S耐 スーパー耐久シリーズ 2025 第6戦
in 岡山国際サーキット Day.2 (2025.10.26)

岡山国際サーキット S耐

 8月末のSUPER GT鈴鹿戦から3週間間隔で続いていた秋のモータースポーツ4戦の最後は、S耐岡山戦。数年前まではS耐最終戦という位置づけでしたが、最近は富士で最終戦を行うようになりましたが、私にとっては、近年このS耐岡山戦が最終戦という感じになっています。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編

Day.2

[5:29]鳥取市内出発-[6:48]サーキット到着

 2日目の朝は4時過ぎに起床。全体的に1日目よりも30分程早いイメージで、鳥取市内を5時半頃に出発をして、サーキットに到着をしたのが7時前

 サーキットまで車を走らせながら、思っていたよりも雨が降らなかったので、「もしかしてもしかするのかな…」とか淡い期待をしたものの、ちょうど到着をするタイミングでポツポツと雨が降り始め、到着して間もなくしっかりと雨が降り始めます

 さすがに、傘を挿さずにはいられないような振り方で、これだと荷物準備も億劫になる振り方。それでも、7時半を過ぎる頃から若干落ち着くかなというレーダーの様子だったので、7:36に駐車場を離れます。

 6分程でピット入り口前までやってきますが、思っていたよりもお客さん集まってるな…。

 何とかこの時間を乗り切ればどうにかなるか…と思いつつ、一番雨が落ち着いていたのはこのグリッドを待っている時間だったかもな。

[8:00-]Gr.2決勝レースグリッド

 8時になり、まずはGr.2の決勝レースのグリッドへ。この朝の早さがなんともS耐って感じすらします。

 実際に、グリッドに入れたのは8:06過ぎ。こういう天候だと、ギリギリまでピットレーン通過する車両もあったりするから、ちょっと時間かかるんだよな💦。

 例のごとく、後方グリッドから前方に進んでいく作戦で挑みます。S耐だとどうしても冒頭は記念撮影をしたり、あとはS耐TVの中継が前方から来るのでそれとバッティングしないようにしないといけないからな…。

 雨が止みそうで止まない、パラパラと霧雨が続く感じ。S耐岡山戦って、土曜PWが無いので、このグリッドでの撮影が初めてのまともなRA撮影。なので、めぼしい人を撮影していくという感じよりも、とりあえず撮れる人はみんな撮影をしていく感じになってしまう。なので、時間がありそうであんまり無いんだよな。といいながら、実はピットウォークよりもグリッドの方が明らかに撮影しやすかったりするんだよね。

 それでも、今年は初夏に富士24Hに参加しているおかげで、ある程度アンバサダーさんのチームと顔は雰囲気で覚えているので、そういった面では今年はラッキーだな。一方で、ST-4クラスが今回の岡山戦はお休みなので、そこそこいないチームがあるし、SHADEとかはいつもはGr.2とGr.1の両方にいるから撮りやすいのに、今回はGr.2には不在だもんな…。

 一番前方までいくとSwishが撮影対応していたけど、もうちょっと時間が無さ過ぎるので断念。毎度のこと、Swishをガッツリ撮る余裕無いっすわ。

 それでも、さかいさん前田さんもしっかり撮影。もうこの辺りだけでも満足感高いんですけどね。白崎さんも個人的にはお気に入りの方。

 スタート5分前になり、グリッドから退避。この時点でもう国歌が流れる展開は昨年も同じだったような気がするけど、S耐って割とギリギリまでいさせてくれるイメージ。ちなみに、この段階でホームストレート上のライトパネルには「SAFETY CAR DEPLOYED」の表示。そうか、SC先導で始まるのか…

 今回、雨模様ということもあったし、荷物も最小限にしたかったのもあって、必要最小限の荷物しか持参してなかったので、一度駐車場に戻って、マシン撮影機材にチェンジ。グリッドから駐車場まで8分ほどで、ちょうどヘアピンに戻ったあたりでSC先導の車両が隊列もヘアピンにさしかかる感じでした。

Gr.2決勝

[8:49-]ヘアピン横フェンス越しA8

 ほとんど雨も止み、レーダーを見ても雨は何とかなりそうな感じだったので、ポンチョを脱いで、いつも通りの装備でまず向かったのはヘアピン横のフェンス越しポイント

 とりあえず、冒頭の1時間ちょっとはCパドック内を次々と回っていくスタイルに。そう考えると、まずはこの定番スポットから始めるというのが、腕ならし的にもちょうどいいんだよね。

