鈴鹿サーキット 撮影スポット
最終更新日:2025.01.25
サーキットでのマシン撮影は、意外と綿密な計算をした上で、どこでどういう写真を撮りたいのかをイメージしておかないと、移動している時間も無駄だったりします。この10年近く、鈴鹿サーキットに足を運んで、大体分かってきた感じもあるので、ちょっと自分の中での整理も含めて、撮影スポットを整理しておきたいと思います。
ちなみに、細かい部分については、実際にレース時の撮影記を参考にして頂ければと思います。
1.1コーナー(B席)
鈴鹿の1コーナーって、岡山国際やオートポリスみたいにサクッと撮影出来るわけでは無いです。なので、数回した撮影をしたことがないです。その1コーナーを狙うとしたら、ほぼBスタンド一択になります。

ただ、BエリアはSUPER GTや鈴鹿8耐などのビッグレースでは、別途エリア券等が必要な場合があるので注意が必要です。
①B2席(B2-3席)
Bスタンドは、1階席のB1席と2階席のB2席に大きく分かれます。Bスタンドの前には、大きなフェンスがあり、B1席だとそのフェンスが邪魔になるので、一般的に撮影に向いているのはB2席になります。

さらに、厳密に分類すると、2コーナー寄りのB2-1席・B2-2席と1コーナー寄りのB2-3席に整理されているようですが、ある程度、ホームストレートも入れながら…と考えると、B2-3席ということになりそうです。
2019年のSUPER GTの時は、決勝前のグリッドウォークに参加して、それからのBスタンドへの移動だったので、普通の座席の場所確保は無理でしたが、スタンド最上段の最も2コーナー寄りがギリギリ開いていて、そこでの撮影でした。
また、最近だと2023年のSUPER GTの時にもリベンジをしましたが、上手く狙えばホームストレートの流し撮りや広角レンズで1~2コーナーを広く1枚に狙うことも出来そうです。
②B1席
Bスタンドの説明の中でも触れたとおり、Bスタンドの前にはフェンスがあるので、基本的に1階席となるB1席は写真撮影には向きません。

ただ、実はB1席の一番1コーナー寄り(Kブロック)のところがちょうど、フェンスの切れ目になっていて、ここからなら、1コーナーから2コーナーへの侵入を狙うことができます。
2017年にここで試したときは、2輪だったのであまりシックリとしなくて、それ以降、しばらくここで撮影をしていなかったのですが、2022年のS耐で改めてここで撮影をして、この場所の良さを再確認しました。こういう外側の縁石を手前に入れて撮影出来る場所ってありそうで意外とないので、結構貴重だと思います。
Bスタンドには踊り場みたいな場所もある

実は、B1席からB2-3席の間に踊り場みたいなエリアがあるのですが、ここからも狙う事が出来ます。
こういう画って意外と撮れそうで撮れないショットだと思います。しかも、1コーナーの飛び込みも狙おうと思えば狙えます。正直、最近まで撮影をしていなかった自分がもったいないぐらいの場所です。

2023.06 SUPER GT Rd.3開催時の様子
ただ、最近だとこの辺りがカメラマンが集中することと、雨天時や晴天時の雨よけ・日除け的に人が集まってしまうことから、ビッグレースだとバリケードで封鎖されているケースも多いようなので注意が必要です。
2.2コーナー(C席)
実際に鈴鹿で撮影をしたことが無い人だと、「えっ?2コーナー」というイメージもあるかもしれません。

ただ、案外撮影をしてみるとなかなかいい感じです。個人的には「鈴鹿=2コーナー」というイメージもあるぐらいです。ある程度望遠が必要ですが、人が多いなりにも何処からでも狙えるので、レース中でも気軽に行けるのが逆バンクよりもいいですよね。
唯一の欠点は、グランドスタンドやパドックから遠いということ。それでも、2017年からS字トンネルが通れるようになったので、イベント広場からだと歩いて15分、パドックからだと10分ちょっとで行けるので、それでも以前よりは全然良くなりました。実際、これによって2コーナースタンドのお客さんは増えてきましたし。
【注意】 レース等によっては、S字トンネルが通れるかどうかが異なるので、その点はよく確認をしてから挑みましょう。
①ポストの隙間から
基本、鈴鹿はフェンスがあちこちにあるので、フェンスの上から狙うというのが常套手段なのですが…

