲得。まさか、明日、あんな展開になるとは…

FIA-F4

アドバンコーナー

 SGTの走行が終わり14:30すぎ。本当はもう切り上げてもいいかなぁとも思いましたが、地味にまだ14:30過ぎ。せっかくなので、アドバンコーナーでの作例撮りに。

正面から狙う

 まずは正面から狙ってみます。

 ただ、本音を言えば、だいぶん集中力は切れちゃってましたけどね

 100Rからの立ち上がりは、840mmでもなかなか厳しい。

 ターンイン手前は狙えるけど、わざわざここで狙うか?という画にはなってしまう。

もう少し西側へ移動

 もう少し西側へ移動します。っていうか、ここに階段があって降りれることに、この時に気付きました。

 100R脱出は、APS-Cクロップの1,260mmでギリこんな感じ。これだと狙えなくは無い。

 決勝レーススタート直後の様子。今回は違うけど、グリッド参加後にスタート直後を狙うなら、ここか、コカコーラのどっちかになるかな。

 アドバンコーナーのクリッピングは付く車と付かない車があるので、地味に難しい。あと、ほぼほぼ真横気味になってしまうので、ここで狙うぐらいなら、もう少し立ち上がり重視で別の所で狙った方がいいかもね。

 ってことで、ちゃっちゃっと作例を撮ったところで、もう集中力がバッサリと切れてしまったので、この日の撮影は切り上げ。

 それにしても、15:30で1日目終了ってのは早いなぁ…。

ホテルは富士吉田へ

 FSWは、土曜日から日曜日にかけては退出しなくてもいいので、車中泊をする人が多いようですが、私は前日も車中泊というのがあるので、素直にホテルに宿泊することに。

 ただ、御殿場のホテルってなかなか撮れないし、ほかに何処かいいところがないかなぁ~と思ったときに、北側の山梨方面がいいということが分かり、あれこれ調べて見つけたのが、山中湖よりももう少し先の富士吉田でした。

 P7の駐車場を出たのが15:40頃で、途中でガソリンスタンドで給油をしたものの、ホテルに到着したのが16:15。途中、一切渋滞は無いし、大変スムーズで快適でした。まあ、有料道路なのでお金はかかりますが…。

 今回選んだホテルは登り坂ホテルさん。富士吉田自体、ほかにもたくさんのホテルがあるのですが、ここを選んだのはシンプルに富士吉田ICから近いことと、近くにガソリンスタンドもコンビニも焼肉やもショッピングセンターも一通り揃っているという点。

 私が宿泊をしたのは、3階の富士山側の部屋でしたが、ちょうど真正面に綺麗な富士山が見えます。新館は新しいし、綺麗だし、お風呂は広いし、至れり尽くせりでした(本当は大浴場もあるのですが、コロナ禍で使えませんでした)。

 当初は何も無ければ、焼き肉屋さんで一人焼肉でもしようかなぁと考えていましたが、このコロナ禍だったので、ショッピングセンターから晩ご飯を買って、部屋で食べました。まあ、写真整理もしたかったし、何よりB'z 5 ERASのライブ配信を見ないといけなかったし。

 お陰で、いつもなら8~9時ぐらいになったら疲労感で寝落ちのような感じなるのですが、時間がありすぎてマッタリはするし、ライブ配信を見てテンションも上がって、なかなか寝付けませんでしたね。それでも就寝は10時ぐらいだったと思います。

Day.1編 Day.2編
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