 定番ショットだけど、我ながら構図・角度的にもバッチリじゃないかな。Cパドック内ということもあり、この時間帯はテレコンを外していたのも良かったのかな。

[8:59-]バックストレート流し撮り

 続いて向かったのは、リボルバーの上のスポット

 ここから狙うは、バックストレートの流し撮り。本当は定番のヘアピンかぶりつきを狙おうと思ったんだけど、このタイミングはカメラマンが多かったので、まずはここで時間調整といった感じ。

 いつもなら、マシンを上側に入れることが多い気もするけど、今回は下側に入れてみた。この時間帯はまだ水しぶきが上がるタイミングだったので、この構図的には良かったかな。

 ちょっと思い切って600mmまで寄るとこんな感じ。ちなみに、このバックストレートって通常のラインが奥側、譲るラインが手前側なのですが、やたらと手前側のラインを走るマシンが多くて、「ん!?」と思ったのですが、おそらくもうこの段階から路面が乾き始めていて、レインタイヤの関係で水量が多いオフラインを走っていたんだな

[9:05-]ヘアピンフェンス越し上

 続いては、ヘアピンかぶりつきのフェンス越しスポット

 ただ、下の方はどうにもカメラマンが途切れそうになかったので、あえて一番上から狙います。まあ、S耐はGr.2とGr.1があるから、Gr.1の時に下から狙えたらいいかな。

 ただ、やはり上から狙うと、ヘアピン独特の下から上がってくる感があんまり無いんですよね。なので、そこはあまり狙わずに普通に立ち上がり気味に狙った方がいい。

 ということで、それならとDUNLOPガードレールを背景にちょっと流し撮りっぽく狙ったけど、思いのほかシャッター速度速すぎたかな…。まあ、Gr.2だしな…。

[9:20-]リボルバー流し撮り

 続いては、下に降りてきて、定番のリボルバーでの流し撮り

 ここは土曜朝にN-ONEでも来ているので、感覚はしっかりと取り戻しているつもり。

 Gr.2を狙っていて難しいのは、車体のサイズ(特に長さ)が結構差が大きいこと。FITやロードスターばっかりならもっと寄ればいいんだけど、RC350やシビックとかがいるとそうもいかないんですよね。

 左上げ構図といえばパイパーの流し撮りなんだけど、個人的には最近リボルバーでこの構図を狙うのが好きだったりします。ただ、これを狙うと、久しぶりにフェンス越しで狙いたくなるな…。

[9:30-]リボルバー立ち上がり

 次にやってきたのは、Cパドックスタンド

 ここからリボルバーの立ち上がりを狙っていきます。本当なら座って狙いたいところではありますが、日差しもなく座席は濡れたままなので、仕方なく立ったまま狙います。

 ここはどうしてもアウト側がグラベルなのでちょっと流してる感じが出ないのがもったいないんだよな…。それにしても、今回の岡山戦は富士24Hで一度撮影をしている分、マシンに関してもある程度区別が付くのがありがたかったのですが、KTMSの車両のカラーリングがガラッと変わっていて、ちょっとビックリしました。

[9:38-]パイパーイン側流し撮り

 続いては、こちらも定番のパイパーイン側

 リボルバーと双璧を担う流し撮りスポットなので、どっちかでいいような気もするけど、何となくいつも両方で狙ってしまうんだよな。

 パイパーはリボルバー方向が見えないから追うタイミングがやや難しいけど、Gr.2はまだエンジン音が静かな方だから聞き取りやすいし、車速が遅い分気づいてからでも追いかけやすいからわりと狙いやすい。

 やっぱり、パイパーは左上げ構図が似合うな。

[9:48-]レッドマンイン側流し撮り

 そして、ちょうど1時間ぐらい経過したタイミングでCパドック最後にやってきたのは、レッドマンのイン側

 数年前までは、通常では狙わない撮影スポットだったのに、ここ最近は必ずといっていいほど立ち寄る場所になっちゃったよな…。しかも、SEL200600Gで狙えることが分かってからは、なおさらここで狙いやすくなったからな。