この2コーナーのポストの所だけ、フェンスが途切れているので、結構狙うことが出来ます。国内レースの中継を見ていると、この斜めのラインだけがカメラマンが集中して並んでいたりしますが、それはこのためなんですよね。(だいたい、C席のOブロックの中段あたりでしょうか…)

ギリギリまで出れば、フェンスの上から狙うことも出来ます。
2コーナーの中でも、ここなら驚くほどの望遠が必要なわけではないので、敷居は低いと思います。しかも、クリッピングの位置で狙うと車速が一番遅いので、意外と低速シャッターでも流すのは簡単だと思います。
ただ、強いていえば、鈴鹿にしてはちょっと単調な画になりやすいってのが欠点でしょうか。
2コーナーの侵入も流すと意外とイケる
個人的にはこの構図も好きですね。ただ、鈴鹿はアウト側がアスファルトになってしまったので、そこがちょっと残念と言えば残念ですかね。

また、ポストの向こう側というのも毎度考えてしまうのですが、こちら側だと2コーナーを狙うのは結構厳しいです。むしろ、1コーナーから2コーナーへの侵入(アウト側の縁石)を狙うにはイケると思います。今度試してみたいな…
②2コーナー立ち上がり
最近私が2コーナーと言えば向かうのはここ。

2コーナーから立ち上がってくるところを狙うという感じです。SUPER GTの時はこのようにスゴいたくさんのカメラマンが集まります。にしても、撮影ポイントとしてのキャパは大きいので、これだけの人がいてもみんなが撮影出来ます。だいたい、私はHブロックの9列目ぐらいを選ぶことが多いです。
ただ、スタンド席で立っての撮影はマナー違反です。4コーナースタンドのあたりだと確実に怒られます。2コーナーはスタッフがいないからなぁ…。
だいたい、パターンとしては、スタート直後の混戦模様を狙うか、単独で立ち上がりのマシンの背後に飛び込みのマシンを入れるかという2つになるでしょうか。なので、私は鈴鹿のレースといえば、ここでスタートを狙うというのが最近パターン化しつつあります。
4枚目は、鈴鹿10Hでの一コマ。ちょっと引き気味で登ってくる満月とのショットというのも狙えます。
個人的には結構オススメなスポットですが、唯一の欠点は、望遠レンズが必要だということ、午前中の逆光ぐらいでしょうか。
フェンス越しで狙うという作戦も

あんまり望遠を使いたくない、しかも出来るだけ低い位置から撮影したい、となればフェンス越しという選択肢もあります。実際に私も何度かチャレンジしたことがあります。

以前は、鈴鹿のフェンスといえば緑色をしていて、割と映り込んでしまうという問題もあったのですが、2024年からはこのフェンスが黒塗りされたことで、格段にフェンス越しがしやすくなりました。
③2~3コーナー間で流す
案外、2コーナーの醍醐味でもあるのがこのダイナミックな流し撮り。

鈴鹿サーキットって、あちこちに緑・赤・白のいわゆるイタリアンカラーのウォールがあるんですよね。これいを生かして、思い切り流すってのが鈴鹿ならではだと勝手に思っています。なので、先程の2コーナー立ち上がりを狙う場所からでも狙えるのですが、もうちょっと2コーナー側の方がポイントとしては狙いやすいかも。
確かに個人的には、手前の縁石と奥のイタリアンカラーの壁を使って上手く流せるので、流し撮りポイントとしては結構好きな場所です。やり方によっては、激感エリアの人を流すという撮り方も出来たりします。
④3~4コーナーを後ろから狙う
最近意外と好きなのが、このCスタンドから3~4コーナーに入っていくところを背景から流すというヤツ。