 若干フェンス越し感がバレるといえばバレるけど、これぐらいならギリセーフだよな。ハイキー

 ちょっと立ち位置と角度を変えて、左上げ構図へ。

 いやいや我ながらいいっすね。こうしてみると、もうちょっとシャッター速度落としても良かったけど、ちょっと歩留まりを考えて安全パイにしちゃった感じです。

[10:09-]マイクナイトフェンス越しC5

 Cパドックでの撮影に一区切りをつけて、やってきたのはマイクナイト

 もはや定番のフェンス越しスポットですが、テレコンを付ける前にここでフェンス越しを狙ってしまいたかったんだよな。たぶん、太陽も期待出来ないだろうし。

 立ち上がり気味を狙おうとすると、実は600mmも要らなかったりするんだよな。でもまあこれだけ撮れればいいんじゃないかな。

[10:26-]最終コーナー撮影窓C1

 次にやってきたのは、最終コーナーの撮影窓C1

 私の中では十八番の1つですが、本来なら逆光気味になるからあまり適さない時間帯なのですが、まあこの天候ならギリイケるかな。

 最近、ここで狙うのはやや立ち上がり気味で、背景の縁石が綺麗に「つの字」になるような感じで狙うショット。無難に1/125sにしたけど、もうちょっとシャッター速度落としても良かったかも。まあ、それでもシンプル・ザ・ベストって感じでなかなかいい構図

[10:40-]マイクナイトフェンス越しA1

 Gr.2に最後に狙ったのは、再びマイクナイトに戻っての一番右側に位置するフェンス越しポイント

 何となく、その後の移動やらを考えたら、まあ少しずつ戻ってくるのがベストかなって思ったんですよね。

 この車両が連なる感じは唯一無二だよな。特に難しい場所でもないんだけどな。

 ちょっと時間に余裕があったので、飛び込みも狙ってみた。これもちょっと無難なシャッター速度の落ち着いちゃったかな。やっぱり、あんまり時間に余裕が無いと、歩留まり優先で安全パイを狙っちゃうよな…。

 それにしても、気づいたら222号車がなんとも痛々しい状態になってたな。そして、やっぱり何だかんだでガムテープ最強説健在です。

[10:50-]コースサイドガーデンに戻って昼食

 10:50になり、まだGr.2の走行は40分程あるのですが、ここでマシン撮影を切り上げます。というのも、このピットウォークまでの時間に昼食を食べてしまわないと、あとの段取りに影響してくるんですよね。

 一度車に戻り、Gr.2のグリッドの時のように荷物を最小限に減らして、パドックへ。

 この段階で11:08、まだピットウォーク開始まで35分程あるのですがもう結構並んじゃってるな

 そして、いつもの通り焦って昼食の弁当をほおばります。毎度のこと、日曜の昼食はゆっくり食べる余裕無いです。

 急いで食べ終わり、まあ念のため…と外に出てきたらもうコースサイドガーデンの入口のところに最後尾の看板が来てました。去年だと、同じ時間でももう少し前だったんだけどな…。

[11:45-]ピットウォーク

 ということで、20分前の11:25にはピットウォーク隊列に並びます。驚くことに数分後には、隊列がコースサイドガーデンの出入り口のところからパイパー方向に折れて隊列を伸ばしていました。しかも、この時にはもうピットウォークパスを持っている人が普通に入ってきてました

 11:45には予定通りピットウォークスタート。こちらも例のごとく、奥側のピットから攻めてくるスタイルです。

 いつも思うのですが、なんでここ近年、S耐岡山戦では土曜日のピットウォーク無しで日曜日の1回だけなんでしょうね?。タイムスケジュール的には全然出来るハズなのに…。こうも何年か続いているせいか、一部のカメラマンからは「サーキット側が許してない」みたいな話も漏れ聞こえてきますが、むしろ土曜のピットウォークやった方が、ピットウォークパスが売れるからサーキット収益的にはいいと思うんだけどな…。真意はよく分かりません。

 で、この日曜日のピットウォークしかないから、特にカメラマンは四苦八苦。もうこういう選手も絡めたショットでこなしていかないととても時間が足りません。

 しかも、奥側(最終コーナー側)のピットは下位チームが多いし、まだ余裕があるのですが、手前側(1コーナー側)に来るほど上位チーム・有名チームが多くなるので、どんどん混雑していく。そういった面では、案外ピットウォークよりもグリッドの方が撮影しやすいぐらい

 ただ、思ったよりもフレエンところは撮影しやすかった方かな。いつもなら、相当並ばないと撮れない印象だし、特に花乃衣さんとか今年で卒業だからなおさら…と思ったけど、そうでもなかった。

 2号車のところも、いつも撮れない感じだけど、今回は偶然にも2ショットで視線もらうことが出来た。まあ、逆に言えば個人ごとでは撮れなかったんだけど💦

 だいぶん追い出しが進みはじめ、それでも最後にRoucielと坂本さんのところに行ったのですが、ここで視線を貰おうとしていたタイミングで、完全に追い出しを促されてアウト。

 なので、結局、raffineeとかROOKIEとかは全然撮れてないです。

[12:55-]Gr.1グリッドウォーク

 そして、そのままピットウォーク終わりでグリッドの隊列に並びます

 この辺りでどうなんだ?という感じもしますが…

 案外、圧縮をかけたら前から数列で収まります。実際、グリッドは隊列が動き出してから、ピットレーン中央で待たされるので、後ろでも問題無いと思うんだよな。そういう意味では、ピットウォーク終わりでコースサイドガーデンで弁当食べて、グリッド隊列の最後尾に並ぶという作戦もアリと言えばアリなのかも…。

 Gr.1のグリッドも、もちろん後方側から前列に向けて徐々に移動していきます。

 Gr.1のグリッドはピットウォーク後ということもあり、それまでの撮果が分かっているので、raffineeは撮らないと!と意気込んでいきましたが、撮れた方は撮れたけど、ダメな方はダメだったな…。写真は森谷さんですが、日南さん・央川さん・林さんの4人は撮れたけど、あとの4人はダメだった💦。そして、何気に今年グリッドで河村さんをよく撮らせてもらってる気もするけど、やっぱり今回は引地さんだよね。彼女に必死だった影響で、織田さんを完全に撮り逃しちゃいました。

 raffineeとは対照的に、何だかんだで撮りやすいフレエン。これは過去からしてもそうで、案外フレエンってグリッドでサクサク撮れるイメージがあるし、実際、林さん以外の5人はキチンと撮影出来たもんな。そして、あとここは花乃衣さんだよな。彼女も今回でおそらく最後になっちゃうだろうから、否応でも撮りたかったんだよな。

 一番最前列までやってきたときには、まだ残り5分少々ある感じ。Swishの3人がそれぞれ対応をしていて、頑張れば3人とも撮れたのかもしれなかったけど、時間も無かったので菊池さんだけで妥協しました。

 あとは、やっぱり何だかんだで村上さんに落ち着いちゃうな。埼玉GreenBraveって、有栖さんといい、私好みのアンバサダーさんを選んでくるんだよな。

 最後、なかなか撮れなかった佐々木さんを追ってたけど、結局ダメでした。ここでタイムアウトになり、グリッドを後にしました。

Gr.1決勝レース

[13:45-]ヘアピンフェンス越し下

 Gr.2の時と同じように、最小限の機材だけで挑んでいたので、一度ヘアピン横の駐車場にまで戻り、機材をチェンジをして、まずは向かったのは定番のヘアピンかぶりつきのポイント

 Gr.2の時がカメラマンが多くて一番下のポジションから狙うことが出来なかったので、カメラマンがまだ少ないのをいいことに狙い撃ちで来ました。

 何となく、午前中の名残からやや立ち上がり気味に狙いますが、ちょっとここで狙う構図ではないよね。途中で、周囲のカメラマンとシャッター音のタイミングが違うことにハッとなりました。

 ということで、やっぱりヘアピン下から狙うなら、この這い上がってくるような形のタイミングで狙うのがセオリーだよな。ちなみに、このタイミングから何だか19号車がちょっと変な感じがしたんだよな…。