これ、元々は狙っていたというよりも、2020年10月のSGTが、流行病の関係で座席指定だったこともあり、変に移動することが出来なかったため、2コーナー立ち上がりを狙う場所から仕方なく狙ったというのが事の始まり。
K-tunesのヤツを見てもらったら分かる通り、ちょうど夕方向きになると夕陽があたる感じになるので、レースの時間帯にもよりますが、夕方とかレース終盤に狙うのはアリだと思います。
ちなみに、ポジション取りはアレコレ試しているところではありますが、案外、先の2コーナー狙いと同じ場所からでも十分狙える感じはします。ただ、一人だけ逆向きを狙う感じになるので、その点はちょっと恥ずかしさはありますが…。
3.3コーナー(カメラマンエリア)
2コーナーから加速をしてきて、いわゆるS字の1つ目にあたる3コーナー。

座席的には、C席とD席の間で、F1なんかではカメラマンエリアになる場所。なので、案外ここも撮影できるポイントです。
①フェンスの上から狙う

まずはオーソドックスなパターンは、フェンスの上から狙うというもの。つい最近までは、3コーナーを狙うのはそういうものだと思っていたぐらいド定番な狙い方です。
他のS字のコーナーと比べると、フロントとサイドをいいバランスで撮影出来るので、これぐらいの方が好きだという人も多いかもしれません。
②フェンスにかぶりつく

一方で2024年あたりから増えているのが、フェンスにかぶりついて、フェンス越しで狙うというスタイル。というのも、先の2コーナーでもあったとおり、コース寄りの最前列のフェンスが黒く塗られたことから、以前よりもフェンス越しの敷居が圧倒的に低くなったんですよね。
しかも、最近ではこのASURA S字コーナーのネーミングライツが付けられたことにより、ASURAのロゴが記載され、それを背景に流すことも可能です。
4.4コーナー(D席)
鈴鹿で「4コーナー」という表現はあまりされませんが、S字の2つ目になります。とはいえ、ちょっと地味な場所ではあるかな。以前はあまり人気がある場所ではなかったのですが、最近はS字トンネルが通れるようになったことで、お客さんの数は明らかに増えています。
①3コーナー立ち上がりを狙う
電柱よりも3コーナー側で狙う

D席の一番4コーナー寄りだと、4コーナーを狙うというよりも望遠レンズを使って3コーナーの飛び込みや立ち上がりを狙うことが出来ます。また人によっては、ここのフェンスにかぶりついて、フェンス越しで狙う人もいます(ちなみに、ここのフェンスも2024年に黒く塗られてます)。
個人的には、4コーナー自体を狙うというのもいいのですが、3コーナーの立ち上がりから背後のマシンを入れるというのが案外いいような気がします。何というか、岡山がホームコースの私にとって、この構図が結構斬新なんですよね(岡山は左右反対の構図ばかりなので…)。
結構望遠が必要になる場所ではありますが、思っているよりもスローシャッターでも狙える印象がある場所です。
②4コーナーのクリップを狙う

C席からちょうど4コーナーのスタンドの中央あたりから4コーナーのクリップを狙えます。ただ、あまり下段に降りると、フェンスに見切れてしまうので中段よりも上じゃないとダメでしょうね。

4コーナーの一番5コーナー側という場所も意外と狙えます。何より、ここはライバル不在です。
Exifを見てもらったら分かる通り、最近の作品が無いです。はい、それだけ最近は狙ってないってことです。ぶっちゃけ、4コーナーってあえて狙うって感じじゃないかなってのが私の見解です。それなら、その時間で他の場所で狙いたい気分です。
③フェンス越しで狙う

先の写真にも写り込んでいましたが、この4コーナースタンドのフェンス越しに狙うというカメラマンは結構います。

もちろん狙えるのですが、正直、フェンスの上から狙ったものとそこまで劇的に何かが変わるという感じじゃ無いんですよね。なので、最近、私はフェンス越しでは狙ってないです。
5.5コーナー
思いっきり流し撮り
ここは、鈴鹿の中でも、流し撮りといえばまずはここでしょう!という定番スポット。私も、鈴鹿に来て間もない頃はここで狙ってましたね。

ただ、いざ狙ってみると、下過ぎるとフェンスが気になるし、上過ぎると前を通る人が気になったりして、案外、いいポジション取りが難しかったりします。オススメはギリギリ4コーナーが見えるあたり。

これが、4コーナーが見えない辺りまで来てしまうと、フェンスも重なりやすいですし、何よりも5コーナーに入ってくるマシンが見えないので、結構狙いにくいです。
なので、実は逆バンク寄りではなく、4コーナー寄りの方が撮りやすいです。あとは、今までイン側の縁石を流すことしか考えていませんでしたが、少しワイド側を使って、アウト側のイタリアンカラーのウォールを活用するという撮り方もあります。
6.6コーナー(逆バンク)
逆バンクと言えば、鈴鹿サーキットのS字セクションの中でも有名なコーナーですが、カメラマンにとっても有名なコーナーです。人に言わせれば、「アマチュアカメラマンの聖地」と呼ぶ人もいますからね。実際に、結構カメラマンがゾロゾロといるポイントです。

逆バンクは撮影スタイルが大きく2パターンあって、1つはスタンド上部でフェンスの上から狙うというスタイル。F1開催時はスタンド上段がカメラマン席になるのはそういう理由ですね。

もう1つ多いのは、スタンド下段からフェンス越しで狙うというスタイル。「アマチュアカメラマンの聖地」と言われる所以はおそらく後者の方だと思います。
ただ、フェンス越しの方が明らかに難易度が高いので、全体的にはスタンド上段派とフェンス越し派で9:1ぐらいの割合だったりします。
あと、ここの場所の奥が深いのは、思っている以上に様々な構図があるということ。また、その構図によってベストポジションが結構違うので、どの画を撮りたいかで、どこで撮るのかを考えるのがいいかも。
①フェンスの上から狙う
その多数派であるフェンスの上から狙う方法ですが、実はコーナーの何処でも撮影が出来ます。
電柱とポストの間(スピーカーの前):5コーナー立ち上がりを狙う

私がフェンス上から狙う時に、一番5コーナー寄りなのがこの場所。ちょうど電柱とポストの間、スピーカーの前あたりです(座席的にはAFブロックの一番5コーナー寄り)。個人的には、ここ最近の「逆バンク」となるとココが基本となっています。
ここのいいところは、5コーナー立ち上がりを狙う構図で、背後に5コーナーに侵入してくるマシンを入れることが出来ます。ここだけ見ると、一瞬、「これ、鈴鹿ですか?」って思ってしまいますからね。それなのに、広めに狙えば混戦も取れるし、寄っても狙える。ホント、ここは一石三鳥ぐらいな場所です。
7コーナー寄り

同じ逆バンクのスタンドでも、7コーナー寄りに移動してくると、狙える角度が微妙に変わってきます。
この場所って、2022年のS耐の時にかなり久しぶりに狙ったのですが、ここからの5コーナー立ち上がりの流し撮りはなかなかシビれます。さらに、最近では逆バンクへの飛び込みを狙う構図もこの辺りで狙っていたりします。
②撮影窓から狙う
はい、鈴鹿の逆バンクが「アマチュアカメラマンの聖地」と言われる所以がここですね。

このポストよりも少しダンロップ寄りのポイント。実は、逆バンクって手前と奥の2重のフェンスになっているのですが、この部分だけ、鈴鹿には珍しい撮影窓があるんです。なので、手前のフェンスさえどうにかすれば、奥のフェンスは気にならないってことなんです。