[13:55-]リボルバー流し撮り

 続いては、午前中とも同じような流れでリボルバーでの流し撮り

 今思えば、やっぱり久しぶりにフェンス越しで狙ってみても良かったかなぁ…。

 リボルバーといえば、まあ定番の左下げ構図。

 最近、お得意のリボルバーでの左上げ構図だけど、やっぱりいいな…。太陽もピーカン過ぎず、光が柔らかいのもいいところ。

[14:07-]リボルバー立ち上がり

 次も午前中と同じ展開のリボルバーの立ち上がり

 ただ、さすがに午前中と全く同じ構図だとそれはそれで味気ないので、ちょっと構図を変えてみることに。

 う~ん、まあどうなんだ?という感じの構図だけど、まあバリエーションの1つとしては悪くないかな。とはいえ、積極的に狙う感じではないかな…

[14:13-]2コーナー流し撮り

 ということで、ちょっと午前中と違う構図を狙いたいと思って、やってきたのはリボルバーの上

 スタンド席のカラーリングも変わったから、2コーナーを広く流したいなぁと思ったのですが、Cパドックスタンド席だとちょっと位置的に低い感じがしたので、わざわざ上に上がってきました。

 それぞれ見るとよく分かるのですが、狙うタイミングでちょっとどれがいいのかが難しい。マシンのフロントを入れると、2コーナースタンドAが背後に入るけど、手前のウォールがちょっとカッコ悪い

 ちょうど真横のタイミングだとスタンド席が途切れる上に、2コーナーシケインが何とも微妙…

 むしろ、ちょっとマシン的には後ろ寄りになるけど、ここまで行くと背後に2コーナースタンドBが入りつつ、手前もそう悪くない。まあ、あえて縦構図で狙うという作戦もアリなのかもしれないけどな。SGTの時みたいに、ここのフェンスに何かしらのロゴが張られるといいんだけど。

 ちょうど、ここでの撮影を終えたタイミング2コーナーのイン側に19号車がストップ。止まった瞬間を見てなかったので、止めたのか、スピンでもしたのか分からないけど、ここでイン側に止まるって珍しい。ここでしばらくFCYがで出ます。

[14:24-]1コーナー流し撮り

 続いて、同じように対岸狙いの流し撮りってことで、1コーナーの立ち上がりを狙います。

 この構図は、普通ならCパドックスタンドからでも狙えなくはないのですが、S耐はちょうどBRIDGESTONEのタイヤサービスのトラックがA-2パドックに止まっているので、Cパドックの縁のこの辺りからじゃないと狙えないんだよな。

 本来この構図だと、最低でも1.4倍テレコンが必要なのですが、そのためだけにテレコンを脱着するのも面倒だったので、ここは仕方なくAPS-Cクロップで代用しました。まあ、それでもこれだけ狙えていたならいい方かな。こうしてみると、もう少しスローシャッターにしたい感じだけど、これ以上落とすと歩留まりが心配だもんな…。

[14:33-]パイパーイン側流し撮り

 レーススタートからちょうど1時間が経過したようなタイミングで、やってきたのはパイパーイン側

 Gr.1はまだこの後、2時間近く撮影が続くので、排水桝のところに座って狙います。岡国は座れる時は座っておくと、疲労度が変わってくるんだよな。

 まずは左下げ構図。改めて見ると、もうちょっと寄っても狙っても良かった気がするな…

 そして左下げ構図。個人的にこの51号車って完全にノーマークだったんだけど、桜田さんがRAを務めたのもあるし、この爽やかブルーのカラーリングも珍しくて結構追っかけて撮っちゃいました。

 これって、私のようにマシン撮影もアンバサダー撮影も両方やる人はあるあるだと思うんですけど、推しとか気に入っているアンバサダーさんのチームのマシンって不思議とよく見えたり、無意識のうちに追いかけたりしてしまうんだよな…。私の場合、Dステとか埼玉とかSHADEとかZEROONEとか、チームとかには思い入れとかほとんど無いけど、なんか意識しちゃうんだよな…。

[14:44-]パイパー立ち上がり

 続いては、Cパドックからのパイパー立ち上がり

 Gr.2の時は、トイレ裏の辺りだったので、Gr.1はENKEIブリッジ寄りかなと何となく思っていたのですが、意識していた排水桝のところには先客のカメラマンさんがいたので、それよりも数m手前の位置から狙うことに。

 ここも、本当ならテレコン付けてて、もうちょっとパイパー寄りで狙いたいところだったけど、テレコン未装着だったので、逆に開き直って、スポンジバリアが切れるタイミングで狙うことに。そしたら、案外600mmがジャストでした。

[14:52-]レッドマンイン側流し撮り

 Cパドック最後にやってきたのは、Gr.1でもやはりのレッドマンのイン側

 ただ、Gr.2の時と違うのは、このためだけにSEL70200GM2を持ってきました。まあ、何となくSEL200600Gでも狙えるんだろうなとは思っていたけど、車体も大きくなるし、もう少し引き寄せて収めたいというのもあって、F値もだけど画角的にも70-200mmをチョイスした感じです。

 うっひゃ、もうこの段階で既にいい感じ。やはり、F2.8になるとほとんどフェンス気にならなくなるな。

 最近、ここで気に入っているのが、この左上げ構図。しかも、結構ガッツリと斜めに傾けてるけど、元々、レッドマンって上り勾配だし、どちらかというとイメージ的にもこんな感じだよな。

[15:16-]マイクナイトフェンス越しC6

 15時過ぎまでレッドマンで撮影をし、ここから残り1時間半をマイクナイトから最終コーナー方面の撮影へ。このタイミングで一度、ヘアピン横にある駐車場に戻って、車ごとマイクナイト外側にあるPA駐車場に移動。こうしておくと、もうCパドック方面に戻らないなら、移動距離最小限で帰路に迎えることが出来て負担が楽になるので、S耐の時はいつもこのパターンだったりします。

 で、まずは向かったのは、マイクナイトのフェンス越しポイント。ここも、Gr.2の時と同じ展開で、テレコンを装着していないうちにフェンス越しを狙いたいというのがあって、まずはここを選びました。

 正直、天候も微妙だし、どれだけ綺麗に消えてくれるかな…と思ったけど、ここまで消せたらいい方かな。今年は富士も鈴鹿もガッツリ撮影していてよく分かるけど、やっぱり何だかんだで「マイクナイト様々」です。個人的には、ここを上回る名撮影スポットはなかなか思い当たりません

もう少し手前に引きつけて…

 あと、最近のマイクナイトで意識しているのが、出来るだけ脱出気味で狙うというところ。

 そうなると、さすがに600mmだと厳しくて、500mm狙いになるのですが、その分フェンスボカし的にはちょっと不利になるけど、それをも凌駕する迫力がたまらなくいいです。

[15:36-]マイクナイトフェンス越しC7

 10分ちょっと撮影していると、結構大粒の雨が降り出し、レーダーを見てもさらにまとまった雨が降りそうだったので、一旦車に戻って雨使用にチェンジ。ただ、実際には思っていた以上に雲の動きが早かったようで、この車に戻っている時が何だかんだで一番降っていたような気がします。

 で、体制を整えて、いざまたコースサイドに戻ってきた頃にはほとんど雨は止み始めていました。しかも、今後のことも考えてこのタイミングで、1.4倍テレコンを装着していたのですが、ここでどんなもんかと再びマイクナイトへ。ただ、全く同じ場所だと面白くないだろうと、フェンス1枚分、最終コーナー寄りで狙うことに。

 もちろん、画角もフェンスの位置・角度も違うので一概には言えませんが、やっぱり1段暗くなる分、これだけアンダー目にしてもフェンス感がどうしても出ちゃいます。ここまで来ちゃうと、反射の除去(Reflection Removal)を使いたくなっちゃうよな。

[15:43-]マイクナイト撮影窓A2

 続いて向かったのは、マイクナイトの撮影窓A2

 Gr.2の時はここはスルーをしましたが、今回、いつになくここのお客さんというかカメラマンも少なかったな。まあ、ちょうど雨がパラパラ降った後で、お客さんがグランドスタンド側に流れた後ってのもあったかも。

 個人的には、ここってホッブスからの立ち上がりを狙うのもいいけど、この連なったところで、ターンインで切り込んで来たタイミングを狙うというのが個人的には好き。で、この構図を狙う時に背後のマシンの並びを考えると、正面で狙うことになるこの撮影窓Aの右側よりも、少し斜めで狙うことが出来る撮影窓Aの左側の方がベスポジだと個人的には思うんだよな。