あと、なかなか撮影する体勢が苦しいので、椅子など何かしら座るものが合った方が撮影が楽になると思います。
このポイントは、低い位置でマシンが狙えるというのはもちろんのこと、上手くいけば、背景に白子の街並みを入れることが出来るのもカメラマンの聖地と言われる所以だと思いますね。
実際に撮影してみると分かりますが、プロカメラマンなら手前で狙えるので街並みを入れることが出来るのですが、スタンド最前列ではなかなか厳しいです。なので、結構引いて狙わないと入らないです。
ポスト寄りの撮影窓

もうちょっとポストに近いところへ移動します。実はこちら側にも撮影窓があります。
見て頂くと分る通り、ここはここで悪くはないのですが、背後のマシンを絡めると否応でもこういう構図になっちゃいます。そう思うと、やはり先の方の撮影窓の方が良さそう。
フェンス越しで狙う
撮影窓があるポイントで狙いたいのはやまやまなのですが、実はあのポイントで撮影出来るのは、1箇所あたり3名×2箇所ぐらいなんですよね。しかも、ビッグレースほどカメラマンも集中するので、なかなかタイミングが良くないと狙えないのが実情です。

なので、実際には撮影窓は無視をして、なんとかしてフェンス越しで狙っているというのが本音です。とはいえ、ここのエリアってコースサイドと客席の前の二重フェンスなので、思いのほか厄介です。ただ、この辺りも、2024年に最前列のフェンスが黒く塗られたので、だいぶんフェンス越しがやりやすくなった印象です。

そこで大切になるのが、実は影です。岡山国際でフェンス越し狙いをしていると当たり前なことではあるのですが、コース上に直射日光が当たる一方で、フェンスに影が落ちていると、案外フェンスの存在を気にせずに狙えるというメリットがあるんです。
しかも、逆バンクって、スタンドの奥側に大きな看板があり、しかもこれが南東方向に設置されているので、午後のレースのタイミングでその影がフェンスに落ちてくるんです(もちろん、季節によって時間帯が異なりますが…)。
むしろ、こちらの方が構図を選ぶバリエーションは多いので、背景に街を入れることはこの方が簡単かもしれません。最近はあまり撮影窓寄りの方ではなく、7コーナー寄りの方で縁石を「つ」の字になるようなイメージで狙うことが多いです。
7.デグナー(エクストラビューエリア)
撮影ポイントってあるの?と思いがちなデグナーなのですが、実は知る人ぞ知るスポットでもあります。
と言っても、自分自身もまだここで撮影をしたことがありません(笑)。ただ、いつかは撮影してみたいなぁというのも込めて、記載しておきます。何でも、「エクストラビューエリア」というらしいです。
また、詳しくは、こちらのページが作例もあって、よく分ると思います。そちらの情報によると、デグナー1つ目の出口をアップで狙おうと思うと、撮影時で1,000mm相当で、さらにトリミングして1,400mm換算ぐらいになるとのこと。
これをSONY機で考えると、200600Gの600mm+1.4倍テレコンで840mm、さらにAPS-Cクロップだと1,260mm…ってことは、狙えなくは無さそうですね…。
7-2.立体交差
鈴鹿独特のコースレイアウトといえば、8の字になっているということ。これにより、立体交差という珍しい構造になっています。
Gスタンドから狙う
この立体交差部分は、一様Gスタンドから狙うことが出来ます。

Gスタンドというとピンと来ないかもしれませんが、130RのところにL字状にあるスタンド席のこと。図のように、130R側と立体交差側の2つで作られていますが、普通にヘアピンに向かう通路を歩いていると、立体交差側のスタンドは見えないので意外と知らない人も多いかも。

結構普通に立派なスタンド席があります。

但し、ここの決定的な欠点は、この電線が邪魔という点。コレが無ければもう少しまともに狙える気がするのですが…

もしかしたら、探せばオイシイ場所が見つかるのかもしれませんが、なかなかシンドイです。
8-1.ヘアピン手前(100R)
ヘアピンじゃなくてヘアピン「手前」なの?と思うかもしれませんが、デグナーを立ち上がってから、立体交差を過ぎてヘアピンまでの間にある100Rのことです。

ただ、この100Rって最寄りのスタンドとかも無いので、狙うとすればヘアピン正面のカメラマンエリアの部分から超望遠で狙う必要があります。
どうしても無理をして狙う構図かと言われるとそうでもないかもしれませんが、個人的には結構気に入っています。特に、SEL200600Gを手にしてからは格段に狙いやすくなりました。

ちなみに、いつもは先の写真のように、割とIスタンド寄りのDUNLOP看板がギリギリ邪魔にならないポジションで狙うことがほとんどなのですが、このポストの裏から狙うのもいいかもしれません。
しかも、こちらのページのこの写真とかを参考にする限り、下の方で狙ったり、場合によってはポストのところにある窓を使えば、結構低い視線で狙うことも出来るようなので、今度チャレンジしてみたいとは思っています。
あとは、本当のヘアピン手前のブレキングをするところで流すというのもアリです。ちょっと背景が短調だけどね。
8-2.ヘアピン
ここも、鈴鹿サーキットの中では有名なコーナーですよね。たぶん、一般的には一番有名なんじゃないかな?

実はカメラマン的にも、先の逆バンクと並んでここが人気があります。
①正面からフェンス越しで狙う

ヘアピンというとスタンド席のイメージが強いかもしれませんが、この正面のところからフェンス越しで狙うという作戦もあります。

実際、結構多くのカメラマンがこのフェンス越しをチャレンジしておられます。
私は、この2020年12月のSF最終戦の時しかここで撮影したことが無いのですが、あまり望遠が必要無いということもあって、結構フェンスの映り込みが気になってしまいます。なので、もう少し曇天の日に狙うか、70-200mm F2.8に1.4倍テレコン装着で、280mm F4ぐらいで狙ったらどうかな…ってところでしょうか。
②Iスタンド前面から狙う

その理由はいくつかあるのですが、大きいのはやっぱりここですよね。ヘアピンにあるIスタンドの前にもう一段低いスペースがあるのですが…

ここが、フェンスが他と比べても低くて、立って撮影するとフェンスが全く気になりません。それでいて、この距離ですから。なのでレース中はここにビッシリとカメラマンが並びます。

また、ところどころにこういった撮影窓が用意されていたりします。なので、ここから狙うとさらに低いアングルから狙うことが出来ます。まあ、フェンスの上からでも十分いい写真撮れますけどね。
タイミングが合えば、背後のマシンと絡めて狙うと言うことも可能です。
あと、ここでいつも思うのは、どちらに傾けるかなという問題。もちろん、どちらも狙える場所ではあるのですが、本来の傾斜でいけば、右上げが正しいのでしょうが、こうしてみると個人的には右下げで撮っていることが多いようです。
横に流すというというのもあり
また、あえて横に流すというのも案外簡単にできます。ただ、横に流す場合は、望遠レンズだと入りきらないケースもあるので、普通にI席のスタンドに座って狙った方が簡単に撮れるかもしれません。
③Iスタンド奥のカメラマンエリアから狙う
ヘアピンの撮影=スタンド前面というのが定番ですが、実は、Iスタンドよりスプーン側にあるカメラマンエリアからも狙うことが出来ます。

実は、以前からここから狙えるのかな?とは思っていたのですが、流行病全盛期の頃に、Iスタンド前方の立入が禁止されていた時があり、その時に何人かのカメラマンがここで撮影しているのをTV中継で目にしていて、「やっぱりここでも撮れるのか!」って気づいた訳です。
まあ、I席前面エリアの延長線上なので撮れる画としてはそんなに変わりませんが、混雑時はこちらで狙うのもアリじゃないでしょうか。私はフェンスの上から狙いましたが、あえてフェンスかぶりつくのもいいと思いますし、一箇所だけ確か穴が開いていたと思います。
9.スプーン
スプーンもわりと有名なコーナー。ただ、現地に行ったことがある人はご存じだと思いますが、スプーンと言えば、鈴鹿サーキットの中でもへき地のへき地。行くには、相当の勇気と覚悟が必要です。