[15:54-]最終コーナー撮影窓A1

 残り45分を切り、段々と時間が迫ってきて、このあたりからペースを上げていきます。

 ということで、やってきたのは最終コーナーの撮影窓Aの一番右側。ここも、今やだいぶん定番になってきた構図。

 ここは、構図としてはこの一択のみ。ただ、単独で狙うと味気ないので、こんな感じで連なったところを狙うというのがセオリー。

[15:59-]最終コーナー撮影窓A4

 そして、次も同じ最終コーナー撮影窓Aですが、こちらも定番の右から4枚目の窓

 ここも先程と同じで、もうこの構図一択と言ってもいい場所。個人的には先程よりもこっちの方が好きかな。

[16:04-]最終コーナー撮影窓C1

 もうこの辺りは怒濤の最終コーナー責めですが、やってきたのは撮影窓C1

 Gr.2の時にもやってきた定番スポット。ただ、今回ここで狙ってるカメラマン少なかった印象だな。遠目に見ていても、割と先客不在のタイミングが多かった印象。

 こうしてみると、ちょっと構図的に安全パイ過ぎたかな…。車格が大きいとはいえ、もう少し600mm手前ぐらいでもよかったかもな。まあ、時間も無いと、どうしても置きに行っちゃうというのはあるあるだよな。

[16:10-]最終コーナー飛び込み流し撮り

 残り20分程でやってきたのは、最終コーナーのロッジの横

 時間がないと割と狙いにくい最終コーナーの飛び込みの流し撮り。たぶん、春のSGTテスト以来かな。ただ、私の中ではめっちゃ久しぶりの印象でした。

 この構図って、他の最終コーナーの辺りの狙い方とちょっと違うので、感覚が戻ってくるのに、どうしても時間がかかってくる。この時も、撮影をしながら、「こんなんで良かったっけ?」と疑心暗鬼になりながら狙ってましたが、まあこうやって見返してみるとそれなりに狙えた方かな。

 中でも特にこの最終コーナー入ってからの構図が難しいんだよな。それにしても、51号車のフロントガラスの気泡はさすがにヤバすぎないか?。ここまで多いと運転に支障が出そうだけど…

[16:16-]最終コーナー立ち上がり

 さあ、ラスト15分でやってきたのは、定番のグラスタ手前の坂の所

 ぶっちゃけスルーをしても良かったのですが、それでも5分だけ狙うか…と立ち止まりました。

 時間も無かったので、とりあえず無難な左下げ構図をチョイス。ここで撮影しているカメラマンさんそれなりにいるけど、みんなどういう構図で狙ってるかちょっと知りたいな。

[16:21-]最終コーナーフェンス越しD20

 そして、最後ラスト10分でやってきたのは、グラスタの端っこ

 もはや、最近の決勝日の最後はここに来ないと終われないというのが、ここでのフェンス越し。タイミング悪く、ここで太陽が出始めてしまい、ぶっちゃけこれでフェンス越し出来るのか!?と思いましたが、我らが「反射の除去(Reflection Removal)」にも頼るつもりで狙ってみました。

 いずれも、反射の除去(Reflection Removal)をかけていますが、もはやヤバさを感じてしまうクオリティ。正直、こんな構図が狙えるのもここぐらいだからな。

[16:26-]最終コーナーフェンス越しD19

 最後、どうしてもちょっと太陽的に微妙かな…と思って、少し場所移動。

 本当のグラスタの端っこから、今度はAUTOBACS看板の足の右側のフェンス越しに狙います。

 もうこれでいいんじゃないかな。あえて思い切り手前に引き寄せてみたけど、この迫力は唯一無二だよな。

最後に左上げ構図も

 せっかくなので、最後に左上げ構図も狙ってみました。

 うわうわ、こりゃヤバいっすわ。特に左上げ構図は、右上を生かしやすいので、そこに後続車を入れることができるので、バトル感というか追っかけてる感が狙えるというのがいいですよね。やっぱり、これからどんどんこの反射の除去ありきの狙いというのも考えていかないといけないでしょうね。

 ということで、これで16:30を過ぎGr.1の3時間レースもようやく終了。昨年は、3時間で15箇所でしたが、今年は実質2時間45分で18箇所。まあ若干コンサバな場所選びというところもあったけど、まあこれだけ撮れればいい方かな。

 結局、この土日は1~2コーナーからモスSの方は一切撮ることが出来ずだったけど、本当はGr.2を1-2コーナー方向で…という狙い方はアリなんだろうけどな。

 ということで、私の中では今回が今年最終戦ということで、来年はここ岡山でのSGTメーカーテストとかが最初になるのかな…。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編
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