一時期は、パドックパスを持っていたら、パドックからスプーン行きのバスが走っていましたが、最近はどうなのかな?
また、2020年10月のSGTでは、流行病の関係で東コースの多くが指定席になった一方で、スプーンは自由席だったということで、逆にカメラマンが集結をしてきたという珍事もありましたね。
私自身、2017年の鈴鹿1000km(この時はパドックからのバスを利用)に一度訪れて、それ以来ご無沙汰していましたが、2020年10月のSGT戦で本格的に撮影にチャレンジをしたという感じ。なので、スポットや構図を含めて、私自身まだまだ未開拓なエリアが多い場所なので、今後、アレコレチャレンジしたいなと思っている場所です。
①スプーンへの飛び込み

スプーン手前のちょっとした直線っぽい区間です。ここは、U字溝を逆さにしたやつがあるので、ここに座って撮影出来るのが地味にありがたいです。
ココだからこそという特別感はないですが、フェンスもほとんど気にならないので撮りやすいと思います。ただ、手前の200Rがブラインドになってしまうので、急に飛び出すような形になって、逆に撮りにくいという側面もあります。
むしろ、スプーン脱出のところを横から流すという構図の方が案外いいかも。この画は、スプーン2個目の立ち上がりを狙った感じですが、スプーン1個目の飛び込みをリヤで流すとか、1個目の立ち上がりを流した方がいい画が撮れるかも。
②スプーン1つ目手前

ここは、スプーン1つ目のところのちょっとした下り坂になっている部分の中腹あたりです。
ここの方が、少し前寄りで狙えるので、意外といい感じに撮れます。また、出来るだけシャッターを我慢して、曲がり始めたあたりで狙った方が前面と側面のバランスは良いかも。
③スプーン1つ目の撮影窓
スプーンの名所といえばここでしょうね。

スプーン1つ目の真正面にある撮影窓です。高さ的に手前のフェンスは無視出来るので、私もこんなに撮りやすい撮影窓だとは思いませんでした。
許容人数はそんなに多くないので、場所の確保は大変かもしれませんが、せっかくスプーンまで行ったら是非狙いたいポイントですね。
あと、この時は試せていないですが、この撮影窓の後方の通路部分からでもそれっぽくは狙えるんじゃないのかな?って思ったりしています。
④スプーン1つ目
電柱の左側

スプーン1つ目で狙う場合、ちょうどいいところに電柱があるので、これの左右どちらから狙うのかが1つポイントになります。
普通にスプーンでのコーナリングを狙うとこんな感じ。なんか不用意にスローシャッターで撮っちゃっていますが、ここも望遠は要りますが、比較的撮りやすいです。
あえて200Rの立ち上がりを狙う
同じ場所から、あえて奥の200Rからの立ち上がりを狙うという荒技も出来なくはないです。
とはいえ、なかなか厳しい焦点距離なんですけどね。それでも、唯一無二な感じはあると思います。正直、この写真だけ見たら、鈴鹿だって思わないですし。
電柱の右側

逆に、電柱の右側から狙うとこんな感じ。
っていうか、この写真を見ても分かりますが、もうちょっとフェンスギリギリの位置まで前進しちゃっていいと思います。たぶん、右下の人のところまでは行けそう。というのも、この写真って、2017年の鈴鹿1000kmでのものなのですが、この時って暑さやら何やらであんまり集中して撮れてないんですよね💦

もうちょっと奥に…
案外いいですね。そして、ここまで来ると、スプーン1つ目のクリッピング側を狙うのか、アウト側を狙うのかというバリエーションも増えます。
あえてフェンス越しで狙う
これまでスプーン=フェンスの上から狙うという固定概念があったのですが、2023年に気づいたのが、スプーンでのフェンス越し。

正直、この考え方を知ったときには驚きました。まあ、そもそも鈴鹿でフェンス越しというイメージがそこまで無かったですからね。
それなりの焦点距離が必要というのもあるので、思っていたよりもフェンスが目立たない印象です。
②スプーン2つ目

続いてスプーン2つ目。
構図としては、先程のスプーン1つ目とあんまり変わらないですね。ってなると、正直スプーン1つ目からここまで来る理由ってのは少ないかも。
むしろ、最近ではスプーン1つ目への飛び込みを流すという手法の方が多く狙っている印象です。
バックストレート
続いてはバックストレート。

え?、バックストレートって撮影出来るの!?って思う方も多いと思いますが、私もつい最近まではそう思っていました。ただ、いわゆるGスタンドのところから流し撮りで狙う事が出来ます。
まだ、この2023年のPCCJの1回しか狙ったことがないのですが、西ストレートに止まっている車がキラキラと反射しているタイミングに狙ったりすると面白い感じの流し撮りが狙えるそうです。
10.130R

130Rとしていますが、実際は130Rからの立ち上がりという感じです。
何回か撮影したことがありますが、正直、ここで狙うメリットをあまり感じることが出来ません。
11.シケイン立ち上がり
①Q1スタンドから狙う
ヘアピンの最寄りにあるのがQスタンド。

このQスタンドはQ1とQ2に分かれていて、ヘアピンの最寄りにあるのがQスタンド。Q1が普通の下の席で、Q2がスタンド状になっている2階席。レースによっては別途チケットが必要で、SGTだとQ2は指定席、Q1はエリア券が必要だったりします。

で、私が過去に狙ったことがあるのは、Q1スタンド。Q1スタンドの一番グランドスタンド側からだと、ギリギリフェンスの上から狙えます。
正直、この2016年の鈴鹿1000kmの時の一度しかここで撮影したことがないので、最近行くと、また印象が変わるかも知れませんが、ちょっと構図として面白みが無いかもな…。
ちなみに、このQ1スタンドは最もシケイン寄りの場所からフェンス越しで狙うという荒技もあるそうです。
Rスタンドから狙う

以前はこんなところからフェンスの上で狙おうという考えはあんまり無かったのですが、超望遠レンズが出てくると可能性が出てきます。
①フェンスの上から狙う
840mm×APS-Cクロップなので、換算1,260mmは相当な焦点距離です。あとは、後続車を絡めたいと思うなら、決勝レース中に狙うべきですね(この写真の時は予選での撮影だったので…)。
ちなみに、ここは朝は順光なので、朝でも狙える場所としては結構貴重かも(でもそうなると決勝じゃないよね…)。
②フェンス越しで狙う
実は結構知る人ぞ知るポイントです。

ちょうど、Rスタンドの隅っこみたいな所です。ここも逆バンク同様に2重フェンスなので、なかなかハードルが高いです。
ただ、このヘアピン立ち上がりの構図は、ここでしか狙えない構図だと思います。本当はもう少しアンダーにした方がごまかせるかもしれませんね。あとは、晴天時よりは曇天の日の方が狙いやすいかもしれません。
12.激感エリア(2コーナーイン側)
最後にある意味、番外編ですね。言わずと知れた激感エリアですね。

厳密に言えば、鈴鹿の場合、最終コーナー・2コーナー・S字の3箇所の激感エリアがあるのですが、写真撮影を考えた場合、まともに行えるのは、この2コーナーぐらいだと思いますね。

最近はU字溝が逆さまになっておいてあったりするので、背後の人でも以前よりは撮影しやすくなってます。
あれこれ撮影をして、一番落ち着くのは、何気に2コーナーの立ち上がりで背景にイタリアンカラーの壁を入れた構図ですね。
2コーナーの侵入を流すという作戦もあり
あとは、2コーナーに侵入する手前の外側の縁石部分で狙うというのもありです。ただ、ここはここで、手前にガードレールが入ってしまいがちなので、構図には少し気をつけた方がいいと思います。